自分にとって、最も都合のいい相手を見つける。
それはやっぱりいけないことなんだろうか。
俺は今、原村和に恋をしている。
だっておっぱいでかいから。
それに可愛い。
麻雀は超強いし、料理だって上手い。
箱入り娘な所もまたいい。あんなことやこんなことを色々教えてあげたくなる。
しかし現実は厳しい。
和は男子にも女子にも大人気だからライバルが多い。
そのうえ当の本人は俺が部活に連れてきた咲にゾッコンと来た。
正直色々と複雑である。
問題はまだある。優希が和に構われにくくなったので、俺によく絡んでくるようになったのだ。
かなりうるさい。
よく俺のことをパシリにするし、いちいち偉そうな物言いをする。
後、セックスアピールとかもしてくる。タイプじゃないし止して欲しいのに。
それでも見てくれはいい方だから突っぱねるのも結構心苦しい。
だけど俺にも意地がある。
決して貧乳の誘惑に屈してはならないのだ。
そう、決して。
「きょーたろー、もっと衣と一緒に遊んでくれ」
合法ロリがあざとく誘ってきても、
「お姉さんが優しく麻雀を教えてあげるのですよー」
なんかもう色々アウトな巫女さんが迫ってきても、
「一緒に山へ登ろうよ、京太郎!」
ジャージ一張羅の女の子が迫ってきても、絶対貧乳なんかに負けたりしない!
須賀京太郎…彼は小悪魔たちの誘惑に負けず、巨乳と無事お付き合いできるのだろうか?
そもそも何故貧乳にばかり懐かれやすくなったのか…謎は尽きない。
つづかない。
最終更新:2013年10月20日 23:04