682 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/05(水) 19:45:11 ID:GFDCXZff
リクエストにお答えして京×和SS作ってみました
しかし該当スレがないとはいえ本来スレチなわけですしあまりいい出来にならなかったのでこのネタはおそらく今回限りです
感想・批判あれば嬉しいです

県予選前日
ブロロロロロ
父「和、学校の方はどうだね?」

和「はい 麻雀を通じて新しい友達ができました それに…(私を好いてくれる人も…//)」

父「それに…何だね?」

和「い…いえ…!とにかく楽しくやれてます」

父「そうか しかし成績の方は下降気味のようだが」

和「…すいません」

父「部活もいいが学業の方もおろそかにならないようにしなさい」

和「はい お父さん」



683 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/05(水) 19:54:26 ID:GFDCXZff
初夏
咲「京ちゃんは学食のおにぎりだけ?」

京「金欠でしてね」

和「よろしければいかがですか」

京「お~食べる食べる! ん~和は料理上手だな」

和「そんなことありませんよ」

京「ん…?この味…お酒?」

和「!…よく気づきましたね 父が甘いもの苦手なので調理酒を加えて少し大人な卵焼きにしてるんです」

京「へぇ~面白いな 俺も料理好きだからそういったアレンジよくするんだよ」

和「須賀君もお料理好きなんですか 私もこの前伴三糸にリンゴ酢を加えてみたら…」

咲「優希ちゃん、なんかあの二人、いい感じだね」

優希「うちら完全にアウトオブ眼中だじぇ」



684 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/05(水) 20:01:29 ID:GFDCXZff
放課後
京「和、疝気筋ってなんなんだ?」

和「!須賀君もう疝気筋まで知ってるんですか?」

京「ま 俺には咲みたいなオカルト能力ないからな 牌効率や統計で攻めるしかないわけだが…
デジタル打ちに特化した和の打ち方が一番理想なんだ」

和「っ…//そ…そうですか…// 須賀君は努力家ですね…」

京「で 疝気筋ってのは?」

和「疝気筋というのは裏筋の裏筋、たとえば一萬に対する三萬・六萬などで…
序盤に一萬が捨てられていると牌効率の観点から三萬・六萬は危険なんです」

京「牌効率の観点っていうのは?」

和「それはですね…」

まこ「なんじゃああの二人、ずいぶんと仲ようなっとるがな」

久「ふふ 須賀君にも春到来 かしらね」



685 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/05(水) 20:08:15 ID:GFDCXZff
合宿最終日の朝
和「すごい…これが『早乙女滝』ですか…」

京「の 和?和も滝見物か?」

和「す 須賀君!? あ…あの…はい//」

京「そっかぁ それにしてもきれいだなぁ」

和「えぇっ!?//」

京「ん?滝だよ滝 名瀑ってやつだな」

和「え…はい…そうですね…//」

和(なんでしょう…落ち着かないです…緊張…しているのでしょうか…?)

京「の の 和っ!」

和「は はいっ!」

京「すっ 好きだ! 付き合ってください!~~//」

和「!!!////……(須賀君のことが好きだから…緊張していたんですね…//)…はい////」


その晩
和「ただいま戻りました」 ガチャ

和(お父さんお母さん…今日も遅いんだ…) チン

モクモク 和(須賀君と…付き合うことになりました…//)

モクモク 和(こんな気持ち…知りませんでした…//)

モクモク 和(いつも一人で食べる晩御飯も…今日はなんだかおいしい気がします…//)



686 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/05(水) 20:15:13 ID:GFDCXZff
駅にて
父「ん?あれは…」

和(今日は須賀君と初めてのデートです//)

京「どうかしたか?和」

和「いえ…なんでもないです// あの…髪型とか服とか…変じゃないでしょうか…?」

京「いやいやとってもお似合いですよ」

和「そ…そうですか…ありがとうございます…//」

キキッ 父「和」

和「お お父さん!?どうしてここに…!?」

父「たまたまだ それより…こんなことをしている暇があったら家で勉強でもしてなさい さぁ帰るぞ」

和「はっ離してください!」

京「ちょ ちょっと待ってください!」

父「君も娘と付き合いたいなら挨拶の一言でもしに来たらどうだね?話はそれからだ」



687 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/05(水) 20:23:27 ID:GFDCXZff
原村家
父「どうしたのかねその頭は」

京「お父さんに僕が本気だということを示すために丸めて参りました」

父「…」

京「…」

和「…」

父「須賀君 和は私たちにとって大切な一人娘だ この娘を思う気持ちは山より高く、海より深い
そんな娘を任せられる男というのは少なくとも私を超える人間 君もわかってくれるはずだ
君を全否定するわけじゃないが…いまはまだ駄目だ」

和「お父さん!須賀君は頭まで丸めてきたのに…!」

父「それが何だというんだ?頭なんて床屋に言って金を払えばものの十分で丸めてくれる
何の努力もいらない 若いんだから数か月たてばまた元通りだ」

母「あなた最近育毛剤の減りが激しいものね」

父「き 君は黙ってなさい とにかくまだ君には娘を任せられない 今日はここまでだ」



688 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/05(水) 20:30:38 ID:GFDCXZff
部室
京「…」

久「珍しくシリアスモードじゃない」

京「部長…」

久「なにか悩みごとかしら?」

京「超えなきゃならん人がいるんですよ…」

久「あら かっこいい 男同士の勝負かしら?」

京「そんなとこです」

久「ふ~ん 事情は知らないけど人生の先輩から一つだけアドバイス」

京「?」

久「その人を超えようと思っている間は絶対にその人を超えることはできないわ
なぜならそれはその人に心縛られているということだからよ」

京「………」

久「じゃあね 頑張りなさい」



689 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/05(水) 20:36:23 ID:GFDCXZff
半年後 原村家
京「今日はお見せしたいものがあってお伺いしました」スッ

父「何かねこれは?」

京「僕の成績表です」

父「!!」

京「以前お伺いした日からどうしたら認めてもらえるか必死で考えました」

和「須賀君はあの日から毎日努力して校内順位を120位から一桁にまで伸ばしました
成績も3がほとんどだったのが今では5が大半を占めています」

京「結果が出るのが遅くても一番はっきりとわかるので学業に専念しました
重要なのはお父さんに僕がこれだけ努力できる人間だということをわかってもらいたいのです」

父「…」

和「お父さん!何とか言ってください!」

父「…懐かしいな」

和「え…?」

父「昔は私もやんちゃでね 好き勝手やっていたが妻と出会ってから変わることができたんだ
しかし妻の父というのが厳しい人でね 当然認めてはもらえなかった」

和「あの…おじいちゃんが…?」

父「ああ あのときは認めてもらうために努力したよ それこそ死にもの狂いでね
しかし…今回の須賀君ほどに努力したかと問われると…私もいささか自信がない」

和「じゃ…じゃあお父さん」

父「これだけの人間を認めないわけにはいくまい 須賀君は十分信用に足る男だ」

和・京「あ…ありがとうございます!!」



690 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/05(水) 20:42:09 ID:GFDCXZff
ブロロロロロ
父「和 学校は楽しいか?」

和「はい」

父「す 須賀君とは上手くやれてるのか?」

和「は はい//」

父「今度またうちに遊びに来てもらいなさい」

和「はい//」

父「…」

和「…」

父「和」

和「はい?」

父「清澄に行って良かったな」

和「!…はい!!」
   おわり

名前:
コメント: