玄「はぁ~あ、夏も終わりだなぁ…」パタパタ

京太郎「えらくしんみりしてますね…お茶でもどうです?」

玄「あ、京太郎くん。…ありがたくいただきます」ズズッ「あちっ」

京太郎「若干肌寒いですからね。宥さんは喜んでましたよ」

玄「お姉ちゃんと私は違うのです!まったくもう!」プンスコ

京太郎「あはは、ごめんなさいってば」

ソヨソヨ…

玄「…今日でバイトも終わりかぁ」

京太郎「まぁ夏休みも終わりが近いですからね…」

玄「これ終わったら長野に帰るんだっけ?…なんだかずっと一緒にいた気がするなぁ…」

京太郎「俺もなぜかそう感じてます。これが第二の故郷ってやつなんですかね」

玄「うーん…それはわからないけど…そうだといいなぁって私は思うよ?」

京太郎「じゃあそういうことで」

玄「うんっ!ふふっ♪」

京太郎「どうしたんです?」

玄「奈良が、というかこの松美館が京太郎君にとっての故郷みたいなものになったなって思ったら嬉しくなっちゃった♪」

京太郎「そんな大層なことでもないでしょうに…」

玄「まあまあ♪」

京太郎「たまに玄さんのこと、わからなくなるなぁ…っとと、そろそろ最後のお客さんのお見送りですよ」

玄「おまかせあれ!今なら冥土にまで見送る自信があるのです!」

京太郎「なんでお客さん殺しにかかってるんですか…」

玄「そのくらいの気合が入ってるってことだからいーの!」

京太郎「はぁ…まったく…」

このあと永久就職することになるのかはまた別のお話…

カンッ