浩子「須賀くん須賀くん須賀くん須賀くん須賀くん須賀くん」

京太郎「先輩ヤンデレだ。俺なんか悪いことしたかな」

浩子「あれ、感触悪いですね。退屈ですし須賀くんの性癖についてデータでも取ろ思ったんですが」

京太郎「頭おかしいんですか?」

浩子「千女の頭脳を捕まえて頭おかしいはないでしょう、訂正してください」

京太郎「え、ごめんなさい。頭おかしくないんですね」

浩子「特別に許してあげます。次はないんだからね! 勘違いしないでよね!」

京太郎「見てください、マイマイ蛾が絨毯みたいに群れてますよ。夏真っ盛りですね」

浩子「構ってください」

京太郎「先輩頭おかしいですよね」

浩子「おかしいです! もうそれでええから暇つぶしに付き合ってください!」

京太郎「素直になれなくてつっけんどんな態度取っちゃう子はそこまで好みじゃないですよ。さっきみたいなの」

浩子「ああ、身近にそういう子いるんでしたね。ツンデレは食べ飽きましたか」

京太郎「帰ります」

浩子「これあげるから! さっき買ってきたギョウザ食べてええから!」


京太郎「先輩って仲良くなると結構めんどくさい人ですよね」

浩子「須賀くんにだけや! ドン引きせずに構ってくれるのはあんたしかいないんですって!」

京太郎「うわあ嬉しい、この喜びを千里山の皆さんにも伝えて差し上げよう」

浩子「お前ホントそれだけはマジで、ホント、データするでお前」

京太郎「ごめんなさい」

浩子「次はありませんよ」

京太郎「ところで、どうしてよりにもよって俺の性癖データなんて収集しようと思ったんですか?」

浩子「え」

京太郎「え?」

浩子「どうでもええやん、理由なんて! その日の気温とか、百葉箱とかそんなノリやん!」

京太郎「そうかな」

浩子「そうです! 須賀くんの気を引こうとか、須賀くん好みになりたいとかそういうんじゃないですから!」

京太郎「…………」

浩子「…………」

京太郎「先輩」

浩子「な、なんや!」

京太郎「ツンデレ、やっぱりなくもなくもなくもないかもです」

浩子「え? なくもなくも、なくも、ないって。ああ、そうなん」


京太郎(それと、そのデータ多分必要ないと思いますよ。なんて)