―― 三人での買い出しから数日が経った。

アレから小蒔は少しずつ積極的になったらしい。
俺相手だけではなく、他の皆にも話しかける姿を少しだが見かけるようになった。
勿論、俺にべったりなのはそれほど変わっていないが、部内の雰囲気は大幅に改善されている。
お陰で部長の心労も減ったらしく、最近はその表情も晴れやかだ。
特に小蒔と話している時は嬉しそうで、長年の友人らしい掛け合いも見せるようになっている。
そんな部長に対して、小蒔は最近、『染谷さん』と言うようになった。

京太郎「(結局のところ、小蒔は怖かっただけなんだろう)」

今まで自分だけの力で、小蒔は友達を作った事がない。
ずっと受動的で、与えられるだけの立場だったのだ。
そんな小蒔が新天地で、自分から積極的に友達を作る気になるかと言えば、答えは否だろう。
俺に対してあんなにべったりだったのも、今では逃避の一種だったのではないかと思える。

京太郎「(まぁ…一件落着かどうかはまだ分からないけれど)」

しかし、おずおずとながらもコミュニケーションを取ろうとするようになった小蒔の姿を見る限り、大丈夫だと思う。
今の小蒔には自分で一歩踏み出す勇気が芽生えているのだから。
それを最も身近であるはずの俺の手だけで出来なかったのは恥ずかしいが、まぁ、結果オーライだろう。
少なくとも、仲の良い部長と小蒔の姿を見ると、そう思えた。



―― コンコン

京太郎「ん?」

そんな俺の部屋をノックする音に、俺は後ろを振り返った。
瞬間、年頃の男の部屋とは思えないほどに整頓された景色が俺の前に広がる。
勿論、それは俺が創り出したものではなく、頻繁に俺の部屋へと入り浸るようになった小蒔の手によるものだ。
部長という友人が出来ても、俺に対する甲斐甲斐しさが変わらない小蒔は、手隙な時に俺の部屋の掃除をしてくれている。

小蒔「失礼します」

そんな部屋へと入ってきたのは、この部屋のもう一人の主と言っても過言ではない小蒔だった。
その女の子らしい身体を浅葱色の浴衣に包むその顔は微かに紅潮している。
丁度、時刻も就寝前なので、恐らくお風呂上がりなのだろう。

京太郎「(もう何回も見てるはずなんだけど…)」

基本、小蒔は長風呂派なので、そうやって紅潮しているところを見たのは一度や二度ではない。
寧ろ、ここ最近は両親の許しもあって、ほぼ毎日、家で風呂に入っていくのだ。
お風呂上りの小蒔を見た回数は、もう両手の指では足りない。
しかし、それでもその姿を可愛らしいと思う気持ちは色褪せる気配すらなかった。
そしてまた…それをエロいと思う男子高校生特有の感情も。


京太郎「(だって、浴衣から色々と見えちゃってるんだぜ…)」

短めの髪を纏めてアップにした今の小蒔はうなじを露出させている。
赤く染まった肌を魅せつけるようなそれはまるでキスをオネダリされているようだ。
その上、しっかりと着込まれた浴衣の前は閉じられてはいるものの、形の良い鎖骨を隠しはしない。
袖口もまとめあげられ、その細い腕が肩まで露出しているとなれば、妙なドキドキを感じても仕方がないだろう。

京太郎「お風呂空いたのか?」

そんなドキドキを押し隠しながらの言葉はごく自然なものだったと思う。
最近、色々ありすぎた所為で、こうして平静を装う技術だけは無駄にレベルアップしていっているのだ。
とは言え、それを誇る気になれないのは、そうやってレベルアップした経緯が経緯だからだろう。
幾ら何でも、『エスっぽく振る舞う為に自制心を鍛えました』だなんて情けないにも程が有るのだから。

小蒔「あの…えと…はい…」
京太郎「?」

俺の言葉に小さく頷く小蒔の表情には微かに羞恥の色が見えていた。
風呂上がりの熱気とはまた違うその火照りに俺は首を傾げる。
風呂が空いた事を聞く事と、恥ずかしがる事が俺の中でまったく繋がらないのだ。
小蒔のちょっと変わった思考にも幾分、慣れてきたとは言え、流石に今のは追いつく事が出来ない。

京太郎「(さっきまで普通だったんだけどな…)」

こうして自室に戻って、麻雀の練習をしている時まで小蒔は普通だったのだ。
それこそいつも通り俺にべったりで、子どものように甘えてきたのである。
しかし、今の小蒔は部屋の入口に棒立ちになったままで動く気配がない。
何時もであればとっくの昔に俺に近づいているというのに一体、どうしてなのだろうか。

小蒔「あの…ご両親は今日、お外でお泊りだそうで…」
京太郎「あー…」

そこまで考えた瞬間、齎された小蒔の言葉に納得の感情が湧き上がる。
未だに色々とお盛んなあの二人は、時折、こうして夜の街へと出かけるのだ。
その時、何をしているのかは二人の息子として絶対に知りたくもないし、想像もしたくない事だが、まぁ、仲が悪いよりは良い方がマシだろう。
その点は、息子歴=年齢の俺はもう割り切っている。
しかし、小蒔がここにいる今、それだけでは決して済まないのだ。

京太郎「…発情しちゃってる?」
小蒔「は…はい…♪」

基本的に小蒔は何時も俺にべったりなお陰で、それほど頻繁に副作用が出る訳じゃない。
しかし、それでも夜の家に二人っきりともなると自分を抑える事が出来ないのだろう。
恥ずかしそうにそっと頷くその顔には欲情がはっきりと混ざり始めていた。
流石にもじもじと太ももを擦れ合わせるような仕草はないにせよ、チラチラとこちらを見るその視線は熱っぽい。

京太郎「小蒔はエッチな子だな」

そうは言うものの、そうやって求めてくれるのは悪い気はしない。
何せ、相手は護ってあげたくなるような美少女であり、そして俺にとってとても大事な人なのだから。
そんな子がこうして二人っきりになったというだけでエロい気分になっているだなんて男冥利に尽きる話である。

小蒔「ぁ…あ…っ♪ごめん…なさい…っ♥」

しかし、それでも意地悪く言うのは答える小蒔の声が震えているからだ。
それは決して自己嫌悪でも恐怖でもない。
寧ろ、俺に意地悪い言葉を向けられる事に対して、小蒔は喜んでいるのだ。

京太郎「俺の事が欲しい?」
小蒔「欲しい…です…っ♪私…もう我慢出来なくって…♥身体…発情しちゃって…ぇ♪♪」

だからこそ、小蒔は肩を震わせながら、大きく頷く。
そこにはもう羞恥の色は薄く、興奮を示す熱い吐息を漏らしていた。
どうやらもう完全に小蒔の中で『スイッチ』が入ってしまったらしい。
それに一つ笑みを浮かべながら、俺はそっと勉強机から立ち上がり、ベッドへと腰を下ろした。

京太郎「おいで」
小蒔「~~っ♥♥」
京太郎「ぅお!?」

瞬間、まるで放たれた矢のように小蒔が俺へと駆け出す。
その小さな身体を大きく跳ねさせるようなそれを俺は受け止めきる事が出来ない。
そのまま勢い良くベッドへと押し倒され、小蒔にマウントポジションを取られてしまう。


小蒔「京太郎様ぁ…♥」

そんな俺の胸板にグリグリと顔を埋めながら、小蒔は甘く俺を呼ぶ。
何処かうっとりとしたその響きはとても幸せそうで聞いている俺の頬もついつい緩んでしまった。
大事な人が自分と触れ合って嬉しそうにしている姿というのはそれだけ格別なものなのである。

京太郎「そんなに焦って飛び込んでこなくても、俺は逃げたりなんかしないって」
小蒔「ふ…あぁ…♪」

そう言いながら、俺は小蒔の背中をそっと撫でる。
一回二回と子どもを宥めるようなそれに小蒔が安心しきった吐息を漏らす。
陶酔の色を強くするそれに押し倒された俺の中でも興奮が強くなっていった。

京太郎「(そもそも…柔らかすぎなんだって)」

小蒔の身体は和よりも肉付きが良い訳じゃない。
しかし、それでもその柔らかさは決して和に劣るものじゃないのだ。
その上、普段から神事などで身体を動かす事も多いだけはあって、その身体は引き締まっている。
おっとりとしたその顔からは想像も出来ないくらいメリハリの聞いたその味を俺はもう知り尽くしているのだ。
早くこのメスを貪れと訴えかけるように欲望がメラメラと燃え上がっていく。

小蒔「ごめんなさい…っ♪京太郎様と触れ合いたい気持ちが抑えられなくって…♥」

そして、それは小蒔も同じなのだろう。
その言葉は陶酔よりも欲情の色が強く、俺をはっきりと求めてくれているものだった。
その指先も俺の私服を掴むように力が入り、足は早くも俺へと絡みついている。
まるで全身で俺を求めようとしてくれているそれに俺は再び笑みを浮かべながら、そっと口を開いた。

京太郎「でも…このままじゃ小蒔が一番、して欲しい事が出来ないぞ?」
小蒔「そ、それは…ぁ♪」

意地悪く指摘する俺の声に小蒔は震える声で答える。
小蒔とて、このまま密着しているだけじゃ自分の欲望が収まらないという事は分かっているのだろう。
熱い吐息を漏らしながら、もじもじとその身体を揺らし、俺に逡巡を伝える。
しかし、それと同時に上から押し付けられているムスコが刺激され、パンツの中でムクムクと大きくなっていった。

小蒔「あの…今日は…私がして…良いですか?」
京太郎「ん?」

そんな俺の耳に届いたのは躊躇いがちな小蒔の言葉だった。
おずおずと申し出るようなそれは、とても俺にとってはとても珍しく映る。
何せ、これまでベッドの上の小蒔は受け身ばかりで、俺に何かしようとした事は少ないのだから。
勿論、こうして俺に対して性的なアプローチはするものの、そこから先は甘い鳴き声を漏らすメスへと変わるのだ。


京太郎「(これも…友達が出来た成果かな?)」

積極的になる事の大事さを知った今、セックスもただ、待っているだけではダメなのだと思ったのかもしれない。
とは言え、俺としてはそうやって無抵抗な小蒔を喘がせて、弄びながらイかせるのは嫌いじゃなかった。
そうやって小蒔が乱れるのは俺の前だけだと思えば、支配欲は満足していたし、嗜虐心もまた満たされていたのだから。

京太郎「(でも…面白そうなのは事実だよな)」

まさか小蒔が自分からしたいと言ってくれるだなんて思ってもみなかったのである。
その経緯はどうであれ、予想外のそれに興味を惹かれるのは事実であった。
何より、勇気を出して積極的になった小蒔の気持ちを無駄にはしたくない。
まだ小蒔は変わり始めたばかりなのだから、その変化を大事にしてやりたいのだ。

京太郎「あぁ。それじゃお願いしようかな」
小蒔「はいっ♥」

そう思っての言葉に小蒔は俺の胸の中で嬉しそうな声をあげる。
それにまるで親の仕事を少しだけ手伝う事を許されたような純朴なその嬉しさに微笑ましいものを感じた。
しかし、それが決して微笑ましいだけではないのは、彼女の指先を見れば分かる。
微かに震えて、一つ一つ確かめるように脱がしていくそれは、きっと欲情の所為なのだから。


小蒔「よいしょ…♪」

不慣れな所為か、たっぷり30秒ほど時間を掛けてから小蒔に剥ぎ取られた俺のトレーナー。
それを皺にならないようにしっかりと畳んでから、小蒔は次の服へと移る。
二人っきりというシチュエーションにかなり興奮しているのは事実だろうが、理性を見失っている訳ではないようだ。

京太郎「(…と言うか普段の俺がアレ過ぎるのか…?)」

基本的に俺が誰かの服を脱がす時はケダモノになってしまっている時だ。
もうその向こうにある肢体を貪りたくて仕方がなくなっている時なのである。
勿論、それだけの所為ではないが、俺は脱ぎ散らかすような滅茶苦茶な脱がし方しかしていない。
それを一つ一つ丁寧に脱がしていってくれている小蒔の様に思い知らされた俺は、今度からもう少し後先考えようと心に誓った。

小蒔「あ…ぁぁ…♪」

そんな俺のズボンを脱がした瞬間、小蒔の口から幸せそうな声が漏れる。
興奮を絞り出すようなそれは恐らく、たった今むき出しになった下着…いや、その奥にある俺の一部の所為だろう。
下から押し上げ、下着をテントのような状態にするほどの肉の塊。
その意味と味を知る小蒔にとって、それは興奮する光景なのかもしれない。

小蒔「……」チラッ

そう思うのは小蒔がズボンを畳みながらも、チラチラと下着へと目を向けるからだ。
まるで大好物が近くにある時の子どものようなその仕草。
それでもズボンが皺にならないように畳もうとしている辺りは頑張り屋な小蒔らしい。
しかし、それでも遅々として進んでいないのは、まるで今にもヨダレが出そうなくらいに小蒔が下着へと惹きつけられているからなのだろう。

京太郎「(正直、可愛いし、すげぇ興奮する)」

何せ、そうやって小蒔が惹きつけられているのは俺の逸物なのだ。
今にもむしゃぶりつきそうなほど興奮しているのは俺のムスコなのである。
その様だけでも可愛らしいのに、小蒔のような清純そうな女の子をそれほどまでに虜にしていると思うと俺の中で興奮が強くなる。
正直、今すぐにだって抱きしめて、そのままベッドへと押し倒したいくらいだ。

京太郎「(でも…今日は任せるって言っちゃったしな)」

そうやってチラチラと小蒔が俺の股間を見る所為で進んでいない前準備。
それに焦らされているように感じるものの、それはまだ我慢出来ないほどじゃなかった。
ならば、さっき許可した分、小蒔に主導権を握らせてあげるべきだろう。


小蒔「で、では…参ります…ね…♪」

そう言って小蒔が俺の足の間で佇まいを直したのはそれから数分ほど経ってからだった。
トレーナーなどに比べれば、ズボンを畳むのはよっぽど簡単なはずなのだが、それだけ小蒔は俺に夢中になっていたのである。
それにムスコが下着の中でピクンを跳ねるのを感じながら、俺は小さく頷き、脱がしやすいように腰をあげた。

京太郎「…え?」

それでも俺がマヌケな声をあげてしまったのは、俺の股間に近づくのは小蒔の手ではなかったからだ。
その白い首を倒すようにして、彼女は上体を倒していくのである。
自然、その顔が俺の股間へと近づく様に、俺は強い戸惑いを感じた。
何せ、そこに伸びるものだと思っていた小蒔の手は彼女の背中で結ばれ、まるでパン食い競走の走者のような有様だったのだから。

小蒔「はむ…♪」
京太郎「ぅ…」

一体、小蒔は何をするつもりなのか。
そう思った瞬間、小蒔の顔は俺のトランクスをそっと食んだ。
ゴムの部分をしっかりと歯で噛み締めるようなそれに唾液が染みこみ、下着は変色していく。
しかし、小蒔はそれにも構わず、ズルズルと首を動かし、噛んだ下着を引き剥がそうとする。


小蒔「ぅ…ぅ…♪」

だが、そう簡単にいかないというのが現実というものである。
エロ漫画の中の世界では口で脱がせる事も簡単にやってのけるが、これは現実なのだから。
そもそもそんな風に脱がせるように出来ていない以上、中々に難しいだろう。
ましてや、奥ゆかしい小蒔がこんな事をするのは間違いなく俺だけなのだ。
その不慣れで試行錯誤をしている様は、とても愛しく、そして可愛らしく映る。

京太郎「多分、そうやって引っ張るだけじゃ無理だって。頭を揺らして外さないと…うん。そうだ」

そんな小蒔に対してアドバイスをすれば、彼女の動きはスムーズになっていく。
恐らく小蒔は普通に引っ張るだけで脱がせられると思い込んでいた所為で困惑していたのだろう。
それも俺がアドバイスする事で冷静さを取り戻し、少しずつだが順調に進んでいく。
元々、咲のように手先が不器用というタイプの子ではないのだから、コツさえ掴めば一発だ。

小蒔「んぱぁっ♪」

そう声をあげて小蒔が俺の下着を口から離した時には、俺の股間は露出していた。
天井を突くようにピクンと動くそれはまだ最高のものではなくとも、確かに興奮を伝える。
しかし、俺のモノが小蒔に伝えているのは決して俺の興奮だけではないのだろう。
それはヒクヒクと動く小蒔の鼻を見れば、良く分かった。


小蒔「京太郎様の…匂い…ぃ♥」

そう顔を緩ませて呟くのは、それが小蒔にとって良いものだからなのだろう。
持ち主である俺には分からないが、どうやらムスコの匂いは堪らなく良いものらしい。
それは小蒔だけではなく、和や、漫さんも同じだ。
昔から相性の良い相手は良い匂いがすると言うが、これは果たしてそれに入るのだろうか。

京太郎「(そうだったら…良いな)」

誰がどう見ても最低な事をしているとは言え、俺は小蒔を含めた皆が好きだ。
それは独占欲混じりのものかもしれないが…それでも昔のように友達だとは思えない。
能力で無理矢理従わせているような今の状況に心苦しく思っているのは事実だが、しかし、このままの関係が続けば良いと思っているのも確かだ。
まるで味を占めているような自分の姿が醜悪だと思うものの…どうしてもそれは止まらない。
控えめに言って最低な事ではあるが…皆が皆、とても良い子であるだけに一人に絞って答えを出すだなんて出来ないのだ。

京太郎「…小蒔」
小蒔「あっ…♪」

そんな自分から逃げるように、俺は上体を起こして小蒔の頭へと手を伸ばす。
ちゃんと乾かしきれていないのか、微かに湿ったその感触が俺の指に絡みつく。
何処かスベスベとしたそれは普段以上に滑らかで撫でている方も心地良いものだった。
しかし、小蒔がそんな俺以上に心地良く思っていてくれているのは目を閉じて、身を委ねるその姿から良く分かる。


京太郎「それで…これから何をしてくれるんだ?」

それに微笑ましいものを感じながらも、俺がそう言ったのは、こうなった小蒔は中々、帰ってこないからだ。
それこそ撫でられている限りはうっとりとしているんじゃないかと思うくらい、小蒔はこれが大好きなのである。
そんな彼女を微笑ましいと思うものの、やっぱりこのまま放置というのは悲しい。
もうちょっとその状態を楽しませてあげてやりたかったが、俺自身もそろそろ我慢出来なくなりつつあるのだ。

小蒔「えっと…今日は…私が…お口でご奉仕しますね…♥」
京太郎「…え?」

しかし、そんな俺の前で紡がれたのは、予想の斜め上を遥かにかっ飛ぶものだった。
それも当然だろう。
何せ、小蒔はついこの間までムスコに自分から触れた事なんて殆どなかったのだから。
それなのに指を通り越して、いきなり口で奉仕するというのは一体、どういう事なのか。
そう疑問を感じて固まる俺の前で小蒔は再び上体を倒していった。

小蒔「失礼…しまぁす…♪」

俺の部屋へと入ってきたのと同じ声、しかし、その中にたっぷりと興奮と欲情を混じらせる言葉。
それが股ぐらから湧き上がるのを感じた瞬間、俺はようやく正気に戻った。
しかし、時既に遅く、小蒔の顔はもう股間へと埋められている。
最早、逃げる事も敵わないと諦めた俺はせめて小蒔が苦しくないようにと神様に祈る事くらいしか出来ない。


小蒔「あぁ…♪こうしているだけで…逞しさが伝わってきます…♥」

そんな俺の股間でうっとりと言う小蒔はまだムスコに触れていない。
今すぐ密着しそうなくらいに顔を近づけ、吐息も降り掛かっているのを感じるが、あくまでそれだけなのだ。
しかし、それでも迫力を感じ、圧倒されているのだろう。
微かに震えるその声には恐怖が混じり、小蒔が怯えているのが伝わってきた。

京太郎「無理しなくて良いんだぞ?」
小蒔「だ、大丈夫です…っ♪」

そうやって怯える小蒔の姿が見ていられなかった訳じゃない。
しかし、それでもそう言葉にしたのは小蒔の後押しをする為だった。
自分から大丈夫だと言えば、幾らか決心もつきやすくなる。
言い出した事を容易く曲げない小蒔にとって、それは少なからず力になる事だろう。

京太郎「(それにまぁ…ダメならダメで構わないし)」

それは別に小蒔を信頼していないからなどではない。
ただ、彼女がそういう経験が少ないのは俺が一番、良く知っている事なのだ。
いきなり口でというのはあまりにもハードルが高いし、飛び越えられなくても仕方がない。
その時は慰めるように優しく愛してやろうと心に決めながら、俺は小蒔の行動を待った。


小蒔「ちゅ…♪」
京太郎「ぉ…」

十数秒の躊躇いの後、小蒔は俺の肉竿へとそっと唇を触れさせた。
まるで唇の粘膜を押し付けるようなそれは予想外で思わず声が漏れる。
それに小蒔も気を良くしたのだろう。
そのままチュッチュと断続的にキスを繰り返し、俺のムスコを刺激する。

京太郎「(思ったよりも…気持ち良いな…)」

てっきり亀頭をペロペロと舐めるような程度だと思っていた小蒔のご奉仕。
しかし、それが思ったよりも遥かに本格的だった事に俺は驚きを隠せない。
一体、こんなものを何処で知ったのか知りたくなったが、しかし、今それを口にするのは無粋だろう。
それよりも必死になって俺に奉仕しようとしてくれている小蒔の愛撫に身を任せる方が重要だ。

小蒔「凄い…♪キスする度に大きくなって…♪」

そんな俺の下で漏らすように言いながら、小蒔は再びキスをする。
恐らくそれは俺を興奮させる為と言うよりは、思わず紡いでしまったものなのだろう。
だからこそ、それが小蒔の本心に近いような気がして、俺の興奮は高まる。
そして俺の興奮が最も集まるであろう股間はムクムクと大きくなり、小蒔の前で少しずつ怒張へと変わっていくのだ。

小蒔「血管もドクドクって脈打つのが分かります…♥」
京太郎「小蒔のキスが気持ち良いからな」

小蒔の言葉にそう返したのは、本当に彼女の奉仕が気持ち良かったからだ。
驚きこそあるものの、そのキスはとても気持ち良く、そう言った刺激に不慣れな俺を満足させてくれる。
それを少しでも労おうと口にした言葉に俺の股間に顔を埋める小蒔がブルリと震えた。
まるでそれが光栄だと言わんばかりの反応に俺が笑みを浮かべた瞬間、ヌルリとした感触が肉棒へと絡みつく。

京太郎「ぅ…」

さっきまでのプリプリとした瑞々しい唇とはまた違ったそのねっとりとした感触。
押し付けるような唇とは違い、上下左右へと自在に動くそれは小蒔の舌なのだろう。
しかし、そうと分かっていても、俺は声をあげるのを我慢する事が出来ない。
そうやって肉竿を舐められる感覚を経験した事があるとはいえ、唇の感触の後ではまったく違うもののように思えるのだ。

小蒔「ぺろぉ…ちゅぅ…♥」

そんな俺に気を良くしたのだろう。
小蒔は微かに微笑みを浮かべながら、本格的に愛撫を開始する。
基本は血管に沿うように舌を動かしながら、たまに吸い付いてくるのだ。
肉竿の皮と微かに引っ張るようなそれに俺の指先に思わず力が入る。
しかし、それは決して悪いものではなく、そうした奉仕がとても気持ち良いからだ。


京太郎「(勿論、それは決して上手って訳じゃないけど…)」

何せ、それはただ、舌を這わせて舐めるだけの愛撫なのだ。
その動きは緩慢であり、技巧も感じられない。
しかし、それが気持ち良くないかと言えば、答えは否だ。
そうやってぎこちないながらも、俺に奉仕しようとしてくれている小蒔の気持ちが嬉しくて、ついつい身体が熱くなってしまう。

小蒔「ろぉ…ちゅぅ♪れすか…ぁ♪」
京太郎「十分、気持ち良いよ。ありがとうな」

とは言え、初めての小蒔にはそれが分からないのだろう。
一度、伝えたはずの俺の言葉を乞い、上目遣いで俺を見つめてくる。
その欲情に濡れた瞳に惹かれるようにして、俺はそっと小蒔の頭に手を載せた。
そのままナデナデと左右に揺れる俺の手に、小蒔の顔が幸せそうに綻ぶ。

小蒔「じゃあ…一杯、がんばりまふぅ…♥」

そう言いながら、小蒔は俺のムスコ周辺にキスをする。
一度、二度と熱いベーゼを下すそれに皮に赤い跡が出来始めた。
軽くうっ血したそれは所謂、キスマークという奴なのだろう。
とは言え、肩や首筋などではなく性器周りに作られるそれをキスマークと呼んで良いのかは疑問であるが。

小蒔「これで…京太郎様が誰のモノなのか…すぐに分かりますね…♪」
京太郎「ぅ…」

うっとりと呟く小蒔の言葉に俺は微かな呻き声をあげる。
普通はそんな場所、他人に見せはしないが、俺はとある事情で小蒔以外の二人にもそこを見せる可能性があるのだ。
勿論、小蒔が暴走しかねないのでそれを伝えてはいないし、とても正直で分かりやすい小蒔がそれに気づいた様子もない。
恐らく、ある種の直感的なもので、そうしなければいけないと思ったのだろう。
巫女という神域の人間だけあって、小蒔は時折、恐ろしいほどの勘の良さを発揮するのだから。

京太郎「はは。でも、そんなところ小蒔以外には誰も見ないぞ」
小蒔「私が分かれば良いんです…♪あぁ…京太郎様が…私のモノなんだって…分かれば…♥」

途切れがちな言葉の合間にムスコにキスをしながら、小蒔は吐息を漏らす。
熱いそれは肌を焼き、キスによって敏感になった場所から染み込んでくるようだ。
ジンジンとした疼きを強くするようなその吐息に俺のムスコは身悶えするように震える。
そんな肉棒の様子に小蒔はもう臆する事も、気圧される事もない。
それが自分のモノなんだと心から思っているかのように、奉仕を繰り返すのだ。

小蒔「あぁ…♥京太郎様のオチンポ…何時もみたいにガチガチに…♪」

そんな小蒔のお陰で俺のムスコはガチガチに勃起しきってしまった。
最早、隠す事も出来ない興奮の証に小蒔はうっとりとしながらそう漏らす。
その胸中にはきっと欲望が強く渦巻いているのだろう。
陶酔の中に欲情を混じらせるその声は小蒔が俺の肉棒に発情している事を感じさせた。

京太郎「小蒔のお陰でもうこんなになってしまったな」
小蒔「んあ…ぁ♪」

労うように言いながら、小蒔の頭を撫でれば、彼女の口から幸せそうな声が漏れる。
恐らく、俺の言葉に、自分がここまでやってのけた事に対する実感が沸き上がってきたのだろう。
その顔には達成感が強く浮かび、自信の色が混ざり始めた。
今までの小蒔には足りなかったそれが満ちていく様は見ている俺も嬉しくなる。

小蒔「私…もっと頑張りますね…っ♪」

しかし、それも数秒の事。
ムスコを前にしている所為か、すぐさま復帰した小蒔はそう言いながら、俺の肉棒に舌を這わせる。
レロレロと肌をくすぐるようなそれは、さっきよりも丁寧で、そしてスムーズだ。
自分の中で自信が出てきたお陰で吹っ切れたのか、そこにはさっきのようなぎこちなさはない。
時折、口づけを降らすお陰で、刺激に慣れる事はなく、ゾクゾクとした感覚が強くなっていく。

京太郎「(だけど…物足りないよなぁ…)」

勿論、それは気持ち良いし、心地良い感覚だ。
そんな淫らな奉仕をさせるほどに小蒔を従属させている証のような光景。
それに興奮を超えて、幸福感すら感じる。
だが、今の俺にそれが足りているかと言えば、答えは否だった。
肉棒が勃起しきるまではそれでも十分だったが、今のムスコは貪欲なのである。
射精を求めて、その身を張り詰めさせる肉棒にとって、それは射精には足りない…もっと言えば焦らされているような感覚だった。


京太郎「(かと言って、それを小蒔に伝えるのは…)」

これが和であれば、俺は躊躇なくそう伝えた事だろう。
しかし、折角、こうして自分から奉仕を言い出し、自信を持ち始めている小蒔にそんな事は言いづらい。
そんな事を言えば、また自信を失ってしまうかもしれないと思えば、どうしても二の足を踏んでしまう。
結局、ヘタレた俺は小蒔にそれを伝える事が出来ず、彼女の愛撫に身を委ねる事しか出来なかった。

小蒔「はむ…ちゅぅ…♪」

小蒔の愛撫が俺の肉棒全体へと行き渡った時には、もう肉竿はドロドロになっていた。
小蒔の唾液でベトベトになったそれは薄黒い身をピクピクと震わせて、反り返っている。
独特の迫力を放つそれを小蒔は丁寧に舐め、キスをしてくれるが、しかし、その先端からはカウパーは出ない。
俺に注がれているのはあくまで勃起を意地するのに必要な快楽程度であり、射精には向かっていないのだ。

京太郎「う…」
小蒔「ちゅ♪」

そのもどかしさに俺はついつい腰を動かし、小蒔の愛撫を誘導してしまう。
つまり肉竿の部分ではなく、むき出しになった亀頭の方へ奉仕が行くように、だ。
接触の瞬間、微かに動いた俺の目論見通り、小蒔の唇がカリ首へと触れる。
瞬間、ビリリと走った快感に呻いた俺に気を良くしたのだろう。
小蒔は再び亀頭へとキスを落とし、俺の望む快感をくれた。


小蒔「ここ…良いんれすか…?」

だが、俺の浅ましい考えは小蒔に見抜かれていたらしい。
舌をカリ首周りに這わせながらの言葉は、俺の本心を言い当てるものだった。
ねっとりとしたその刺激が突き出した敏感な部分に触れる度に、俺の中の快感が強くなっていくのを感じる。

京太郎「…ごめんな」
小蒔「いえ…寧ろ、嬉しい…でしゅよ…♪」

ビリビリと腰の中で快感が渦巻くのを感じながら、俺は素直に謝罪の言葉を口にした。
それに小蒔は許しの言葉をくれながら、ゆっくりとその舌を動かしていく。
カリ首周りから腫れ上がった亀頭へと這い上がるようなそれにムスコも思わずビクンと跳ねた。
そんな俺の分かりやすい反応に小蒔は一つ笑みを漏らしながら、口を開く。

小蒔「私のろ奉仕れ…それらけ我慢が…出来なくなっら…って事れすよね…♥」

舌を這わせているが故に舌足らずな言葉。
しかし、そこに込められた嬉しさは十二分過ぎるものだった。
お世辞でも気遣いでもない事を感じさせるそれに俺は胸を撫で下ろす。
小蒔の自信を損なうのではないかと心配していたが、そこには落ち込んでいる様子はなかった。
こうやって興奮している時に嘘が吐けるほど、小蒔は器用な性格はしていないから、俺の杞憂という奴なのだろう。


小蒔「それに…さっきからかうぱぁ…れてます…ぅ♥」

そうやって舌を這わせながら、言葉を紡ぐ小蒔の愛撫が気持ち良いのだろう。
俺のムスコの先端からは小蒔の唾液とは違う透明なものが漏れ出し始めていた。
それはまだ染み出すような弱々しいものだが、肉棒を舐める小蒔にとってはっきりと分かるものなのだろう。
その顔には陶酔混じりの笑みが強くなり、頬がふにゃりと蕩け始めていた。

小蒔「はぁ…ぁ♪かうぱぁ…美味しひ…♥」
京太郎「ぅ…」

そう言いながら、小蒔の舌は俺の鈴口を擽る。
ベロベロと舌腹を押し付けるようなねっとりとしたその刺激に思わず俺の口からも声が漏れた。
しかし、小蒔はそれにも構わず、夢中になって俺のムスコを舐め回している。
さっきまでのご奉仕とはまた色の違ったそれに俺の快感は強くなり、思わずベッドシーツを握りしめてしまう。

京太郎「そんなに…美味しいのか…?」
小蒔「ふぁい♪甘くて…ねっとりしてて…舌にからみちゅいてきます…♪」

そんな小蒔の言葉に俺は残念ながら共感する事が出来ない。
そもそも先走りなんて無味無臭が当然であり、味なんてついているはずがないのだから。
流石に自分のカウパーを舐めた事なんてないが、エロ漫画にだって、それが甘いだなんて言う記述はない。
汗や精液は美味しいと言う描写があるのに、それがまったくないという事は本当に無味無臭なのだろう。


小蒔「もっろ…もっとこれ…欲しいれふ…♥」

だが、うっとりとオネダリする小蒔の顔に嘘は見えない。
どういう原理かは分からないが、小蒔は本当に俺の先走りを美味しいと思ってくれているようだ。
それに背筋がゾクリと跳ね、強い快感を走らせる。
脳へと突き刺さるようなそれに嗜虐心が燃え上がり、小蒔に意地の悪い言葉を放とうとしてしまう。

京太郎「(ま、待て待て。それはいけない)」

それを既の所で堪えたのは小蒔の主体性を大事にしてあげたいからだ。
折角、自分で色々と勉強していたのだから、まずはそれを全部発揮させてあげたい。
そうすれば次への意欲にも繋がるし、何より小蒔の中で自信へと繋がるのだから。
例え、俺の嗜虐心が燃え上がっても、その折角の機会をへし折るような真似はしたくない。
我慢出来るギリギリのラインまでは小蒔の好きにしてやりたいと思ったのは今も変わっていないのだから。

小蒔「わらし…今から…はしたない事します…ね…♥」
京太郎「ん…楽しみにしてる」

そう言った瞬間、小蒔が俺の前で口を大きく開いた。
まるで俺にその口の中を魅せつけるようなそれに思わず唾が増産される。
何せ、そこには小蒔の興奮を示すようにドロドロの粘液がたっぷりとあったのだから。
ネバネバと糸を引くようなそこはまるで膣穴かと思うほどにエロく、俺の目を惹きつける。


小蒔「ぁむ…っ♪」
京太郎「ぅぁあ…」

そんな口を亀頭へと被せるようにして、小蒔はパクリとムスコを咥え込む。
瞬間、カリ首から鈴口までがねっとりと粘膜に包まれるのを感じた。
舌よりもさらに数段、エロティックなその感覚に俺の腰が小さく跳ねる。

京太郎「(やばい…これ…思ったより気持ち良い…!)」

エロ動画やエロ漫画などでは頻繁に行われている口淫。
所謂、フェラチオというそれを俺にとっても未体験なものである。
しかし、それだけでは俺の背筋を駆け抜けるその激しい快感は説明がつかない。
ドロドロとした粘膜に包まれ、唇で締め付けられるそれはまるで膣穴に挿入しているような感覚を俺に与えるのだ。

京太郎「(勿論、実際に挿入してる時の方が気持ち良いんだけれど…)」

だが、それはあくまで幾らでも射精出来そうなほど気持ち良い小蒔の肉穴に比べれば、の話だ。
さっきまでのキスや舌戯がお遊びに思えるほど強烈な快感が俺の中で暴れまわっている。
思わず肉棒の付け根が熱くなるほどのそれは気を抜けばすぐさま快楽の声が漏れてしまいそうなくらいだ。
しかし、小蒔の前でそんな情けない姿を見せたくはない俺はぎゅっと歯を食いしばり、それを噛み殺そうとしている。

小蒔「じゅるぷ…ぅ♪♪」

そんな俺の下で小蒔がゆっくりとその口を動かし始める。
上下に動くのではなく、円を描くように頭を動かすそれはまるで肉棒を味わおうとしているようだ。
実際、小蒔の舌はそれに合わせて俺の表面をなぞり、ゾクリとした快感を俺にくれる。

小蒔「ふぁぅ…♪ふぅ…ぅ♥」

そして、その度に漏れるカウパーを味わっているのだろう。
俺のムスコが震える度に小蒔は満足そうな吐息を漏らし、その肩を震わせる。
何処か身震いにも近いそれは背筋を伝って腰まで降りて行っていた。
もしかしたら小蒔もフェラをしながら感じているのかもしれない。
そう思うと妙な嬉しさを感じた俺は思わず頬を緩ませてしまう。

京太郎「くぅ…ぅ」

しかし、その間も小蒔の愛撫は止まらない。
頬の粘膜へと亀頭を押し付け、ネチョネチョと唾液を擦りつけてくるのだ。
より肉穴の感覚に近いそれに俺の中の興奮と欲情が擽られて仕方がない。
メラメラと燃え上がるそれらは、俺の肉棒を根本から熱くし、蕩けるような感覚をくれる。

小蒔「じゅるる…っ♪」

瞬間、俺の肉棒を小蒔がゆっくりと飲み込み始める。
その動きは緩慢で、決して手馴れているとは言えない。
しかし、確かに俺のムスコを受け入れようとするその動きに肉竿が震える。
まるでもっと飲み込んで気持ち良くして欲しいと訴えるようなそれに小蒔が驚いたように跳ねた。

京太郎「無理…すんなよ…」

そもそも、こうやって小蒔が肉棒を口に含んでくれただけでも俺としては御の字なのだ。
それをそのまま飲み込もうとまでしなくても、十二分に気持ち良い。
流石に今すぐイケるほどではなくても、着々と射精に近づいていたのだ。
それを思えば、ここで小蒔が頑張りすぎる必要はなく、今まで通りで十分だろう。

小蒔「はむぅ…♪」

しかし、小蒔はそんな俺に熱っぽい視線を向けながらも、俺のムスコを離さない。
その視線から察するに喜んでいるのは確かだろうが、止めるつもりもないようだ。
そんな頑張り過ぎな小蒔に一つ肩を落とした瞬間、粘ついた感覚がカリ首へと絡みつく。
頬の粘膜よりも若干、張りのあるそれはグイグイとそこを刺激し、冷たい快感を肉棒の付け根へ流し込んだ。

京太郎「(これ…舌なのか…?)」

そう疑問に思うのはその感触が今までとは少し違ったものだからだ。
俺の知る舌の感触というのはもっとのっぺりして、広いものなのである。
しかし、今の俺が感じているそれはまるで一極に集中しているように強く、そして狭い。
それはきっと俺のカリ首に触れているのはただの舌ではなく、舌先だからなのだろう。

京太郎「(こんなに違うもんなんだな…)」

勿論、俺とて和とのセックスでその違いの片鱗くらいは知っている。
しかし、こうして口の中に含まれながら舌を動かされると、またその違いが鮮烈に感じられるのだ。
それこそまったく違う感覚として入り込み、俺に慣れさせる余地を与えないそれらに、頭の奥が痺れ始める。
ビリビリとしたそれは俺から思考能力を奪い、代わりに欲情を刺激するのだ。

小蒔「ひゅぢゅぅ…♪」
京太郎「ぅあぁっ」

それに微かな危機感を感じた瞬間、小蒔の口が思いっきり俺のムスコへと吸いつく。
口をすぼまらせてバキュームするそれに肉棒が引っ張られるような感覚を覚えた。
その上、ネトネトとした口の粘膜が絡みつき、むき出しになった亀頭を刺激する。
その何とも言えない快感に俺は思わず情けない声をあげ、腰を浮かせてしまった。


小蒔「ぢゅ…ふむぅ…♪」

それに小蒔が嬉しそうな声をあげるのは俺が感じているのが分かるからだろう。
もう頭を撫でる余力すらないと言うのにその目は細まり、幸せそうな表情を浮かべた。
しかし、小蒔の動きは止まらず、そのままの表情で上下する。
まるで肉棒を口で扱きあげるようなそれに浮き上がった俺の腰も震え、快感を訴えた。

京太郎「(流石に今すぐ射精するほどじゃないけど…でも…)」

だが、躊躇のない小蒔の奉仕は、不慣れな肉棒には十分過ぎるのだろう。
俺の中で着々と快楽が折り重なり、射精へと押し上げられるのを感じた。
それを俺の中の意地が反射的に堪えようとするが、まったく知らない未知の快感にどう対応して良いか分からない。
初めて感じる完全に受け身の快感。
それに右往左往するほどパニックに陥っている訳ではないが、抗う事は出来ず、俺は目に見えて追い詰められ始める。

京太郎「(それに…ただ気持ち良いだけじゃなくって…)」

俺のチンポをむしゃぶるような小蒔。
その顔はまるでひょっとこのような無様なものになっていた。
セックスの果てに小蒔が浮かべる満足そうなアヘ顔と並ぶほどの淫らな表情。
しかし、小蒔はそんな自身を恥ずかしいとも思わず、必死になって俺のムスコをしゃぶっている。
その何とも言えない光景に支配欲が充足を覚え、胸の中が満たされるように感じる。


小蒔「ひゃぅ♪ふぅ…ぅ♪じゅっちゅ♪」

そんな俺の前で小蒔ははっきりと音として認識出来るほどの吐息を漏らしながら、頭を動かす。
そもそも俺のムスコは小蒔の口一杯になるくらいの大きさなのだ。
そんなものを咥えながら上下すれば、そりゃあ呼吸も難しくなるだろう。
しかし、小蒔はそれでも俺の肉棒を離さない。
寧ろ、そうやってしゃぶるのが気持ち良いと言わんばかりにその顔に欲情を浮かべ、俺に媚の視線を送ってくる。

京太郎「(…しょうがないな…)」

小蒔は甘えん坊だ。
俺の傍にいる時は構って貰おうとするし、ひと目を気にせず抱きついてくる事も一度や二度ではない。
しかし、それ以上に彼女は寂しがり屋で、自信のない子だ。
俺が気持ち良くなっていると分かっていても、ちゃんとした答えが、ご褒美が欲しいのだろう。
それを強請る媚の視線に俺はぐっと快感でふやけそうになる四肢に力を入れて、小蒔の頭を再び撫でた。

京太郎「小蒔…すげぇ…良いよ…」
小蒔「ふゅんっ♪♪」

俺の言葉に嬉しそうな声をあげながら、小蒔の速度は増していく。
ジュプジュプと音をかき鳴らすようなその激しさに思わず口が閉じそうになるくらいだ。
しかし、これだけの事をしてくれているのに、『良い』の一言だけでは労いには足りないだろう。
そう思った俺は快感で一杯になった頭を動かし、小蒔が喜ぶであろう言葉を検索した。


京太郎「ひょっとこ顔も可愛くて…エロくて興奮す…る…!」
京太郎「息苦しいのに…フェラしてくれる…健気な小蒔が大好きだ…!」
小蒔「んふゅぅぅ…っ♪♪」

瞬間、小蒔の全身がブルリと震え、その動きが止まった。
今までの激しさが嘘のようなそれに俺は微かに不安を感じる。
もしかしたら、頑張りすぎて無理をしていたのではと思い、小蒔の顔をムスコから離そうとした。
しかし、彼女はそれに逆らうように顔を進め、俺の肉棒を飲み込んでいく。

小蒔「…んぐぅぅぅっ♥」
京太郎「こ、小蒔!?」

そう俺が驚きの声をあげるのは、小蒔の動きが止まらないからだ。
肉棒の根本まで一気に飲み込もうとするような動きは小蒔には早すぎる。
流石に窒息するとは思わないが、えづいて大変な事になるのは目に見えていた。
しかし、それをどう止めれば良いか分からない俺の手よりも小蒔の方が力強いらしい。
小蒔の口は肉棒の中腹を超えて、そのまま根本を目指して突き進… ――

小蒔「~~~っ!!げほ…ごほっ…!!」

その途中で限界に達したのだろう。
小蒔の動きは一気に反転し、俺のムスコを離した。
その瞬間、飛び出す咳に小蒔はその小さな肩を何度も震わせる。
しかし、それでも慣れぬ動きをした身体の拒否反応はなくならず、小蒔は何度も咳き込んだ。


京太郎「大丈夫か?」

そんな小蒔の背中をそっと撫でながら、俺はその肩を抱きしめる。
ディープ・スロートを失敗した小蒔を慰めるようなそれに涙目になった小蒔が頷いた。
しかし、その表情は晴れず、俺に対して申し訳無さそうな視線を送る。
何処か謝罪するようなそれに俺は一つ笑いながら口を開いた。

京太郎「気にするなよ。俺は凄い気持ち良かったし」

それは決して嘘ではない。
初めての快感に身体を強張らせ、もうすぐ射精というところまで追い込まれていたのだ。
それは初めてフェラをしたであろう小蒔にとって、大金星と言っても良い戦果だろう。
少なくとも、俺にとって、それは賞賛に値するものだったのである。

京太郎「それにあそこまでやってくれるなんて予想もしてなかったからすげぇ嬉しい」
小蒔「れ…もぉ…」

俺の言葉に答える小蒔の口からは咳が収まっていた。
どうやら身体の拒否反応も収まり、言葉を紡ぐ余裕も出てきたようである。
それに一つ安堵する俺の前で小蒔はゆっくりと口を開く。


小蒔「私だけ…イっちゃったのに…京太郎様を満足させてあげられなくて…」

シュンと肩を落とす小蒔に俺はさっきに身震いが絶頂に因るものなのだと悟った。
まさかフェラしてるだけでイくとは思っていなかったので考慮外だったが、ここで小蒔が嘘を吐く理由はない。
恐らく本当にあの時、小蒔はイッてしまい、そして、だからこそ無理をしようとしたのだろう。
一人だけイッてしまった申し訳なさから焦って、自分の許容外の事をしようとしてしまったのだ。

京太郎「…俺だってもうすぐイキそうだったよ」
小蒔「えっ…」

小蒔にそう言うのは正直、恥ずかしい。
何せ、それは不慣れであったとは言え、初心者同然の小蒔に追い詰められていたと伝えるものなのだから。
しかし、ここで恥ずかしがっていては、小蒔の気持ちは上向かない。
ここまで頑張ってくれた小蒔に報いる為にも、多少の気恥ずかしさは我慢するべきだろう。

小蒔「本当…ですか?」
京太郎「あぁ。だから、そんなに落ち込まないでくれ」

そう言って背中から小蒔の頭へと撫でる場所を変えれば、小蒔はそっと顔を綻ばせた。
安心したようなそれに俺はひとまず小蒔の気分が上向いた事を知る。
流石にまったく気にしないようになった訳ではないだろうが、それでも今の小蒔にとって表面に出てくるようなものではない。
それに俺もまた安堵しながら、一つ注意しようと口を開く。


京太郎「それにあんな風に無茶しなくても俺は十分、気持良かったぞ」
小蒔「でも、京太郎様のパソコンには…」
京太郎「えっ…」
小蒔「あっ」

そこで小蒔はしまったと言った顔をしながら、両手でその口を塞ぐ。
しかし、今更、そんな風に言葉を抑えようとしても言ってしまった言葉はなくならない。
それは既に俺の耳に届いて、幾つか嫌な想像を胸の中に湧き上がらせているのだから。

京太郎「小蒔?」
小蒔「え、えとえと…ち、違うんです!わ、私、別に京太郎様の嗜好が知りたいって思った訳じゃなくって!!」

そう言いながら、ワタワタと腕を振るう小蒔に俺はそっと肩を落とした。
誰の入れ知恵かはまだ分からないものの、どうやら小蒔が勝手に俺のパソコンに触ったのは確実らしい。
それにオナニーを見られてしまった時のような何とも言えない居た堪れなさを感じながら、俺は大きく深呼吸する。
ここでどれだけ騒ぎ立てたところで俺の趣味が暴かれた事には変わりがない。
それなら、これをどうやって活かすかを考えるべきだ。

京太郎「巨乳モノばっかりなのを見てどう思った?」
小蒔「私も胸が小さい訳ではないので、とっても嬉しかったです…♥はっ…!」

そんな俺の前でニコリと嬉しそうに笑ってから、小蒔はその顔を強張らせた。
幾らか酸欠も収まり、思考も回り始めた小蒔にとって、それはすぐさま気付けないものではなかったのだろう。
まぁ、それでも言い切るまでに気付けないのが小蒔の可愛さというか純朴さと言うか。
そんな所も魅力的に映るが故に、ついつい甘い顔をして小蒔の頭を撫でてしまう。

小蒔「ゆ、誘導尋問とか卑怯です…」
京太郎「こんなの初歩的なトラップだっての」

しかし、それでも誘導された小蒔の怒りを収めるには足りないらしい。
俺の腕の中でムスーと頬を膨らませながら、拗ねるようにそう言った。
だが、その視線は何処かうっとりとしていて、俺の愛撫に喜んでいる事を感じさせる。
分かりやす過ぎるくらい分かりやすいその反応に、俺は一つ笑みを浮かべながら、そう答えた。

小蒔「ぅ~…」
京太郎「まったく…拗ねたいのはこっちの方なんだぞ」
小蒔「ひゃぅ」

それでも拗ねている事をアピールするように声を漏らす小蒔の頬を俺はそっと摘んだ。
そのままふにふにと上下左右に弄ぶその感触はまるでおもちのように柔らかい。
流石に胸のように吸い付いてくるような感覚こそないが、それでも心地良いのは確かだ。
だが、俺にはそれに身を委ねている訳にはいかない理由がある。

京太郎「まぁ…誰が入れ知恵したのかとか今は深く聞かないけどさ。…覚悟は出来てるんだろうな?」
小蒔「はぅぅ…♥」

そう。
小蒔は人のパソコンの勝手に見るという男子高校生にとって最悪に近い罪科を犯してしまったのだ。
二度同じ事をさせないようにその報いはたっぷりと身体に教えこんでやらなければいけない。
…まぁ、その割りには震える小蒔の目がうっとりとして、強請るように俺を見ている気がするが、きっと気の所為だ。
覚悟どころかオネダリさえし始めそうな表情を見せているけれど、今は特に気にしない。

京太郎「(実際…俺ももう我慢出来ないしな)」

小蒔の愛撫は中途半端なところで止められたとは言え、俺の肉棒はまだまだ昂っているのだ。
刺激が止んでも、その身は硬く反り返り、時折、ピクンを震えている。
刺激を強請るようなそこからはさっきから疼きが走り、快楽をよこせと訴えていた。
そんな中、小蒔への『お仕置き』という大義名分まで添えられれば、我慢出来るはずがない。
反り返るその肉棒で今日はどんな風に躾けてやろうか。
そんな思考が俺の胸の奥から溢れて止まないのである。

京太郎「小蒔…」
小蒔「はぃ…♥」

そう言って小蒔をベッドへと押し倒せば、彼女は嬉しそうにその両腕を広げる。
そのまま俺の背中へと回すその細腕は、オネダリの代わりなのだろう。
さっき小蒔はイッたとは言え、それで満足出来るほど彼女の欲求は小さくない。
寧ろ、その微かな絶頂がより小蒔の欲情を強め、俺をさらに求めているのだろう。

京太郎「(だってもう…乳首ビンビンだしな)」

寝間着の上からでもはっきりと分かる乳首の膨らみ。
薄い布地を押し上げる硬くて大きなそれに小蒔の興奮が伝わってくる。
恐らく下の方も、大洪水になっている事だろう。
そう思うのは寝間着に染みが浮き出ているからだ。


京太郎「しゃぶってるだけでどれだけ発情してるんだよ」
小蒔「あぁぁ…っ♪」

そんな小蒔を揶揄するような俺の言葉に、彼女の肩がブルリと震える。
快感を表すその動きと共に小蒔の顔から陶酔が強くなった。
人のことを卑怯だなんだと言うものの、こうして言葉責めされるのはやっぱり嫌いじゃないんだろう。
嫌そうに身を捩るものの、その目はうっとりと俺を見上げて、悪い感情を伝えない。

小蒔「だって…京太郎様のオチンポが、とっても硬くて大きくって…ぇ♥」
京太郎「だから、イッたのか?」
小蒔「ふぁ…っ♪そう…です…♥私…ご奉仕してるのに…一人だけイッちゃいました…ぁ♥」

そう言いながら小蒔はぎゅっと俺の背中で力を込めた。
握り拳を作るようなそれは小蒔がそれを本気で悔いているのを伝える。
しかし、俺は俺に小蒔を責める意図などはなく、ただ辱めるつもりだった。
それを小蒔に教えようと口を開くよりも先に、俺の下で彼女が言葉を紡ぎだす。

小蒔「だから…もう一度…私にチャンスを下さい…っ♥京太郎様のオチンポを…今度こそ気持ち良く出来るように…お情けが欲しいんです…っ♪」
京太郎「ぅ…」

その腰を微かに浮かせて、俺に押し付けながらのオネダリ。
それにむき出しになったムスコが触れてビクビクと震えてしまう。
中途半端なところで止められたムスコにとって、それは十二分に気持ち良い刺激だ。
それだけで芯の方がぼぉっと熱くなるのを感じて、俺の理性が一つ弾け飛ぶ。


京太郎「…小蒔…っ!」
小蒔「ひゃうぅっ♪」

そんな俺の腕が乱暴に動き、小蒔の寝間着を肌蹴させる。
瞬間、ボロンと零れ出す乳房に俺は興奮を唆られた。
しかし、そっちに意識が向けられたのは一瞬の事。
そのすぐ後には俺の手は小蒔の身体を下り、その寝間着を結ぶ紐へと手を掛けた。

京太郎「(本当はもっと丁寧にやってやりたかったけど…!)」

だが、あんな風にオネダリされて紳士的になれるほど理性的な男じゃない。
何時も通り乱暴な仕草で小蒔から寝間着と下着を剥ぎ取り、その裸体を電灯の元に晒してしまう。
そんな自分に微かな自嘲が浮かぶが、真っ白な肌を魅せつけるように横たわる小蒔の前ではそれはあまりにも無力だった。
それよりも胸の内から溢れ出るような興奮の方が遥かに強く、俺の意識を占めている。

京太郎「(もう見慣れているはずなのに…な)」

三人の中で俺が一番、身体を重ねているのは間違いなく小蒔だ。
鹿児島にいる時は怪我もあって自重していたが、それでもまったく0ではなかったし、こちらに来てからは結構な頻度で裸体を見ている。
しかし、それでも俺の中の興奮は色褪せるどころか、強くなっていた。
何せ、俺の目の前にいる小蒔は勃起した乳首を隠そうともせず、嬉しそうに愛液で濡れた太ももを擦りつけてくるのだから。
清純そうな小蒔が俺によってドンドン淫らになっているのを感じさせるその裸体に…俺は思わず生唾を飲み込んでしまう。

京太郎「…じゃあ、今度は小蒔のこっちの穴で気持ち良くして貰うからな」
小蒔「はい…っ♥」

そんな自分を隠すように強気に言い放ちながら俺が触ったのは小蒔の秘所だ。
未だぴっちりと閉じたままのそこを左右に開けば、ねっとりとした愛液がベッドへと滴る。
普段よりも粘性の強いそれは所謂、本気汁と言う奴か。
別に疑っていた訳ではないが、小蒔は本当にしゃぶっているだけでイッてしまったらしい。

京太郎「本当…健気な奴め…っ!」
小蒔「んふぁ…ぁ♥」

その瞬間、浮かんできた言葉をそのまま口に出しながら、俺は自分の肉棒を掴んだ。
そのまま小蒔の秘所へと矛先を合わせれば、彼女は甘い声を漏らすようにして答える。
一度、イッて肌も敏感になっている小蒔にとって、それは十分な快感なのだろう。
ベッドへと横たわった腰までブルリと震わせながら、その足をがっちりと俺の背中へと回してきた。

小蒔「小蒔のオマンコ…ぉ♥京太郎様にご奉仕してるだけで…トロトロになった淫乱オマンコに…早く…早くぅ…♥」
京太郎「分かって…る…!」
小蒔「ひゃうぅぅぅぅぅぅぅっ♥♥」

瞬間、グイっと腰を進めれば、小蒔が弾かれたような声をあげる。
ビクンと背筋から肩までを震わせながらのそれは本日最初の嬌声だろう。
そう思うと胸の奥が熱くなり、もっとその声が聞きたいと言う欲望が湧き上がった。

京太郎「(実際…それどころじゃない訳だけどな…!)」

小蒔の中は三人の中で一番、キツイ。
回数をこなして幾らか柔らかくなったとは言え、それでもギチギチと締め付けるようなそれは変わってはいない。
そして、それが俺のムスコにとって最高級の刺激と快楽を与えてくるのだ。
どれだけセックスに慣れたつもりでも、最初の挿入で射精しそうになるくらい、それは気持ち良い。
セックスが進めばそれも幾らか慣れてはくるそれは今が一番、我慢のしどころだと言っても過言ではなかった。

京太郎「(和の包み込むようなものとも…漫さんの搾り取るようなものとも違う…!)」

最初からムスコに牙を剥き、射精させようとする貪欲な肉穴。
そこから与えられるキツイ刺激に肉棒がブルリと震える。
まるで左右から押し込められるようなそれは堪らなく窮屈だが、それがまた気持ち良い。
ゾリゾリと細やかな肉襞を表面に押し当てられるのだから当然だろう。

小蒔「ん…はぁぁ…♥ひ…ぁぁ…♪♪」

しかし、それは小蒔にとっても同じなのだろう。
何せ、そうやって俺に押し付けられるのは敏感な粘膜なのだから。
それこそちょっと腰を動かしただけで小蒔がふにゃふにゃになってしまうくらいそこは敏感なのである。
そんな場所に硬い肉棒が突き刺さる感覚に、小蒔もまた堪らなく感じているのだ。


京太郎「(くっそ…可愛すぎるんだよ…!)」

小蒔の肉穴は狭い為に、最初から一気に腰を突き進める事は出来ない。
小蒔が大好きなケダモノのように激しいピストンはその肉穴が慣れるまでお預けなのである。
しかし、彼女はそれでも俺のムスコが少し進む度に、甘く声をあげて、その身体を震わせた。
まるで全身で感じている事をアピールするようなそれに俺の興奮は強くなり、挿入もまた強引で乱暴なモノになってしまう。

小蒔「ふゅぅぅっ♥♥」

グイッと小蒔の腰を掴んで、本格的に始められる挿入。
それは未だぴっちりと閉じた肉襞を強引に押し広げるような乱暴なものだった。
ムスコに押し広げられた肉襞がブルブルと震えるほどのそれに小蒔の顎が微かにあがる。
しかし、それでも俺は容赦せず、グイグイと腰を突き進め、小蒔の最奥へと到達した。

小蒔「あ…あぁ…あぁぁ…っ♪♪」

瞬間、小蒔がそう震える声を漏らすのはきっと快感だけではないのだろう。
強引で無理矢理な挿入に微かな痛みや疲労感を感じていてもおかしくはない。
それに良心の呵責を感じた俺の肉棒が最奥で停止し、肉厚な子宮口に吸い付かれる。

京太郎「うぉ…」

キツイ肉穴を超えた先にある情熱的な唇。
それがチュルチュルと粘膜を吸い上げる感覚に俺は思わず声をあげてしまう。
どれだけ小蒔とセックスしても、正直、唐突に始まるその刺激には中々、慣れない。
まったく毛色の違う快感にムスコが驚き、俺もまたその肌を震わせてしまうのだ。

小蒔「京太郎…様ぁ…♥」

そんな俺の下で甘く声をあげる小蒔の顔には陶酔の色が強かった。
そこには苦痛や疲労などはまったくなく、寧ろ媚びるようなものさえ感じさせる。
まるで俺に対してオネダリするようなそれに俺は微かな困惑を浮かべた。
何せ、さっきまで小蒔の肉穴は強引な挿入に震え、その口からも嬌声とは色の違うものが漏れていたのだから。
そんな小蒔の姿からは想像も出来ない今の様子に、俺が驚くのも無理は無い話だろう。

小蒔「こんなの…こんなの切ないです…っ♥オチンポあるのに…動いて下さらないなんて…っ♪♪」
京太郎「…辛くないか?」

どうやら俺が思っていたよりも小蒔は強く、そして貪欲であったらしい。
それを感じさせる言葉に良心の呵責がなくなるが、かと言ってすぐさま動く事は出来なかった。
小蒔が気を遣って、やせ我慢している可能性もあるのだから、迂闊には動けない。
こうしてベッドの上の俺は嗜虐的な性格をしているとは言え、別に苦痛を与えたい訳ではないのだ。


小蒔「いいえ…っ♥寧ろ…さっきの乱暴なセックス…とても激しくて…もう何回もイッちゃいましたぁ…♪♪」

そんな俺に告げられる小蒔の告白は堪らなく淫らなものだった。
どうやらさっきの震えは苦痛を訴えるものではなく、絶頂していたが故のものらしい。
まさか挿入だけであんなにも連続してイくとは思っていなかったが、小蒔の身体は順調に淫らになっているようだ。
それもこれも俺とのセックスが原因だと思うと…身体がぼっと熱くなり、腰が弾かれたように動き出す。

小蒔「んひぃ…ぃぃっ♪♪」

今まで停止していた肉棒の突然の行動。
ジュルリと肉襞を抉りながら離れるそれに小蒔の口から悲鳴のような声があがる。
だが、それが決して苦痛や恐怖を感じているが故ではない。
そう思うのは小蒔の顔が幸せそうに赤らみ、肉穴もまたキュンキュンと嬉しそうに締め付けてくるからだろう。

京太郎「さっきから何回もイッてるのに…まだ欲しいのか?」

そんな小蒔の奥で肉棒を前後に動かしながら、俺は揶揄するようにそう言った。
それは勿論、俺の能力の影響を受けて、ドンドンと貪欲になっている小蒔がこの程度で満足するはずがないと分かっての言葉である。
それでもそうやって口走るのは、何も俺が嗜虐的な嗜好を持っているからだけではない。

小蒔「はいぃっ♥もっと欲しいですっ♪京太郎様のオチンポがもっと…もっとぉっ♥♥」

俺の言葉に答える小蒔の顔には歓喜と興奮に溢れていた。
まるでそうやって意地悪されるのが嬉しいと言うようなそれに小蒔の肉穴もキュッと締まる。
もっと虐めて欲しいと訴えるその反応に、俺の顔にも嗜虐的な笑みが浮かんだ。
小蒔もまた…そうやって俺に犯される事を望んでいる。
その実感に暗い悦びを強くしながら、俺はグイグイと小蒔の奥を突いた。

京太郎「じゃあ…幾つか俺の質問に答えてくれるか?」
小蒔「はぃ…っ♥何でも答えますぅっ♪京太郎様に愛して貰えるならぁっ♥私…なんでもぉっ♥♥」

そう答える小蒔にはもう理性の色なんて欠片もなかった。
俺のムスコを突っ込まれた時から、小蒔はもう理性なんて投げ捨てたメス犬へと変わり始めているのだろう。
ただ、愛される悦びだけを求めるそのケダモノじみた姿が俺は堪らなく愛おしい。
普段の可愛らしく健気な小蒔からは欠片も想像も出来ないそれが俺の為だけにあると思えば、胸が掴まれるほどの興奮を覚えるのだ。

京太郎「良い子だ…っ」
小蒔「ひゃふぅぅぅんっっ♪♪♪」

その興奮に突き動かされるように、俺はズンと大きく小蒔の奥を突いた。
今までよりも数段強いその抽送に、小蒔の全身がブルリと震える。
それに合わせて肉襞がキュンキュンとしている辺り、強い絶頂を感じているのだろう。
今までのような軽いものではなく、俺にもはっきりと伝わるその絶頂に俺の嗜虐心は燃え上がる。


京太郎「じゃあ、まずは何で俺のパソコンを勝手に見ようと思ったのか教えて貰おうか?」

そう尋ねるのは、俺の中で小蒔がそんな事をする子ではないからだ。
確かに小蒔は人との距離感の取り方がまだいまいち分かっていない子ではある。
だが、その一方で小蒔は俺にベッタリながらもプライバシーは護ってくれていた。
そんな小蒔がどうして人のプライバシーを侵害するような事をするのか。
それは俺の中でどうしても消えない疑問だったのである。

小蒔「そ、それ…はぁ…っ♪♪」

しかし、小蒔はそこで口籠もる。
何でも言うと言った割りに迷うようなそれに俺は自身の確信を強めた。
これが小蒔が自分で考え、それを実行したのであれば、こんな風に答えを迷う事はあるまい。
きっと謝罪と共に許しを請うて、その肉穴を締め付けていたはずだ。
だが、今の小蒔は確かな逡巡を浮かべ、言おうか言わまいかを迷っている。
それはきっと小蒔が『誰か』を庇っているからなのだろう。

京太郎「(やはり小蒔にパソコンの使い方を始め、色々な事を入れ知恵した誰かがいるんだろうな)」

そして、その正体はもう俺の中で何となく見え始めている。
そもそも小蒔の交友関係は狭く、そして基本的には俺と一緒なのだから。
自身で携帯を持たず、鹿児島に残った石戸さんたちとも家電で連絡している小蒔にそんな入れ知恵をする相手なんて一人しかいない。


小蒔「わ、私…たまたま…その…触っちゃって…ぇ♥」

そんな相手を庇うように小蒔が途切れ途切れに言葉を放つ。
だが、俺はそれをまったくと言っていいほど信じる事が出来ない。
小蒔の性格からしても、それはあり得ない事だし、何より彼女は咲に並ぶほどの機械音痴なのだ。
インターネットの使い方も今一、良く分かっていない小蒔が巧妙に隠してある俺のお宝フォルダに気づくはずがない。

京太郎「…俺は嘘吐きは嫌いだな」
小蒔「あ…っあぁぁぁっ!」

小蒔の言葉を嘘と断じながら、俺はピタリと腰を止める。
瞬間、小蒔の口から漏れるのはまるで世界が終わるかのような絶望しきった声だった。
聞いている俺も悲しくなるようなそれに小蒔の顔が泣き出しそうに歪む。
さっきまでの感じている様子が嘘のようなそれに胸の奥が微かに痛むが、かと言って、ここで止める訳にもいかない。

小蒔「京太郎様…っ♥京太郎様ぁぁっ♥」

そんな俺に縋るようにして小蒔は言葉を漏らす。
だが、俺はそんな小蒔に答えず、そっと視線を背けた。
まるで嘘吐きには用は無いと告げるようなそれに小蒔の顔が絶望に染まる。
今にも死にそうなほど強いショックを受けているその姿に胃がキリキリと傷んだ。
だが、ここで甘やかしてしまうのは良くないと俺は心を鬼にして、小蒔の言葉を待ち続ける。

小蒔「わ、私…お礼が…お礼が…したかったんです…っ」
京太郎「お礼?」

内心とは裏腹に冷たい態度を取る俺に小蒔は耐え切れなかったのだろう。
ポツリポツリと言葉を漏らすようにして、俺に秘密を伝えた。
だが、その内容は俺にとってすぐさま理解が及ばないものである。
そもそも俺は小蒔にお礼をされるような事なんて何一つとしてしていないのだ。
寧ろ、日頃から世話を焼かれている俺の方が小蒔にお礼をしなければいけないだろう。
それなのにどうして小蒔が改めて俺に対して、お礼をしようとしているのか。
それがどうしても分からず、俺は小蒔の前で首を傾げた。

小蒔「染谷さんからお話を聞いて…わ、私が仲良くなる為に京太郎様が色々と骨を折ってくださったと…ぉ♥」
京太郎「ぅ…」

そんな俺に告げられる小蒔の言葉は正直、気まずいものだった。
部長が何処まで話していたのかは分からないが、俺のやった事はお節介にも近い事なのだから。
正直、怒られても仕方がないレベルの押し売りをしているという自覚もある。
それは部長も分かっているはずなのに、どうして小蒔に対して言ったのか。
そんな気持ちさえ湧き上がる中、俺は小蒔に対してそっと頭を下げた。

京太郎「お節介でごめんな」
小蒔「そ…そんな事ありませんっ♪私…寧ろ…とても嬉しくて…っ♥」

ブルリと震えながらの言葉はきっと本心なのだろう。
俺を見上げるその目には厭うものはなく、寧ろ、嬉しそうに破顔していた。
いっそ幸せそうにも見えるそれは小蒔が本心から俺にお礼をしようとしてくれたのを伝える。
それに一つ安堵する俺の前で小蒔は再び口を開いた。


小蒔「私…京太郎様と知り合ってからどんどん変わって…新しい事を見つけて…毎日が楽しくて…幸せなんです…っ♥♥」
京太郎「小蒔…」

それは…俺にとって予想外と言っても良い言葉だった。
小蒔と出会ったあの日から、俺は彼女に迷惑をかけっぱなしだと…そう思っていたのである。
いや、それどころか、人生を歪ませたと言っても過言ではないような事を俺は幾つも小蒔にしているのだ。
こうして清澄に転校させた事だってそうだし、婚約という形で小蒔を縛っているのもそうだろう。
それを心苦しく思っていた俺にとって、小蒔が日々を心から楽しんでくれているとは思えなかった。
そんな俺にとって小蒔のその言葉は堪らなく嬉しいものであり、胸の中が一杯になってしまう。

小蒔「だから…私…染谷さんに京太郎様にどう報いれば良いか聞いて…♪殿方は大抵…エッチな画像をパソコンに保存してるからそれを参考に…ぃ♥」
京太郎「うん…大体、分かった」

そう言う小蒔が少しずつその表情を悲しそうに歪ませていくのは自分が部長を裏切っている実感が強くなったからなのだろう。
流石に部長がその辺りの事を口止めしたとは思えないが、小蒔とてこれが俺の逆鱗に触れる事くらい理解しているのだ。
それに友人である部長を巻き込んでしまった悲しさに肩を震わせている。

京太郎「(…だけど、それだけじゃない)」

そんな小蒔が俺を見る目は、今にも流れだしそうな涙が浮かんでいた。
しかし、それは決して悲しみだけのものではなく、欲求不満混じりなのだろう。
そう思うのは小蒔の顔に興奮が浮かび、媚びるように俺を見つめているからだ。
友人を裏切らせ、ここまで言わせたのだからもう良いですよね。
そう言っているようなその表情に、しかし、俺は何の反応も返さない。

小蒔「こ、これが…全部です…っ♪全部ですから…ぁぁ♥」
京太郎「本当にそうなのか?」

そうしている内に小蒔の方が我慢出来なくなったのだろう。
まるで許しを請うように言いながら、その腰をもぞもぞと動かした。
挿入されたままのムスコを中心に円を描くようなそれに肉棒がピクンと反応する。
もうここまで焦らしたんだからもう良いだろうと訴えるようなそれを俺は抑えこみながら、そう冷たく言い放った。

小蒔「はい…ぃっ♥もう全部、言いましたぁっ♪誓って…誓って他に他意はありませんっ♥だから…セックス…ぅっ♥私に…セックスしてくださいっ♪」
京太郎「よし…っ!」
小蒔「ひあああぁぁっ♥♥」

淫らなその誓いに俺は大きく頷きながら、その腰を動かし始める。
今まで停止していたムスコの突然の行動に、小蒔の口から嬌声が漏れた。
その媚肉もグイグイと肉棒へと食い込み、悦んでいるのを俺に伝える。
それに一つ笑みを浮かながら、俺はゆっくりと口を開いた。

京太郎「どうだ…?部長を売って貪る快感は?」
小蒔「そ…そんな…ぁ♥♥」

嗜虐的な俺の言葉に小蒔は絶望感混じりの声をあげた。
本当の事を根こそぎ言わせた上で、さらにそんな浅ましさを揶揄するように言うのだからそれも当然だろう。
しかも、今までずっと焦らされていた小蒔が、今すぐにでもイきそうになっているのを知りながら、そう言っているのだ。
自分がやっている事ながら、かなり質が悪いと思う。

京太郎「ほら、ちゃんと本当の事を言わないと…またお預けするぞ」
小蒔「い、いやぁっ♪それは…それだけは嫌ですぅぅっ♪♪」
京太郎「じゃあ…分かるよな…!」

とは言え、今の俺に本気でお預けする気があるかと言えば、答えは否だった。
焦らされていたのは別に小蒔だけではなく、俺もまた同様なのだから。
寧ろ、今まで一度も射精に至れていない俺の方が欲情だけで言えば大きいかもしれない。
その上、健気で淫らな小蒔の告白を聞いて、興奮が強くなった俺が我慢など出来るはずがなかった。
実際、今の小蒔を犯す腰の動きはさっきよりも激しく、太ももに腰を打ち据えるような力強さを見せ始めている。

小蒔「気…持ち…良いです…っ♥お友達を裏切っちゃったのに…ぃ♪全部バラしちゃったのに…っ♥♥京太郎様のオチンポ気持ち良くて耐えられないんですぅっ♪♪」

そんな俺の前で小蒔は緩やかに告白を始める。
俺が望んでいた通りの淫らなそれに俺の浮かべる笑みに嗜虐的なものが強くなった。
俺を見上げる小蒔がブルリと震えるほどのそれは、きっと碌でもない表情なのだろう。
しかし、小蒔はそれでも俺を手放さず、寧ろ、積極的にその身体を押し付け、快楽を強請っていた。

小蒔「ごめんなさい…染谷さん…っ♥私…勝てないんですっ♪♪京太郎様の虜なのぉっ♥♥身も心も服従して…オチンポセックスされるとダメになっちゃうぅ…っ♪♪」

そう謝罪するのは、小蒔の心の中の部長なのだろう。
俺に続く第二の『お友達』として、少しずつその仲を深めている部長は未だ小蒔の中に残っているのだ。
だけど、それが少しずつ薄れ、消えていくのはわざわざ小蒔の顔を見なくても分かる。
何せ、その喘ぎ声はドンドンと大きくなり、奥を突く度に肉襞がざわつくのだから。
ブルブルと身悶えするようなそれは一突き毎に小蒔がイッている証だろう。

京太郎「小蒔は友達を裏切っちゃうくらいにセックスが好きなんだな」
小蒔「や…ぁ♥違いますっ♪私が好きなのは京太郎様だけぇっ♥♥京太郎様だから…私こんな風になるんですよぉっ♥♥」

それでも俺の言葉に小蒔はすぐさま否定の言葉を紡ぐ。
興奮の中でも心外そうに放たれるそれに俺は満足気な笑みを漏らしてしまった。
そんな事は分かっているとは言え、やっぱり本人に直接言われるのは格別なのである。
時折、こうして問い直したくなるくらいに、それは俺の胸を興奮で擽るのだ。

小蒔「私は全部捧げたんですからぁっ♪♪京太郎様に全部…ぅ♪全部捧げて…愛してるからぁ…♥だから私…こんなに淫乱になっちゃってぇっ♥♥」
京太郎「じゃあ…責任取らないとな…!」
小蒔「ひぃんんんんんんっ♥♥」

そう健気に言葉を続ける小蒔に報いようと俺の腰はさらに激しくなっていく。
一時足りとも立ち止まらず、中をグチュグチュとかき回すそれに小蒔の口から嬌声が飛び出した。
特に特別な弱点というものを持たず、激しく犯されるのが好みな小蒔にとって、それは効果抜群なのだろう。
強張った肩に震えを走らせながら、小蒔の腰はふっと浮き上がった。

小蒔「き…来ますぅっ♥♥おっきいアクメ来ますっ♥京太郎様のオチンポで…私凄いのがクる…ぅぅ♪♪」

まるで助けを求めるように紡ぐ小蒔の声。
しかし、俺はそれを無視しながら、小蒔の中を犯し続ける。
どうせ一度や二度の絶頂では小蒔は満足しないし、俺もまだ射精には遠い。
何より、そうやって強引に犯されるのを小蒔が好いているともなれば、止める理由などなかった。

小蒔「イくぅっ♪♪イくイくイくぅぅっ♥♥イくの来てますぅぅっ♥凄いイッてますぅぅぅ♪♪♪」

もう思考すらろくに働くなくなっているのだろう。
只管にイくと伝えるその言葉には脈絡も何もなかった。
しかし、だからこそ聞いている俺の興奮を刺激して、もっと激しく乱れさせたくなってしまう。
そんな俺の手がぐっと力を込めて、ベッドに横たわる小蒔の腰を締め付けた。

小蒔「んゅぅ…♪京太郎様も興奮してますぅ…♥♥エッチでビンビンになってるぅ…♪♪」

そんな俺の興奮を見透かしたような小蒔の言葉に、俺の笑みは強くなる。
確かにそうやって自分の興奮が指摘されるのは悔しいが、まぁ、悪い気分ではない。
何せ、その声には溢れんばかりの喜悦が込められ、小蒔が心から喜んでくれるのが分かるのだから。
未だ自制心の残る俺では到達できないほどの歓喜を感じさせる小蒔に意地悪しようと思うほど、俺は嗜虐的ではなかった。

京太郎「あぁ…小蒔が大好きで…気持ち良くって…俺も興奮しまくってるよ…!」
小蒔「うきゅぅ…ぅぅ♪♪♪」

代わりに告げるその言葉に小蒔の身体は身震いした。
まるで俺の言葉に絶頂しているかのようなその反応と共に背中に回った小蒔の腕が力を込める。
その爪で俺の肌を引っ掻くようなそれに背中から痛みとも熱とも言えない感覚が湧き上がった。
だが、それは決して不快ではなく、胸から溢れそうな興奮と愛しさによってかき消される。

小蒔「あぁ…♪そんな嬉しい事言われたらぁ…♥私…私またイッちゃいます…っ♥♥」
京太郎「良いよ…!もっともっと…イって…俺に可愛い小蒔を見せてくれ…!」

そうやってイく小蒔の表情は堪らなく淫らで、そして愛らしいのだから。
ずっと見ていても飽きないその表情を、俺は正直、写真か何かに保存しておきたいくらいだ。
だが、データの流出やらの事を考えれば、そんな事は決して言えないし、出来ない。
そんな俺にとって、こんなにトロトロになった小蒔を見れるのはセックスの時だけで、だからこそ、その表情がもっと見たいと思ってしまう。

小蒔「はい…ぃっ♥見て下さいっ♪♪私の…私のエッチな顔ぉっ♥♥京太郎様だけの…淫乱妻な小蒔の顔を…一杯、見てぇ…♥♥」

そして、そんな俺に小蒔もまた応えてくれる。
その顔を淫らに緩ませながら、俺に顔を近づけるのだ。
今にもキスしてしまいそうな距離で、俺達はお互いに吐息を吹きかけ合う。
まるでお互いの興奮を伝え合おうとしているようなそれは決して不快ではない。
寧ろ、興奮で満たされた俺にとって、とても素晴らしい行為に思えるのだ。

京太郎「淫乱妻か…はは…小蒔には相応しい…立場なのかもな…!」
小蒔「そう…ですぅっ♥♥私は淫乱だからぁっ♪旦那様とのセックス大好きだからぁっ♥♥だから…淫乱妻なんです…♪♪♪」

そう言う小蒔の顔は嬉しそうに微笑んでいた。
まるでそうやって俺に揶揄されるのが幸せだと言わんばかりのその表情に、俺の視界が埋め尽くされる。
世界には小蒔以外の何もないのだとそう錯覚してしまいそうなほどのそれに、俺の胸は熱くなった。
他には何も見えないくらい近づいた愛しい人の顔をもっともっと幸せな色に染めたい。
そう思った俺の口は吐息の中で動き出し、言葉を紡ぐ。

京太郎「じゃあ…淫乱妻な小蒔は…どうして欲しい?」
小蒔「もっと…もっと激しくしてくださいっ♥♥私を…私をレイプするみたいに…っ♪♪壊れちゃいそうな…レイプぅ…♥♥ラブラブレイプ…欲しいぃっ♥♥♥」

そんな小蒔の言葉に従うのは俺だって吝かじゃない。
小蒔ほどではなくとも俺の興奮は今も鰻登りであり、身体も射精を求めているのだから。
だが、それでもここで一つ約束させておかなければいけない事がある。
それを逸る自分の心に言い聞かせながら、俺はすっと腰を止めた。

京太郎「これからは…何でも俺に言うか?」
小蒔「はいっ♪♪言いますぅっ♥♥隠し事なんて絶対にしませんん…っ♪♪京太郎様に…絶対服従しますからぁ…ぁあ♥♥」

突如として止んだ刺激。
それに耐えられないかのように身を震わせながら、小蒔は間髪入れずにそう放った。
その甘く、そして悲しそうな声に愛しさと嗜虐心が同時に満足する。
そして、それを得てしまった今、俺はもう自身の身体を制御する事など出来ない。
唯一あった心残りを解消し、抑止力を失った俺の身体はもう射精の事しか考えられなくなっていた。

小蒔「ひゃうぅぅぅぅっ♪♪♪」

小蒔の言葉にご褒美だと応えるようなその抽送。
それはさっきよりも数段強く、そして激しいものだった。
小蒔の入り口から奥までを掻き出し、そして抉るようなそれに小蒔が悲鳴のような嬌声を漏らす。
その肉穴もビクビクと嬉しそうな痙攣を走らせ、小蒔が断続的にイッている事を俺に知らせた。


京太郎「一回突いただけで…何回イッてるんだよ…!」

そしてそれは一突き毎に一回なんて言う生易しいものじゃなかった。
まるで肉襞がムスコと擦れる度に達するような頻度を見せている。
しかも、それら一つ一つは決して小さな波ではなく、大きなアクメであるのだろう。
俺が腰を揺する度に、その小さな身体はビクンと跳ね、背筋を浮き上がらせた。
まるで陸にあげられた魚のような無防備で可愛らしいその様に俺の口から笑みが漏れる。

小蒔「にゃん…回もですぅっ♪♪回数なんて…わかぁ…分かりましぇんん…っ♥♥」

そんな俺の前で紡がれる小蒔の言葉は呂律が回らなくなり始めていた。
射精する為のケダモノじみたピストンに何度もイき続けているからなのだろう。
だが、耳に絡みつくようなその蕩けた声が俺は堪らなく大好きだ。
それを聞いているだけで興奮が強くなり、もっと激しく小蒔を犯したくなるくらいに。

小蒔「あひぃっ♪♪ひぅっ♪♪ひん゛ん゛ん゛♥♥」

それが宿る激しい腰使いに小蒔が淫らな声をあげて身悶えする。
まるで今の小蒔の中で幾つも絶頂が弾けているようなそれに、しかし、彼女の四肢は俺を離さない。
絶対に離さないと言わんばかりに俺へと抱きつき、そして絡みついているままだ。
勿論、最初の頃よりも脱力し、弛緩し始めているものの未だはっきりとした意思を示している。

小蒔「揺れるぅっ♪しきぅ揺れますぅっ♥ガンガンちゅかれてお腹ジュンジュンってぇ♥♥揺れてイくぅぅっ♪♪♪」

しかし、それでも少しずつ激しさを増す俺に小蒔は着いてこれなくなっているのだろう。
叫ぶように絶頂を伝えるその頃には、その腕は今にも振り落とされそうなものになっていた。
フラフラと揺れて、解けそうなその腕は不安定で、俺の興奮の中に微かな不安を混じらせる。
しかし、それでも俺の身体は止まれず、寧ろ、小蒔を振り落とそうとするかのようにスピードアップした。

小蒔「まだ強くなるなんへ…ぇ♪♪しゅごいぃっ♥ラブラブレイプ気持ち良ひぃっ♥♥」
京太郎「ぐぅ…ぅ」

だが、それは小蒔を気持ち良くする以上に、俺を追い詰めるものだった。
既にその芯が焼けそうなほどに興奮したムスコにとって、それは気持ち良すぎたのである。
思わず歯を食いしばっても止められない快楽の奔流に付け根がぐっと熱くなり、肉棒が膨れ上がった。
肉竿の根本から血液が流れ込み、その全体を一回り大きくする。
ビクンと肉棒が跳ねる間に起こったその変化に、食いしばった歯の向こうから声が漏れた。

小蒔「おっきぃっ♥♥京太郎様のオチンポまた大きくぅぅ♪♪♪」

それに喜悦混じりの声をあげながら、小蒔が喜ぶ。
その肉穴をキュンキュンと締め付けながらのそれはまるで全身で悦びを表現しているようだ。
実際、膣内射精大好きな小蒔にとって、それは堪らなく嬉しい反応なのだろう。
何せ、それはオスがメスの最奥から抜け落ちないように身を膨らませるものであり…射精の前兆と言っても良いものなのだから。


小蒔「イくんれすねっ♪♪京太郎様も…ぉっ♥♥私に射精してくださるんでしゅねっ♥♥」
京太郎「小蒔は…何処が良い…っ?」

急速にムスコから湧き上がる射精への衝動。
それに頭の奥まで赤く染まっていくのを感じながらも俺はそう返した。
勿論、俺は日頃から小蒔に膣内射精を許されているし、その為の避妊もしている。
だが、かと言って無許可で膣内射精は出来ないし、また、したくもない。

小蒔「しきぅれすぅっ♥♥わらしの子宮っ♪♪京太郎様専用の私の奥に…っ♥♥あっついザーメンびゅるびゅる下さいっ♥♥」

それは勿論、小蒔のこの声が聞きたいからだ。
ただの膣内射精ではなく、子宮への射精を乞う小蒔のこの蕩けきった声が聞きたいからである。
何度聞いても、淫らで興奮が色褪せる事のないそれに俺は小さく頷いた。
そのままぐっと歯を噛み締め、全身に力を行き渡らせながら、俺は激しいピストンを繰り出す。

小蒔「きゅひぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ♥♥♥」

背中のバネから腰の引きまで全部を使った一撃。
一回毎にスパンと肉が弾けるような音を鳴らすそれは俺にとって最高のものである。
全身を使うそれは一回毎に疲れすぎてそう連発する事が出来ないくらいだ。
しかし、もう射精へのカウントダウンが始まっている俺にとって、それを連発する必要はない。
震える小蒔をベッドへと押し倒すようにしながら二度三度と振るった後には俺の腰もブルブルと震えはじめた。

京太郎「が…ぐぅ…!」

瞬間、付け根が急激に熱くなり、先っぽが冷たくなった。
もう今にも射精が始まってしまいそうなそれを俺は声をあげながら堪える。
そうして作った数秒の猶予の間に俺の腰は大きく引き、その亀頭のギリギリまでを肉穴から引き出した。
そして、愛液でふやけて真っ赤になったその粘膜を一気に突き入れ、小蒔の子宮へ勢い良く突き刺す。

小蒔「ふあああぁぁあ゛あぁあ゛あ゛ぁっ♥♥♥」

その瞬間、もう我慢出来ないとばかりに俺から吐き出される白くて熱い粘液の奔流。
それを受け止める小蒔は近所にも聞こえてしまいそうなほど大きな嬌声を漏らす。
微かに掠れ、快楽に溺れるように震えるそれに合わせて、肉穴もニチャニチャと蠢くのだ。
まるで精液を一滴残らず搾り取ろうとするような本能的な動き。
それに食いしばった歯も緩み、鈴口から精液が搾り出されていく。

京太郎「(その上…子宮口まで…っ!)」

そんな精液を一滴残らず吸い上げようとするように小蒔の子宮口は吸い付く。
一時足りとも休むことはなく繰り返されるそれはまるでディープなキスのようだ。
そう思うと俺の興奮は余計に強くなり、射精の勢いも落ちない。
自然、絶頂も止む事はなく、俺が腰から背筋までを震わせて、快感に身悶えする。

小蒔「ふゅ…♪♪ふぁ…あぁぁぁ…♥♥」

そして、それは小蒔も同じだった。
いや、痙攣の中に時折、ビクンと跳ねるようなものを混ぜるそれは俺よりも激しいと言ってもいいかもしれない。
実際、その肉穴はカリ首を重点的に舐め回し、根本から搾るように動いているのだから。
最早、本能に支配されているとしか言いようのないその反応に俺は数日ぶりの射精を楽しんだ。

小蒔「ぁふぅ……♪♪」

とは言え、永遠に続く射精などあろうはずもなく、数分もした頃には快感も下火になる。
勿論、未だ絶頂の余韻が残る肉棒は敏感なままだが、その鈴口からは精液は出ない。
どれだけ情熱的に小蒔の媚肉が絡みつき、強請るように締めあげても、もう俺の絶頂は終わってしまったのだ。
そんな風に責められても気持ち良くなるだけで、射精には結びつかない。

京太郎「(まぁ…満足しているかって言えば、まったくそうじゃないんだけどな)」

勿論、俺の身体が射精を終えて、一段落ついたのは間違いない。
だが、それはあくまでも一段落と言うだけであって、満足した訳ではないのだ。
実際、俺の肉棒は未だに勃起したままであり、小蒔の最奥でビクビクと震えている。
意識がクールダウンしたのは事実だが、その身体まで冷えた訳ではない。

小蒔「京太郎…様ぁ…っ♥♥」

それは小蒔も同じなのだろう。
幸せ過ぎて泣いてしまったのか、その目尻を潤ませながら、小蒔は甘く俺を呼んだ。
媚びるような強請るような色の強いその声はきっとさらなるセックスを小蒔が求めているからなのだろう。
処女喪失から連戦を味わい、意識を失うまで俺に弄ばれた小蒔はこれくらいでは満足できないのだ。

京太郎「どうした…?」

しかし、そう分かっていても、俺は小蒔に意地悪くそう返す。
勿論、ここで小蒔の願いをすぐに叶えてやったところで俺に不利益は生じない、
寧ろ、小蒔が喜ぶと言う報酬だけで、俺にとっては十分なメリットだ。
だが、それでもこうして聞き返すのはそれだけでは物足りないからである。
どうせならば…もっと小蒔を辱め、淫らに変えてしまいたい。
そう思う俺にとって、小蒔にオネダリさせるのは必要不可欠ではなくても、軽視出来ない利益であった。

小蒔「もっと…ぉ♪♪もっと…子種汁一杯くらしゃい…♥♥」
京太郎「でも、もう一回出したし、十分じゃないか?」
小蒔「やぁあ…っ♥♥足らにゃいれす…っ♪♪一回じゃ…おにゃか疼くらけで…ぇ♥じぇんじぇん…満足出来ましぇん…♥♥」

そう言いながら、小蒔の四肢はペタリとベッドに倒れた。
糸が切れたように倒れこむその四肢はピクピクと痙攣し、もう力が入っている様子はない。
ダラリと垂れ下がったそれらは俺に彼女の快感が一定の量を超えた事を感じさせた。
だが、それでも小蒔は必死に満足できないと俺に訴え、緩やかに首を左右へと振るう。


小蒔「らから…おにゃさけ…♪♪お情けをぉおお゛ふぉぉっ♥♥」

そんな小蒔が可愛くて、俺は不意打ち気味に腰を振るった。
ジュプンと粘液を掻きだすような激しいそれに小蒔の言葉が中断させる。
しかし、小蒔はそれに怒ったり拗ねるような事はなく嬉しそうにその顔を緩ませていた。
まるでそうやって意地悪されるよりも俺に犯される事の方が幸せだと言うような…その甘い顔。
それに俺自身も嬉しくなって、彼女の唇にキスを落とす。

小蒔「んんぅぅっ♪♪」

そのまま一気に唇を割り、舌を突き入れる俺に小蒔もまた応えてくれる。
震える舌を動かし、俺の舌へと伸びてくるのだ。
力が入らないのか緩慢で緩やかなそれは、俺に舌を差し出しているように感じさせる。
そんな小蒔の舌と俺はクチュクチュと音を鳴らすように交差し…そして貪るように小蒔を犯し続けたのだった。





………



……







小蒔「んふぅ~…♪」

そう小蒔が満足そうな声をあげるのはそれから数時間後の事である。
結局、それから四回戦までやりきった後、小蒔の意識は途切れてしまった。
ついさっきそれから復帰したものの、しかし、身体の倦怠感は凄まじく、動けないらしい。
そんな小蒔に腕枕してやりながら、ベッドに潜り込めば、彼女はこうして幸せそうな声を漏らす。

小蒔「今日も…素晴らしい交わりでした…♥」
京太郎「ははっ」

そう言って小蒔が俺の肩へと擦り寄るのはむず痒いながらも、心地良いものだった。
誰だって見目麗しい美少女にそうやって擦り寄られれば、悪い気はすまい。
ましてや、それが恋人の営みに満足しきった笑みを浮べていれば尚更である。
男として、そしてオスとしての自尊心が刺激され、ついついデレっとした情けない笑みを返してしまう。

京太郎「まぁ…何時もごめんな」

とは言え、それでも謝罪の言葉を忘れる訳にはいかない。
最中にはそんな意識は殆どないし、小蒔もそれも喜んでいてくれているが、色々と酷い事をしているのは事実なのだ。
それを思い返して死にたくなる…なんて時期はとうに過ぎ去ったものの、やっぱり謝罪の言葉を紡いでしまう。
俺だって、もっと彼女たちを普通に、そして甘く愛してあげたいという気持ちがない訳ではないのだ。

小蒔「もぅ…京太郎様は自信が無さすぎです…♥」
京太郎「小蒔には言われたくないなぁ…」

天然系美少女巫女で家事万能、その上、スタイルも性格も良いとなれば、超がつくくらいの優良物件なのだ。
それをこんな俺なんかに引っかかった挙句、尽くしてくれているのだからもうちょっと偉そうにしても良いだろう。
しかし、小蒔は偉そうにするどころか、未だに俺に対して敬語を使い、立てる態度を崩さない。

小蒔「ふふ…♪でも…私…京太郎様のお陰で…少しだけ自信が持てました…♥」
京太郎「小蒔…」

そう言って微笑む小蒔の表情に嘘はない。
そうなって欲しいとアプローチしてきたが、どうやら俺の努力は報われているようだ。
その実感に胸の奥が震えて、小蒔への愛しさが湧き上がった俺は彼女をそっと自分の方へと抱き寄せる。
裸になったままの身体を密着させるようなそれに小蒔の笑みは強くなり…そして決意したように口を開いた。

小蒔「…情けない話ですけど…寝物語として聞いて下さいますか…?」
京太郎「勿論。俺なんかが聞いて良いか分からないけれど」
小蒔「いえ…私…京太郎様に隠し事したくなんてありませんし…それに…京太郎様だからこそ聞いて欲しいんです」

そう言う小蒔の顔は笑みを浮かべたままだった。
しかし…それでもその肩が微かに震えているのは…それが彼女にとって重い事なのだからだろう。
だが、小蒔はそれを伝える事に怯えてはいても、怯む様子はない。
あんな事を言っただけに無理をさせてるのではないかと思ったが、小蒔は覚悟を決めたようだ。
それならば、俺も逃げる訳にはいかないと、小蒔に向かって小さく頷く。

小蒔「私の打ち筋が…時折、変わってしまうのは京太郎様も知っていますよね?」
京太郎「あぁ、その時は大抵、高い役を和了って、会場を沸かしてるな」

時折、小蒔はそれまでの打ち方とはまったく違う手法を取る事がある。
本人はそれを『寝ていた』と言うものの、まったく信じられない。
何せ、どれだけ映像を見てもその時の小蒔は目を見開いて、自分の意思で牌を打っているのだから。
少し寡黙で普段よりも表情が少ない気もするが、それでも寝ているようには到底見えない。

小蒔「アレは…神様が降りているからなんです」
京太郎「…まさか…九面様が?」
小蒔「はい…」

そう頷く小蒔を見て、俺が脳裏に思い浮かべたのは暴走した時の彼女の姿だ。
アレほど暴力的で恐ろしい訳ではないが、確かに『寝ている』時の小蒔と暴走時の彼女は雰囲気が似ている。
特に意思の所在が感じられない虚ろな目元はそっくりと言っても良いだろう。
未だ神様について半信半疑な俺にとって信じがたい事ではあるが、経験的にも小蒔の言葉は頷けるものだった。

小蒔「私が強く勝ちたいって思うと…ふっと意識が遠くなって…神様が代わりに打ってくれるんです」

「なんつう過保護な」。
そう言いそうになった口元を俺はギリギリのところで止めた。
流石にそれは不敬だし、何より気持ちが分からない訳でもないのだから。
俺だって小蒔が色々と放っておけないからこそ、ついつい友達作りにまで手を出してしまったのだから。
それを思えば、俺は九面様たちの事を過保護だなんて言えないだろう。


小蒔「だから…インターハイに出た『神代小蒔』は…私じゃないんです…」
京太郎「それは…」

それは違うと…俺は言ってやりたかった。
確かにそうやって勝ち上がったのは小蒔自身の実力ではないのかもしれない。
だが、巫女としての小蒔と、麻雀を楽しむ彼女というのは決して別人ではないのだ。
そうやって神様を降ろす力もまた小蒔の才能なのだから、そうやって自分を責めなくても良い。

京太郎「(だけど…言えるかよ、そんな事…)」

小蒔がそうやって巫女としての自分を嫌っているのは俺だって分かっているのだ。
その力の所為で人を傷つけ、そして誰かの人生を歪めたのだと優しい小蒔は自身を責めている。
それを知って尚、それも貴方の才能だなんて綺麗事を言えるほど…俺は鈍感じゃない。
まずは巫女としての自分を小蒔が肯定出来なければ、それはただ彼女を傷つけるだけの言葉になってしまうだろう。

小蒔「そんな自分が嫌で…本当は自分で打ちたいのに…でも、負けそうになると私…九面様に縋って…だから…」
京太郎「…もう良いんだ」

そこまで言った時にはもう小蒔の目から涙が零れそうになっていた。
じわりと瞳を潤ませるそれに俺は思わずそう言ってしまう。
だが…そんな俺の言葉を小蒔は受け入れない。
その首を微かに振って、否定を示しながら、ゆっくりと口を開く。


小蒔「私…本当は京太郎様に…ファンになってもらえるような凄い人じゃないんです…」
小蒔「本当は弱虫で…弱くて…ズルして…ずっと勝っていただけなんですから…」

それはきっと小蒔の中でずっと支えとして残っていた事なのだろう。
ぽつりぽつりと漏らすその言葉は自責に震えて、聞いている俺の胸が傷んだ。
そんな小蒔に…俺は何を言ってやるべきなのかは分からない。
俺自身、それはまだ信じきれていないものであるし、何より、それは難しい問題なのだ。
巫女と言う手が届きにくい分野に口を出すには…俺はまだ色々な事を知らないのだから。

京太郎「…それでも俺は小蒔が凄いと思うよ」
小蒔「え…?」

それでも口にした言葉は俺の本心だった。
それは勿論、そうやって勝てる巫女の力が凄いと言う訳じゃない。
俺も自身の罪を告白する事がどれだけ辛い事か分かっているのだ。
俺だって和に自身の罪を告白する時…逃げたくて誤魔化したくて仕方がなかったのだから。
そもそも、そこに至るまで俺は数週間掛かり、その上、漫さんに叱咤されてようやく決心がついたのである。
だが、小蒔はそんな姿は欠片も見せず、最後まで言い切った。
それだけでも俺にとっては、賞賛に値する姿なのである。

京太郎「だから、俺は小蒔のファンも婚約者も…両方止めるつもりはないからな」
小蒔「軽蔑…しないんですか…?」
京太郎「軽蔑する要素があっただなんて、俺には思えないからな」

確かに小蒔の力が凄いものだ。
だけど、それを多少、利己的に使ったところで果たして責められる事だろうか。
別に犯罪行為を犯した訳でもないそれを軽蔑する必要はない。
ましてや、それを誰よりも本人が悔れば、責める方が異常だろう。

京太郎「それでも自分を許せないなら…特訓しようぜ」
小蒔「特訓…?」
京太郎「あぁ。そんな風に九面様に頼らなくても良いように…な」

そんな俺の脳裏に浮かんだのは和との特訓である。
ここ最近、余暇を使って和とやっているそれは正直、あまり進展があるとは言えなかった。
元々、和の打ち筋にはミスがなく、俺如きがどうこう出来るレベルではないのだから。
寧ろ、逆に俺の方が集中力の高め方についてアドバイスを貰っているような有様である。

京太郎「たまに和と一緒に麻雀の特訓してるんだけどさ。良ければ小蒔も参加しないか?」

だが、それはあくまで俺の事。
長年、オカルト頼りの打ち方をしてきた小蒔とデータ頼りの打ち方をしてきた和。
その二人はきっとお互いに足りない部分を補いあい、教え合えるはずだ。
勿論、そこには幾つか無視出来ない問題がある訳だが、まぁ、その辺は俺が上手く立ち回れば良い。
最悪、多少、俺が軽蔑される程度で収まるはずだ。

小蒔「…京太郎様っ♥」
京太郎「うわっ!」

そう俺を呼びながら、小蒔は唐突に俺へと抱きついてくる。
ただでさえ密着していた姿勢をより触れ合わせようとするそれに俺は思わず驚きの声をあげてしまった。
それも仕方のない事だろう。
何せ、そうやって小蒔に抱きつかれると言う事はその身体が俺へと密着すると言う事なのだから。
胸からお腹から二の腕まで。
その柔らかさ全部を俺に教えるようなそれにムクムクとムスコが立ち上がっていく。


小蒔「…私、嬉しいです…っ♥♥」
京太郎「小蒔…」
小蒔「あぁ…♥」

そんな俺の耳元で囁く小蒔に可愛らしさと愛しさを感じてしまう。
けれど、それがそれだけでは済まないのが今の俺の状況なのだ。
それを小蒔も悟ったのだろう。
密着した下腹部をブルリと震わせながら、彼女はうっとりとした声を漏らす。

小蒔「京太郎様…♪」
京太郎「…責任取ってくれよ?」
小蒔「はいっ♥」

俺の言葉に小蒔が力強く頷いて、もぞもぞとその位置を変える。
仰向けになった俺へと上からのしかかるような姿勢に掛け布団が跳ね除けられた。
瞬間、二人の間に外気が差し込んでくるが、その程度でもう俺達は止まらない。
絶頂の余韻が引き、興奮が落ち着いたと言っても、機会さえあれば、すぐさま身体が熱くなってしまうのだから。

小蒔「京太郎様専用の…淫乱妻の身体…またご賞味下さいませ…♥♥」
京太郎「あぁ…!一杯しゃぶりつくしてやるよ!」
小蒔「きゃんっ♪」

そんな小蒔を飛び起きるようにしてベッドへと押し倒しながら、俺は力強くそう言った。
さっきまで鳴りを潜めていた嗜虐性を顕にする俺の姿に小蒔は小さく悲鳴をあげる。
しかし、その身体はろくに抵抗を示さず、寧ろ、そんな俺を受け入れるように足を広げた。
瞬間、トロリと白濁混じりの粘液が染みだし、小蒔もまた興奮している事を伝える。

小蒔「ふふ…♪私はやっぱり…こうして京太郎様に求められる方が性に合っているのかもしれません…♥」

小蒔がポツリと漏らすのは、その興奮具合が違うからなのだろう。
勿論、自分から奉仕していた時もイッてしまうほど感じていたとは言え、押し倒されただけで愛液が染み出すほどではなかったのだ。
小蒔自身ではない俺にとって、それはどれほどの違いがあるのか分からないが、陶酔混じりの幸せそうな顔は見ていて心地良い。

京太郎「じゃあ…求めたがりな俺と相性抜群って事だな」
小蒔「はい…っ♥」

それをそのまま口にするような言葉に小蒔は微笑みながら頷いた。
しかし、それも数瞬後には歪み、口からは喘ぎ声が漏れ始める。
家に二人っきりだからこそ出来る気兼ねないケダモノの鳴き声。
それに欲望を嗜虐性を燃え上がらせながら、俺は何度も小蒔の身体を貪ったのだった。




















【System】
神代小蒔の屈服刻印がLv2になりました。
神代小蒔の依存性が薄れました。
神代小蒔は少し自信をもったようです。



















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