皆様、お久しぶりです。
須賀京太郎です。

突然ですが私、須賀京太郎は大きなおもちが大好きです。
だからといって小さいおもちが嫌いなわけではありません。おもちはおもちであり、どんなおもちにも貴賤の差はないからです。
ただ・・・あまりにも俺と仲のいい人のおもちが不平等な気がします。
咲、優希、天江さん、薄墨さん、鹿倉さん、大星・・・・・・
偏るにも程があるぐらい偏っているのは何故なのか。

だがこの須賀京太郎、今や全くそのような事で悩んではいない!
なぜならインハイ後に咲と咲の姉さんである照さんが和解した時に抜け目なく白糸台のおもち担当の一人、弘世菫さんとお近づきになりそこからの猛アタックで弘世さんと彼氏彼女の関係になったからだ!

最初こそ邪な気持ちがあったものの、弘世さんはよく俺に麻雀の基本戦術やテクニックを教えてくれるし俺も弘世さんに手作りのお菓子をプレゼントしたりして、仲睦まじく日々を過ごしている。

だがこの須賀京太郎には、最近になって新しい悩みが一つ発生した。
それは下世話な話ではあるが、弘世さんが、全く、そのおもちを、俺に、許してくれない事である。

なにもムードがないとか俺が空気を読めてないとかそんな話ではないはずだ。
あの時は確か・・・そうだ、弘世さんに今日は両親がいないから遊びに来て欲しいと言われた時の事だった・・・
二人で恋愛物の映画を見て、間違いなくさあこれからってムードだったはずだ・・・

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TV『俺なんかがお前の人生のアガリ牌になろう、だなんてそんなおこがましい事は思っちゃあいない』

TV『でもきっと、お前が人生の有効牌を引くためのカン材にはなれるはずだ。俺と結婚してくれ』

TV『私、ずっと待ってたんだよ?アガリ牌じゃなくてもいい。カン材じゃなくてもいい。これから二人で生きていけるなら、どんな牌だっていい。手牌に入れるためだったら、私の手なんて、百回崩したって構わない』

菫『///』ジーッ

京太郎『(そうだ・・・この集中力だ・・・)』

京太郎『(麻雀の時だけじゃない。何か一つの事をじっといつまでも見つめ続ける弘世さんの集中する姿)』

京太郎『(俺が弘世さんの事を、最も美しいと感じる瞬間のうちの一つだ・・・)』

京太郎『(それに今日は弘世さんから家に誘ってきたんだ・・・きっと今日こそは行けるはずだ。今日こそ俺は男になるッ!)』

京太郎『』スッ ナデナデ

菫『///』ポヘーッ

京太郎『(行ける!今の俺ならあのおもちまで行ける!行ってやるう~~~ッ!)』ツツーッ

菫『///」ハッ

菫『す、須賀ッ!そういうのは私たちにはまだ早いと何度も言っているだろう!』バシッ

京太郎『ハイ、すみません・・・・・・』

京太郎『(何故だ・・・何故いつも頭ナデナデから先へ進めないんだ・・・)』

京太郎『(こうなったら・・・こうなったら・・・)』

京太郎『(なんとしてでも見てやる!あのおもちを!)』

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そういうわけで只今、私須賀京太郎は弘世さんの家に合鍵を使って侵入し、弘世さんの部屋の押し入れの中に隠れております。(※不法侵入)
そろそろ部活が終わって弘世さんが帰ってくる時間!チャンスは一瞬!着替える瞬間を網膜に焼き付けるッ!

ドア「ガッチャ」

京太郎「(楽しいデュエルだったぜ・・・じゃなくて、王のご帰還だ。よーし、着替えろ!着替えろ!)」

菫「」ドサッ ガチャッ トトト…

京太郎「(鞄を置いて・・・また出て行ったぞ?一体何しに行ったんだろう?)」

京太郎「(おっ、戻ってきたぞ。手に持ってる飲み物は何だ?須賀スコープオン!)」

カシャッ カシャッ カシャッ

豆乳&牛乳「やあ!」バァーン

京太郎「(ど・・・どういうことだ?あれほどのおもちをもつ弘世さんにあの飲み物の組み合わせは不可解!あんな飲み物を普段から飲むのは、もっと正反対なおもちをお持ちな方たちのはず)」

菫「ごくごくごく・・・ふぅ」

菫「だいぶ汗をかいているな・・・」ヌギヌギ

京太郎「(し、しかし!とにかくやったぞ!勝った!)」

菫「よっ・・・と」ポトッ

京太郎「(ん?何か落ちたぞ?)」

PAD「Hey!」

京太郎「」ボーゼン

何てことだ・・・俺は今までずっと裏切られていたのか・・・
なんだか急激にやる気と元気がうせてきたぞ・・・
死にたくなってきた


菫「早く胸おっきくならないかな・・・」

菫「須賀・・・いや、京たろーは巨乳好きらしいからな・・・(照から聞いた)」

京太郎「(え?)」

菫「今更偽乳とか言い出せないよな、どうしたら・・・」

京太郎「(ま、まさか弘世さんは・・・俺が巨乳好きなのを気にして、今までこうやってずっと・・・?)」

菫「京たろーは、こんな私の事、どう思うかな・・・」

京太郎「弘世さん、もういいんです」

菫「そうそう、京たろーならこんな感じで優しく・・・ん?」

菫「きゃっ!京た・・・いや須賀ッ!人の押し入れの中で一体何を・・・」

京太郎「もういいんです。もう、胸の事は・・・」

京太郎「それに、きっとそれは効きません!俺にはわかるんです!」

京太郎「胸なんて関係ありません!そんないじらしい姿を見せられたら俺・・・俺・・・」

京太郎「うおおおおおおおおお!」ルパンダーイブ!

菫「きゃあああああああああ!」



京太郎「菫さん、胸なんて気にしなくてもいいんですよ」

菫「でも、京たろーは胸おっきい方が好きだって」

京太郎「確かに大きいのは好きですけども、だからって小さい人を蔑ろになんてしませんよ。胸が大きくても小さくても、そのままの菫さんを好きになったんですから」

菫「京たろー///」

カン!





京太郎「ところでなんでまだパッド入れてるんですか?」

菫「ご近所や知り合いの目が・・・」ハッ

菫「と、ところで!京たろーはどうして豆乳や牛乳が効かないとあそこまで言い切れたんだ?」アタフタ

京太郎「・・・・・・」

京太郎「咲のやつも照さんも、(年齢が)まだ小さかった時からずっと飲み続けてるって、俺知ってるんです・・・」

菫「そうか・・・効かないのか・・・」

京太郎「・・・はい」
(※個人差があります)

もいっこカン!