「スペクタキュラー・スガイダーマン」
暴漢A「へっへっへぇ…女の子(?)がこんな夜道を一人とはいけねぇな?
ちょっと俺らが直接的な指導をして差し上げるぜ」
はやりん「キャー!たすけてー!(往年のヒロイン悲鳴)」
暴漢B「騒ぐんじゃないぜお嬢ちゃ…お嬢?お……あー………
…………姉ちゃんよぉ!」
???「ヘイ、女性に二人がかりじゃあたいした運動にならないよ!」
暴漢A「なにぃ?……!…ゲェー!お、お前は!」
スガイダーマン「Look out! スガイダーマンがきたぞ!」
暴漢B「こ、こいつがいま巷で噂のスガイダーマン!」
スガイダーマン「君ら二人とも少しお腹が目立つようだから、俺が少しシェイプアップのコツを教えてあげる…よっ!」
ガッシ ボカッ ゴギィッ メギュッ ドリュッ ズバグッ
暴漢A&B「はらほれひれはれ~…(バタンキュウ)」
スガイダーマン「そうそう、運動したらちゃんと睡眠をとらないとね、
あいにく毛布はないからそこのゴミ捨て場のビニールで我慢しなよ
おっと、怪我はないかな牌のお姉さん?
今度からはちゃんと明るい道を歩こうねー!それじゃっ!
あっ、君が出る番組はみんな観てるよー!」
はやりん「スガイダーマン……様…(ポー)」
翌朝
京太郎「(あー昨夜はやりんに会えて超ラッキーだったなー!
まさか長野に来てるなんてよぉ!サインは貰い忘れたけど、
あそこで助けなかったらテレビで観ることもできなかったし、よしとするか)」
咲「あっ!京ちゃん京ちゃん!ねえ、昨夜またスガイダーマンが出たんだって!
それもはやりんを助けたって!あー私も会ってみたいなースガイダーマン!」
京太郎「そんなにあんなマスク野郎に会いたいかねぇ、ピンチになったら来てくれるみたいだし、
いつもみたいに何もないところで咲が転んだら現れるんじゃねーの?ほれ、いっちょそこでひでぶ」
咲「京ちゃん!私のこと馬鹿にしすぎだよ!ふんだっ!ぷんぷん!」
京太郎「さ、咲ぃ…かばんの角は痛いだろうが…!あと自分でぷんぷん言わない…ったく、待てよ、おい!」
咲「京ちゃんなんか知らな…(コケッ)い…?うわわっ!」
京太郎「あぶねっ!
……っとぉ、気をつけて歩けっての」
咲「う、うん…ありがと京ちゃん……あはっ、スガイダーマンは来なかったね!」
京太郎「ははは」
咲…お前がいくら転んでもヒーローはこないよ
だって、俺がいるから
お前をいつだって守るのはマスクのスガイダーマンじゃなくて…
”須賀京太郎”の役目だからさ…
良子「はやりさん、真剣にスマホいじって何か調べ物ですか?
それともまた自分のファンスレで自演活動ですか?」
はやり「えーっとね、はやり引っ越すの」
良子「あー物件探しですね、アイシーアイシー
で、どこに?」
はやり「長野♪」
良子「……へ?」
カンッ
最終更新:2013年10月14日 15:05