695 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 23:51:03 ID:wg4S8/+2
京「宮永先生…!彼女が、欲しいです…!」

咲「ど、どしたの京ちゃん。病院いく?付き添ってあげようか?」

京「医者なぞいらん、欲しいのは彼女だ!大体おまえ女五人に囲まれた黒一点という恵まれた環境にいる俺がこの体たらくじゃ
全国の独り者の同志のみなさんに申し訳がたたんだろ!」

咲「またいきなり何を言い出すんだか…。
そんなことおおっぴらに言ってたらそれこそ女の子は引いちゃうよ?」

京「そこは大丈夫、こんな馬鹿話おまえにしかしないし。あとはまあタコス娘くらいか」

咲「…優希ちゃんにはそういう話しないほうがいいんじゃないかな。彼女ほしーみたいな話」

京「なんで?」

咲「なんでも、ていうか絶対しちゃ駄目、禁止します」ゴゴゴゴゴゴ

京「お、おう。…麻雀の時といい最近の咲ってたまに妙なオーラ出すな。
じゃあ優希にするの禁止と言うならもうこの手の話はおまえが付き合うしかないわけだ。
相談に乗ってもらおうか」

咲「…付き合う…」ニヘヘ

京「どした?顔がすげーだらしないぞ」

咲「ハッ、いえいえなんでもないですよ?別に妄想とかしてないし、全然してないし」

京「たまに変になるよな咲って、
まあとにかく女の視点から見たどうすれば俺に彼女ができるかの意見を言ってくれたまえ」

咲「京ちゃん見た目は結構、えと、その、か、かっこいいと言えなくもなかったりするから
変なこと言わずに黙ってればいいのかも。
京ちゃんてば突然おかしなこと言い出したりするんだもん、私は全然かまわないけどさ」

京「喋っちゃ駄目ってもう詰んでるじゃん、よしんば付き合うとこまでこぎつけられても
その後会話なしでどう交際を続けていけと?」

咲「京ちゃんがどんなおかしなこと話してもついていける子と付き合えばいいんじゃないかな。
きっといるよ、五人に一人くらい。うちの部にも一人はいる計算だね」

京「おお、そう考えると希望が持てるな」

咲「でしょ?京ちゃんが気づいてないだけで実は身近なところにそんな子がいたりするかもよ」

京「だったらいいんだけどなー」

咲「その子も京ちゃんのことが好きで、京ちゃんが気持ちに気づいてくれることを願って
たりするんじゃないかな。
勇気がなくて言葉にできない想いを、視線にこめて送ってたりするんじゃないかな」ジーー

京「そんないい子が本当にいたらなぁ、視線に込められた想いとやらにすぐさま気づいてみせるんだがなぁ」

咲「…………」ジーーーーーーー

京「…どした?」

咲「…ハア、なんでもない。京ちゃん、できもしないことは言わないほうがいいよ」

京「な、なんだよその恨めしそうな目は。
まあそれはともかくだ、俺にも一応好みっていうのがあってだな、誰でもいいというわけじゃないんですよ」

咲「え?」

京「とりあえず条件あげてくから合致する子に心当たりあったら教えてくれ」

咲「…きょ、拒否権を行使しますっ」

京「なんでだよ」

咲「だ、だって、私なんかかすりもしてなかったりしたら泣きたくなっちゃう…とかじゃなくて!
と、とにかくやっ、京ちゃん無駄に好みうるさそうだもん!」

京「そんなことねーよ、別に勉強できなきゃ駄目とかスポーツできなきゃ駄目とかないし、
スタイルとかも気にしない、何やらせても駄目ってんで構わない。
そう見せといて実は麻雀くそ強いとかいいかもしれん。
まあとにかく一番は一緒にいて楽しいかどうかなわけだ。
おまえさっき俺が突然おかしなこと言い出したりするって言ったけど、そういうのに付き合ってくれるような相手がいい。
例えば今してるようなこんな馬鹿話も気軽に交わせるくらい気心しれた相手がベストだな」

咲「そ、そう。じゃあ原村さんみたいに色々揃ってる凄い人じゃなきゃ駄目ってわけじゃないんだ」ホッ

京「ああ」

咲「そっかそっか」ニヘヘ

京「で、そんな奴に心当たりないか?」ジーー

咲「え?うーん、心当たりって言われてもなぁ…。
京ちゃんと話が合うかどうかなんて、実際に京ちゃんとその子が喋ってるとこみないとわかりっこないじゃん」

京「………」ジーーーーー

咲「あ、あの、なんでしょうか」カアッ

京「……ハア、咲ってさ、すげー鈍いよな」

咲「ちょ、それ京ちゃんにだけは言われたくないんだけどっ」




以上です

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