京太郎「穏乃……いいか?」
穏乃「うん、いいよ……きて」
穏乃「その……初めてだから、優しくしてね」
京太郎(穏乃と付き合い始めて半年、デートを重ねること十数回)
京太郎(そして初キスから一か月……以外と恥ずかしがり屋なせいで時間はかかったけど、遂に穏乃と……)
京太郎「もちろんだ、俺だって初めてだから加減できるかはわからないけどな……いくぞ」グッ
穏乃「ん、んんっ……あっあれっ、あんまり痛くない」
穏乃「そういうもんなのかなって、えっ!?」
穏乃「ち、血が出てない!なんで!?」
京太郎「穏乃」
穏乃「き、京太郎、違う、違うの!」ジワッ
京太郎「穏乃」
穏乃「わ、私、本当に初めてで、グスッ、京太郎にあげたいと思ってて」ポロポロ
京太郎「穏乃、落ち着け」
穏乃「し、信じて……信じて京太郎!私、私……!」
京太郎「穏乃!」ギュ
穏乃「あっ……」
京太郎「大丈夫、大丈夫だ……分かってるから」ナデナデ
穏乃「えっ……?」
京太郎「聞いたことがあるんだ」
京太郎「陸上選手とか体操選手みたいに下半身に負担がかかる人は、運動中に破れちゃうことが多いって」
京太郎「穏乃も昔から山ん中駆け回ってたろ?だからもしかしてとは思ってたんだ」
京太郎「それにさ、穏乃をそんなことで疑うわけないだろ?」
京太郎「俺は、心底穏乃に惚れてんだからさ」チュッ
穏乃「うん……!うん……!ありがとう京太郎……ありがとう……!」ポロポロ
京太郎「それで……雰囲気壊すようで悪いんだけど……動いていいか?」
京太郎「結構我慢できないんだけど」
穏乃「うーん……ダーメ!」
穏乃「京太郎の優しさを感じたいから……もうちょっとだけ、ぎゅってしてて!」ニコッ
このあと二人は幸せな一夜を過ごしましたとさ カンッ!
最終更新:2013年10月12日 20:38