卒業式後 部室にて

マホ「きょ、京太郎先輩! 第二ボタンをマホにいただけないでしょうか!」

京太郎「第二ボタン~?……俺の制服のか?」


咲「マンガとか小説ではよくあるけどねー……まさか実際に見ることになるとは…」

優希「マホも犬のボタンを選ぶなんて物好きもいいとこだじぇ」

和「須賀君は後輩の面倒見がいいですからね。 みんな慕っていますし別に不思議ではないと思いますよ? 

それにまあ女の子ならそういうものに憧れるのも分かります」

京太郎「別にいいけど本当に俺のなんかで「先輩のがいいんです!」…そこまで言われちまうとな…ほらよ」

マホ「わっ、ありがとうございます! マホ、一生の記念品にします! やったー!」

京太郎「ははっ、そんなに喜んでもらえるなら俺も悪い気はしねえよ」ナデナデ

マホ「ん……先輩の手、いつもあったかいですね…」

京太郎「こうやってお前の頭撫でんのも今日で最後と思うと感慨深いもんだな」

マホ「……これで最後は嫌です」ぼそっ

京太郎「ん? どうした?」

マホ「……先輩! マホは先輩のことが大好「あーっ! マホずるい!」えっ?」

1年部員「姿が見えないと思ったらもう来てやがった! いつの間に教室出たんだこの!」

2年部員「後輩のくせに抜け駆けとはいい度胸ね!」

マホ「えっ…あ、あの…」

ムロ「…まあルールは早い者勝ちってだけだから卑怯ではないけどね
というわけで先輩、第一ボタンは私がいただきます!」

1年部員A「私は第三ボタンがいいです!」

2年部員B「この際どこでもいいです!」

京太郎「お、お前らちょっと落ち着け!?」

わいやわいや

咲「京ちゃんモテモテだね……見てて呆れちゃうよ」

優希「まったくまったく」

和「ふふっ、流石に少し妬けてしまいますね」

男子部員「先輩方―。 お祝い会の会場用意できたんでモテ男はほっといて移動しましょー」

和「そうですね。 行っちゃいましょうか」

優希「あれ見てるだけでだいぶお腹一杯だじぇ…」

咲「京ちゃーん! 先に行ってるからみんな連れてきてねー!」

京太郎「待って! 置いてかないでく…ストップ! 袖のは毟るな! 頼むから落ち着いてくれー!?」



マホ(ううっ、最後まで告白できませんでした……。

でも先輩との関係がこのままなのは……少し…いえ、とっても嫌です! だから…!)

マホ「マホはあきらめません!」

センパーイ! ウオッ、マホモカ! マタキタカコイツメ! ヨクバリメ! ワー! ギャー!

カンッ!