ツーショット 阿知賀編
~穏乃の場合~
穏乃「ねー京太郎、写真撮ろうよ!」
京太郎「いいけど…なんで?」
穏乃「んー…わからん!」
京太郎「なんだそりゃ…」
穏乃「いーじゃん撮ろうよー!」ユサユサ
京太郎「あ゛ーわかったから揺らすな!…ったく、いつになったら治るのかねその癖…」
穏乃「まーまー…寄って寄ってー」ススス
京太郎「んー…こんぐらいか?」
穏乃「えーっと…ちょっとま顔近!?」ズザザ
京太郎「ちょっ近付けっていったのお前だろ!?そんな露骨に離れられると傷つくわ!」
穏乃「あ、あはは…ごめんね?気を取り直して…はいチーズ」パシャッ
京太郎「どれどれ…お、良く撮れてんな。俺にも送ってくれよ」
穏乃「う、うん…わかった…」
京太郎「?顔赤いけど大丈夫か?」
穏乃「へ!?う、うん!問題ないよ!大丈夫!私もう帰るね!じゃ!」スタタタタ
京太郎「あ、おい!…転ぶなよー!」
ーーーーー
穏乃「京太郎とツーショット、かぁ…」ゴロゴロ
穏乃「うひひ、なんか良いなぁ…」ニヘラ
~憧の場合~
憧「ゲーセンに来るのも久々ねー」
京太郎「確かにな。ずっと部活部活ーで遊ぶ暇もなかったし」
憧「その割にはアンタは全然成長してないけどね」クスクス
京太郎「うっせ」
憧「ん?あれって…」
京太郎「あぁ、プリクラか?そういえばゲーセンにはよく行くのにこの類はやったことねぇな…」
憧「あたしもないわねぇ…ん、そーだ。私たちでやってみない?ツーショット」
京太郎「ん?…たまにはそういうのも良いな…よし、やるか!」
ーーーーー
京太郎「こ、ここを押せばいいのか?」カチコチ
憧「わ、わかんない…こうじゃないの!?」カシャ「あ」
京太郎「あ゛あ゛あ゛あ゛!」
憧「待って待って!ここをこうすれば…よし!撮り直しよ!」
京太郎「お、おう!」
ー何とか納得できる一枚完成…
京太郎「はー疲れた…俺ら確か休みに来たんだよな…」
憧「ぷっ…あはははは!や、休みに来たのに、私たちたかが写真一枚でこんな疲れるとか!」
京太郎「わははっ!確かにな!あったまわりぃな俺ら!ぶはははは!」
憧「はー…笑いすぎでおなか痛い…」
京太郎「ま、それなりには遊べたな…そろそろ帰るか…」
憧「そうね…遊ぶ気分でもないし…じゃ、また明日ね」フリフリ
京太郎「おう!じゃーな!気をつけて帰れよ!お腹だして寝るんじゃねーぞ!」
憧「あんたはお母さんか!」
ーーーーー
憧「京太郎と初プリクラ、しかもツーショットかぁ…」パタパタ
憧「………ふひ」
憧「…変な声出た…」カァァ
~玄の場合~
玄「きょ、京太郎くん!私と写真を撮らな」ガリッ「あぅぅ…かんらった…」
京太郎「玄さんはおっちょこちょいだなぁ…」
玄「し、仕切り直し!写真撮ろうよ!おもち同盟結成として!」
京太郎「良いですけど…何か意味あるんですかそれ?」
玄(やったぁ…!)ガッツポ「…え?ごめん、後半聞いてなかった…」
京太郎「いえ、別に良いです…とにかくどうやって撮ります?」
玄「えっと…腕…組みたいかなーって…」
京太郎「…同盟結成写真なのに?」
玄「お、おかしいよね!ごめんね!待って今考えるから!」
京太郎「はぁ…要するに写真とりたいんですよね?素直に言ってくれればいいのに…」
玄「あぅぅ…」プシュー
京太郎「とりあえず撮りますか。腕組むのがいいんでしたっけ?」
玄「あ、うん…お願いします」ペッコリン
京太郎「…こちらこそ?」ペッコリン
玄「ぷふっ」
京太郎「こらっ!」ペチッ
玄「あぅっ…ごめんなさい…」
京太郎「んじゃセルフタイマーでっと…いきますよー」
玄「準備おっけー!」
京太郎「…よし!じゃあ組みますよ!」
玄「う、うん」フニッ
京太郎「!?」
パシャッ
京太郎「あの…これは…」(二人とも赤面の写真)
玄「うん…でも…これが良いかなって…」
京太郎「え!?これでいいんですか!?」
玄「う、うん…おもちの感じがより伝わるよね!」
京太郎「えぇ…」
ーーーーー
玄「京太郎くんとツーショット…トラブルもありながらも…なんとか…」
玄「これが当たっちゃったんだよね…」フニュフニュ
玄「…」プシュー
玄「も、もう寝るのです!」
玄(明日恥ずかしくて京太郎くんの顔見れないよぉ…!)バタバタ
~宥の場合~
宥ズズー「あったか~い…」ホワホワ
京太郎「そうですか…」ゲッソリ
宥「京太郎くんどうしたの?やつれてるみたいだけど…」
京太郎「そりゃやつれもしますよ…膝上に乗られてたらね…」
京太郎(至福のひととき!男なら勃つ!でも勃つと終わる!生殺し…圧倒的生殺し…!)
宥「変な京太郎くん…あ、そ~だ」モゾモゾ
京太郎(もぞもぞしないで!俺の社会生命ガー!)
宥「んと、あったぁ♪」→携帯
京太郎「ソレガ…ドウカシマシタカ…?」
宥「えっとねぇ…二人で写真を撮りたいの。駄目かな?」
京太郎「良いですけど…なんで?」
宥「うーん…おねーちゃん、だから?」キョトン
京太郎(わかりました。撮りましょう)「結婚しよ」
宥「ふぇぇっ!?」
京太郎「あぁ!?間違った!良いですよ!写真撮りましょう!どんな構図が良いかなぁ!」アワアワ
宥「あ、うーんとね…このままの格好で後ろから抱きしめてほしいの」
京太郎「ヴァッ!?」
宥「だ、駄目?」オロオロ
京太郎「さすがにそれは…この姿勢でがギリギリです…」
宥「うー…わかったよぉ…じゃあ撮るね?」
京太郎「りょーかいっす」
パシャッ
ーーーーー
宥「京太郎くんとのツーショット、やっと出来たぁ…ふふっ」
宥「あったか~い♪」ニコッ
~灼の場合~
灼「いい加減離してほし…」
京太郎「まぁ良いじゃないっすか。妙にすわりが良いんすよね先輩」
灼「…それは一種の侮辱?」
京太郎「何でそうなるんですか…」ナデナデ
灼「あんまり気安く触られたくな…」ゴロゴロ
京太郎「喉鳴り抑えてから言ってください」ナデナデ
灼「ふんっ」ペシッ
京太郎「いてっ…分かりました。一緒に写真撮ってくれたら離さないこともないこともないかもしれない多分恐らくメイビー」
灼「不確かすぎるけどまあ写真くらいなら…」
京太郎「写真くらいとか言うけど撮って良いって言ったのこれが初めてですからね?」
灼「体格差を考えて欲し…」
京太郎「…あぁ、これなら目立ちませんもんね」
灼「ふんっ」ドゴッ
京太郎「はぐっ」
灼「わかってても言わないのがお約束…」
京太郎「すみませんでした…とにかく撮りますよ」
灼「ん…」
パシャッ
ーーーーー
灼「…」パカッ パタン パカッ パタン
ー京太郎「写真は後で送っときますね」
灼「…まだ?」パカッ パタン ピロリン「!」
灼「…」ジー「…♪」ピッ ピッ
灼「この待ち受け、なかなか悪くな…♪」ニヘラ
この後五人全員が京太郎とツーショット撮ったことがわかって全員微妙な空気になったり