◆並行世界の淡が互いに出合ったという設定
 そしてどちらもすでに陥落済みというご都合主義

原作淡「あわーっ! だ~か~ら~キョウタローはこっちの淡ちゃんのものなのー!」ぎゅっ

敬語淡「京太郎君は貴方のようなおバカな人には相応しくありません」ぎゅっ

京太郎「なにこのカオス……」両手に花

原作淡「むむぅ。なにさ、そんな風に敬語使っていい娘ちゃんぶっちゃってさぁ」

敬語淡「貴方こそ高校生にもなってその幼稚さは何ですか? 恥ずかしい」

原作淡「ふんだ。高校百年生は他の女子高生とはスペックが違うから、こんなでも許されるのだ」ドヤッ

敬語淡「はぁ、別世界の私がこんなにもあわれな人だったとは……フッ」

原作淡「あわぁっ! こ、こいつ鼻で笑いやがった! かわゆい淡ちゃんが絶対しないようなウザい笑い方!」

敬語淡「あら、貴方自分がウザいキャラだという自覚なかったんですか? 本当に淡ぃな方ですね」

原作淡「むか~~っ! こんな皮肉言う奴なんかキューテクルな淡ちゃんじゃない~!」

敬語淡「私だって貴方のようなバカが別世界と言えど存在しているのは許せません」

W淡「ふーーーっ!!」威嚇


京太郎「あーもうやめろ二人とも。見てる側からするとスゲェ混乱するから」

原作淡「キョウタロー! どっちの淡を愛してるかここではっきりして!」

京太郎「なんでいきなりそんな話に!?」

敬語淡「いえ京太郎君これは重要な問題です。どちらが愛されているかで我々の存在価値が決まるのです」

京太郎「そんなこと言われてもなー……」

京太郎(淡はお互い別存在として遭遇したけど、俺の場合向こうの『俺』と意識が混同したみたいなんだよな)

原作淡「ほらほらキョウタロー! ぶっちゃけちゃいなよ! 『一番愛しているのはお前だ』って!」キラキラ

敬語淡「京太郎君。私と過ごしてきた思い出を忘れてしまったのですか?」うるうる

京太郎(ちくしょう。いざという時、涙目で迫るのはどっちも同じかよ)オロオロ


原作淡「むぅ、ちょっとアンタは黙っててよ!」

原作淡「キョウタローと私はこの後あつぅいベーゼをしてハッピーエンドを迎える予定なんだから!」

敬語淡「なっ!? そんなことさせません! こ、恋人にもなっていないのにキスとか……」

原作淡「んぅ? ん~~? もしかしてオタク、初心だね? オボコちゃんだね?」

原作淡「にゃははははっ! こりゃ勝ったね私。だって余裕でこんなことできちゃうし。ん~」ほっぺチュッ

京太郎「ほ?」

敬語淡「あ」

原作淡「ねぇねぇキョウタロー。こんな堅物より親しみ易い淡のほうがいいよね?」スリスリ

原作淡「キョウタローが望むなら、もっとすごいことしてあげるよ?」

原作淡「大好きなおもちはまだ小さいけど、成長期だから頑張って大きくするよ。ね? ね~?」おもちすり寄せ

京太郎「お、おう。これは確かに期待のある膨らみ……」


敬語淡「……え、えいっ!」抱きっ

京太郎「はうわっ! け、敬語淡!?」

敬語淡「ひ、弘世先輩や渋谷先輩ほどではありませんが、宮永先輩よりは自信があります」

敬語淡「きょ、京太郎君が望むなら、す、好きになさっても構いません」

原作淡「むきーっ! 私の誘惑作戦の邪魔すんなこの堅物ー!」

敬語淡「貴方こそ京太郎君から離れてください!」

W淡「むぅう~……」

原作淡「キョウタロー!」

敬語淡「京太郎君!」

W淡「どっちの淡が好き!?」

京太郎「勘弁してくれーーーっ!!」

その後も並行世界の交差は直らず、京太郎は二人の淡に付き纏われ続けるのだった

◆結論
 どっちも天使

 カンッ!