京太郎(皆さんこんにちは、須賀京太郎です)

京太郎(今日は部活が急遽休みになったらしいので、先に部室に行ってしまっていた咲にその事を伝えに来たわけなんですが……)

咲「すうすう……」

京太郎「見事に寝てるし……つうか、俺は誰に説明してんだ」

京太郎(本を読んでる最中に眠くなったみたいだな……本が開きっぱなしだ)

咲「んっ……」

京太郎「……」

京太郎(なんつうか無防備な奴だよなー……こんなに隙だらけだと俺としては心配でしょうがないぞ)

京太郎「……それ」プニッ

咲「んうっ……?」

京太郎「おぉ、やっぱり柔らかいな咲のほっぺたは」ツンツン

咲「んやあ……」

京太郎「おっと、これ以上は起こしちまうな……」


咲「京、ちゃん……」

京太郎「ん?夢に俺でも出てんのか?」

咲「ダメ、だよ……レディースランチばっかりじゃ……」

京太郎「……」

咲「んにゅ……」

京太郎「俺ってそんなにレディースランチばっかり頼んでるか……?むう、少しは頻度減らした方がいいのかね」

咲「……京ちゃん」

京太郎「あら、また俺の登場か」

咲「私も、好きだよ……」

京太郎「……は?」

咲「にへへ……」

京太郎(今のどういう事だ?咲が俺の事を好きって言ったのか?いや、もって言い方からして俺の方が咲に好きって言ったのか……)

京太郎「……どっちにしろ、今のすげえ衝撃発言じゃねえか」

咲「京ちゃぁん……むにゅう」

京太郎「……」

咲「すう、すう……」

京太郎「――お前が悪いんだからな」


――……

京太郎「咲、おい咲起きろよ」

咲「ん、うっ……京ちゃん?」

京太郎「おう、お前のよく知る京ちゃんだぞ」

咲「ふぁぁ……私眠っちゃってたんだね」

京太郎「うんうん、それはもう心地良さそうに寝てた」

咲「えっ、もしかして京ちゃん……寝顔見てたの?」

京太郎「まあな!」

咲「そ、そういう時は起こしてよ!恥ずかしいなあ、もう……」

京太郎「あははは、起こすのは気が引けたんだよ、許してくれ」

咲「むっ……」

京太郎「それより帰ろうぜ。もうそろそろ暗くなってくるしさ」

咲「そうだね……あっ、そうだ京ちゃん」

京太郎「んっ、どうした咲……」

咲「んっ……」

京太郎「!?」

咲「ぷはっ……こ、今度は起きてる時にしてね?」

京太郎「はっ、えっ、咲、おまっ……」

咲「ま、また明日!」タタタッ

京太郎「……」

京太郎「あー……」

京太郎「……はめられちまったなあ」

カン!