京太郎「宮永先生って、どうしてそんなにポンコツなんですか?」

照「…担任に対して随分な物言いだね」

京太郎「試験監督やってる最中にお菓子なんて食べだすのを見たら、誰だってそう思いますよ」

照「だって試験監督は暇だし眠いしお腹が空くし」

京太郎「だからってバリボリ音を立てられても困るんですよ。はっきり言って気が散ります」

照「その程度の事でかき乱される集中力じゃ、勉強なんてしない方がマシ」

京太郎「それと先生の奇行は別問題ではないかと。菫ちゃんに怒られても知りませんよ」

照「弘世さんは真面目が過ぎる。クラス委員の仕事を任せたのは間違いだった」

京太郎「真面目って…あの子が窘めてるの、今じゃ大概宮永先生相手にですよ?」

照「そんなはずはない。私の記憶が確かなら、授業中に遊んでいた生徒達にもよく注意していた」

京太郎「いつの話ですかそれ。うちのクラスはあれでクソがつくほどの真面目ちゃんばかりになったんですよ」

照「…クソだなんて、汚い言葉使うんじゃありません」

京太郎「なら先生もお菓子を食べるの止めてくださいよ…食べカスが床に落ちてて汚いんですから」

照「ああ言えばこう言う」

京太郎「言わせてるのはあんたでしょーが!お願いですから、首になるような真似はしないでくださいよ」

京太郎「俺も菫ちゃんも、そしてクラスの皆も先生の事が大好きなんですから」

照「ダ、ダメよ須賀君。私と君は教師と生徒の間柄なんだから告白だなんて」

京太郎「ちゃんと、聞けよ!」



カン!