大学生時代で京レジェ


晴絵「んぉ?おーい京太郎ー」ブンブン

京太郎「おー。恥ずかしいから手ェブンブン振んの止めろな。そしてその妙ちきりんな丼はなんだ」

晴絵「まま、いーじゃん。細かいこと気にすんなってー。あ、はいこれキミの分」ヒョイ

京太郎「サンキュー。金は…渡してたっけな」

晴絵「ん。もらってたよ。割と大目に」モキュモキュ

京太郎「そうか…もしかしてその差額使ってその丼食べてる?」

晴絵「ロンオブモヒ」モキュモキュ

京太郎「ちょっと可愛いが口にものを入れたまま喋るな。汚い」

晴絵「んくっ…うひひ、ごめんよ」

京太郎「別に良いけどな…んでそのメニューなんてやつ?」「レジェン丼」「は?」


晴絵「レジェン丼」

京太郎「…そのイロモノは一体全体どういう構成?」

晴絵「んー…丼ご飯に牛肉の煮込み、豚肉いため、鶏肉の卵とじを所狭しと詰めたものとサラダがついて1260円!」

京太郎「安いのか高いのかわっかんねー…ていうかお前食いきれんの…?」

晴絵「実はもうきつい…」

京太郎「だと思ったわ…ほれ、貸せよ。残りは食ってやるから」

晴絵「ほんと?いやー、どうやって食べようかと思ってたから助かる…ありがと」

京太郎「いいさ。俺の飯が保存効くやつじゃなかったら見捨てたし」

晴絵「…ひどくない?」

京太郎「自業自得だよ馬鹿たれ」モグモグ

晴絵「えー…でも割と普通に助けてくれるところが好きだよ」

京太郎「ブホッ…てめぇいきなりなに言いやがる…」

晴絵「いーじゃん本当なんだし。私はキミの事が好き…ううん、大好きだよ」

京太郎「それは嬉しいがな、晴絵。周り見てみろ」

晴絵「えっ?」クルッ

「んだよ爆発しろよ…」「カップル誕生かねぃ」「時代は無造作告白か…胸が熱くなるな」「須賀君かぁ…いい男取られちゃったかな…」「そこらへんアラサーとしてはどうよ?」「まだ二十代だよ!」

京太郎「…おわかり?」

晴絵「…」ゴンッ

晴絵「…はずいぃぃ…」プシュー

京太郎「自業自得だっての。巻き込まれた俺はもっと不憫だけどな…」モグモグ

こうしてバカップルはまた一つ生まれた。

カンッ