京太郎「…ん あれ、俺どうしてたんだっけ」
透華「あら、やっと目を覚ましましたわね。薬の量が多すぎたかしら」
京太郎「と、透華さん。そうだ、確か透華さんにお茶に呼ばれて…。」
透華「その前に、今の自分の状況を確かめたほうがよろしいですわよ。」
京太郎「自分の状況って……なんだこれ鎖と手錠?」ジャラ
透華「えぇ、特注のものですわ。私の持っている鍵がなければ
外れることはありえません。」
京太郎「って言うことは、まさかこれ透華さんが?」
透華「あら、察しがいいですわね。私の思いは察してくれなかったのに」
京太郎「それって、どういう…」
透華「ま、もうそんなことはどうでもいいですわね。これからあなたは
私しか見えなくなるのですから」
京太郎「透華さん。悪ふざけはやめてください」
透華「悪ふざけなどではありませんわ。あなたはここから出られることはもうありません。
でも安心してくださいまし。何もかも私がやって差し上げます。そう、全てを…」ギシィ
京太郎「い、一体何を…」(何だ、体が熱くなってきた)
透華「もうひとつの薬の方も効いてきたみたいですわね。これから京太郎が
誰のものなのか教えて差し上げますわ。時間はたっぷりあるのですから…」シュル
カンッ
最終更新:2013年11月01日 23:03