雅枝(そう簡単に割り切れっちゅーのは難しい)ゴシゴシ

雅枝(アカンアカン。ウチは確りとせな・・・)

雅枝(とりあえずレギュラー、他の部員のケアと学校への連絡と・・・)ポロ、スタスタ



京太郎「お」

京太郎(財布が落ちてるな・・・多分あの人、のか?)キョロキョロ

京太郎「すいませーん!!」

雅枝(園城寺の体調も確認せないかん。もし暫く入院なら清水谷がやーやー言うやろうし・・・)

京太郎(気付いてないのか?)

京太郎「あのっ、これ!!」ガシッ

雅枝「ん?」

京太郎「貴女の財布じゃないですか?」

雅枝「おー・・・すまんすまん。ウチのみたいや、おおきに」

雅枝(って男? スタッフやないみたいやし制服。どっかのマネージャーとかか?)ジロジロ

京太郎(何か見られてるな・・・どっかおかしい所でもあったかな)


京太郎「えっと、それじゃこれで」

雅枝「ん、あぁ。ほんまおおきに。気ーつけや」

京太郎「ありがとうございます。それじゃ――」

京太郎「・・・」

雅枝「?」

京太郎「勘違いだったらあれなんですけど」スッ

雅枝(ハンカチ・・・)

京太郎「使ってないから綺麗ですし」

雅枝「はぁ?」

京太郎「・・・涙の跡、ついてますよ?」

雅枝「!!」

京太郎「おせっかいならすいません。でも気になったというか・・・」タハハ

京太郎「涙は貴女には似合わないかな、なんて」カァァ

雅枝「」ポカーン

京太郎「・・・」

京太郎「と、とりあえずそれだけなんでっ、それじゃ!!」ダダダッ


雅枝(まさか)

雅枝(あないなキザなこと言うなんてなぁ・・・)

雅枝「もう泣き止んどるっちゅうんや」

雅枝「アホ」クス

カン!