920 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/30(日) 23:51:00 ID:6rvgLeIf
ニア1.タコス
で妄想してたらいつのまにかこんなん出来てた
タコ京注意



「私をオカズとな小僧!」
「誰もんなこと言ってねーよ!」
「照れるな犬のくせに! ほぉら。今日だけの特別サービスだじぇ!」
そう言って優希は自分自身のスカートをめくりあげた
「! …い・ら・ね~!」
反射的に顔を背ける京太郎。勿論本当は見たいのだが、そう食い付くようにするのがなんか恥ずかしい年頃なのだ
本気か冗談かも判断つかない優希の挑発に乗るのもシャクだ
「失礼な! っていうかちゃんと見れ! いるかいらないかは見てから判断するんだじぇ!」
「いらねっつってんだろ! つかそれ前もやったし」
と、いつもならこのへんで優希も引き下がる頃合いなのだが…
「…ねえ。京太郎は、ホントに私のを見たいとは思わないのかな?」
「当たり前だろ。お前みたいなちんちくりんなのは…」
そこまで言って、何かいつもと空気が違うことに気付く


921 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/30(日) 23:53:49 ID:6rvgLeIf

「……グス…」
「…?…!! お、おいおいおい! 何泣いてるんだよ!?」
「う、うるさいじぇ! …ヒック…な、泣いてなんか…ヒッ…いないじょ! …グスン」
しかしその姿はどう見ても泣いていた
「だ、だって…京太郎が…ウッ…京太郎は…ヒック…京…ウウ…どうせ私は…ウ…うあ」
「お、落ち着けよ優希」
…考えてみれば、女子高校生が異性に対してスカートの中をモロに見せるなんて、よっぽどの度胸と覚悟が必要である
優希が京太郎に対して、なぜそれだけの度胸を持てたのか? なぜそれだけの覚悟を決めることができたのか? 
優希がいつも冗談半分なノリだったせいか、ただ京太郎がニブちんなだけか
京太郎は、その理由に気付くことはなかった
「あ、あのさ。その。ほら、俺が悪かったから。謝るからさ。泣き止めって」
ハンカチで優希の涙を拭い、そう言いながらも京太郎は、自分の何が優希を泣かしてしまったのか、本質的な所には全く気付いてはいなかった
「…ぐすん。タコス奢るか?」
「あ、ああ。奢るよ」
「…宿題代わりにやるか?」
「ああ、やるから!」
「…スカートの中見るか?」
「ああ、見るぞ! …アレ?」
「…抱いて。ア・ナ・タ」
「アホかーー!!」
必死に謝る京太郎を見ているうちに、いつの間にか涙も止まって、ついついいつもの冗談が口から出ていた
「えへへ」
「…ぷっ。はははははっ」
二人の顔に笑顔が戻った


922 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/30(日) 23:59:30 ID:6rvgLeIf

やっぱり京太郎とは、軽口を叩きあえる仲でいいじぇ…。今日の私は、どうかしてたんだじょ
「…ごめんだじぇ京太郎。困らせちゃって」
「いいよ別に。悪いのは俺みたいだし」
「京太郎…」
優希の中に熱いものがこみあげてきた
部室で初めて出会った時から、思い抱いているその想い
それまでの自分からは信じられなかった…親友の和を、嫉ましいと…そう思う心を自分に植え付けたほどの、この想い
咲が初めて部室に来たとき…そしてその後日、二人が一緒に仲良く歩いている所に出くわしてしまったとき…
平静を保とうとしていたが、この想いがどうしても心に揺さぶりをかけていた
それは友情とは少し違う…
「京太郎って…優しいじぇ」
「はぁ? まあよく言われるよ。お人好しってな」
「お人好しってのはピッタリだじょ」
「…あのな」
「でも、私は、そんなお人好しな京太郎が…」
そう言って優希は京太郎の頭に抱くように手を回した
「え? お、おい…」
…ついさっき、「軽口叩きあえる仲でいいや」って思ったばかりなのに…
でもいいじぇ。私は…私は…
唇と唇が近づいていく


923 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/31(月) 00:01:34 ID:/n/AHAdG

「おつかれさまでーす。あ、京ちゃんと優希ちゃんだけしかいな………!?」
唇同士が触れ合う直前だった
タイミングがいいのか悪いのか。咲がドアを開け部室に入って来たのだった
「あ、あれ? その…き、京ちゃん? 優希ちゃん?」
「お、おう! 咲!」
バッと勢い良く離れる二人
「さ、咲ちゃん! グッドイブニングだじぇ!」
「あ、え、うん…え? き、京ちゃん…今…え?」
「おー! そう言えばタコス買いに行かないと! いってきまーす!」
逃げるように部室から飛び出していった
「い、いってらしゃーい…あ、あれ…? ね、ねえ。ゆ、優希ちゃん…今、あの…」
「いや、今のはホントに何もなかったじぇ…だけど…」
困惑する咲に対し、優希はどうしようか一瞬迷ったが…
咲を本当の友達と思っているから、そして咲も自分のことをそう思っているに違いないからこそ、堂々と言うことに決めた

「咲ちゃん…私、負けないじょ」


おわり
お粗末

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