優希「タッコス、タコス♪タコスが私を呼んでいる~♪」ルンルン

優希(部屋の冷蔵庫にある京太郎の新作タコス!早く帰って食べるじぇ!)

優希「ただいまー!だじぇ!」バターン

優希「ん?」


?「・・・おかえりなさい」ムグムグ

優希「・・・???はえ?」

?「どうしました?」

優希「だ、誰・・・ていうか、そのタコスわぁ!?」

?「冷蔵庫に入ってました。美味しいですよ」

優希「・・・ド、ドロボー!!」



数分後・・・


優希「ごめんだじぇ。いきなりドロボー扱いして」

?「いえ、勝手に食べた私も悪かったと思いますので・・・」

優希「改めて・・・どちらさま?」

由暉子「有珠山高校の1年、真屋由暉子と言います」

優希「有珠山・・・聞いたことあるじぇ。なるほど、同じ1年生だったのか」

由暉子「はい、聞けばこの合宿では学年ごとに集合してると聞きましたので」

優希「確かに、3年生は人が多くて大変そうだったじぇ」

由暉子「そろそろ合流してもいいかなと思いまして」ボソッ

優希「え?」

由暉子「いえ、なんでも」


コンコン

「誰かいるか―」

優希「お、京太郎だじぇ・・・はっ!」

由暉子「?」

優希(よくよく見るとこの子、のどちゃんに匹敵するほどのおもちもち・・・!おっぱい星人の京太郎が見たら・・・)

優希(私の立場がさらに危う・・・じゃなくて、だらしなく鼻の下伸ばして清澄の恥になってしまうじぇ!)

由暉子「京太郎・・・友達ですか?」

優希「真屋ちゃん、悪いことは言わない。このシーツをかぶっとくといいじぇ」

由暉子「はあ」


ガチャ

京太郎「なんだ、優希と・・・あれ」

優希「お、京太郎練習終わったのか?」

京太郎「おう。もうすぐ咲と和も来るって…それよりあの頭巾ちゃんはどなた?」

由暉子「有珠山高校の真屋由暉子です」ペコリ

京太郎「あ、どうもご丁寧に・・・須賀京太郎っす」

優希「京太郎、お腹が空いた。タコスを所望するじぇ」

京太郎「タコス置いといただろ!」

優希「ひ、一つじゃ足りなかったじぇ!もう一個!」

京太郎「わがままだなー」

由暉子「あの、違います。用意してたタコスは私が食べてしまったんです」

京太郎「え、君が?」


由暉子「はい。片岡さんはまだタコスを一口も食べてません。だから、タコスを作ってあげてください」ハラリ

優希「ま、真屋ちゃん・・・」

京太郎「・・・そっか、優希、お前なりに彼女をかばってたんだな。悪かった、今すぐ作ってくるわ」ポンポン

優希「うう…さ、さっさとするじぇ」

京太郎「そんじゃ、台所行ってくる―」

優希「おー」

優希(シーツ取れちゃったけど、京太郎反応しなかった・・・まさか、京太郎もやっと貧乳の良さに気付いたとか!)


―――廊下

京太郎(シーツ取れて見えたぜ・・・小柄な体系にこれでもかと主張するおもち!!くー、たまらん!)グッッ

モブ(なんかガッツポーズしてる・・・)


咲ら7人「ただいまー」

優希「お、勢ぞろいだじぇ」

泉「ん?なんや見ん顔がおる」

由暉子「有珠山高校1年の真屋由暉子です。よろしくお願いします」

穏乃「1年生・・・私たちと同じだね!」

淡「有珠山って北海道だよね?そんな山があった気がするよ」

由暉子「南北海道代表です」

泉「有珠山は聞いたことあるけど…そんな制服やったっけ?」

由暉子「先輩が作ってくれた改造制服なので。可愛いですか?」クルッ

和「優希みたいですね・・・素敵だと思いますよ?」


咲「そうだね、かわい・・・」

由暉子「」プルッ


咲「」ペターン

穏乃「」ストーン

泉「世の中は理不尽や・・・」ペラーン

春「大丈夫、きっとみんなも育つ・・・」

穏乃「ありがとー…でも多分あそこまでは無理・・・」

淡「ほら、どっかの誰かが貧乳はステータスだって言ってるし」

咲「まだ諦めたくないよー!」

京太郎「何がだよ」

咲「わあっ!?京ちゃん!」

京太郎「皆揃ってたんだな。多めに作っといてよかった」

淡「あ、タコスだ!作ってくれたの?」

京太郎「たまたまだけどな。ほら、作り立てだぞ」

淡「おいしそー!」

泉「京太郎のタコスがいつでも食べれるのは1年部屋の特権やね。にひひ」

由暉子「さっきのタコスもこのタコスも、あなたが作ったんですか?」

京太郎「おう。色々あってタコス作りは自信ありだぜ」

優希「京太郎は私が育てた」フンスッ

和「優希が事あるごとに作らせてただけですよね」

由暉子「家庭的なんですね」


穏乃「そうなんだよー。ほら、ここのアップリケも京太郎作!」

憧「裁縫も得意なのよねー」

春「今日のシュシュも京太郎が選んでくれた・・・」

泉「選んだて、それは市販のものやんかー・・・え?」

淡「何それ知らない」

咲「い、いつの話!?」

京太郎「こないだ買い物中に会ってその時に」

優希(今度タコスの代わりにアクセサリーでもねだって・・・いや、やっぱりタコスの方が・・・むぅ…)

由暉子「須賀さんは、良いお嫁さんになれそうですね」

京太郎「いや、俺男なんですが・・・」

和「最近は主夫というのも流行ってるらしいですね」

泉「ええやん、主夫ルート」

京太郎(ここの女の子たちはバリバリ働きそうで現実感あるんだよなぁ…)


―――京太郎、私用で外出

憧「制服可愛いー」

由暉子「ありがとうございます」

穏乃「着こなしてるもんね。すごいなー」

由暉子「高鴨さんも似合ってますよ、ジャージ」

穏乃「そう?ありがとう!」

優希「そこ喜んじゃうのかシズちゃん」

由暉子「でももっと可愛い服着てもいいと思いますよ」

穏乃「そうかな?動きやすくていいんだけど…」


優希「いやいや、もっとオシャレするべきだじぇ」ジーー

穏乃「いやそんな…って、何チャック下ろしてんのさ///!」

優希「ユキちゃんが中が気になるらしいじぇ」

由暉子「結構大胆なスタイルなので、少し・・・」

憧「パッと見裸ジャージだもんね。もっと恰好気にした方がいいのは同意ね」

穏乃「ちょっ、憧!見てないで助け・・・」

ガバッ

京太郎「うーっす。帰ったぞー」ガチャ

穏乃「―――!?」

優希「あ」

由暉子「あ」

京太郎「え……」

キィ・・・ バタン



穏乃「バカバカバカバカバカ―――///!!」

優希「ごめんなさい!!」

由暉子「すみません、少し調子に乗ってしまいました」

穏乃「見られた…京太郎に見られたぁ…///!」

憧「ま、まだブラでよかったと思えば・・・」

穏乃「よくない・・・」

穏乃「・・・下着見られたのも恥ずかしいけど…」

憧「ん?」

穏乃「あんな色気のかけらもないスポブラ見られたのもイヤ・・・」ズーン

憧「そ、そう・・・ごめん(穏乃がこんな心配するなんて・・・私の想像以上に乙女になってる・・・!)」


由暉子「・・・」スタスタ

京太郎「あ、真屋。え、えっと、さっきは取り込み中すまん」

由暉子「それは高鴨さんに言ってあげてください。失礼しました、もう大丈夫なので・・・」

京太郎「そっか。でも・・・」

由暉子「?」

京太郎「もう仲良くやってるみたいでちょっと安心したよ。まああいつらなら打ち解けるのも難くないと思ったけど」

由暉子「ふふ、本当にお父さんみたいですね。大人なんですね須賀さんは」

京太郎「はは、それは買い被りすぎだな。皆仲良く騒いでるのが楽しいだけの子供だよ」

由暉子「・・・もっと、須賀さんのことを知りたいですね」

京太郎「え?」

由暉子「ふふ。では、戻りましょうか。皆の部屋に」

京太郎「・・・おう。ちゃんとノックしてな」



カンッ!