66 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/10/12(月) 17:24:25 ID:jXldQx3E

全国の会場で
照「ああ!? きょ、京ちゃん!?」
京太郎「あれ、照さん? 久しぶりですね」
照「なななななんでこんなとこに!?」
京太郎「麻雀部で全国出場したんですよー。女子団体戦で、俺は見学と荷物持ちだけど」
照「ってことは、清澄高校?」
京太郎「はい。あ、そうだ実は咲もいるんですよー」
照「・・・また咲と一緒なんだ」
京太郎「? はあ、そうですね」
照「・・・・・・京ちゃん、私は・・・!」
咲「あー、京ちゃんこんなトコにいたー! って、お姉ちゃん!?」
照「咲!?」
京太郎「おお、咲。実は照さんと・・・って、照さん、どこに?」
照「・・・私、試合の準備しないといけないから。じゃあね」
京太郎「は、はあ・・・頑張ってください」
咲「・・・お姉ちゃん・・・」

的な展開が


68 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/10/12(月) 21:38:19 ID:O0fqnyeu
タッタッタッ

照「ハァハァ・・・こんなことって・・・京ちゃん・・・」
菫「あ!こんなとこにいた。おい宮永。もう試合が始まるのに何を・・・うん?顔が赤いぞ。体が悪いのか?」
照「・・・なんでもない」
菫「そうか。なら早く準備しろ。もし気分悪いなら」
照「だから!なんでもない!」
菫「?」
照(京ちゃん・・・前は私より背が低かったのに。もう男の人なんだ・・・どうしよう、集中しないといけないのにドキドキする・・・)
記者A「あ!宮永さん!何か一言」
照「・・・」
記者B「さすが宮永照。勝負以外は眼中になしか」
照(緊張して手が震える・・・私は今年で最後。でもそんなことどうでもいい。・・・京ちゃんの前で不様な姿は見せられないのに・・・)
照(京ちゃん、大人っぽくなってたな・・・もう咲じゃなくて私を見て・・・京ちゃん・・・)

ビーー!
実況「大会一日目終了!やはり優勝候補筆頭、西東京代表の白糸台高校。格の違いを見せつける結果となりました!」
照(ふぅ・・・何とか終わった。ん?あれは弘世・・・誰と話して・・えっ!?京ちゃん?・・・何で京ちゃんが弘世なんかと!)
照(な、何を話して・・・)

コソコソ

京太郎「・・んですよ・・さんは・・で・・」
菫「へぇ、そうだったの。ふふっ」
照(あっ・・・京ちゃん、弘世なんかにそんな笑顔向けないで・・・弘世!馴れ馴れしくすんな!)
京太郎「あ、それじゃ俺そろそろ失礼しますんで。」
菫「じゃあね。」
照(こっちにくる!) ダッ
菫「ん?あぁ宮永。丁度いいところに。さっきお前の幼馴染みだったって長野の男の子が・・・ん?今度は機嫌が悪いのか?」
照「なんでもない」
菫「さっきお前の幼馴染みの男の子がお前に会いたいって来たんだが」
照(えっ・・京ちゃん私に会いに来てくれたんだ・・・やだ、どうしよう)
菫「探してもお前がいなかったんでもう帰ってしまったけど、もしかするとまだ間に合うかもしれないぞ」
照「興味ない」
菫「そうなのか。あ、あとお前やっぱり妹が」
照「うるさい」
菫「ふぅ」

ダッ!

照(京ちゃんが私に・・・京ちゃんが・・・)
照「ハァハァ・・・いた!」
照(咲は・・・いない、と・・・)
照「き、京ちゃん。」
京太郎「おおー!照さん!俺ついさっき会いに行ったんですけど照さん居なくて!」
照「あ・・・ごめんね。ちょっと忙しくって。」
京太郎「いえいえ!」
照「あの、あと・・・ごめんね・・・朝」
京太郎「気にしてないですって!俺の方こそすみません!照さん試合前だったのに無神経に。」
照「全然!あの、そんなことないのよ・・・うん。全然。」
京太郎「いやー、照さん懐かしくって。大会中に会えたらいいなーってずっと思ってて」
照「え・・・あ・・・そうなんだ・・・」
京太郎「いやー、照さんテレビや雑誌で見るのよりずっと綺麗で!俺のことなんて忘れてるのかと思ってましたよ!」
照「そんなことない!そんなことないに決まってるじゃない」
京太郎「おっともうこんな時間。俺そろそろ行かないと。じゃあ失礼します照さん。」
照「あの!京ちゃん!明日も良かったら・・・」
京太郎「あ、はい。また来ますんで。じゃあ」
照(・・・京ちゃんに綺麗って言われちゃった!・・・あー・・・嬉しい・・・)
白糸台控え室→
菫「どこ行ってたんだ。もう帰、うん?なんか顔が赤いぞ。やっぱり体調が」
照「だから、なんでもない」


照(・・・眠れない・・・今日はいろんなことがありすぎた・・・京ちゃんに会えたのは良かったけど・・・)
照「京ちゃん、咲のこと・・・」
照(うわっ!口に出すと恥ずかし!!)
照(それとも、原村和・・・?やっぱり年頃の男の子だから、ああいうのが良いのかな・・・それとも小さくて元気なあの娘?)
照(私は咲の様に守ってあげたくなる感じじゃ・・・ないんだろうな・・・京ちゃん泣かしたりしたもんね・・・)
照(原村の様にスタイルいいわけでもない、あの娘の様に元気でもない・・・私は人と打ち解けるのは苦手。男の人はもっと苦手・・・)
照(それとも京ちゃん、もう彼女とかいるのな?・・・そうだったら・・・やだな・・・)
照(初恋は実らない、ってよく言うけど・・・本当なのかもしれない・・・それに私みたいにいい年して引きずってる奴は・・・)
照「やっぱり、無理なのかな・・・」
照(京ちゃん、明日になったらまた会えるのにいま会いたい・・・声が聞きたい・・・)
照(ふぅ・・・まだ大会中なのに考えることは京ちゃん、京ちゃん、京ちゃん、・・・あと咲)
照(私って、意外と馬鹿だったんだ・・・でも・・・明日も京ちゃんに会える・・・頑張ったら褒めてくれるかな・・・京太郎・・・)


照(結局昨日はあまり眠れなかった・・・体が鉛のように重い。子供でも初めてでもないのに何やってんだか・・・)
照(う・・・クマができてる・・・)
照(ふぅ、ひどい顔・・・こんな顔、京ちゃんに見られたくないな・・・)
菫「おはようみんな。今からミーティングを開始する。大会も二日目。そろそろ強豪と、って宮永。お前どうしたんだその顔」
照「・・・なんでもない」
菫「なんでもない訳ないだろう。昨日から変だったがやっぱり体調が悪いのか?」
照「だからなんでもない。私は問題ない!」
菫「はぁ・・・そうか、で・・・」
照(ほんとなにやってんだろ・・・幼馴染みと再会したくらいで眠れなくなって、クマ作って、おまけに弘世にまで心配されるなんて)
照(もうすぐ始まる・・・気分をかえよう・・・お茶はあいつのだし。確か食堂の方に自販機が・・・)

照(えーと、ど・れ・に・し・よ・う・か・なっと)
京太郎「あ!照さん!おはようございます!偶然ですねぇいきなり会うなんて。」
照「えっ!?き、京ちゃん?なんで、あっ」
京太郎「ん?どうしたんですか照さん、顔隠して。」
照「ちょ、なんでもないから、」
京太郎「あれ照さんその顔。どうしたんですか?」
照「えっ、やだ・・・ちょ、見ないで・・・」
京太郎「あ・・・すみません。大会中だってのに俺わすれて・・・照さんは注目されてるからプレッシャーとか半端じゃないのにまた無神経に」
照「えっ、ち、違うの京ちゃん、これはね・・・」
照(京ちゃんのこと考えてたら眠れませんでした。なんて言えない・・・)
照「あの、ね、私ちょっと寝つきが悪くて・・・それでね・・・」
京太郎「照さんなら大丈夫ですよ!照さん、照さんはめちゃくちゃ強いんですから!たとえ調子出なくてもそれはみんな知ってることですから!」
照「京ちゃん・・・」
京太郎「照さん、変な気を負わずに楽しんで下さい最後の大会!」
照「・・・京ちゃん・・・ありが・・・」
アナウンス『まもなく先鋒戦が始まります。対局選手は速やかに対局室へ移動してください。繰り返します・・・』
京太郎「おっと、俺もう行かないと。照さん。俺、清澄の次に照さんを応援してますから!じゃ!」
照(京ちゃん・・・)
照(さっきまでの体の重さを感じない・・・私は意外と馬鹿なんだって思ってたけど・・・大馬鹿だったんだ・・・)
照(見てないかもしれないけど京ちゃん、私、頑張るからね。京ちゃん・・・)

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