<ピンポーン
<オトドケモノデース

京太郎「あーはいはい。すぐ行きまーす」バタバタバタ

京太郎(こんな中途半端な時間に何だ?お中元な訳でもないし、何かの懸賞でも当たったか?)

<ガチャ

京太郎「お待たせしまし…………た」

??「須賀京太郎さんですね。貴方宛てに女の子が届いていますよ」

京太郎「…………」ポカーン

??「お手数ですが中に入っても良いですか?」

京太郎「何……してんの」

??「質問の意図が分からないんですが」

京太郎「だからさ、わざわざ自分にリボン巻いて人ん家に来て何のつもりなんだ」









京太郎「――ユキ」

由暉子「バレちゃいましたか…」

京太郎「そりゃねぇ。でだ。今日は何しに来たんだよ」

由暉子「もう忘れちゃったんですか?今日はただ須賀くん宛ての荷物を持ってきた配達屋さんです」フンス


由暉子「という事ですのでお邪魔しますね」

京太郎「せぇい!」ペシッ

由暉子「きゃっ!もうっ、いきなり何をするんですか須賀くんは」ヒリヒリ

由暉子「女の子を傷物にして………これはもう責任を取って貰わなくてはいけませんね」

京太郎「たかだかデコピン一発で何言ってやがるこの野郎」

由暉子「本心しか言ってませんよ?」

京太郎「『狂気の沙汰ほど面白い』とか言った奴出てこい。恐怖しか感じねぇじゃねぇか」

由暉子「で、須賀くんの部屋はどこです?」

京太郎「あっ!ちょっ!勝手に入んなって!」

由暉子「2階の突き当たり右の部屋ですか」

京太郎「なんで知ってんのぉ!!?」

由暉子「それくらい常識ですので」

京太郎「お、俺の知ってる常識と違う……」


由暉子「あ、そうそう忘れてました」

由暉子「私はお届け物を持ってきたんですよ」

京太郎「届け物を兼任してるっていう謎設定だけどな」

由暉子「配達が完了したのでサインを貰わなくてはいけませんよね」

由暉子「ではお願いします」

由暉子「(○´З`)」ンー

京太郎「…………は?」

由暉子「早くサインを。一番は唇ですけどほっぺなら我慢しますので」

京太郎「待て待て待て。色々とおかしい」

京太郎「てかサインって名前か判子じゃなかったっけ!?」

由暉子「あ、判子が良かったんです?だったらこっちにお願いしますね」


つ【婚姻届】


京太郎「……………ファッ!?」

由暉子「年齢は気にしなくても大丈夫ですよ。厳重に保管して二年経ったら役所に出す予定ですので」

由暉子「出来ればその時は一緒に行って欲しいなぁ……って」モジモジ


京太郎「何かが間違っている」ゴゴゴゴ



カンッ!