夜
どこに居ようと必ず訪れるものである
「……んっ」
そして、夜は1人ということを自覚しやすくなる
「……っふ、っは」
「……んんっ」
1人は寂しい、と
「っは……あっ」
それを埋めるため、人は様々な行為を行う
「あっ……あっ、あぁ」
「……あぁ……ん」
自分で自分を慰めている、とも言えよう
「……ふぁ」
また、1人ということから逃避するため
「はぁ……んっ」
「あ……あ、あ、……あぁっ」
人形などを用いるものも少なくない
「……ふぅ」
「ねえこーこちゃん、私の寝息や寝言をへんな編集して流すのやめてよ。これ、うなされてた時のやつだし」
「いやーひとり寂しいすこやんを慰めるために、音声が流れるKちゃんぬいぐるみをプレゼントしようと思ってね」
「おかーさんいるから!」
「すこやん……」
「……あ、やっぱ寂しいかも」
最終更新:2013年07月15日 23:02