1年生集合の続きっぽいもので、今日は1年生編を
ある意味京太郎ほとんど出てきません

憧「シズ、なんかすごいダルそうだけど大丈夫…?」

穏乃「最近眠れないんだよ~…」グシグシ

泉「クーラー効かせ過ぎたやろか」

穏乃「ううん、部屋は快適なんだけどさ」

淡「じゃあどうして?」

穏乃「夢が…」

春「夢?」

穏乃「最近怖い夢ばっかり見ちゃうんだよー!そのせいで全然寝れない!」

泉「なんやそんなことか…」

穏乃「そんなことじゃない!お化けが出たり、鬱蒼とした森の中に彷徨ってたり!」

穏乃「怖くて2時3時に起きちゃって!もう嫌…」

春「結構深刻…」

憧「そういえばここ数日寝る場所毎回変えてたわねシズ」

淡「昨日寝る時お香焚いてたねシズー」

穏乃「試せることは試しました…」

泉「枕が悪いんやない?枕替えてみるとか…」

穏乃「枕はみんな同じでしょ?」

泉「いや、意外と…」ゴソゴソ ←押入れの布団漁ってる

ヒラリ

泉「ん?なんやこれ」

憧「ん~?こ、これ京太郎の写真じゃない!」

春「布団の中から出てきた…」

淡「なんでこんなとこに?」


ガラッ

優希「ただいまだじぇ~」

和「?どうしたんですか固まって」

泉「布団の中からこんな写真が落ちてきてん」

咲「京ちゃんの写真!?」

優希「」ブッ

和「なぜ須賀君の写真かは分りませんが…枕の下に写真を敷いて眠るとその人の夢が見れる、という話はありますよね」

憧「…え?ってことはこの中にこの写真を敷いて寝てる人が…」

優希「まま、全く今時こんなことする人いるなんて驚きだじぇ~」

淡「これ優希のだよね?」

優希「」ブハッッッ

穏乃「な、なんで?」

淡「この写真出した時、一気に顔真っ赤になったから」

優希「あ、あう、ち、ちが…そ、その」

咲(優希ちゃんもやってたんだ…)

優希「~~~~!!わ、悪いかー!夢の中でも京太郎に会いたくて枕の下に写真忍ばせてにゃにが悪いー////!」

泉「お、落ち着いて!というか自分めっちゃ恥ずかしいこと言っとるで!?」

春「落ち着いて、優希ちゃん」

優希「う、うん…」

春「それで、どんな夢見れた?」

優希「昨日は京太郎と相合傘でデートする夢を見て、あいつが「風邪引くなよ」って自分のコートを…って何言わすんだじぇー!」

和「滝見さん!意地悪はほどほどに!」

淡(いーなー…)


穏乃「…れだ…」

憧「?シズ、何か言った?」

穏乃「それだ、それだよ!」

穏乃「枕の下に写真を挟んで寝る!そうすれば怖い夢ともおさらば!」

和「…えっと、穏乃何を言って…」

淡「はいはい!それいい案だと思いまーす!そして私もやる!」

憧「京太郎の写真を、皆で敷いて寝るの…?」

穏乃・淡「イエス!」

咲「よ、よくわからないけど、写真が無いじゃない」

優希「さ~き~ちゃん」

咲「ゆ、優希ちゃん!?」

優希「咲ちゃんなら、京太郎の写真いっぱい持ってるはずだじぇ…フフフ。毎晩敷く写真、違ってからな~フフフフフ」

咲「も、持ってるからその顔やめて…怖い」

 

憧「…で、なんで私たちにも配られたわけ?」

淡「せっかくだし皆で夢見て、教え合おうよ」

優希「誰が一番良い夢を見れるか!」

和「優希、完全に開き直りましたね」

泉「なんか目的変わってへん…?」

穏乃「これで寝れる、これで寝れるー!」

春「宮永さん、なんでこんなに持ってるの?」

咲「ひ、秘密だよ」

――その夜


京太郎「…あれ、鍵閉まってる。今日寝るの早いなあいつら…」

京太郎「仕方ねぇ、部屋でネット麻雀してよ…」

スタスタスタ


穏乃「枕の下に、写真を敷いて…っと。よしっ」

憧「せんせー…10時半は寝るには早いと思いまーす」

淡「もうシズーが早く寝たくてしょうがないみたいだし、どうせなら全員いっぺんに寝ちゃおうってことで」

泉「これ明日5時に起きるわ…」

優希「はい、文句は聞かないじぇー。消灯するじょー」

パチン


スー スー


穏乃「うう…うん…」


~~

穏乃「また、森の中…?」

穏乃「誰かいないのー!ねえー!」

ガサガサッ

穏乃「向こうから誰か、来る…!に、逃げなきゃ!」


穏乃(ハァハァ、足音が消えない…もうヤダ…得体のしれない奴に、追い付かれる…!)

ドンッ

穏乃(い、行き止まり…?そんな…)

??「…穏乃?」

穏乃「え…誰なの?なんで私を…」

穏乃「……そっか、来てくれたんだね、京太郎…」

ギュッ


パァァァァ


穏乃「あれ…森は…?」

京太郎「何言ってんだよ穏乃。ここは裏の空き地だろ?」

穏乃「夢、見てた…すごく怖い夢」

京太郎「…」

穏乃「京太郎が助けてくれたんだね!ありがとう!」

京太郎「よくわかんねえけど、どういたしまして」

穏乃「さ、帰ろ!って、う…!?」

京太郎「ど、どうした」

穏乃「腰抜けてた…えへへ」

京太郎「・・・・・はぁ。しょうがねーなー」

フワッ

穏乃「わあ///!?な、なんでお姫様抱っこ!?」

京太郎「あれ、ダメだったか?」

穏乃「ダメじゃないけど…///。そこは普通おんぶとかでしょ」

京太郎「まだ怖いんだろ?じゃ、俺の顔見えてた方がいいかなって思ったからさ」

京太郎「また今度怖い夢見たら、いつでも夢の中で俺呼べよ。心許ないかもしれねーけど、全力で助けに行くからさ」

穏乃「……ありがとう!頼りにしてるよ、京太郎!」

京太郎「へへっ、任せなさい!」ニカッ

穏乃「うんっ!」


~~

チュンチュン

穏乃「……晴れた」

 

穏乃「おっはよー!」

憧「あれ、今日は元気じゃないシズ」

穏乃「効果抜群!怖い夢は見なかったよ!ちょっと、恥ずかしかったけど…///」

穏乃「そういえば、憧たちはどうだったの?」

憧「え………ひ、秘密///!!」

穏乃「…なんで顔赤かったんだろ。ま、いっか」

穏乃「よーし、京太郎のおかげで、怖い夢ともおさらば!今日から元気百倍で頑張るぞー!」


ひとまずカン!