宥「……とんでもないもの、当たっちゃった」
憧「宥姉、どったの?」
穏乃「当たったって、懸賞とかですか?」
宥「これ」KASIMO
灼「何々、『Hondaと龍門渕グループの連携企画、大人気ASIMOとKちゃんのコラボKASIMO』宥さんすごい」
宥「でも、あんまりあったかそうじゃない」
穏乃「確かに、Kちゃんぬいぐるみの方が可愛いですよね」
憧「ベースはASIMOだから、しょうがないでしょ……ん?試作品につき新機能?」
玄「新機能、麻雀モード搭載?……すごい!!」
灼「さっそく打ってみる?」
宥「う、うん」
穏乃「じゃあ私も!」
玄「もう1人はおまかせあ…」
憧「あたしがやるわ」
玄「えーなんでー?」
憧「機械が打つのにドラ無しとか、エラー起こしたらどうすんのよ」
灼「一理ある」
玄「うう~」
宥「じゃ、じゃあ始めよっか」
穏乃「ツモ!……終わりっ!!」
宥「……なんていうか」
灼「KASIMO、麻雀」
憧「弱い」
KASIMO「…………」カタカタカタカタ
玄「初心者っぽかったねー」
宥「うーん……ん?なんか言ってる」
KASIMO「東場速効がない……悪待ちがない……カンされない……SOA……キンクリされない……」ボンッ!
穏乃「わっ!なにこれ!?」
憧「ショートした!?」
宥「あったか~い……」
灼「言ってる場合?」
玄「こ、壊れた!?」
結局KASIMOはその見た目と性能から試作段階で製作中止となった
宥の元の試作品も、後日お詫びを持ってきたとある執事が回収しにきたらしい
なお、最後に言っていたことに関して聞くと
「……相手が悪かったんでしょうね」
とだけ言ったとか
最終更新:2013年07月16日 22:28