淡「あ、あのさきょーたろ………」

京「どうした淡」

淡「できちゃった……みたい」

京「マジでか。昨日試したのか?」

淡「うん…言われた通りにしてみたら……」

京「な、何かの間違いじゃないか? ほら、その、たまーにあるじゃないか、そういうのってさ」

淡「私もそう思って何回か試し直したけど、やっぱダメ……結果は変わらなかった……変わらなかった、よ……」

京「そ、そうか……その……気にすんなよ、どうにかなるって」

淡「気休め言わないでよ……きょーたろに私の何が分かるっていうの」

京「そんなこと言われてもな」

淡「きょーたろがしてみようって言ったからやってみたけど……この有様か」

京「それは……悪かった。まさか本当になるとは思ってもみなかった」

淡「まぁ……ノッた私も私だけどさ。しょーがないじゃん……勝手にできちゃったんだもん。どうしようね、これから」

京「淡……抱きしめていいか?」

淡「うん。ギュッてして」

京「寂しいか?」ギュッ

淡「寂しかった。不安だった。今はそうでもないけど」

京「……………」

淡「……………」


京「そろそろ部活が始まるな。人が来るぞ」

淡「うーん。してみる?」

京「それもいいかもしれないな……淡のが本当ならいっそのこと」

淡「んと、ここじゃあ……ロッカーに入ろう」

京「光が漏れないように隙間は埋めておこう」

淡「真っ暗だね……これならいけそう」

京「………」

淡「………」

京「誰も来ないな」

淡「なんだか世界で私達二人だけみたい」

京「この場に限っては事実、そうなんだろうな」

淡「ふふ、でも新発見。私に触れていれば大丈夫みたいだね」

京「みたいだな……しかし試してみるもんだな」

淡「だねー。対人用絶対安全圏なんて……」

京「妙だと思ってたんだよ……掃除当番逃げる時とかに暗がりにいると淡全然前見つからないし。夜会おうと思っても全然会えないからさ」

淡「私が明るいところに行けば普通に会えるんだけどねー。白糸台周辺はド田舎だから街灯すらまばらっていうね」

京「しかも勝手にそうなっちゃうんだろう?」

淡「うん、元々自動発動型だったしね……」

京「配牌時点で向聴数を上げる力だったよな。何巡かすれば聴牌できる…つまり時間をかければ絶対安全圏発動中でも会えるってことか?」

淡「それが対人用になると力も大きくなるのかダメなんだ……まぁ私が明かりの下に行けばいいだけなんだけど」

京「考えようによっては便利かもしれないな」

淡「例えば?」


京「えーと、夜の不審者に襲われなくなるとか。安眠を妨害されなくなるとか。遮光カーテンを引いて部屋で寝れば朝になっても誰も起こしに来ないかもよ?」

淡「それ本当に便利なのかな……やっぱ、真っ暗になると周りに誰もいなくなるのは怖いよ……」

京「ホラー映画とか見れないかもな」

淡「いやそこまで子供じゃないよ~それに真っ暗なら誰も近づいてこれないんだし……」

京「幽霊とかには効かないとか。だってほら、対人用だし。虫とか動物は寄ってくるかも。試してみる?」

淡「知りたくない知りたくない試したくもない」

京「まぁ関係ねーけどなー」ギュー

淡「んむぅ。なにすんのよー」

京「淡に触れていれば絶対安全圏に一緒にいれるって分かっただけで問題は解決だ。要は俺がお前を離さなきゃいい。だろう?」

淡「ふにゅ。ま、まぁーそーゆーこと、かなぁ~?」

京「じゃ、俺は淡を離さないよ。寂しくないように」スッ…

淡「きょーたろー……あ……ってちょっと待て! なんで服脱がしてんの!?」

京「え、そういう流れじゃね?」

淡「どういう流れなのよ!」

京「真っ暗。二人きり。周りに誰もいない、来ることもない。狭いところは落ち着く。ロッカー。数えだろ」

淡「意味わからないよ! あ、ん!」

京「さすが淡。いい感度だ、淡の跳マンで思わずマン貫したくなる」

淡「それが言いたかっただけでしょ! ていうかしたくなるって、最初からそのつもりの、く、せ、に、いぃぃぃー!」


菫「なんだか部室に近寄りがたいなぁと思っている内にいかがわしい声が漏れてきた件について」

誠「本格的な意味で入り辛くなってきましたね……」

菫「ていうかあいつらマジで何やってるんだ……」

照「ヤッてるんでしょ」

菫「うるさいよ」

尭「ここは突入して倍マン目指しましょう」

誠「いきなり何言ってるの君」

照「じゃあ三倍マンで」

誠「乗らないでくださいよ!」

菫「ふーむ」

誠「…? 部長?」

菫「役マン……薬マン? 警察が熱くなるな」

照「厄マンかも」

尭「厄マン……つまり下げマン。誠子ちゃんですね」

誠「殴るよ?」

照「数えはハーレム。数え薬マンだと禁忌的でeraいことなる」

誠「……流しマン貫とか、ライン工的なイメージができてきますね」

尭「『腰を振るだけの簡単なお仕事です』」

菫「鬼畜だな……亦野、そういう想像ができるなんて病気だぞ」

照「ドン引き」

尭「こんな人が同級生なんて……」

誠「そっくりそのままお返ししますよ変態ども。尭深は後でツラ貸せマジで」

菫「まぁ一番の変態は能力にかこつけていてかましてる淡だろうな」

照「きっと卵子も絶対安全圏」

尭「危険日なのに絶対安全日とはこれいかに」

淡「全部っ、んっ、聞こえ、はぁ、てるからぁあぁん、こ、の、んん、馬鹿ど、もぉ! きょー、た、ろ、止め、はぁ、てよぉ!」

京「やれやれ……白糸台には変態しかいねぇのか…よっと」

姦っ!