京太郎「う゛あー…」
和「きゃふっ♪」


そう俺が声をあげて飛び込んだのは桃色のベッドだった。
随分とカラフルなそこからは微かに甘い匂いがする。
甘ったるくなくふんわり香るそれは高級な柔軟剤以上の何かを感じさせる。
恐らく前の客の匂いなどを少しでも感じたりしないように、という工夫なのだろう。
それを嬉しいと思う反面、俺はそこから顔を動かす事が出来なかった。

京太郎「(腕は死んだ…っ!!)」

龍門渕から外へ出て、三十分。
公然といちゃつくバカップルを見るような目に耐えかねた俺はついにタクシーと言う禁じ手を使った訳である。
結果、大幅に時間は短縮され、こうして和と共に無事にラブホテルへと入る事が出来たのだ。
しかし、タクシーに乗っている間も、ずっと和を抱きかかえ続けていた腕はさっきからプルプルし続けている。
流石に何度か休憩しているとは言え、人一人を抱えて、走るのは無理があったのだろう。
こうしてベッドへと和を運んだ瞬間に腕の疲労がどっと湧き、当分蘇生出来ない事を俺に教えた。

京太郎「(財布持ってなきゃこれじゃすまなかっただろうな…)」

それもこれも全部、俺が日頃から財布を携帯しているようにしているからである。
それがなければ、俺はあの遊戯室へと足を運び、注目の中で自分と和の荷物を持たなければいけなかっただろう。
そうならなかったのは、子どもの頃にこうして癖を叩きこんでくれた両親のお陰である。
事前にある程度、事情を説明しているとは言え、婚約者として連れてきた小蒔に深くは聞かず、普通の女の子として接してくれているし、今度何かプレゼントでもするのが良いかもしれない。

和「須賀君…あの…大丈夫…ですか…?」
京太郎「おう。大丈夫大丈夫」

そんな事を考えながらも、好きな子を前にすると強がってしまうのが男の子の悲しい性という奴である。
いや、腕がプルプルと震えているのに強がっても無意味だという事は俺にだって分かっているのだ。
しかし、前のめりになった俺の下から心配そうに見上げてくる子に辛いだなんて言えるだろうか。
ましてや、相手は責任感が強く、頑固が故に色々と抱え込む傾向にある和なのだ。
例え、俺にとって和は特別でなくても、『大丈夫じゃない』とは口が裂けても言えないだろう。



京太郎「ただ…ちょっと休憩させてくれ…」
和「分かり…ましたぁ…♥」ギュッ

そう言って、和は俺の身体を抱きしめなおしてくれる。
お陰で俺は身体をひねる事も出来ず、結果、和の上から逃げられない。
勿論、胸に柔らかな膨らみがぐいぐいと押し当てられるので、心地良いと言えば良い感覚なのだ。
しかし、女の子を下敷きにしているというのはやっぱり大丈夫なのかという心配になってしまう。
結果、俺は素直にその魅惑的な感触に浸る事は出来ず、恐る恐ると口を開いた。

京太郎「…重いだろうし、適当に転がしても良いんだぜ?」
和「でも…須賀君は私をここまで運んでくれたじゃないですか…♥」
京太郎「まぁ…途中でタクシーも使ったけどな」

と言うか、今から思い返せば、もうちょっと早くタクシーを使えば良かったのだ。
和も俺もその方向性は違えども意外と目立つ容姿をしているし、ましてや俺達は今、注目を浴びている清澄の選手なのだから。
流石に高校麻雀程度でそこまで下衆な記事を書くとは思えないが、今はお互いに制服だし、変な噂になってもおかしくはない。
それをお金の節約を考えたり、男の意地だとか下らないものにこだわったから不必要なリスクを抱える羽目になってしまった。
それらを考えるとここまでやり遂げた、というよりは、寧ろ謝罪したい気持ちが強くなるのである。

和「もう…そう言う事は関係ないんですってば…♪」

そう言う和の口調は屋上の時より幾分、落ち着いたものになっていた。
漫さんや和本人が言っていたように俺を感じると禁断症状は幾らかマシになるらしい。
とは言え、それはマシになっただけであり、決してなくなった訳でも消えた訳でもないのは…その瞳を見れば分かった。
俺と抱き合っていた間、じっと俺を見上げ続けた…和の瞳。
そこには普段の強い理性の色や冷静さはなく、うっとりとした陶酔と欲情で潤んでいた。
まるで今にも泣きだしてしまいそうなそれは和が俺を求めてくれている証である。
それを嬉しく思いながらも、申し訳なく思うのは、それが和と想いを通わせたからではないからなのだろう。


和「私の為に…一杯、頑張ってくれた須賀君を労いたい。そう思うのは…イケナイ事ですか…?」
京太郎「ぅ…」

そのままスリスリと自分の身体を擦り付けるように押し付ける和の感触は堪らなく魅力的だった。
冬用の分厚い制服越しでさえはっきり感じるその身体の柔らかさは俺の堪え性のないオスの部分を刺激する。
元々、和のおもちを感じてムクムクと大きくなっていたそれが痛いくらいに張り始めた。
本格的にズボンを押すそれに和も気づいたのだろう。
その顔を欲情とはまた違うもので赤くしながら、俺からそっと視線を背けた。

和「…須賀君のエッチ…♪」
京太郎「いや、仕方ないだろこれは…」

ただでさえ、和とこうして性的行為を目的とした施設にいるだけでも興奮するのだ。
その上、その身体を擦り付けるように甘えられると誘われているとしか思えなくなる。
勿論、本人にその気はないのだろうが、その表情からしてオスを誘いまくっているのだ。
こうして俺が形ばかりの平静を保てているのも、和にそうさせているのが俺の能力の後遺症だからである。
ぶっちゃけ、それがなければ、俺は腕の疲労なんて気にせず、とっくの昔に和へと襲いかかっていただろう。

和「何が仕方ないんですか…ぁ♪こんな風にココをおおっきくして…もぉ…♥」
京太郎「そう言いながら、もぞもぞするの止めて貰えませんか?」
和「し、してませんよぉっ♪」

そう言いながらも、和はその身体をもぞもぞと揺するように動かし続ける。
一見、居心地悪そうなそれは、しかし、和の興奮の為なのだろう。
チラチラと俺の様子を伺うその視線からも、それははっきりと伝わってくる。
だって、その目には羞恥の色も浮かんでいるものの…それよりも遥かに強い劣情に満たされているんだから。

京太郎「…もしかして誘ってる?」
和「あ…ち、違います…わ、私…そんなにエッチじゃないです…っ♥」
京太郎「ほうほう…」

しかし、一瞬、和の目に浮かんだ歓喜の色を俺は決して見逃さなかった。
まるで自分が恥ずかしくて言えない事を言い当てて貰ったようなその歓喜。
それはすぐさま意地を張った言葉に隠れたものの、きっと俺の思いすごしではないだろう。
何せ、和の顔に浮かぶ興奮は俺の言葉で燃えるように強くなり、その吐息の粗さも屋上を彷彿とさせるものになってきたのだから。

京太郎「じゃあ…このまま時間一杯までホテルで抱き合っていようぜ?」
和「え…で、でも…ぉ♪」
京太郎「和はしたくないんだろ?だったら、別にこのままで良いじゃないか」

そんな和についつい意地悪したくなるのは俺の性と言う奴か。
どうしても性的な興奮を得ると嗜虐的になってしまうらしい俺の口からスラスラと言葉が出てくる。
勿論、龍門渕の屋上であんな事言われた以上、それらは今更にも程がある言葉だろう。
しかし、その白々しさが和を追い込み、その顔に迷いを浮かべるのを俺は見て取った。

和「で、でも…そのままじゃ須賀君も辛いですよね…?」
京太郎「あぁ、辛いな。でも、和に無理はさせたくない」

そう正直に言うのは和の心に言い訳を与える為だ。
幾ら俺だって和が言い訳なしで自分から求めてくれるだなんて思っていないのである。
勿論、このままずっと待ち続ければ可能なのかもしれないが、人一番理性的で恥ずかしがり屋な和に対してその賭けは中々に厳しい。
それにまだ二回目だと言うのに、そこまで求めるのは流石に酷な話だろう。
何れは心からそう言わせたいとは言え、今日のところは俺の方で言い訳を用意してあげる方がスムーズに行くはずだ。


和「わ、私も須賀君に無理はさせたくありませんし…だから…その…♥」
京太郎「でも、エロい事は嫌なんだろ?」
和「べ、別に…そういう訳じゃ…ぁ♪」
京太郎「じゃあ…好きなんだな?」
和「違います…ぅ♥」

平行線で交わることのないお互いの論調。
しかし、和の瞳に浮かぶ欲情の色はさっきよりも強くなっていった。
その否定の言葉も弱々しく、尻すぼみなものへと変わっていく。
それを確認した俺は一つ笑みを浮かべて、口を開いた。

京太郎「俺は和に無理をさせたくない。和は俺に無理をさせたくない。だったら…賢い和にはどうすれば良いのか分かるよな?」
和「で、でも…そんな事…私…♪」

俺の言葉に和は言い淀み、そのまま口を閉じる。
その顔に浮かぶ逡巡はきっと未だ思い切る事が出来ていないが故なのだろう。
しかし…和は気づいていない。
それがもう『俺が譲歩する』か、『和が譲歩するか』の問題ではなく、和が『言う』『言わない』の問題になっているという事に。
最早、その頭の中には俺が譲歩すると言う至極、真っ当な方向性へと舵を取る思考はないのだろう。
今の和が迷っているのは自分が『言う』か『言わないか』という二択の内、どちらを選ぶかという事なのだ。

京太郎「思い出してくれよ。和は一度…俺にオネダリしてるんだぜ?」
和「あ…っ♥」
京太郎「それにこのシチュエーション…あの時みたいでドキドキしないか?」
和「あ…あぁ…ぁっ♥」

あの時 ―― 和を最初の犠牲者にしてしまった時も、丁度、俺達はこんな会話をしていた。
そしてまた…それが終わった後、俺は力尽きるように和へと倒れ込んでいたのである。
それを思い出させようとする言葉に和の肩がブルリと震えた。
まるで寒気を感じているようなそれを俺の腕は反射的に抱きしめたくなる。
しかし、俺の腕は一向に動く気配がなく、ただ疲労感に痺れているだけだ。
それにもどかしさを感じながらも、俺はそっと背筋に力を入れて、和の顔を覗き込む。


京太郎「あの時みたいに可愛い和の姿が俺は見たい。…ダメか?」

一見、対等な立場で懇願するような俺の言葉。
しかし、それはその実、和の完全降伏を求める残酷な言葉だった。
それに普段であれば、聡明な和は気づいた事だろう。
だが、目の前の彼女はそれに気づいた様子はない。
いや…俺の背中に回した手にぎゅっと力を込めた辺り、気づいていない振りをしているのか。
それは目の前でゆっくりと口を開いていく和の言葉を聞けば、分かる事だろう。

和「わ、私は…須賀君と…須賀君と…エッチしたい…です…っ♪」

俺の言葉を免罪符に、そして言い訳にして…紡がれた和の言葉。
それは欲情に塗れた甘いオネダリの言葉である。
そこには羞恥の色はなく、ただ欲情に押し流されたように淫らな言葉を口にする。
予想以上と言っても過言ではないその成果に俺が内心で笑みを浮かべた瞬間、和は再び口を開いた。

和「須賀君は意地悪です…変態です…スケベです…異常性欲者です…っ♪」
京太郎「はは…悪いな」

そう恥ずかしそうに口にするものの、理性から足を踏み外したのは和の意思だ。
理由…いや言い訳があり、また俺に乞われていたとは言え…今の彼女にはまだ理性が残っているのだから。
幾ら俺がそうなるように誘導したとは言え、決めたのは間違いなく、和のなのである。

和「私…46日も放置されてたんですよぉ…♪」
京太郎「知ってる」
和「部活も…友人も…投げ捨ててここにいるんですよ…っ♪」
京太郎「分かってる」
和「私は…須賀君に初めてを奪われちゃったんですよ…ぉ♪」
京太郎「申し訳なく思ってる」
和「だったら…もうちょっと優しくしてくれても良いじゃないですか…っ♥」

そうは言いながらも和の顔には甘い陶酔が浮かんでいた。
あの時、俺が思ったように和は意外とMっ気が強い方なのだろう。
こうやって軽く羞恥責めされる程度であれば、表層はどうであれ悦んでいる。
その実感が心の中で強くなるのを感じながら、俺は和の上で口を開いた。


京太郎「でも、こうやってエロい事言うのは興奮しないか?」
和「そ、それは…♪」

そこで言い淀む辺り、やっぱり和もオネダリする時にドキドキしていたのだろう。
勿論、そうだと分かっていて尋ねたとは言え、こうも予想通りの反応を返してくれると嬉しい。
無意味に増えていった性交渉の経験も無駄なだけではなかったと思える。
勿論、それは錯覚であり、俺が重ねた罪の大きさには何ら影響はないと分かっているが、この場に限っては有難く思えるのは事実だった。

京太郎「俺は和がそういうのが好きだと思ったから意地悪してしまったんだ。ごめんな」
和「ぅ~~っ♥」

謝罪と共に俺が告げるのは開き直りの言葉だ。
その責任を遠回しに和へと押し付ける最低な言葉である。
しかし、それでも今の興奮した和には効果的なのだろう。
それは微かに唸りながらも、俺を見上げる和の熱い視線からも感じ取る事が出来た。

和「もぉ…♪もぉ…許しませんからっ♪」
京太郎「うあ!?」

しかし、それに油断した瞬間、俺の視界は急変する。
グルリと重力が掛かる位置を変えるようなそれは和の腕が俺を浮かせ、横へと寝かせようとしているからなのだろう。
しかし、そう理解しても、突然の事で先手を奪われた俺の腕は疲労で動かない。
結果、ろくに抵抗出来ないまま、俺は和にベッドへと押し倒されるような形になってしまった。


和「須賀君は意地悪です…っ♪意地悪で変態で…エッチで仕方のない人です…っ♪」
京太郎「それはまぁ…男の性というか何というか…」

さっきとはまったく逆のそのシチュエーション。
それに俺がドキリと胸を跳ねさせた瞬間、俺に密着していた和の上体がすっと起き上がる。
そのまま、俺を見下す和の言葉は思った以上に力強いものだった。
どうやら調子に乗りすぎて和を怒らせてしまったらしい。
流石に本気で怒っている訳ではないにせよ、拗ねさせてしまったのは確実のようだ。
少なくとも、その勢いに気圧され、俺の語気が弱くなっていくくらいには。

和「だったら…ここから…その…アレを出しちゃえば…少しは何時もの須賀君に戻りますよね…?」
京太郎「ちょ!?」

そんな俺の股間をまさぐるように、和が後ろに腕を回した。
上半身をひねるようなその姿勢は決して器用に指先を動かせるものじゃない。
寧ろ、重心を後ろに倒したそれは何処かに手を突かなければ、そのまま倒れてしまいかねないアンバランスなものだ。

和「あぁ…♪凄い…です…♥もうこんな…ズボンの中パンパンにしちゃって…ぇ♪」
京太郎「うあ…」

しかし、それでもそのままズボン越しに触れる和の手に俺は堪らない興奮を感じた。
だって、相手は和なのだ。
そう言った事に嫌悪感を持っているとは言わずとも、消極的だろうと思っていた和なのである。
それがオネダリするだけじゃなく、こうして俺を積極的に求めてくれるだなんて想像もしていない。
和を自慰のネタに使った時だって、ここまでエロい妄想をしたことはなかったのである。

京太郎「(それが今…現実に…!)」

そう思っただけで俺の身体は興奮し、ムスコにもぐっと熱が集まっていく。
心臓から押し流されるようなそれはそこを硬く、そして敏感にしていった。
そんな場所を確かめるように撫でる和の手に俺の吐息は荒くなり、鼓動も力強くなっていく。

和「見ても…良い…ですよね…っ♪これ…須賀君の…ぉ♥」
京太郎「和がそうしたいなら別に…ってうおぉ!?」

俺の返事が言い終わるよりも先に、和が俺の上でクルリとその身体を反転させた。
俺に顔を向ける姿から、背中を向ける形へとなったそれに俺は微かな迫力を感じる。
だって、俺の胸辺りにデンとのしかかっているのは和の見事な安産型のお尻なのだ。
ふっくら大きくて、美味しそうなそれがこうして迫ってくる姿に思わず生唾を飲み込んでしまう。

和「はぁ…っ♪はぁぁ…♪」

そんな俺の上で和が甘い吐息を漏らす。
俺よりも遥かに荒いそれはまるで興奮を吐き散らしているようだ。
しかし、どれだけ興奮を吐いても、その身体は冷める事はない。
冬服越しでもはっきりと分かる和の体温は冷めるどころか、寧ろ、強くなっていっているのだから。

和「ひゃう…ぅ♪♪」

瞬間、和がそうやって声を漏らすのは俺の股間からブルリとムスコが飛び出したからなのだろう。
もう中で張り詰めるほどに大きくなった肉棒にとって、そこは窮屈過ぎる場所だったのだ。
まるで解放されるのが分かっていたかのようにズボンとトランクスの隙間からひょっこりと顔を出す。
真っ赤に腫れ上がったその粘膜はさっきから期待するようにヒクヒクと揺れて、刺激を待ち望んでいた。

和「これが…これが…須賀君の…ぉ♥」

何処かうっとりとしたように呟く和は、きっとそんな肉棒の姿を見ていなかったからなのだろう。
思い返せば、当時の和はイッたばかりでうっとりとしていて、ろくにムスコを見ていない。
お固い和がエロ動画なんて見たりはしないだろうから…きっとそれは初めて見る男のモノなのだろう。
そう思うと浅ましいと分かりながらも充実感が湧き上がり、和を自分のモノに出来たような錯覚を覚えてしまう。

和「すごい…匂い…っ♪ここまでクるくらい…オス臭くて…ドロドロしちゃって…♥」
和「それにピクピクって…♪あぁ…♪これ…凄い…♪凄い…です…っ♪」

それはきっと俺のチンポに魅入られたように和がそう口にするのも無関係ではないのだろう。
恐らく自分から言おうとしているのではないのだろううっとりとした言葉。
しかし、だからこそ、それは和の本心から漏れているようで、俺を興奮へと誘うのだ。
誰だって、内心、意識しまくっている女の子が自分のモノを見て、嬉しそうにしていたら同じようになるだろう。

和「触っても…触っても良いですよね…っ♪」
京太郎「うくぅ…」

和の声に返事を返すよりも先に、彼女の手は竿の部分へと触れる。
パンツとズボンの間からほんの少しだけ顔を出した薄黒いその部分はとても敏感だ。
おずおずとした和の触り方でもビリビリと快感を走らせ、俺に微かな声を漏らさせる。
それがどことなく悔しいものの、抵抗する気になれないのは、それだけ今の和が夢中になっているからか。
どうせ腕はまだ動きそうにないし、もう少しくらい好きにさせてやった方が和も喜ぶだろうと、俺は無抵抗を決め込んだ。


和「触れると熱いのに…余計にピクピクして…ちょっと可愛いです…♪」
京太郎「そりゃ何よりで…ぇっ」

そんな俺に向けられた可愛いというセリフに、ガラスのハートは傷ついた。
勿論、怯えて欲しいと思っている訳ではないとはいえ、その言葉には『小さい』というイメージが付随するものなのである。
それを男の尊厳の塊である肉棒に向けられると、ちょっぴり悔しい。
流石にその味を教えこんでやろうと思いはしないが、若干、拗ねるくらいには俺の機嫌を損ねていた。

和「私…もっと見たいです…♪須賀君のを…もっとぉ…っ♥」
京太郎「分かった。分かったから」

とは言え、それを表に出して、反撃しようと思うほど俺は子どもじゃない。
そもそも俺は満足に反撃できるような状態にないし、今は我慢の時だ。
そう言い聞かせながら、俺は自分の腰をそっと浮かせ、和が脱がせやすいようにする。

京太郎「でも、俺は腕を使えないから和がって…おい」
和「ふぇ…?」

俺が言い切るよりも先に和の手が俺のベルトを緩め始めていた。
まったく躊躇のないそれはついこの前まで俺が胸を見る度に冷たい視線をくれていた和とは思えないくらいである。
それに思わずツッコミを入れてしまったものの、和の手は止まらない。
カチャカチャという音と共に金具を緩め、俺のズボンとパンツを強引に引きずりおろしていく。

京太郎「ぅっ…!」

我慢出来ないと言わんばかりに強引に脱がされたズボン。
その合間から顔を出していた肉棒が強引にその姿勢を変えられる感覚に俺は小さな呻き声をあげる。
微かに苦痛混じりのそれは根本辺りからズボンを脱がされる瞬間、肉棒が金具に引っかかったからなのだろう。

和「ふぁぁ…ぁ♥」

しかし、そんな俺とは裏腹に和の口からは幸せそうな吐息が漏れていた。
その視線の先には天井を向くように反り返った俺の肉棒があるのだろう。
ズボンや下着と言った衣を剥がれ、その全貌を晒すムスコにはさっきから熱視線が注がれている。
ドロドロの欲望混じりのそれは根本から先っぽまでを行き渡り、まるで舐めるように俺のモノを見つめていた。

和「凄い…♪こんなに…大きいなんて…っ♪」

うっとりとしたその言葉にさっき傷ついた自尊心がムクムクと回復していく。
思った以上に現金だったらしい俺はさっきの拗ねるような感情をあっさりと引っ込めた。
そんな自分に自嘲混じりの笑みを向けながら、ふっと腰から力を抜いた俺の上で和がムスコに手を延ばす。

和「両手で掴んでも…まだ頭の方出ちゃってます…♥」

そのまま俺の肉棒を両手で包む和の小さな手。
大きさをじっくりと確かめるようなそれにムスコが快感を訴えてくる。
興奮で敏感になっている肉棒の殆どを握られて、気持ち良くないはずがないのだ。
勿論、その手はぎこちなく、触れるだけと言っても良いくらいだが、それでもその柔らかさと肌の滑らかさだけで十分過ぎる。
自分の手とはまったく違った魅力的なその感覚に俺の身体は確かに悦んでいた。

和「大きくて…熱くて…ピクピクしてて…触ってるだけで…興奮しちゃいます…っ♪」
和「これが…須賀君の…須賀君のなんですね…っ♪私の初めてを奪った人の…男性器…♥」
京太郎「っ…」

そんな俺に告げられる和の甘い声に俺の身体はさらに昂ぶる。
その事実は俺も知っているし、それを忘れたつもりもない。
だが、それでもやっぱり和から嬉しそうにそう言われると…やっぱり嬉しくなってしまうのだ。
和もまた俺のことを望んでくれていたのだと…そう錯覚を抱いて…興奮を強めてしまう。

京太郎「うぁ…っ」
和「こうすると…須賀君も気持ち良いんですよね…♪」

しかし、それに自嘲を感じるよりも先に和の手がゆっくりと動き出す。
俺のムスコを両手で包んだまま上下に扱くそれに皮が歪み、その奥の快楽神経を刺激された。
ビリビリと走るそれに思わず声をあげた瞬間、俺の耳に和の甘い声が届く。
何処か充実感さえ伴ったそれは自分の知識を試せているという嬉しさ混じりなのかもしれない。

京太郎「(或いは…それだけ俺の事が欲しくて堪らなかった…とかか)」

ついこの前までエッチな事は苦手オーラを出しまくっていた和の方からわざわざ誘うくらいに彼女は発情しているのだ。
それを思えば、こうして俺のムスコを嬉しそうに扱いているというのもある種、当然なのかもしれない。
しかし、幾ら当然だとしても、俺の興奮は下火になったりしなかった。
寧ろ、それほどまでに和が発情していると思うと、それだけで付け根から甘い痺れが沸き上がってしまう。

和「こうやって扱く度にピクピクが大きくなってますよ…♪ふふ…気持ち良くなってくれているんですね…♥」
京太郎「そりゃ…和の手がスベスベだからな…っ!」

実際、こうやって扱かれると余計に柔らかさと滑らかさを意識してしまう。
何の潤滑油もない肉棒の表面を包みながら動くその肌はまるで吸い付くように密着してくるのだから。
その上、その動きは俺が制御しているものではなく、勝手に注ぎ込まれていく。
チンポを扱いているのは自慰と同じはずなのに、全く違うその感覚に俺の身体は確かに昂っていった。

和「ふふ…♪まさか…こんな時に手を褒められるなんて思ってもみませんでした…♥」
京太郎「だって…手を繋いだ事もないんだから…仕方ないだろ…っ」

俺と和の手が触れる時なんて精々、点棒のやり取りをする時くらいなものなのだ。
そんな間柄の俺が和の手を褒めたら、それこそ部活内から総スカンを喰らうだろう。
恐らくあの優しい染谷先輩…もとい部長だって、俺のことを軽蔑するはずだ。
それを思えば、どれだけ魅力的だと思っても褒める機会などあろうはずもなく、今日までずっと言う事が出来なかったのである。

和「そう…ですね…♪手を繋ぐ前に…性交渉しちゃって…お姫様抱っこされて…こうして男性器扱いて…♥」
京太郎「(そもそも…キスもまだなんだけどなぁ…)」

とは言え、それを流石に口に出す事は出来ない。
幾ら、セックスに対して積極的になっているとは言え、和も女の子なのだ。
初体験は無理だとしても、ファーストキスくらいは好きな人に捧げたいだろう。
こうして身体を重ねる関係になったとは言え、俺達の行為に愛はない。
それを自覚しているだけに…キスを強請るようなセリフなんて到底言えず、俺は胸中で小さくため息を吐いた。

和「私…須賀君の所為で…すっごいエッチな子になっちゃったみたいです…♥」
京太郎「みたい…じゃなくて実際になってるだろ」
和「はぅ…ぅ…♪」

俺の言葉に和はブルリと肌を震わせた。
自分でも分かっていても、やっぱりそう言われるのは興奮するのだろう。
それは俺のムスコをキュッと握ったその指先からもはっきりと分かる。

和「は…ぁ…♪私…エッチですか…♥」
京太郎「男の上に跨って、チンポしごいてる時点でソレ以外にはあり得ないだろ」

多分、アレだけセックスに積極的な小蒔だって、きっとここまではしないだろう。
小蒔は小蒔でエロエロなんだけれど、基本的に小蒔は誘うだけで俺を押し倒したりはしない。
きっと小蒔の中で『女性はお淑やかに身を捧げるもの』みたいな拘りがあるのだ。
ある種、そんな小蒔以上に、積極的なその姿は誰がどう見たってエロいものだろう。

和「で、でも…これ…須賀君の性処理の為で…ぇ♪」
京太郎「その割りにはさっきから尻がもぞもぞしてるぞ?」
和「はぅ…♥」

そう言う俺の言葉に和はビクンとその膨らんだお尻を震わせる。
制服のスカートに包まれたそれは俺のムスコを扱きはじめた頃から、我慢できないとばかりにフルフルと左右に揺れていたのだ。
恐らく無意識的なものであろうそれは俺にとってはまるで誘われているようで、正直、堪らない。
俺の腕さえ動けばとっくの昔に和のお尻を鷲掴みにして、思いっきり揉みしだいていた事だろう。

和「あぁ…そんなぁ…♥私…っ♪」

そんな俺の前で甘く言葉を漏らしながら、和は背筋をブルリと震わせる。
恐らく自分でも自覚していなかった事を指摘されて、恥ずかしがっているのだろう。
露出した首筋までがカァと赤くなり、羞恥の色を強く表現していた。
しかし、それだけではないのは、一目瞭然だ。
だって、和のお尻は今も我慢出来ないとばかりに揺れて、俺にオネダリしているのだから。

京太郎「(さて…どうするべきかな…)」

勿論、ここで思いっきり和へとがっつくのは悪くない。
和もきっとそれを望んでいるし、俺の身体もそうしたがっている。
しかし、俺の腕は未だ疲労感がのしかかり、脂汗が染み出すような状態なのである。
そんな状態で和のお尻を十二分に味わう事なんて出来ない。
それよりは『それ』をご褒美にして、和に色々として貰った方が良いんじゃないだろうか。
そう思う気持ちが俺の中でムクムクと大きくなり、唇がゆっくりと開いていく。

京太郎「もっと気持ち良くしてくれたら…俺も和の事気持ち良くしてやるぜ」
和「そ、そんな事…っ♪」
京太郎「まぁまぁ。どの道、俺のことを気持ち良くしてくれるんだろ?だったらwin-winで良いじゃないか」
和「ぅ…ぅ♪」

和の言葉に被せるように言ったのは、その心を歪める為の言葉だ。
俺の為という大義名分を歪ませ、その奥に隠れているであろう欲望を強調する為の。
和自身が未だ目を背けているであろうそれを目覚めさせるような言葉に和が沈黙を作る。
何処か迷っているようなそれは、しかし、数秒ほどで霧散した。

和「す、須賀君が…勝手にするなら…すれば良いじゃないですか…っ♪」
京太郎「って事は気持ち良くして欲しいんだな?」
和「し、知りません♥もぉっ♪」

理性が薄れたとは言っても、羞恥や見栄と言ったものまで消えた訳ではないのだろう。
俺の確かめるような言葉に拗ねるように返しながら、和はぷいっと首を動かした。
そのふくよかなお尻の下敷きになっている俺にもはっきりと分かるその仕草に俺は思わず笑みを滲ませてしまう。
何処か子どもっぽくて微笑ましい和の姿に俺は我慢出来なくなってしまったのだ。

京太郎「うくっ…」
和「そ、その分…お仕置きですから…っ♪須賀君を…お仕置き…っ♥」

その瞬間、俺が声をあげてしまったのは和の指先にさらなる力が籠もり始めたからだ。
今までのようにおっかなびっくり混じりで包むようなそれではなく、明確に俺の肉竿を締めつける感覚。
それまでよりもはっきりと肌に滲んでくるようなその感覚に俺の背筋はブルリと震えた。

和「そうです…♪意地悪な須賀君が悪いんですから…だから…私は…エッチなんかじゃないんです…っ♥」

そう呟きながら、俺の肉棒を扱く和はどうやら大義名分をシフトする方向に落ち着いたらしい。
俺を元に戻すという事からお仕置きという路線へと切り替えたそれを俺は否定しようとした。
しかし、快感が染みこんでくる頭では良いアイデアが浮かばない。
元々、俺は頭が良い方ではなく、今までだって欲望任せに口にしていたのである。
思いつかない時は本当に思いつかず、腕が動かせないという状況も相まってアドバンテージを取られ続けてしまう。

和「あぁ…っ♥じわって…先っぽから透明なお汁が漏れて来てます…♥」

そんな俺の肉棒の先端からついにカウパーが染みだしてしまったらしい。
射精の前触れでもあるその先走りに和がうっとりと嬉しそうな声をあげた。
その声を聞く限り、到底、お仕置きをしているようには思えないのだが…まぁ、流石にそれを指摘するのは無粋か。
それよりも俺が考えるべきはもうカウパーを漏らしてしまうくらいに追い詰められているという事だ。

京太郎「(まだ余裕はあるだろうけど…でも…)」

別に先走りが出たからと言って、今すぐ射精するほど男の体は単純じゃない。
射精とカウパーの間には快楽の壁が幾つもあり、それを越えて行かなければいけないのだから。
しかし、和の手は予想以上に柔らかく、そして魅力的なのだろう。
正直、こんなにも早く先走りを漏らす事になるとは思っていなかった俺にとって、今の言葉は微かに驚きを覚える事態だった。

和「凄い…♪にちゃあって…私の指にくっついて…ぇ♪」
京太郎「お…ぅ…」

そんな俺の先走りに和も興味惹かれたのだろう。
その指先を亀頭にピトリと当てて、カウパーの感触を確かめようとしていた。
肉竿から手が離さずに鈴口をクチュクチュを弄るそれは思わず声が出てしまうほど気持ち良い。
普通にセックスしている時には中々、感じる事が出来ないそれに、俺はまったく耐性がなかったのだ。

和「ふふ…♪この先っぽ…敏感なんですね…♥」
京太郎「あぁ。だから、優しくしてくれよ?」
和「どうしましょうか…♪」

さっき意地悪く接していた俺への意趣返しのつもりなのだろう。
クスリと笑いながら、和は考えているような言葉を返す。
しかし、それでも一つ一つ確かめるようなその指先は優しく、穏やかなものだった。
それはただ和が不慣れなだけというだけではなく、根が優しい子だからなのだろう。

和「須賀君がして欲しい事を教えてくれるなら…私も優しくしてあげても良いですよ…♪」

そんな和が意地悪く口にするのは中々、面白い言葉だった。
一見すると自分優位を示そうとしているような言葉だが、それは交換条件にさえなっていない。
和の性格を考えれば無茶苦茶にするなんて出来ないし、何よりそんな知識なんて和にはないはずだ。
わざわざチンポの事を男性器だなんて堅苦しい呼び方をする和がそういった下世話なアレコレに目を通しているとは考えづらい。

京太郎「(だから…これはきっと白旗も同然なんだろう)」

つまり、和にはコレ以上、どうすれば良いのか分からないのだ。
流石に扱いて刺激すれば良い事くらいは分かっているものの、どうすれば射精に導けるかまでは知らない。
だからこそ、こうして上から目線であれど、俺がして欲しい事を尋ねてきている。
それならば自分の優位を維持しながらも、俺を射精に導けるのだとそう思って。

京太郎「(だけど…思い通りにしてやるのは癪だよな)」

本当ならそうやって和の思い通りにしてあげて、男としての度量を示すのが一番なのかもしれない。
しかし、俺は、どうやらかなり嗜虐的な性質の強い方なのだ。
普段は弄られても特に落ち込んだりはしないが、こうしてベッドの上だとかなり気が強くなるらしい。
そんな俺が例え、形だけの優位を演出する為であったとしても、和の思い通りになるのは癪だ、と心の中で告げていた。

京太郎「…じゃあ、良いや」
和「えっ…?」

その声に従って、俺は和の言葉を突き返す。
微かに意地を張ったそれは、まだこれが序盤だからこそ出来るものだ。
興奮して理性のタガも外れているものの、まだ俺は我慢出来なくはないレベルである。
和の提案は悪くはないが…札の切り方と俺の興奮を見誤った。
バキバキに勃起した肉棒だけを見て、俺がもう我慢出来ないのだと誤認したのが敗因だろう。

京太郎「(残念だけど、そういう自制心は割りと成長してきてるんだぜ?)」

これが和と最初にセックスした時ならば、話は別だっただろう。
しかし、俺は漫さんや小蒔と言った二人の女性と ―― 不本意ながらではあったが ―― 関係を結んだのである。
その合間合間に自制心を固めてきた俺にとって、これくらいは難しい事じゃない。
特に、俺は今も頻繁に小蒔と身体を重ねているのだ。
漫さんや和とはまた違ったそのキツイ締め付けの中でイくのを我慢するのに比べれば、これくらい容易いと言っても過言ではないだろう。

京太郎「いや、だって、恥ずかしいし…和の好きにしてくれよ?」
和「い、いや…でも…い、痛いかもしれないですよ?」
京太郎「大丈夫だって。和ならそんな事しないって信じてるから」
和「ぅ…」

信じる、とわざわざ口にした俺の言葉に和は明らかに気圧されていた。
自分の企みが根本から覆り、どうすれば良いのか分からなくなっているのだろう。
その声には逡巡の色が強く浮かび、指先からもふっと力が抜けた。
まるでここから先、どうすれば良いのか分からないと言うようなそれに俺は内心、笑みを浮かべる。
やっぱり俺の思った通りなのだと実感を得た俺は次に紡ぐべき言葉を脳内から模索した。

和「じゃ…じゃあ…その…します…よ…?」

そう言って和は再び俺のムスコを扱き始める。
本当はここで止めるという選択肢もあるのだが、和はそこまで思い至らないらしい。
それほどまでに欲情が強くなっているのか、或いは意図的に見ないようにしているのか。
どちらにせよ、その手はさっきよりもぎこちなく、初々しさを強く感じた。
その指先に力は篭っているものの、一回一回をどうすれば良いのか迷いながらのそれは我慢出来ないほどじゃない。
当然、気持ち良いのは確かだが、あくまでそれだけであって、理性で押さえ込めるレベルだ。

京太郎「それだけか?」
和「…あぅ…」

だからこそ、俺は努めて冷たく和にそう言う事が出来る。
和にしてもらっている側だと言うのに偉そうなそれは、しかし、彼女の心を冷たく刺したのだろう。
申し訳なさそうに声をあげながら、肩を落とした。
見るからに気落ちしているそれに良心が痛むが、しかし、容赦していたら先には進めない。
そう痛む胸に言い聞かせながら、俺はゆっくりと口を開いた。

京太郎「それだけじゃ、ご褒美なんてまだ先だな」
和「ふ…ぅ…♪」

俺の言葉にゾクリと背筋を震わせて、和が吐息を漏らす。
こうして離れている俺の耳にもはっきりと聞こえるそれは甘く、そして長いものだった。
まるで快感に押し出されているようなそれに和の身体が微かに熱くなっていくのを感じる。
きっと…今、和はまた一つ理性から足を踏み外そうとしているのだろう。
ならば、俺はそれを全力で歓迎し…それが気にならない場所まで和を堕としてやらなければいけない。
それがこうして和をさらなる欲望へと引きずり落とそうとしている俺の責任だ。
そう自分に言い聞かせる俺の前で和の震えがゆっくりと収まっていく。

和「どう…すれば…良い…ですか?」
京太郎「…何だって?」
和「ぁぁ…っ♪」

勿論、和の言葉は俺にもちゃんと聞こえていた。
この部屋には俺たちしかいないし、和の言葉を聞き漏らすまいと耳も敏感になっていたのだから。
それでも聞き返したのは、それが決して一過性のものではないと和に教える為だ。
つい漏らしてしまったと言い訳する隙を与えず、本当に自分の意思で告げる事を強要しているのである。
それに和が漏らした声は微かに震えており、そして、甘い媚が強いものだった。
この状況を和もまた悦んでいる事を俺に教えるようなそれに俺は胸中で嗜虐心を強める。

和「私に…私に教えてください…っ♥須賀君が気持ち良くなれる方法を…教えて欲しいんです…っ♪」

数秒後、和は吹っ切れたように俺に懇願を始め、甘い視線を俺へと向ける。
微かに振り返りながらのその表情は、もう我慢出来ないと言わんばかりに欲情で満ちていた。
今まで俺の顔を見ず、ひたすらムスコを見続けていたであろう和の蕩けた表情。
それに肉棒が跳ねそうになるのを全力で押さえつけながら、俺は再び口を開いた。

京太郎「おいおい、それくらい分かるだろ?」
和「わ、分かりません…っ♪私、本当にコレ以上、知らなくて…だから…ぁっ♥」

俺の言葉に微かに身震いを走らせながらの返事。
それは俺の思っていた通りのものであり、俺の胸に安堵をもたらした。
流石にここまでやって和が先の方法を知ってたら道化も良い所なのである。
普段の和の姿や、これまでの様子からもまずないと思っていたとは言え、少し肩の荷が降りたように感じた

京太郎「じゃあ、俺に言わなきゃいけない事、あるよな?」

それを表に出さないまま、俺は冷たく突き放すように言った。
勿論、それは普通であれば不必要な言葉である。
こうして和が完全に本心を吐露した今、追い込む必要など無いのだから。
しかし、そう思う反面…俺の中の嗜虐性は我慢出来ないとばかりに燃え盛っていた。
必要だからなどではなく…俺が和を屈服させたいからこそ紡いだ言葉。
ここが押し時だとばかりに放たれるそれに俺へと振り返った和の顔はカァっと羞恥の色を強くする。

京太郎「(でも、そこには悔しさはない)」

そこに浮かんでいたのは欲情と羞恥だけであり、悔しさのような感情はまったく見えなかった。
さっき拗ねて俺を押し倒し返した和からは想像も出来ないそれは、彼女の中で被虐性が育ちつつあるからなのだろう。
俺が植えつけたであろうそれはもう和の中で芽吹き始め、理性の奥で根を張りつつある。
それに歪んだ支配感と充実感を得ながら、俺は内心で笑みを漏らした。

和「ごめんなさい…私…調子に乗ってました…♪何にも分からないのに…偉ぶって強がっちゃったんです…ぅ♥」
京太郎「そうだな。和は悪い子だ」
和「あぁぁ…っ♪」

俺の言葉に和はその形の良い背筋をブルリと震わせる。
微かに逸らしたその中にはきっと快感が通り抜けているのだろう。
悪い子と詰られる事にさえ、悦ぶその淫らさはもう調教済みのマゾ奴隷にも見えた。
しかし、実際、和はまだ目覚め始めただけであり、本格的な調教にはまだ着手していない。
それなのに…こんなにも淫らな反応を返してくれる和が、これから先、どんな風になっていくのか。
それを想像しただけでムスコが熱くなるのを感じながら、俺はそっと口を開いた。

京太郎「でも、ちゃんと謝れたのは偉いぞ」
和「有難う…ございます…ぅ♪」

付け加えるような俺の言葉に和は媚を強めた言葉で返事を返す。
普段の丁寧な口調からは考えもつかないほどに淫らで甘いその言葉。
褒められている事に陶酔を感じている事がはっきりと分かるそれは俺の胸を熱くする。
そのまま和を押し倒して淫らなご褒美をあげたくなるくらいの強い感情を、俺は必死に宥める。
ここまで引っ張っておいて、自分の欲望を優先するような結果になれば、和から信頼して貰えなくなるだろう。
嗜虐的な俺が望むような関係を和と構築する為には、信頼は決して欠かせない。
そう言い聞かせて、俺は大きく胸を膨らませながら、酸素を吸い込み、昂った身体を落ち着かせようとする。

京太郎「和に扱かれるのは気持ち良いぞ。ただ…亀頭をもうちょっと刺激して欲しいな」
和「はぁい…っ♪」
京太郎「くっ…」

そのまま口にした俺の指示に、和は従順に従った。
片手で肉竿を扱きながら、亀頭へと人差し指を触れさせる。
そのまま鈴口をクリクリと弄るそれに俺のムスコは透明な粘液をじっとりと漏らした。
それをさっきと同じように指先でクチュクチュと弄るそれは文句なしに気持ち良い。
思わず噛み殺した声をあげるくらいに快感が身体の中を駆け抜けていく。

京太郎「そうだ…和は上手だな…」
和「えへ…ぇ…♪」

そんな俺の褒め言葉に和は甘い声を漏らしながら、肉棒へと向き直る。
まるで子どもへと戻ったような蕩けた笑い声はそれだけ和が興奮を覚えている証だ。
今の和にはもう面子を保とうとする思考すら残っていないのだろう。
あるのは俺を気持ち良くし、そして自分もまた気持ち良くして欲しいという欲望だけなのだ。

京太郎「(まぁ…その為にはセックスが一番っちゃ一番なんだろうけどな…)」

けれど、それは俺もまた同じだ。
健気で可愛い上に、俺の言葉に従順に従ってくれる和の姿に興奮を擽られまくっているのだから。
正直、さっき自分に言い聞かせたのを忘れて、その身体にムスコをねじ込みたくて仕方がない。
だが、ここで襲ってしまったら、さっきのやり取りが台無しになってしまう。
せめて俺が気持ち良くなれた証として射精まではアドバイスを続けなければいけないだろう。

京太郎「後は…唾液を垂らしたりとか…そう…上手いぞ…っ」
和「んふ…ぅ♪」

気を抜けば、欲望に負けそうになってしまう自分に言い聞かせながらの言葉。
それに和はすぐさま従い、ドロリと粘ついた唾液を垂らした。
ついさっきまで和の口の中に入っていたそれは俺のムスコに絡みつき、甘い熱を広げる。
何処か風邪の時の火照りを彷彿とさせる和の唾液はとても心地良く、血管を浮かばせる肌に染みこんでくるように感じた。

和「クチュクチュって…エッチな音してます…♥」
京太郎「凄いだろ、それは和の唾の音なんだぜ?」
和「これが…私の…っ♪」

けれど、それはただ絡みついてくるだけじゃない。
そうやって肉棒へと垂らされた唾液が、和の手で広げられる度にクチュクチュと淫らな音をかき鳴らすのである。
小蒔ほどではなくとも性的知識の少ない和でもはっきりと分かるその淫らさ。
その源が和の口から齎されたという事に、和は強い興奮を得ているのだろう。
うっとりとした声を漏らしながら、その肩が微かに震えたのが分かる。

和「は…ぁ…♪何でこんな…エッチなんですかぁ…♪」
京太郎「そりゃ…和がエロい…からだろ」

クチュクチュと唾液を潤滑油にする和の愛撫。
それは俺が何かを教えるよりも先に少しずつ激しくなっていっている。
まるで和の興奮を伝えるようなその変化に、俺は内心の笑みを深くした。
しかし、俺の身体はそうやって余裕を見せていられるような状況ではなくなり始めている。
亀頭と肉竿に与えられる刺激は緩やかなカーブを描いて大きくなり、快感はそれに比例してさらに大きくなっているのだから。
漏れそうになる快楽を押しとどめるのに意識を使い、言葉も途切れ途切れのものになってしまう。

京太郎「それより…和、一つ頼みがあるんだが…」

そう話を強引に途切れさせたのは、そんな自分の姿を和に気づかれたくなかったから…だけではない。
勿論、それが一番の理由であることには変わりはないが、俺は『和がエロい』という言葉に反論を許さず、そこで会話を区切ったのである。
それだけでどうこうなるほど人の心というのは軟ではない。
軟ではないが…それらが積み重なれば、心のハードルというものは下がっていく。
何れは和を心まで屈服させ、性奴隷にしたい俺にとって、それは… ――

京太郎「(…俺は…何を考えているんだ?」

そこまで考えた瞬間、俺はようやく自分の思考に疑問を呈した。
和を性的に積極的にさせるのであれば、まだ俺はその思考に疑問を投げかける事はなかっただろう。
そうしなければ和にまた我慢をさせ、辛い思いをさせるのは目に見えている話なのだから。
だが、…性的な愛玩奴隷として可愛がろうとするそれは決して普通じゃない。
性奴隷だなんてエロ本の中だけの世界だけであり、現実では殆どあり得ないものだ。
それよりは和と愛し愛される恋人同士の関係になりたい。
そう思う程度には男子高校生というのは純情な生き物なのである。

京太郎「(…だけど、今更…そんな関係になれるか?)」

それは恐らく…無理だ。
既に俺の能力は和にも多大な影響を与えており、今の交歓も『その禁断症状を解消する為のもの』に過ぎないのだから。
そして、それは漫さんや小蒔相手にも続けていけなければいけない事だ。
少なくとも後遺症がなくなるまでは…彼女たちの面倒を見るのが俺の責任だろう。
だが、それは何時まで続くかは俺にも分からず、また終わるのかさえ分からない。
例え終わったとしても、三人の女性と性的関係を持ち続けた不埒な男、という評価は覆らないだろう。
そんな俺を…能力という接点がなくなった被害者がどう思うか。
少なくとも…当時の事を思い返さない為にも、疎遠になる事は確実だろう。

京太郎「(だったら…俺は一人になる…のか…?)」

今まで見て見ぬふりをしていたその未来予想図に俺の背筋はゾクリとしたものを感じる。
勿論、それは能力が発動する前の状態に戻るだけの事だ。
しかし、俺はもう…三人の優しさや暖かさに触れ…そして甘えてしまっているのである。
そんな俺はもう以前のような状態には耐えられず…三人に見捨てられるという事を考えただけでも寒気を覚えてしまった。

和「須賀君…?」
京太郎「…あぁ、すまない。ちょっと…和のお尻に見とれてた」
和「もぉ…っ♪」

そんな俺を心配してくれたのだろう。
振り返る和の顔には伺うようなものが強く、声には欲情よりも心配する色の方が大きい。
それに思わず意地を張った俺の脇腹を和の足がぎゅっと締め付けた。
まるで自分の下から逃すまいとするような足は力が入っているはずなのに、俺へと柔らかく押し当てられる。
手と同じくぷにぷにとしたその感触に俺の中の寒気を吹き飛ばすように興奮が強くなっていった。

京太郎「それより…和が良ければ、チンポを舐めてみないか?」
和「な、舐める…ですか?これを…?」

その興奮に押し出されるように口にした俺の言葉。
それに信じられないように返しながらも、和の熱視線は再びムスコへと注がれる。
じっとその形状を見つめるようなその視線は、俺のモノを舐めるところを想像しているのだろう。
だが、それだけではなく、興奮しているのはその熱い視線だけではなく、シックな壁紙の中で漏れる白い吐息からも分かった。

京太郎「もし、やってくれるならご褒美をやるぜ?」
和「ご褒美…須賀君の…ご褒美…っ♪」

あともうひと押し。
そう思った俺の言葉に和がブルリと背筋を震わせる。
さっきまでのような欲情と興奮だけではなく、強い歓喜も感じさせるその反応。
それは微かに見える和の頬が緩み、その口に小さな笑みが浮かぶ事が見えたからなのだろう。

和「…上手には…出来ないですよぉ…♪」
京太郎「分かってる。その辺はちゃんと教えていくさ」

言い訳のように一つ口にしながら、和の上体はふっと俺の股ぐらの間に倒れていく。
緩やかに、しかし、確かに股間に顔を埋めようとするそれに俺の期待が高まっていった。
これまで漫さんや小蒔に色々な事をしているとは言え、流石にフェラチオをしてもらった事なんて一度もない。
そんな未知の愛撫を好きな女の子にしてもらおうとしていると思うだけでドキドキが止まず、指先にも力が入った。

和「ぺろぉ…っ♪」
京太郎「ぅ…」

瞬間、俺の亀頭に触れた感覚はねっとりとしたものだった。
指よりも熱く、粘液に満ちたそれが一瞬だが、確かに亀頭を通り過ぎる。
手とはまた違ったヌルヌルとしたその感触に俺は完全に不意を突かれてしまった。
予想外の快感に俺は思わず声を漏らし、腰を微かに引いてしまう。

和「ちょっぴり苦くて…塩っぽい感じ…です…ね…♥」

そんな俺の上で感想を告げながらも、和はペロペロと俺の亀頭を舐める。
二度三度と繰り返される暖かなそれは手コキよりもセックスのそれに近い。
流石にアレほど鮮烈で強烈な訳ではないが、抵抗する間もなく俺の中をドロドロにしていく。
見知った、けれど、何時もとは確かに違うその快感を俺は享受していた。

京太郎「美味し…いか?」
和「お、美味しい訳ないじゃないですか…っ♪」

勿論、そうやって舐めていると言っても、ムスコが美味しいはずなどない。
そもそもそれは味がするような場所ではないし、汗も拭いていないような状態なのだから。
苦いというのも塩っぽいというのも決して心地良いものではないのだろう。
しかし、そうと分かっていても尋ねたのは、繰り返す度に和の愛撫が粘っこくなっていっているからだ。
ただ、ぺろぺろと舐めるのではなく、舌を押し付けて味わおうとするようなその変化。
俺が教えずとも勝手に変化していくそれは不味いと思っているだけでは到底、出来ないものだろう。

和「臭くて…熱くて…苦くて…もう…最悪ですよ…ぉ♥」

しかし、それでも俺のムスコは和のお気に召さないらしい。
それどころか最悪と言い切りながら、和の舌はべったりと亀頭を舐め回す。
顔を傾けるようにして亀頭の隅々を舐め尽くそうとするそれは到底、そう思っているようには見えない。
その熱い吐息が亀頭へと掛かるのも構わず、和は舌を突き出すようにして舐めているのだから。

京太郎「その割には…夢中になってねぇか?」
和「そ、それは…ぁ…♪」

それを指摘する俺の言葉に和は愛撫を止めて、言葉を放つ。
微かに震えたそれは和が逡巡している事を俺に教えた。
しかし、一体、和が何に対して迷っているのかまでは分からない。
完全に顔を前へと倒した所為で今の俺には首筋も見えず、声と和のボディランゲージで判断するしかないのだから。
その細かい機微を感じ取るにはそれらは断片的すぎて、俺に和の感情を伝えきってはくれない。

和「だって…これ…最悪なのに…癖になっちゃうんです…っ♪」
和「臭いのに…苦いのに…っ♥舐めてると凄い興奮して…身体…熱くなっちゃって…っ♪」
和「舌からジィンって気持良くなって…♪ドンドン…好きになっちゃって…ぇ♥もう…私…ぃ♥」
京太郎「うくぅ」

それにもどかしさを感じた瞬間、紡がれる和の淫らな言葉。
それに和自身が耐え切れなくなったかのように再び俺のムスコへと舌を押し付ける。
口の奥に溜まった唾液を塗りつけるようなそれに俺の口から思わず声が漏れ出た。
しかし、和はそれに構わず、夢中になって肉棒を舐め回し続けていた。
勿論、その間も和の手は俺の肉竿を扱き続け、肌の奥の快楽神経を熱くさせる。

京太郎「だったら…ご褒美やらないと…な」
和「ふぁぁ…ぁ♥」

俺の言葉に和はブルリと腰を震わせ、甘い声を漏らす。
メスの媚を強くするそれは、まるで待ってましたと言っているようだ。
最初の方からその存在を示唆してきたご褒美を和は本当に心待ちにしていたのだろう。
最早、隠す気もないその反応に、俺は微かに笑みを浮かべながら、和の下でそっと口を開いた。

京太郎「もうちょっと腰をこっちに下ろせるか?俺の顔の上に来るくらいに」
和「んふゅぅ…♪」

恐らくそんな俺の言葉が恥ずかしいのだろう。
熱い吐息混じりのそれは何処か恥ずかしそうな音色を混じらせていた。
しかし、それでもご褒美の期待には敵わないのか、和の腰はじわりじわりと俺の顔へと近づき、太ももが肩へとのしかかる。
その何とも言えない魅惑的な重さに俺は興奮を強くした瞬間、ふわりと香る甘いに匂いに気づいた。

京太郎「…和の匂いだな」
和「ふぅぅっ♪♪」

つい口にしてしまったその言葉に和の太ももはキュッと締まった。
さっきの脇腹にされたものと同じく、俺を締め付けるそれに顔が圧迫感と窮屈感を感じる。
しかし、そんな暗く狭い空間の中で、俺が感じているのはむせ返るような甘い匂いだった。
あの日、和の胸の谷間から感じたそれを何倍にも濃縮したような和の体臭。
それはきっと発情したメスの匂いなのだろう。

京太郎「(だって…ここからすげぇ匂ってくるんだしな)」

そう言って、俺が目を向けたのは清澄の制服の奥だった。
重力に引かれて垂れたスカートの奥には勿論、和が身に着けているショーツがある。
フリルを多少あしらっただけの飾り気の無いそれは元々、白か何かだったのだろう。
しかし、そのクロッチ部分を塗らし、両脇から収まり切らない愛液が漏れているその下着にはもうその面影しか感じられない。
そして、俺の嗅覚へと漂う甘いメスの香りは明らかにそこから漂ってきているのだ。

京太郎「舐めてるだけなのに…随分と濡らしているじゃないか」

俺はまだ何も触れていない。
ただ和をここまで運んだだけなのだから。
しかし、和のアソコはもうやらしいくらいに濡れて、メスの匂いをまき散らしている。
それが堪らなく愛おしくて可愛く思えた俺の手が、そっと動き出した。

京太郎「(勿論、まだ筋張ってる感じはするけど…)」

だが、さっきまでのように動かせない程じゃない。
多少、ぎこちなさはあるが、普段とそれほど変わらない動作をする事が出来る。
それを確認した俺は、和のスカートにそっと手を掛けた。
このまま和のスカートの中で閉じ込められ、熟成されたメスの匂いを楽しむのも良いが、今回はそれがメインじゃない。
あくまでもご褒美をあげる為に、こうして姿勢を変えさせたのだから、それをまずは完遂するべきだ。

京太郎「よいしょ…と」
和「んん…♪」

そう心に決めながらスカートのホックを外していく俺に和は声を漏らす。
そこには抗議の色はまったくなく、驚きに近い感情が微かに見えるだけだ。
恐らく、今の和にはご褒美に対する期待はあれど、嫌がる気持ちはまったくないのだろう。
寧ろ、早く脱がしてと言わんばかりに腰を振る様はニンゲンというよりはメス犬か何かに近い。

京太郎「随分とオネダリ上手になったじゃないか。偉いぞ」

それを優しく褒めながら、俺はスカートを投げ捨てた。
瞬間、俺の目に入るのは真っ白い和の太ももと濡れたショーツである。
二度も俺の身体を締め付けたそのむっちりとした太ももは、スカートの中で見るよりも、電灯の下で見る方が鮮やかだ。
その雪のような白さは全体的にシックな空間の中でコントラストのように映える。
その上、ムンムンとメスの香りを漂わせるショーツがその奥にあるともなれば、生唾を飲み込んでもおかしくはないだろう。

京太郎「…脱がすぞ」

その興奮を言葉にはしないまま、俺は和の下着へと触れた。
そのまま端を持つようにしてスルスルと降ろした瞬間、俺の耳に『にちゃり♥』と言う音が届く。
まるで粘液が糸を引いて垂れ下がるようなそれに俺の頭が警告を発した。
しかし、それに従おうにも俺の顔は和の足に囲まれて逃げ場がなく、どうしようも出来ない。
そう思った瞬間、俺の顔にべたりと粘っこい液体が垂れ、肌に何とも言えない感覚を広げた。

京太郎「(…まぁ、仕方ないよな)」

そりゃ和の秘所が真上にある状態で下着を脱がせば、こうなるだろう。
ショーツから染み出すほどの愛液がクロッチ部分に溜まっている事なんて見れば分かる事なのだから。
それなのに不用意に脱がしてしまった俺が悪い。
しかし、そうは思いながらも、何となく悔しい気持ちは収まらなかった。

京太郎「ほら、膝をあげて…そう。上手いぞ」

それを悟られないように心の奥底へと押しこめながら、俺は和へと指示を飛ばす。
それに従順に従ってくれた和のお陰で、俺はあっという間に和から下着を脱がす事に成功する。
とは言え、俺はそれに安堵しているような暇などない。
寧ろ、本番はこれからであり、俺の仕返しもまだ始まってはいないのだから。

京太郎「和のオマンコ…ひくひくしてるな」
和「ひぅ…♪」

そう言いながら、俺がそっと触れたのは和の大陰唇の部分だ。
肌と見分けがつかないその柔らかい皮はさっきからたまにひくついている。
まるで我慢出来ないと言うようなその反応を俺は揶揄するように口にした。
それに和が微かに声をあげながら、腰をビクンと跳ねさせる。

京太郎「こら、逃げるんじゃないって。ご褒美、欲しいんだろ?」
和「ふあ…ぁ…♪」

俺の言葉に再びすっと降りてくる和のふっくらとした腰。
それに軽く笑みを浮かべながら、俺は再び大陰唇へと触れた。
そのまま左右へと開けば、『くぱぁ♥』という音と共に粘液が染みだし、俺の顔へと降り注ぐ。
しかし、二度目ともなれば色々と慣れてしまうようで、それに俺が動揺するような事はなかった。

京太郎「中はもう真っ赤だな。充血した粘膜がピクピクって…和が発情してるの一発で分かるぞ」
和「そ…そんなぁ…♪」

俺に反論するような言葉を漏らす和の手はもう完全に止まっていた。
さっきまでは微かに動いていた舌も言葉を放つ事に注力し、ムスコへと触れる事はない。
お陰でこうやって和を辱める事が出来るとは言え、やっぱりそうやって放置されるのは寂しいし悔しいのだ。
折角のシックスナインなのだから、和にも俺の事を味わって欲しい。

京太郎「ほら、手が休んでるぞ。ちゃんと気持ち良くしてくれなきゃご褒美止めるからな」
和「あぁぁ…っ♥」

そう思った俺の言葉に和は手を動かし、再び舌を這わせ始める。
しかし、それはさっきよりも何処かぎこちないのは、意識がこちらに向いている所為だろう。
まるで躾のなっていないメス犬のようなその姿は可愛らしいが、やっぱり何処となく物足りない。
今は良いにせよ…何時かはちゃんとご奉仕出来るような和に仕立てあげよう。
そう心の中で決めながら、俺は真っ赤に染まった粘膜に指を伸ばした。

和「ひんんんっ♪♪」

それが和の粘膜に触れた瞬間、彼女は上擦ったような声をあげた。
快楽を多分に混ぜたそれは空気と共に身体をブルリと震わせている。
明確に快感を得ている事を伝えるようなその反応。
だが、俺の指先はまだ微かに粘膜に触れただけであり、まだ何もしていないのだ。
それなのにここまで感じているという事は…やっぱり… ――

京太郎「…和、お前どれくらいオナニーした?」
和「んきゅぅ…っ♪」

ストレートに尋ねるその言葉は確信を持ってのものだった。
今の和は能力の影響を受けているとは言え、そこはあまりにも敏感過ぎる。
ともすれば、都合三回能力を受けた最初の時よりも遥かに敏感かもしれないのだ。
それは能力の影響だけでは到底、説明しきれないほどの感度の良さだろう。
能力の根深さと根強さを良く知る俺にとって、それは和が自己開発を行なっていたとしか思えない事だった。

京太郎「この分じゃ、結構、弄っただろ…?ほら、また奥から愛液出てる」

そして、俺の言葉に和が反応しているという事は最早、隠しようのないものだった。
何せ、開かれた大陰唇から顔出す赤い粘膜は嬉しそうにひくつき、愛液を滴らせるのだから。
ある種、口よりも雄弁なそのオマンコの姿に俺は思わず笑みを浮かべてしまう。
俺の顔に垂れ落ちてくるそれは、和が俺の言葉に興奮している証でもあるのだから当然だろう。

京太郎「もしかして毎日弄ってたのか?もし、そうなら和は淫乱だな」
和「はぅ…ぅ…ん♪」

そう自分勝手に言葉を紡ぐ俺は和の返事を期待していない。
そもそも今の和は俺に初歩的なフェラチオをしてる真っ最中であり、言葉を放つ余裕はあまりないのだから。
その上、俺が紡ぐ言葉が自分を辱めるものともなれば、口篭るのも当然だろう。
丁度、俺を感じさせなければいけないという大義名分もある事だし、よっぽど強く求めない限り、和がそれに答える事はない。

京太郎「一人でココをクチュクチュして…俺にされる事を想像してたのか?もしかして、チンポ突っ込まれるのを考えながら…指でも挿入れてた?」

しかし、それは俺が和を辱める手を緩める事を意味しない。
和が答えられないなら答えられないで、追い詰めるやり方は幾らでもあるのだ。
実際、そうやって矢継ぎ早に告げる俺の言葉に和の奥から愛液が止まない。
まるでそれが事実だと言うようにトロトロと俺の顔へと降り注ぐ。
それをぺろりと舐めた瞬間、果汁のようなすっきりとした甘さが俺の味覚へと伝わった。
ずっと舐めていても飽きないであろうそれを舌が求めるのを感じながらも、俺はゆっくりと口を開く。

京太郎「…そんなの寂しくなかったか?」
和「あ…う…ぅ♪」

そう。
俺の本命はあくまでもこっちだ。
勿論、ここまで和を辱めるのを楽しんでいなかったと言えば、嘘になってしまうが、それは副産物に過ぎない。
今日の俺の目的は、これまで放置し続けた和を満足させ、そして次は我慢しなくても良いのだと教えてやる事なのだから。
全ては次からはもっと積極的にオネダリしても良いのだと…そう和に思わせる為なのだ。
別に…別に和を性奴隷にしたいとか、そんな事までは考えちゃいない。
そう…そのはずだ。

京太郎「どうだ?俺の指、ずっと欲しかったんじゃないか?」
和「きゅぅ…ぅぅっ♪」

そう言いながら、俺の指は和の粘膜を撫でる。
微かにグイッと押しこむようなそれに和は押し殺したような声をあげた。
勿論、粘膜の奥からはまたトロリと愛液が漏れ、俺の目の前で可愛らしい粘膜がピクピクと揺れる。
触れた時よりも鮮烈なその反応は俺の愛撫を和が気に入ってくれている証なのだろう。

京太郎「一人でするよりずっと良いだろ?」

勿論、それが本当なのかは俺には分からない。
俺は和が自慰をしている所なんて見たことがないし、想像だって出来ないくらいなのだから。
しかし、今まで漫さんや小蒔とこうして身体を重ねた経験は、確信に近い推察を俺にくれていた。
つまり…俺でなければその身体の疼きは止まらず、そしてその感度は俺限定でおかしいほどに高まるという推論を。

京太郎「なぁ…どうなんだ?和っ」
和「ひああぁぁっ♪♪」

瞬間、俺の指がグチュリと和の肉穴へと突き刺さる。
愛液を滴らせるその淫らな穴は俺の指先を柔らかく包み、グニグニと締め付ける。
まるで俺の指を味わうようなそれにブルリと媚肉が震えるのは不満の所為か。
ムスコでない事に拗ねるようなその反応に、俺は嗜虐心を昂らせながら、それを奥へと挿入れていく。

和「んふぅ…ぅっ♥」
京太郎「和のマンコ…暖かいな。すげぇ潤んでドロドロになってる」

それに押し出されるようにして声を漏らす和。
その下で俺が口にするのは紛れもない本心だった。
外の粘膜も触れるだけでジンと伝わってくるくらいに熱かったが、中はさらに格別である。
こうして挿入っている指が今にも蕩けてしまいそうなくらいだ。
骨まで溶かすようなその淫らな熱は、早くここにチンポを突っ込みたいと本能に訴えさせる。

京太郎「指にも絡みついて来て…それでいて物欲しそうにひくついてるぞ?もうチンポ欲しくて堪らないって感じだな」
和「くぅ…ぅんっ♪」

それをねじ伏せながら指を動かせば、和が甘い鳴き声を漏らす。
円を描くようなそれは肉襞をクチュクチュと弄り、和の性感をこれでもかと刺激しているのだろう。
プルプルと耐え切れずに揺れる和の背中には興奮の汗が滲み出ていた。
しかし、それでも和が満足していないのは、強請るように腰が左右へと揺れるのを見れば良く分かる。

京太郎「こんなになっても…我慢するのか?和が舐めてるそれを…ここに突っ込んで欲しくないか?」
和「あ…あぁぁ…っ♥」

俺の言葉を肯定するような和の腰の動き。
それを見てみぬ振りをしながら、俺はそう言葉を放つ。
だが、その指先はさっきまでとは異なり、ピタリと動かなくなっていた。
それは勿論、和が返事をするまで動かないという事を告げる静止である。
それが和にはすぐさま分かったのだろう。
和は耐え切れないとばかりに声を漏らし、ぎゅっと俺のムスコを握る手に力を込めた。

和「欲しい…です…っ♥私…須賀君のが欲しいっ♪須賀君ので一杯そこをクチュクチュして欲しいんです…っ♥」
京太郎「おいおい、そんな不明瞭な言い方じゃ分からないって」
和「はぁ…ぁっ♪もう…意地悪です…っ♥」

そのまま漏らすように口にする和のオネダリ。
しかし、それに対する俺の返事は突き放したようなものだった。
勿論、そんな和に興奮しているのは確かだが、それで許してやるほど今の俺は優しくない。
初めてならばともかく…和とは二回目で、ましてや小蒔のように何も知らない訳でもないのだから。
わざわざ目の前で直接的な単語を使って表現までした分、和からしっかりと徴収しなければいけない。

和「……ポです…っ♥」
京太郎「何だって?」
和「~~っっ♪チンポですぅっ♥須賀君のチンポ欲しいのっ♥私のぉっ…私のオマンコもうダメになっちゃって…グチョグチョでぇっ♪チンポ欲しくて堪らないんですよぉっ♥」

そんな俺が聞き返した瞬間、和の口から堰を切ったように漏れる淫らな言葉。
ドロドロの欲情に塗れたそれらはきっと今まで言いたくて言えなかったものなのだろう。
塞いでいたのは羞恥か、或いは体面かは分からないものの、ソレが今、ドロドロと崩れ始めている。
それを感じさせる淫らな言葉に俺が内心で勝ち誇った瞬間、俺の耳に甘く蕩けた声が届いた。

和「だって…須賀君の指気持ち良いんですっ♪私の指と全然違う…っ♥指だけでも…こんなに違うなんて…卑怯です…よぉっ♥」
京太郎「和…」

そう告げる和の言葉はさっきの俺の問いへの返事なのだろう。
妙なところで律儀な和は、コレ幸いとばかりに俺へと答えてくれている。
健気と言っても良いその淫らで可愛らしい姿に俺のムスコもピクンと跳ねた。
しかし、和はそれを気にした様子はなく、再び甘い声を漏らす。

和「私…毎日オナニーして…ずっと頑張って来たのに…ぃ♪こんなの…ズルいじゃないですかぁっ♪」
和「指でもこんなに気持ち良いだなんて…もう…私…無理ですっ♥」
和「須賀君はもう…神代さんの婚約者なのに…私…我慢出来なくって…ぇっ♥♥」
和「須賀君のチンポが欲しくて…マンコがドロドロになっちゃったんですよぉっ♪♪」

瞬間、ブルリと和が背筋を震わせるのはきっと背徳感が故なのだろう。
俺が小蒔のモノだという意識があるからこそ、和はずっと堪えようとしてくれていたのだ。
しかし、それでも抑えつけられないほどに高まった興奮が、和を飲み込み…他人の男に身を捧げようとしている。
それに背徳感と快感を覚えながら、和はまた一つ理性から足を踏み外した。

京太郎「(本当は…ここからフェラへと持っていきたかったけれど…)」

俺が想定していたのはオネダリをした和の交換条件に射精を提示するルートだった。
本格的なフェラを教えながらも、時折、マンコを弄って和の邪魔をするそれは俺の嗜虐心を大いに満足させてくれるはずだったのである。
しかし、思ったよりも濃厚で、そして心疼くその告白に…嗜虐心が萎えていった。
代わりに俺の中に芽生えたのは、胸の中でずっと抱えていた申し訳なさである。

京太郎「…ごめんな、和」

そう謝罪の言葉を口にするのは、和に不要な我慢を押し付けていたからだ。
俺がもっとベッドの上のように図々しい男であれば、和がこんなになるまで我慢をさせる事はなかったのだろう。
しかし、俺は鈍感で…ヘタレで…結果的にここまで和を追い込んでしまった。
そんな自分の不甲斐なさにギュッと歯を噛み締めながら、俺は再び口を開く。

京太郎「でも…もう我慢なんてしなくて良いんだからな。俺は和のものでもあるんだから」
和「…私の…?」
京太郎「あぁ。俺は…ちゃんと和に対しても責任を取りたいんだ」

その言葉に偽りはない。
俺の今の立場は宙ぶらりんで…どっちつかずでみっともないものだ。
どう贔屓目に見ても、最低で最悪な男だろう。
しかし、それでも、俺は…和だけじゃなく、皆に対して責任を取りたい。
その果てでどうなるかはともかく…遠慮だけは絶対にして欲しくないのだ。

京太郎「だから、もうちょっと俺に甘えて欲しい。俺に出来る事なら何でもするからさ」
和「須賀…君…♥」

そう思いながらの言葉が和にちゃんと届いているのかは分からない。
シックスナインの状態で身体を重ねている俺達に顔を見る手段はないのだから。
しかし…それがきっと悪いものではないと思うのは、和の声が陶酔混じりのものだったからなのだろう。
何処かうっとりとしたそれは聞いている俺が少し気恥ずかしくなるくらいだった。

京太郎「よいしょっと…」
和「あ…んっ♪」

それを誤魔化すように上体を持ち上げながら、俺はそっと和の身体をどかした。
その身体を優しくベッドへと横たえさせながらのそれに和が微かな声を漏らす。
それは俺の手が和の太ももや脇腹と言ったような敏感な場所に触れた所為か。
そう思うと身体の芯から熱くなり、ムスコにも甘い痺れが走る。

京太郎「とりあえず…和にオネダリさせた分の責任を取りたいんだけど…」
和「はい…っ♪一杯…責任を取って下さい…♥」

仰向けになった和はそう言って、俺に対して両腕を伸ばした。
臆病で最低な俺を受け入れようとしてくれているそれに胸の奥が締め付けられるような痛みを覚える。
まるで恋人同士のようなそれについつい誤解してしまいそうになるくらいだ。
そんな自分を歯を食い縛りながら抑え、俺はゆっくりと和に対して身体を近づけていく。

京太郎「(まずは…脱がさないとな…)」

お互いに下半身が露出した状態なので、このままセックスするのは簡単だ。
しかし、それをやってしまうと完全に制服へと匂いが付着してしまう。
手荷物も何もない状態で駆け込んでいる俺達には、着替えもまったくない。
それを考えれば、どれだけ欲望が身体を急かしていても、服を脱がさせるのが第一だろう。

京太郎「和…」
和「は…ぁ…♪」

そう思って制服を脱がせる度に和の肌が震える。
まるで抑えきれない期待と興奮を示すようなそれに見ている俺も昂ってしまう。
思わず衝動のまま襲いかかってしまいそうになるのを堪えながら、俺は制服を脱がせ、ブラを剥いだ。
瞬間、プルンと柔肉が揺れ、俺の目の前で勃起した乳首が震える。
肉穴に負けず劣らず…発情しきったメスの姿。
それに俺が思わず生唾を飲み込んだ瞬間、嗜虐心がまたメラメラと燃え上がり始めた。

京太郎「和…うつ伏せになってくれるか?」
和「…?」

嗜虐心に突き動かされた俺の言葉に和が首を傾げながらも従順に従ってくれる。
その下にある制服をどかしながら、和はコロンと身体をひっくり返す。
俺にお尻を向けるようなそれは何処か子どもっぽく、そして可愛らしい。
だが、そのまんまるとしたお尻がそれ以上に俺の興奮を擽り、ムスコの付け根を熱くする。

和「ひゃぅ…♪」

そんな和に後ろからのしかかった瞬間、彼女の口から小さな声が漏れる。
驚きを強く感じさせるそれは、きっとこの状態で挿入されるだなんて思ってもみなかったのだろう。
実際、普通の体位に比べれば、足を閉じたこの状態で挿入するのは中々に難しい。
しかし、これまで無意味に経験を積んだ俺にとっては不可能な事ではなく、その入口を容易く感じ取る事が出来た。

和「あ、あの…須賀君っ♪これ…っ♪」
京太郎「挿入れるぞ…!」
和「んっふぁぁあ…っ♪♪」

それに声をあげる和を無視しながら、俺は腰をグイと押し込んだ。
瞬間、和の声が途切れて、その口から吐息混じりの声が漏れる。
甘い陶酔に彩られたそれはずっ欲しくても与えられなかったものを感じているが故なのだろう。
実際、その中はとても熱く、今にも蕩けてしまいそうなくらいだったのだから。

京太郎「(指とは比べ物にならないな…!)」

指を挿入れた時とは比べ物にならないほどの熱さと窮屈さ。
それが挿入した分だけ感じられる感覚はとても心地良い。
じっとりと汗ばむような熱が満ち、ニチニチと音を鳴らすように肉が締め付けてくるのに…とても安心出来るのだ。
まるでここにムスコがあるのが当然だと思うようなそれに身体が微かに脱力する。
しかし、その中に駆け抜けていくのは寒気を伴った甘い痺れだった。

京太郎「(思ったより…すぐに出そうだ…!)」

指とは違い、ダイレクトに俺の性感を刺激する肉の穴。
愛液で満ち溢れたそこは和の拙いフェラとは比べ物にならない快感を俺にくれる。
こうして進めば進むだけ膨れ上がっていくそれに俺は早くも追い詰められ始めていた。
何だかんだ言って、和の愛撫は俺を昂らせていたのだろう。
流石に以前のように挿入即射精と言った情けない姿を晒す事はないが、それでもあまり長持ちするとは思えなかった。

和「ひぃ…うぅぅぅ♪♪」

それは和も同じなのだろう。
俺の下で掠れた声をあげる和の指先はぎゅっとベッドシーツを掴んでいた。
微かに震えるそれは決してそれだけ力が入っているから…ではない。
寧ろ、ダランと脱力した肘が和の身体に力が入ってない事を教える。
それでもこうして指先を震えさせるのはきっとそれだけ和が気持ち良いからだ。
そう思った瞬間、和の足がぎゅっと閉じ、その媚肉がムスコへと押し付けられる。

京太郎「うぉ…ぉ」

唐突過ぎるくらい唐突なその反応に俺は思わず声をあげてしまう。
それは何もムスコに押し付けられるプリプリとした肉の突起が気持ち良いからだけではない。
勿論、それも大きな理由である事は確かだが、それと同じくらいに驚きが強かったのだ。

京太郎「和…もうイッたのか?」
和「ふゅぅ…♪うぅぅ…♪」

思わず問いかける俺の言葉に和は恥ずかしそうな声を返す。
後ろにのしかかる俺にもはっきりと分かるくらい耳を真っ赤にするその姿は俺の言葉を肯定していた。
和が自発的にムスコを締め付ける業を持っているはずがないので…もしやと思ったが、どうやら本当にイッているらしい。
そう思った瞬間、嗜虐心の艶めきが強くなり、もっと和を追い詰めたくなってしまう。

京太郎「まだ挿入すら終わってないっつうのにイくなんて和はやっぱり淫乱なんだな」
和「ふああぁぁんぁっ♥」

詰るような俺の言葉に和は甘い声を漏らした。
甲高いそれは俺の胸に甘く突き刺さり、そこから興奮を広げてくる。
それが俺の指先に和の腰をぐっと掴ませた。
まるでベッドから逃すまいとするようなその指先から柔らかなウェストの感触が伝わる。
何処かぷにぷにとした心地良いそれにさらに興奮を煽られた俺はぐっと腰を進めた。

京太郎「今からイッてちゃ…この後、何回イくか分かんねぇ…ぞ…っ」
和「はぅぅ…っ♪」

そんな言葉にも和は感じているのだろう。
挿入された俺のチンポにキュッキュとリズミカルに絡みついてきた。
特に亀頭周辺を狙うようなそれはまるで早く奥まで来て欲しいとオネダリされているように感じる。

和「何回でも…イかせてくださいっ♥私…イきたいんですっ♪須賀君のチンポで…私…もっと…沢山…っ♪♪」
京太郎「の…どかぁ…っ」
和「ひあぁぁぁぁっ♪♪」

そう思った瞬間、和の口から告げられる淫らなオネダリ。
絶頂を乞うそれに俺の中で張り巡らされた我慢の糸が一本、ぷつりと切れた。
久しぶりだから手加減してやらないといけない、と自分を戒めていたその糸。
それがなくなった今、俺は和の最奥を目指して貪欲に進むケダモノになっていた。

和「ふ…ぅう゛…ぅぅぅう゛っ♪♪」

そんな俺のムスコが奥へとコツンと当たった瞬間、和の口から震えるような声が漏れる。
ぎゅっと歯を食いしばり、ベッドシーツに顔を埋めても尚、俺へと届くそれは絶頂のモノなのだろう。
何せ、さっきからムスコは歓迎されるようにキュンキュンと締め上げられ、密着したお尻もブルブルと震えているのだから。
その柔らかさを魅せつけるような淫らな反応は、見間違う余地がないくらいに俺に快楽を伝えていた。

京太郎「(しかも…それは多分、さっきよりも強い…)」

さっきイッた時はベッドシーツを掴んでいたとは言え、声を抑えようとはしていなかった。
しかし、今の和は呼吸が困難になるのも構わず、自分から顔を突っ込んでいる。
それは恐らくそんな余裕があったからではない。
そうしなければ、さっきよりも淫らになりそうだったからこそ、和は必死に声を堪えようとしたのだ。

京太郎「やっぱり和は此処が好きなんだな」
和「んっきゅぅぅぅ♪♪」

そう言いながら、亀頭をゾリリと奥へ押し付ければ、和の口から押し殺した声が漏れる。
さっきよりも上擦ったそれは噛み殺そうとしていなければ一体、どれほどのものになっていただろうか。
それに好奇心をそそられた俺は和の柔らかなお尻に密着した腰をグラインドさせ、奥を重点的に撫で上げる。

京太郎「さっきから子宮口が思いッきり吸い付いてきて離してくれねぇし…どれだけチンポ好きなんだよ、和」
和「ふぅん…んん゛っ♪♪」

しかし、そうやって後ろから囁くように言っても、腰で円を描いても、和の口は開かない。
キュッと閉じたまま、全身を震わせて、快楽を享受しているのだ。
ある意味で俺に抵抗しようとしているようなそれに嗜虐心がメラメラと燃え上がる。
一体、次はどんな風にして責めてやろうか。
そう思う俺の前にプルプルと真っ赤に染まった耳が見えた。

京太郎「……はむ」
和「くぅぅ…ぅぅっ♥」

それを口の中に含んだのは特に期待していたからじゃない。
耳が性感帯になるという事は俺も知っていたとは言え、それはうつ伏せになって責められない乳房ほどじゃないだろうと思っていたのである。
しかし、俺が和の耳を甘く食んだ瞬間、伝わってきた声は思った以上に切羽詰まったものだった。
もしかしたら、和はこういう部分も弱いのかもしれない。
そう思った俺が調子に乗るのも無理はない事だろう。

京太郎「はむはむぅ…」
和「ひん…っ♪」

そんな俺が次にやったのは和の耳を甘噛みする事だった。
歯と歯の間で軽く歯を挟み込むそれに和の背筋がブルリと震える。
思った以上のその反応に嬉しくなりながらも、俺の腰は止まらない。
あくまで本命はこっちなのだと和に教え込むようにズリズリと奥を擦り続けていた。

京太郎「(その間にも…何回イッてるんだろうな…)」

まるで俺のチンポで快楽の堰がぶっ壊れてしまったかのように和はイき続けている。
流石に本人じゃないから回数までは分からないとは言え、もう片手の指くらいは超えていてもおかしくはない。
勿論、敏感なところを重点的に責められているのだから当然と言えば当然だ。
しかし、それでも和は頑なに口を開こうとしない。
その意地を張った様子に嗜虐心がさらなる高まりを見せた俺はそっと耳たぶを手放し、耳の穴に舌を伸ばす。

和「きゅぅぅっ♪♪」

軽く跳ねるそれはいきなり過ぎて何をされたのか分からなかったのだろう。
そんな和が可愛いとは思うものの、今の俺に容赦も慈悲もない。
俺の前で我慢しようというその浅ましい考えを粉砕しようとするように和の耳に舌を入れていく。
勿論、和の小さな耳に俺の舌は大きすぎ、その殆どが入りはしない。
しかし、耳の穴を舐められるという異常なプレイに和が確かに興奮していた。

和「はんっ♪ふ…くぅ…ぅ♪♪」

その背筋をゾクゾクと震わせ、肩を縮まらせる和の奥。
密着した子宮口からはトロトロと本気汁が漏れだし、俺の肉棒へと絡みついてくる。
ネチャネチャとしたそれに肉棒もじっとりと熱くなり、殆ど動かないのに昂っていく。
その上、絶頂に合わせて、押し付けられた肉襞がジョリジョリと表面を擦って、また去っていくのだから尚更である。

京太郎「(でも…容赦はしないぜ…?)」
和「うひゅんっ♥」

それでもまだ口を開かない和に俺が手を伸ばしたのは押しつぶされた彼女のバストだ。
上から二人分の重さがのしかかっているそこはベッドの上で張り詰めている。
その表面をくすぐるように撫で回しながら、俺はゆっくりと頂点を目指していく。
途中からベッドとの間に挟まれ動きづらくなっても俺が目指したそこを、俺はキュっと優しく摘んだ。

和「ふああぁあ゛あぁぁぁっ♪♪」

瞬間、和の口が開き、その奥から甘い声が漏れる。
今までの分を一気に取り戻そうとするそれは長々しく、そして甘いものだった。
聞いている俺の耳にドロリと入り込んでくるようなメスの鳴き声に俺は勝利の実感を得る。
とは言え、ここでその手を止めてやるような道理は俺にはない。
俺の前で妙な意地を張った愚かしさを教える為にも…ここは一杯、感じさせてやるべきだろう。

和「やぁあああぁぁっ♪しゅがくんっっ♥須賀…くぅぅぅっ♪♪」

そう思って乳首をクリクリと指の間でこね回す俺の耳に届いたのは甘い和の呼びかけだった。
まるで何かを必死に伝えようとしているそれを今の俺は無視する。
どうせここはラブホテルなのだから…多少、何かあったところで俺達に不利益は生じない。
それよりも今は和を責める方が先だと、俺は和の耳を舐めまわし、その奥を抉り続けた。

和「はひぃ…♪♪ふあ…ぁぁぁ…っ♥」

そのまま数分もした頃には和の身体はもうふにゃふにゃになってしまっていた。
時折、ピクンと肌を震わせる以外は呼吸くらいしか出来ていない。
勿論、口元を拭う事など出来るはずもなく、その艶やかな唇から顎に掛けてドロドロになっている。
その上、瞳も虚ろで、快楽と欲情に濁っていた。
まるで生気が抜けてしまったようにトロトロになった和の姿。
しかし、俺にとってはそれが堪らなく可愛く…そして愛しく思えるのだ。

京太郎「和…さっき何を言いたかったんだ?」
和「あふぁ…ぁ…♪」

そんな和の耳元からそっと口を外して囁く。
それはもうろくに思考が働いているかさえ曖昧な和に聞くようなセリフではないだろう。
その口から漏れた吐息から聞こえているのは微かに分かるとは言え、今の和は間違いなく応えられるような状態じゃない。
しかし、俺は別に答えを期待していた訳じゃないのだ。
形式的に『聞いた』という形さえあれば、後で和を辱めるネタになる。
そう思っただけであり、本当に返事が帰ってくるとは思っていない。

和「そ…れは…ぁ…♥♥」

しかし、そんな俺の考えとは裏腹に和の口がゆっくりと動き出す。
こんなにもドロドロになっているのに、まだ言葉を紡ぐだけの余力があるらしい。
それに微かな驚きを感じながらも、止める理由は俺にはなかった。
こっちから尋ねたのに俺が中断するべきじゃないし、何より俺自身、さっきの和がどうしてアレだけ意地を張っていたのかも気になっている。
それが一部分でも判明するであろう和の言葉は寧ろ聞きたいと言っても過言ではないのだから。

和「わあし…幻滅…されたくなくて…っ♪」
京太郎「…幻滅?」

ポツリポツリと漏らす和の言葉に俺は腰を止めながらそう尋ね返した。
勿論、幾ら俺が馬鹿だと言っても、その言葉の意味くらいはちゃんと理解できている。
問題は一体、それがどうして和の口から出てくるのか、という事だ。
そもそも俺は自分から和っがそうなるように仕向けたし、幻滅などする余地がない。
寧ろ、これだけ無茶苦茶なやり方をしている俺の方が和に幻滅されかねないだろう。

和「こんにゃ…イきまくりの淫乱じゃ…♪♪須賀きゅんに…嫌われちゃいまふ…ぅ♥♥」
京太郎「和…」

しかし、和にとってはそうじゃないのは、その言葉を聞けば良く分かった。
思えば、途中でセックスが中断してしまった和は小蒔と違って、その辺りのフォローはしていない。
割りと潔癖の気がある和にとって、それは嫌われてもおかしくはない事なのだろう。
そして、だからこそ、和はそんな自分を必死に抑え、我慢しようとしていたのだ。

京太郎「(俺の…責任だよな…)」

俺が最初の時にあんな事を言ったから、そしてフォローもしなかったから…和はずっとそれを抱え続けてきたのだ。
自分に対する自己嫌悪と止まらない欲求に板挟みになり続けていたのである。
それが一体、どれだけ辛い事なのか…俺には分からない。
しかし…今、和がその目尻を濡らしているのはきっと快楽じゃないのだろう。
それくらいを見て取れるくらいには…俺は愚かでも鈍感でもなかった。

京太郎「そんなの…気にするなよ」
和「で…もぉ…♪♪」
京太郎「例え、和が淫乱でも…和が世界で一番、可愛いよ」
和「ふぇ…?」

そして、その罪を償う為に口にする言葉は…正直、自分でも恥ずかしいものだった。
だって、それは聞きように寄っては告白であり、そして、それはあながち間違っていないのだから。
どれだけ不誠実だと思えども…やっぱり俺の中の一番は漫さんでも小蒔でもなく、今も変わらず和なのだ。
それをストレートに伝えるのは正直、顔から火が出そうなくらいに恥ずかしい。
しかし、俺は和にもっと恥ずかしい事を言わせたり、したりしているのだ。
それを思えば…ここでヘタれている訳にはいかないだろう。

京太郎「和がどれだけ乱れても…俺の前だけなら…俺は世界で一番、嬉しい。和がどれだけエッチになっても俺の為なら俺は世界で一番、幸せだ」
和「須賀く…ん…っ♥」
京太郎「だから…そうやって我慢しなくて良いんだ。俺はそんな和も…一番だって思ってるんだからさ」

そう言いながら、俺はそっと和の目尻に浮かんだ涙を拭った。
微かに熱を残すそれを拭う資格はきっと俺にはないのだろう。
しかし、だからと言って、怯えて大事なものを取りこぼすような真似はしたくない。
今の俺の状況が割りと綱渡りに近い状態であるだけに…その気持ちはとても強いものだった。

京太郎「寧ろ…もっと和の淫乱な声を聞かせてくれよ。その方が…俺も嬉しい」
和「あぁ…ぁぁっ♥」

その言葉を皮切りに俺は腰を和から引き離す。
ゆっくりとしたその動きに肉襞がゾリゾリと絡みつき、俺のカリを圧迫した。
まるで行かないでと肉穴全部で訴えるようなそれに腰がゾクゾクとしたものを感じる。
しかし、それでも俺は腰の動きを止める訳にはいかない。
だって…そんな事をしたら俺は告白めいた事をした気恥ずかしさと向き合わなければいかなくなるのだから。

京太郎「(あぁ…くっそ…恥ずかしさで死にそうだ…!!)」

こんなものを…漫さんも小蒔もやり遂げたなんて信じられないくらいだ。
だが…どれだけそう思ったとしても…彼女たちの好意は嘘にも夢にもならない。
こんなに恥ずかしい事をやってくれたと思うと有難く、そしてその一方でまだ答えを出せない申し訳なさに押しつぶされそうになる。
それから目を背ける為にも俺は和の媚肉に没頭し、その中をムスコでかき回す。

和「須賀…く…ぅっ♥」

俺の名前を微かに呼ぶ和の声。
それに引きつけられるように俺の腰がグッと進んでいく。
中腹から挿入へと変わったそれに肉襞が嬉々として巻きついてきた。
ジュルリと音を立てるようなそれはまるでムスコをしゃぶられているみたいに思える。
そして、それを振り払うように腰を進めれば、今度は子宮口が俺の亀頭へと吸いついた。

和「ふわ…ぁあ゛あぁっ♪♪」
京太郎「くぅ…ぅ」

ぽってりとした肉厚の唇のような和の最奥はとても貪欲だ。
奥へと到達する度にブルリと震え、逃がすまいと肉襞を締め付けるのだから。
しゃぶられるような挿入時よりもはっきりと感じる快感に俺の口から思わず声が漏れた。

京太郎「相変わらず…和は名器だな…っ」
和「ぅ…ひゅんっ♪♪」

そんな子宮口からムスコを逃がしながら、俺は和の耳元でそう囁く。
それは俺自身、和を辱める為なのか、褒める為だったのか分からない。
ただ、そうやって囁かれた和が見せる震えは、決して悪いものではないのだろう。
そう思った瞬間、和はそっとシーツを手放し、俺へと振り返った。

和「す、須賀君のもぉっ♪須賀君のチンポも…ひもち良いれすぅっ♥私のイイトコ当たって…っ♪」

微かに首を回しながらのそれは俺に和の表情を見せた。
その綺麗なロングヘアの間から見える和の顔は…さっき後ろから垣間見たそれよりも蕩けている。
もう我慢も理性も意地も…何もかもなくしたようなその表情に俺の胸でボッと興奮が熱くなった。

和「にゃんで…こんなぁ…っ♪♪チンポ…良いんですかぁっ♥お腹の中ぁ…っ♪トロトロになるくらい気持ち良い…なんてぇ…っ♪♪」
京太郎「そりゃ…多分、俺の能力の所為だろ…!」

と言うか、それくらいしか考えられない。
幾ら俺がベッドの上では自信過剰なバカ男だと言っても、自分にテクがあると勘違いするほどじゃないのだ。
ムスコのサイズには多少、自信はあれど、それでまだ不慣れな和がこんなにも興奮するとは考えづらい。
結局のところ、俺は自分の能力を嫌いながらも…その恩恵だけはしっかりと享受しているんだろう。

和「卑怯…ですっ♥こんにゃに気持ち良くしゅるなんて…ひきょぉ…♪♪」
京太郎「あぁ…俺も…そう思うよ…!」

愛を交わした結果ならまだしも…俺は自分の能力の所為でなし崩し的に和とセックス出来ている訳である。
能力がなければ…お嬢様で男子の憧れの的であった和とこんな関係になるだなんて夢もまた夢だろう。
だが、それを悦ぶ反面、和の意思を曲げる自身の力を卑怯だと思う気持ちは俺の中にもあった。

和「こんにゃになったら…私…もうダメになりましゅ…♪♪須賀君なしじゃ…生きてけなくなるぅ…♥」
京太郎「和…」

こんなのは普通じゃなくて…出来るだけすぐに解消しなければいけない。
しかし、そう思う一方で…その和の声は俺の胸を揺さぶった。
だって…この力さえあれば、俺は和を自分のモノに出来るのだから。
高嶺の花で…内心、諦めていた和を…俺抜きでは生きていけなく出来る。
例え、そこに愛がなくったとしても…俺は和を… ――

京太郎「(何を…考えているんだ…俺は…っ!)」
和「ひああぁぁっ♥♥」

高まる興奮の所為で理性が薄れ…少しずつ露出しだす俺の自分勝手な思考。
それに一つ胸中で声をあげながら、俺は腰をグイッと突き込んだ。
和の柔肉を押しつぶすような激しいそれに子宮口がピクリと震え、和は四肢に痙攣を走らせる。
ピクピクと揺れるそれはもう十何度目かになる絶頂の結果なのだろう。
そう思うと無性に胸の奥が熱くなり、和をもっと自分の色に染めたくなる。

京太郎「和は…どうして欲しい…?」
和「ろうして…て…ぇ♪♪」
京太郎「さっき色々やっただろ?その中で…どれが気持ち良かった?」

そう尋ねるのが別に親切心からではなく、和を辱め、さらなる快楽を与える為だ。
そんな事は和も分かっているのだろう。
だからこそ、耳元で囁くような俺に我慢出来ないと言うように腰を左右に揺さぶっている。
お陰で挿入の度に肉襞があっちこっちに押し付けられて、快楽がその色を変えていく。
まるで万華鏡のように一瞬前とはまったく違うその熱に俺はぐっと足先に力を入れながら、口を開いた。

京太郎「ぷにぷにして美味しい耳たぶか…それとも狭くて可愛い耳の穴か…大っきくて揉み応え抜群の胸か…それとも…もうビンビンになった乳首か…どれが良かったんだ?」
和「わ…わらひ…はぁ…っ♥♥」

俺の言葉にブルリと震えながら、口を開く和の姿。
しかし、そこから先は中々、言葉にならず、熱い吐息が出入りを繰り返している。
はぁはぁと断続的なそれはきっと和なりに必死に考えているが故なのだろう。
そう思うと妙に可愛くて、俺はついつい和の頭を撫でたくなった。

和「おっぱいぃっ♪おっぱいが良かったれす…っ♥後ろからナデナデされて…キュってされると子宮がキュンキュンしてぇ…♥♥」」
京太郎「そうか…だったら…」
和「~~~~~っ♪♪」

しかし、それよりも先に齎された言葉に、俺の手は和の頭ではなく乳房へと向けられる。
そのままぐいっと和の胸を掴みながら、持ち上げるそれに彼女の背筋が反り返った。
グイッとエビぞりになるそれは身体の凝りで悩んでいる和にとっては強烈なのだろう。
俺へと近づく和の顔は口をパクパクと開閉し、まるで言葉すら失っているようだった。

京太郎「ほら、和も腰を浮かせて…」
和「ふぁ…ふぁぁ…っ♪♪」

そんな状態でも俺の言葉は分かるのだろう。
甘く吐息を漏らしながら、和はゆっくりとベッドに膝を立てる。
しかし、その動作は何とも緩慢なもので、今にも倒れてしまいそうだ。
それでも何とか和が腰を浮かせて俺の腰へと合わせた瞬間、俺はムスコを再び動かす。

和「んひぃぃぃっ♪♪」

グジュリと蕩けた音をさせるその抽送はさっきよりも激しいものだった。
元々、あんな結合部が不安定な形では思いっきり腰を振る事なんて出来なかったのである。
しかし、こうしてしっかりとした後背位になった今、途中で抜ける心配もない。
気兼ねなく腰を振るう事が出来る姿勢に、俺の腰は少しずつ暴れ始めていた。

和「んあ゛ぁっ♪乳首ぃっ♥乳首クリクリぃっ♪♪」

勿論、その間も俺の手は和の乳房を揉み解し、乳首を責める。
親指と人差指を使って乳首を転がし、その他の指で柔肉を歪ませるそれは決して器用なものじゃないだろう。
俺の意識の殆どは結合部に向けられ、効率の良い腰の振るい方を優先しているのだから。
ちゃんと愛撫に集中出来る時とは比べ物にならないほどぎこちないもののはずだ。

和「しゅごいぃっ♪おっぱい気持ち良いんれすぅ♥ビリビリ来るぅっ♪♪背筋通っれ…しきぅに来りゅぅ…♥」

しかし、それでも今の発情しきった和にとっては効果が抜群だ。
俺の拙い愛撫にも背筋を震わせ、甘い声で快楽を伝えてくれる。
それはその太ももも同じで、さっきからプルプルと震えていた。
まるで生まれたての子鹿のようなその震えは和が早くも限界であることを俺に知らせる。
だが、それでも俺は容赦する事なく、思いっきり肉棒を突き入れた。

和「きゅふぅぅっ♪♪コレ…いひぃっ♥ぎゅってしゃれるの良いっ♥逃げ場にゃくて…須賀君に包まれ…へぇ…っ♪♪」
そんな俺の抽送を逃げす場所は何処にもない。
反った背筋をそのままに固定された和にとって、ピストンの衝撃は全て子宮へと注がれるものなのだ。
それは和の弱点である子宮口にとっても同じ事であり、彼女の身体が悦びに身悶えする。
お互いの身体に浮かんだ汗をふるい落とすようなそれに、しかし、俺の手も腰も離れない。
ぎゅっと和を掴んだまま、快楽を注ぎ続けるだけだ。

和「わらひ…これ…しゅがくんのモノになりゅ…♪♪ケダモノみたいに…犯されて…♥身体が…須賀君を覚えちゃう…ぅんっ♥♥」
京太郎「~~~っ!!」

そんな俺の耳に届いたのは甘い和の声だった。
うっとりとした蕩けた声の中に幸福感を混じらせるそれは俺から言葉を奪い去る。
思わず歯を噛み締めなければどうにかなってしまいそうな興奮が俺の中で暴れまわっていたのだ。
反射的に身を固くしてそれを抑えようとするものの…その結果は到底、芳しいとは言えない。
そうやって抑えこもうとしても尚、欲望と興奮が俺の脳髄を焼き…その言葉を口にさせるのだ。

京太郎「だったら…俺のモノに…なるか…?」
和「…ぇ…っ?」

唐突なその言葉に和が疑問の声をあげる。
それも当然だろう。
そんなのこんな時に…しかも、ピストンを止めてまで言うような事じゃない。
だって…そんな事をしたら和は逆らえないのだ。
快楽で思考を崩し、もう淫らな告白する事にも抵抗のない今の和が耐え切れるはずがない。
しかし、そうと分かっていても、俺の言葉は止まらなかった。
どれだけ卑怯だと思いながらも…俺の我慢はもう限界だったのである。

京太郎「俺に一生、可愛がられて…愛されて…犯される…そんな愛玩奴隷に…なってくれるか…?」
和「あいがん…どれぇ…♥」

その言葉の響きに淫らなものを感じ取ったのだろう。
確認するように言い直す和の全身がブルリと震えた。
微かに絶頂を彷彿とさせるそれは、もしかしたら軽くイッているのかもしれない。
子宮口もさっきからキュンと疼いているのか、肉襞がムスコへとしがみついてくるくらいなのだから。

和「私で…良いんれすか…っ♪私…こんにゃ…淫乱で…変態…でぇ…♥♥」
京太郎「和が良いんだ。…いや、和じゃないと…ダメなんだ」

これが漫さんや小蒔であれば、俺はこんな事は言わなかったかもしれない。
形はどうであれ、二人共俺の事を好いてくれているし、小蒔に至っては婚約者なのだから。
しかし、和だけ…そうやって俺と結びつく何かがない。
能力の被害者であるという部分を除けば、ただの部活仲間であり、それ以上でもそれ以下でもないのだ。
だからこそ…俺はどれだけ自分勝手であると分かっていても…和との新しい繋がりを求めてしまう。

京太郎「どんな和でも…俺は大好きだ。だから…俺のモノになってくれ」
和「あぁ…あ…あぁあぁぁっ♥♥」

そんな囁きは…きっと反則なのだろう。
こんな場面での告白なんて…後で幾らでも誤魔化せるものなのだから。
きっと和も突っ込んで来ないと分かっているが故の…逃げるようで追い詰める為の言葉。
しかし、それでも…俺はそう言う事を抑えられなかった。
今までずっと言いたくて、けど勇気が出ずに伝えられなかったそれを…俺はもう自分の胸の内に留めておく事が出来なかったのである。

和「卑怯…ですっ♥♥そんな…そんにゃぁ…っ♪♪」
京太郎「分かってる…ごめんな」
和「分かって…分かってないれす…っ♥♥須賀君はじぇんじぇん…私の事分かってくれてませんっ♪♪」

拗ねるように口にする和に謝罪の言葉を口にするものの、彼女は許してはくれない。
甘えた声で怒りを顕にする声を紡ぎ、その手を俺の手に重ねた。
まるで俺の手を逃がすまいとしているようなそれはとても熱く、そして甘い。
ただ重ねられているだけなのに、それを取り払う事など考えられないような…甘くて幸せな拘束だった。

和「今のが…どれだけ…どれだけ嬉しかっらと思ってりゅんですかぁ…っ♥胸も…一杯…ドキドキしちゃって…お腹だって…さっきからキュンキュンってチンポ欲しがって止まんにゃいれすよぉ…♥♥」

そのまま和が口にする言葉は、許容の言葉だった。
どうやら和は本気で怒ってる訳ではないらしい。
それに微かに安堵を覚えながらも、俺のドキドキも止まらなかった。
断られるとは思っていなかったとは言え…喜ばれるだなんて欠片も思っていなかったのである。
正直、目の前の光景が夢か何かではないかと、そんな事さえ思うくらいだ。

和「だかりゃ…責任んっ♥しぇきにん…取ってくらしゃい…っ♪♪責任とって…♪一杯…私を可愛がって…♥愛して…ぇ♥♥そしへ…愛玩どれぇとして…犯して…くらしゃい…っ♪♪♪」
京太郎「和…っ」
和「きゅぅぅぅぅん゛んっ♪♪♪」

だが、それは決して夢じゃない。
それを教えるような和の言葉に俺の腰は再び動き出す。
潤んだ肉穴を抉るようなそこには最早、遠慮の二文字はない。
ただ、自分と和が気持ち良くなる為だけに力が込められている。
理性の手綱を離れ、ケダモノの領域へと片足を突っ込んだそれに和の全身が震えた。

和「に゛ゃぁ…ぁっ♥はんしょくぅっ♪♪急に動くの反則れすよぉっ♥♥」
京太郎「和が可愛すぎるのが悪いんだよ…っ!」

恐らくアクメへと突き上げられているであろう和の中を構わず抉りながら、俺はそう口にする。
俺だって出来る事なら前もって言ってやりたい気持ちはあるのだ。
しかし、俺の内側で暴れる衝動は脳髄すらも焼くほどに高まっている。
それほどの衝動を抑えこむなど出来るはずもなく、俺の身体は既に思考の手を離れ始めていた。

和「か…可愛いとか…言っちゃらめですぅっ♥」
京太郎「本当の事言って…何がダメなんだよ…っ」
和「だって…らってぇぇっ♪♪それ言われると身体が熱くなって…私…心でイくんです…っ…♥甘いドロドロの…絶頂しちゃうんですよぉ…♪♪」

それは和も同様…いや、ソレ以上なのだろう。
蕩けたその言葉は支離滅裂と言っても良いくらいだった。
だって、和はそうやってイく事を間違いなく望んでいるのだ。
媚肉はさっきからイきっぱなしになっているのか休まずに締め付けてくるし、その手も俺の手を乳房に押し付けたままである。
何より… ――

京太郎「自分から腰振ってる癖に…今更、何を言ってるんだよ…!」

そう。
和はさっきから自分から腰を突き出し、俺へとお尻を向けてくるのだ。
限られたスペースの中で最大限の快楽を手に入れようとするそれに俺の興奮はさらに昂ってしまう。
お陰で腰がさらにギアをあげ、一突き毎にスパンと柔肉が弾ける音がするくらいだ。
そして、その度に肉棒の内側が快楽で震え、肉が張り詰めていくのを感じる。

和「し…しひゃた…仕方ないんですっ♪♪私…どれぇだからっ♥♥愛玩奴隷だから…頑張らないと…ぉ♪♪」
京太郎「この…っ!健気で可愛いんだよ…っ!」

それはただの肉体の反応じゃなく、俺を気持ち良くしようと和なりに考えてくれた事らしい。
それを伝える和の言葉に熱くなった身体がさらに燃え上がるのを感じた。
最早、俺の身体では収まり切らないその強い熱情に俺は乱暴な言葉を紡ぐ。
いっそ怒り混じりにも思えるそれに、しかし、和はお尻まで震わせて悦んだ。
どうやら本当に可愛いと言われるだけでもイッているらしい。
それに笑みが深まるのを感じる俺の前で和がそっと口を開いた。

和「らめって…らめって言ったのに…♥またぁっ♪♪」
京太郎「エロ和が…可愛くて…っ健気で…っ…堪んないんだよ…っ!」
和「う゛ぁぁっ♪♪あぁっ♥♥ひゅぅぅっ♥♥んひぃぃぃぃっ♪♪♪」

その言葉に合わせてゴンと力強く奥を突いた四連撃。
それに合わせて喘ぎ声をあげる和の後ろから俺はぐっと腕に力を込める。
反り返った和の身体をさらに引き寄せるようなそれに俺たちの身体はさらに近づいた。
最早、これ以上ないほど密着しているのにも関わらず、まだ和が足りないと言うようなその反応。
そんな堪え性のない自分に苦笑めいた感情を向けながら、俺は和の耳元でそっと囁く。

京太郎「それに…イくのは嫌いじゃないだろ…?」
和「そぉ…れすけど…ぉっ♪♪でも…でもぉ…♥♥」

そこで言い淀みながら、和はブルリと肩を震わせた。
期待と不安を混ぜるようなそれは俺に和の複雑な心境を知らせる。
男である俺にはその違いが分からないのだが、どうやら身体で感じるものとはまったく別種のものらしい。
それに好奇心を唆られながらも、俺の腰はグチュグチュと和の中をかき回し、オスの絶頂を目指し続けていた。

和「可愛ひって言われると…ぉ♪んひゅぅっ♪♪わ…私…おかひくなるんでしゅぅ…っ♥♥心のにゃかまでドロドロになってっんあ゛あっ♥…べ、べちゅの私になっひゃうぅ…♥♥」

そんな俺の前で和は喘ぎ声混じりの声を漏らして、そう訴えてくる。
自身の変質を告げるそれは、しかし、俺の心には届かない。
和が一体、どんな風になるのか分からないが、しかし、それは俺にとって興味のある変化だったのだ。
こうして俺が完全に主導権を握っている以上、俺にとって反抗するようなものではないという確信もそこにはあったのだろう。
それに何より…俺は和にもっと気兼ねなく感じて欲しいし…イきまくって欲しい。

京太郎「言っただろ…俺は…どんな和でも一番だって…!だから…っ」
和「あ…ぁ…あぁぁ…ぁ゛っ♥♥」

だからこそ、紡いだ俺の言葉に和はブルブルと震えながら声を漏らす。
しかし、そこに浮かんでいたのは不安ではなく、期待だ。
何だかんだ言いながらも、こうして正直に俺に伝えたという事は和も期待していたのだろう。
だって、そんな事を言えば、嗜虐的な俺がより調子に乗る事くらい彼女も分かっているはずなのだから。
それでもこうして俺に変質を訴えたのは…それを期待していたからなのだろう。

京太郎「和は可愛い…っ!ふわふわの髪も…童顔っぽい顔も…っ!ほっそりした腕も…むちむちの太ももも…っ!」
京太郎「ふっくらしたお尻も…大きな胸も…っ!全部…全部…可愛い…っ!」
京太郎「意地を張る和が可愛いっ!実は甘えん坊な和が可愛いっ!冷静な和も可愛い…!拗ねた和も可愛い…!エロい和も…ドロドロになった和も…乱れる和も…素直な和も…全部…可愛い…!!」
和「ん゛っぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛っ♪♪♪」

鈍った思考の中で思いつく限りの要素を列挙する褒め殺し。
お互いに理性を削り、本能がむき出しになっていなければ到底、言えない甘い言葉に和がぎゅっと身を縮めようとする。
まるで俺から逃げようとするようなその仕草を、勿論、俺は許さない。
今にも崩れそうな和の身体をぐっと掴み、その姿勢を直立に近いものへと強引に変えていく。
そんな和を斜め下から突き上げる度に和の口から喘ぎ声が飛び出し、俺の嗜虐心を満足させてくれる。

和「キス…ぅ♪♪キスして…くだしゃい…♥♥」
京太郎「…良いのか?そんな事したら俺…もう本当に止まれなくなるぞ…?」

そんな俺に犯される和は振り返りながら、うっとりとその言葉を口にする。
それに躊躇の言葉を返したのは…なけなしの理性からだった。
今の状態でも俺のタガは外れがちで、和をこうして追い詰めているのである。
それなのにファーストキスまで奪ってしまったら、本当にどこまで調子に乗るか、俺自身にも分からない。
勝手に和も俺のことが好きだと勘違いして、何処までも暴走しかねないのだ。

和「もう…今更…れすよぉ…♪和を…こんなにエッチに…愛玩奴隷にしておいてぇ…♥…今更…れしゅぅ…♥♥」
京太郎「…分かった…っ!」

確かにここまで好き放題してキスだけ躊躇するというのもおかしな話だ。
心まで屈服させるような真似をして、和をおかしくしようとさえしているのだから。
それでも自分から積極的にするつもりはなかったが、和の方から求めてくれるなら俺も拒否する理由はない。
寧ろ…本当はずっとその唇まで俺のモノにしたかったのだ。

和「ちゅ…ふあぁ…♪♪」

その欲望を顕にするように口付けた和の唇。
そこはやっぱり艷やかでスベスベとしていた。
女性特有の艶やかさを滑らかさを感じさせる唇はおもちよりも遥かに柔らかい。
張りがない分、全部受け止めてくれるようなそれに俺はすぐさま夢中になってしまう。
それはきっと和も同じなのだろう。
キスの合間に漏れる吐息はとても熱く、そして満足気なものだった。

和「これで…和は…しゅがくんのモノに…なりましたぁ…♥あまぁいラブラブきしゅで…契約かんりょぉ…♥♥」
京太郎「~~っ!」

その吐息をもっと感じたくてバードキスを繰り返す俺たち。
それが十回を超え、二十回へと到達しそうに鳴った頃、和が緩やかに言葉を紡いだ。
うっとりとした声を漏らす和はとても幸せそうで…俺の胸がギュっと掴まれるように感じる。
それほどまでに強い感情が一体、何処から来ているのかまでは俺には分からない。
愛しさなのか、或いは嗜虐心なのか。
しかし、どちらにせよ…最後に残った俺のタガは完全にはじけ飛び、和を貪る事しか考えられなくなってしまう。

京太郎「須賀君…じゃないだろ…!」
和「ひぅ゛ぅぅぅっ♪♪♪」

そんな俺がグチュリと言う音と共に突いたのは和の最奥だ。
恐らく和の中で一番、敏感だろうそこをグリグリと抉る。
それだけでも和がイくには十分過ぎるだろうに、直立に近い今の姿勢では彼女の体重もプラスされるのだ。
文字通り突き刺さるようにも感じるだろう快楽に和の口から悲鳴のような喘ぎ声が漏れる。

京太郎「今の和は奴隷なんだ…だから…俺の呼び方もちゃんと考えないと…な…!」
和「は…はいぃっ♥♥考えましゅぅっ♥和ぁ一杯、考えましゅからぁ…っ♪♪らからぁぁっ♪♪」
京太郎「あぁ…その分…一杯、犯してやるよ…っ!!」

そう言って、俺の手がそっと和の胸から離れ、彼女の身体がべたりとベッドへと倒れていく。
それでも腰だけはクっと上がった状態なのは、きっと和も本能的に俺がする事を理解しているのだろう。
それに一つ笑みを浮かべながら、俺は再び和の腰を手にとった。
そのまま動かないようにぎゅっと両手で固定し、俺は背筋から跳ねるような抽送を行う。

和「チンポぉっ♥チンポしゅごぃぃっ♪♪和のにゃか暴れてぇっ♪ゴリゴリって跳ねりゅぅ…っ♥♥マンコ犯されてイきゅぅんんんっ♥♥」

そう甘い叫び声をあげる和の言う通り、俺のムスコはあっちこっちに押し当てられていた。
完全に和を貪る事しか考えられなくなった俺にとって、スムーズな挿入などあり得ない。
力任せの強引でケダモノじみたピストンしか出来ず、それが不規則な快楽となって俺達に襲いかかる。
それにムスコの付け根がぼっと熱くなり、堰を切ったように快楽が溢れだすのを感じた。

京太郎「誰の…チンポなんだ…?」

今まで以上に敏感になり、その先っぽまで蕩けそうなくらいに敏感になったムスコ。
そこにはグッと血液が流れ込み、また一つ大きくなったのを自覚する。
メスの奥から抜けまいとするそれは間違いなく射精前の昂ぶりだ。
しかし、それを出来るだけ出さないようにしながら、俺は和にそう尋ねる。

和「…じん…まのです…っ♪」
京太郎「ん…?」
和「…ご主人…様のですっ♥♥和の…意地悪で優しくてぇっ♪♪大好きな…ご主人様のチンポれ私イきまくりなんれすよぉっ♥♥」
京太郎「っ!!」

その言葉に俺の意識は完全に崩壊した。
脳が完全に興奮へと染まり、思考も真っ赤で何も分からなくなる。
俺の身体の内にあるのはただ快楽への希求とこの可愛い愛玩奴隷への愛しさだけで、他にはなにもない。
思考だけでなく、その心まで衝動に満たされた自分に羞恥を向ける余裕すらもなく、ただただ、腰を奮って和を犯し続ける。

京太郎「イくぞ…!もうイく…から…!和は…何処に出して欲しい…!?」
和「膣内れすぅっ♥和はぁご主人様のザーメンれぇっ♪にゃかいきしたいんですっ♥♥子宮アクメしらいんれすぅぅっ♥♥」

甘い和のオネダリに俺の腰はさらに激しくなった。
亀頭が今にも抜けそうな位置から子宮口を目指すようなそのピストンに愛液が飛び散る。
腰どころか背筋を限界まで酷使するそれに俺の根本からじわじわと何かが沸き上がってくるのを感じた。
そしてそれが頂点へと到達した瞬間、俺の奥から熱いものが弾け、まるで濁流のように精管を駆け上がっていく。

和「ひきゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ♥♥♥」

それが亀頭から飛び出そうとする瞬間、俺は何とかムスコを子宮口に押し付ける事に成功する。
それに安堵する暇もなく、俺は腰から背筋に這い上がってくる快楽に震えた。
ビクンと肉棒が跳ねる度に弾けるようなそれに俺は思わず歯を食いしばる。
しかし、身体を痺れさせるような快楽の波はそれでも尚、俺の意識が揺さぶるのだ。

京太郎「(くっそ…やばい…ぃ!)」

それは今まで俺がずっと射精を我慢してきたからだけではないのだろう。
寧ろ、ジュルジュルと音を立てるように絡みつく和の肉襞の方が大きい。
まるで一ヶ月ぶりの射精を悦ぶようなその締め付けは、俺のムスコを根本から引きずり込もうとしているように思えるくらいだ。
肉襞をしゃぶるように巻きつけるその脈動は射精を始めた肉棒には辛すぎる。
精液を根本から絞られるその蠢きに俺は抗えず、射精と絶頂を続けた。

和「あはぁっ♥♥来て…りゅぅ♪♪♪ご主人様の精液ぃっ♪♪和の…しきぅにぃぃっ♥♥中から焼けて…
イふぅ…ぅぅ…♪♪♪」

そしてそれは和も同じなのだろう。
甘く声を漏らすそれは快楽に震えて、微かに不明瞭でさえあった。
最早、コレ以上、蕩ける方が難しいと思うほどのそれに合わせて、肉穴が締まる。
子宮口もさっきから吸い付きっぱなしで放たれる精液を美味しそうに嚥下していた。
ゴクゴクと言う音が密着した身体から聞こえてきそうなその反応に俺のオスが悦ぶ。

京太郎「(俺…また和に…膣内射精して…!)」

ついこの間まで高嶺の花もいい所だった和への膣内射精。
しかも、それは和の方から乞われて放っているものなのである。
勿論、それはピルを日常的に服用しているからだろうが、それでも俺を受け入れてくれている事には違いない。
ほんの僅かでも妊娠のリスクがある膣内射精を…俺だけに許してくれているのだ。
その悦びだけで俺は幾らでも射精出来そうな気がする。

和「射精…良ひ…ぃ♥♥なからし…癖になりましゅぅ…♪♪幸しぇれ…ぽかぽかして…もう…らめぇ…♥♥♥」

そんな俺の精液を受け止める和の身体がついに崩れる。
膝を崩し、ドサリとベッドに横たわる和の顔はとても幸せそうなものだった。
絶頂の所為か目も胡乱で、口も半開きになっているが、汗の浮かんだその顔はうっとりとしている。
まるで幸せで堪らないと言わんばかりのその表情に俺の興奮はさらに高まり…その腰を動かしてしまうのだ。

和「おほぉぉお゛お゛ぉぉっ♥♥♥」

それに和がケダモノのような声を漏らしながら、その背筋をピクリと跳ねさせる。
しかし、オルガズムで脱力しきった和にはソレ以上の反応は出来ないのだろう。
再びジュプジュプとその中をかき混ぜる肉棒に四肢は痙攣を走らせるだけだ。
その肉穴だけが突如として動き出した俺の動きを止めようとするが、どうにもならない。
幾らキュンキュンと締め付けても、射精が続く敏感な肉棒一つ止められはしないのだ。

和「しゃせぇしにゃがらぁ♥♥せっくす…っせっくしゅぅ…♪♪♪」
京太郎「あぁ…っそうだぞ…!」

まるで頭から溢れそうな情報を言葉にして漏らすような和に俺は小さく頷いた。
未だ射精を続けるチンポで…絶頂終わらぬマンコで…俺達はセックスしているのである。
まだまだ和を貪り足りないと言わんばかりの貪欲なそれに、ベッドに伏した和が震えた。
それが快楽であるのか、恐怖であるのかまでは絶頂で思考が揺らぐ俺には分からない。
しかし、和の媚肉は俺を歓迎すれども、拒んではいなかった。
それなら…今はこの快楽に溺れよう。
射精の快楽止まぬ頭の中でそう思った俺は、大きく腰を振るって和を犯す。

京太郎「まだ…和も満足出来てないよな…!一ヶ月分…だもんな…!」
和「あ゛はぁ…っ♪♪ふぉ…ぉぉ…ぉっ♥♥♥」

そう尋ねる俺の言葉に和は答える事さえも出来ない。
しかし、それでも俺はもう止まれなかった。
大好きな和を、愛しい俺の奴隷を、貪る事しか考えられない。
思考も、身体も、心も、魂さえも、和で染まっていく感覚に俺は身を委ねて…



―― そしてそのまま数時間ほど和を犯し続けたのだった。








………



……







和「…で、何か弁解はありますか?」
京太郎「すみませんでした」

そう俺が土下座するのはさっきのラブホテルの一室だった。
とは言え、そこは入ってきた時とは多少、様変わりしている。
ベッドシーツはもうもみくしゃになり、お互いの体液で濡れて変色していない部分を探す方が難しいくらいだ。
部屋の中は性交の後の淫臭が漂い、ここで激しいセックスが行われていた事を感じさせる。
特にベッド周辺は微かなアンモニア臭も混じり、それはもうアレな事になっていたのだ。

和「…もう…やりすぎです」

そんな部屋の中、汗を流し、制服に着替えた和が俺のことを見下ろしている。
部屋の椅子に腰掛けながらのそれは、正直、かなりキツい。
流石に冷たい訳ではないとは言え、かなり怒っているのは事実なのだろう。
実際、和が潮を吹くどころかお漏らしをするまでヤッちゃったのだから、怒られても仕方がない。
と言うか、ひっぱたかれて絶縁を言い渡されないだけまだ御の字と言っても良いくらいだろう。

和「須賀君の変態性癖…異常性欲…サディスティックぅ…」グスッ
京太郎「おっしゃる通りでございます…」

しかし、それでも余談を許さない状況なのは、和の声が微かに涙ぐんでいる事からも分かるだろう。
幾ら発情しまくっていたとは言え、漏らすというのはこの歳にもなると恥ずかし過ぎるのだ。
特に和はそういう羞恥心や意地と言ったものが硬いタイプであるし、尚更だろう。
それを分かっていて責めていたのだし、今更、弁解も言い訳も出来ない。
俺に出来るのはただ和の言葉を受け入れて、謝罪を繰り返す事だけだった。

和「う゛ぅぅぅ~っ!」

そう言いながら、和がぎゅっと手を握ったのが伏せた俺にも伝わってくる。
抑えきれない感情を込めるようなそれに俺の背中に冷や汗が浮かんだ。
もしかしたら、このまま絶縁を言い渡されるんじゃないか。
そう思うと背筋に冷たい刃を差し込まれたようにすぅっと冷えていくのである。

和「…反省…してますか?」
京太郎「してます」
和「…もうしませんか?」
京太郎「…善処します」

それでも和の言葉に良い返事を返す事が出来なかったのは、自分自身に自信が持てない所為である。
元々、俺は途中まであそこまで和を犯し続けるつもりはなかったのだ
もっと和に選択権を与えて、彼女が良いと言うところで止めるつもりだった。
しかし、途中で完全にタガが外れた俺は賢者タイムさえ迎える暇もなく、結局、俺は和を犯し続けてしまった訳である。
それを誰よりも知る俺にとって、二度目がないとは確約する事が出来ない事であった。

和「はぁ…もう…何処の政治家ですか…」
京太郎「玉虫色の返事って割りと便利だと思った」
和「…返事を許したつもりはありませんよ?」
京太郎「ごめんなさい」

思ったよりセメントで冷たいその反応に、俺は0.5秒で謝罪を返す。
雑談してくれる余地が出来たと思ったのだが、どうやらただの独り言であったらしい。
実際にはまだまだ和の感情は冷めていないようだ。
それに絨毯に額をこすり付けるものの、和からの言葉はない。
どうやらまだ当分はこの状態が続くのだろう。

和「…はぁ…しないって言ってくれたら…許す事も出来るのに…」
京太郎「……え?」
和「あ……」カァァ

そう思った瞬間、告げられた和の言葉に俺は思わず声をあげて、頭を動かしてしまう。
和を見上げるようなそれに俺は真っ赤に染まった彼女と目が合った。
その瞳に微かな歓喜を浮かばせて、頬を緩めるその姿は…到底、怒っているようには見えない。
寧ろ、喜んでいるように見えるそれに俺が魅入られた瞬間、真っ赤になった和の唇が動いた。

和「ち、ちちち違いますからね!別に最初から最後まで乱暴で凄かったとか!そんな事思ってませんから!!」
和「本当はまだもうちょっとして欲しいのに時間が足りなくて残念とか…まったく考えてませんし!!」
和「明日からおしっこする時に変な気分になっちゃいそうだから八つ当たりなんてまったくしてないんですよ!!」
京太郎「お、おぉ」

とりあえず和がテンパッている事だけははっきりと伝わってくるその言葉に俺は微かに頷いた。
それに和も満足したのか、羞恥の色を強くしながらも、そっと視線を背ける。
とりあえず俺が頷いた事に安堵しているらしい。
それは胸を撫で下ろすその可愛らしい仕草からもはっきりと伝わってきた。

京太郎「(…畜生、可愛いなぁ…)」

言わなくて良い事まで言ってしまうその姿に普段の冷静な和は感じ取れない。
しかし、だからこそ、そのギャップが俺の胸を掴んで、締め付けてくるのだ。
まるで俺を虜にするようなそれに心の中に悪態混じりの声が漏れる。
コレ以上、俺を好きにさせて一体、どうするつもりなのかと問いただしたくなるくらいだ。

和「と、ともかく…須賀君は反省すべきです」
京太郎「はい。反省してます」
和「…本当ですか?」
京太郎「はい。本当です」

しかし、それを口にするとまた和が拗ねるのは目に見えているのだ。
結果、俺に出来るのはさっきと同じように従順に和の言葉に頷くだけ。
だが、さっきと違うのは…和がそれに多少は満足したという事なのだろう。
俺の返事に和は小さく頷いて…そしてその腕をゆっくりと広げた。

和「…じゃあ、誠意を見せて下さい」
京太郎「…え?」

その顔を羞恥で真っ赤に染める和に俺は何をして良いのか分からない。
いや、それは俺でなくてもきっと理解する事は出来ないだろう。
誠意と言っても色々な形があり、時と場合に因るのだから。
その瞳に期待を浮かべて俺の顔をチラチラと見られても、正直、正解出来る自信はなかった。

京太郎「(でも…やらない訳にはいかないよなぁ…)」

ヒントはある。
こうして和が腕を広げているのは間違いなくそれであろう。
また…さっき和が微かに漏らした言葉も参考に出来るはずだ。
そして、その二つが重なる部分は…俺が思いつく限りでは一つしかない。
それは…まぁ、色々と大丈夫なのかと思うようなものではあるが、和が求めているのならば仕方がないだろう。
俺だってもうちょっと和と楽しみたい気持ちはあるし…渡りの船だと思わない訳ではないのだから。

京太郎「えっと…それじゃ…失礼して…」
和「え…?」

そう言って、立ち上がった俺が手を掛けたのは和の制服だった。
風呂を上がっても尚、ふにゃふにゃなままだった和に四苦八苦しながら着せたそれは脱がし方ももう心得ている。
流石にまだ他人の服を脱がせるのに慣れている訳ではないので、スムーズにはいかない。
しかし、それでもスルスルとボタンを三個外し、四個目を手に掛けたところで、和の手がそれを止めた。

和「な、なな…ナニ脱がそうとしてるんですか!!あ、アレだけ射精したのにまだ足りないんですか!?」
京太郎「あれ…?ち、違ったのか?」
和「あ、当たり前じゃないですか!須賀君の変態!!」

顔を真っ赤にする和の言葉に俺は思い違いをしていた事を悟った。
そんな俺を和は罵るものの、正直、まだ満足していないと言いながら、腕を広げられたら誰だって誤解すると思う。
と言うか、アレでセックス続行以外を思いつけって方が色々と無茶じゃなかろうか。
そう思うと今まで抑えられてきた嗜虐心が湧き上がり、和を辱めたくなってしまう。

京太郎「でも、和はまだ満足してないんだろ?」
和「あ…ぁ…♪」

強気な俺の言葉に和は顔を俯かせて、甘く言葉を漏らす。
まるで自分の中の欲望と戦っているようなそれに俺はそっと和の頬に手を当てた。
そのまま優しく撫でるようなそれに和の目は細まり、心地好さそうなものへと変わる。
さっき俺の前で意地を張っていた女の子と同じとは思えない…メスの表情。
それに俺は一つ笑みを浮かべて、和の唇にキスをした。

和「ふぁ…ぁ…っ♪」

それはさっきも数えきれないほどやったバードキスだ。
唇同士を触れ合せるだけの…優しい口づけ。
しかし、それでもまだ満足しきっていない和にとっては十分過ぎるものなのだろう。
その口からは陶酔混じりの甘い吐息が漏れ、腕がゆっくりと俺の背中へと回った。

京太郎「許して…くれるか?」
和「こ…こんな事されたら…許すしかないじゃないですか…もぉ…♥」

俺の言葉に和は拗ねるように言いながらも、うっとりと俺を見つめていた。
明白に欲情で潤んだその瞳に俺の興奮も強くなっていく。
あっという間にムスコが立ち上がり、下着の中で痛いほどに張り始めた。
とは言え、時間的にも金銭的にもそろそろ解散しなければいけないのは確かで…俺の胸に残念さが沸き起こる。

和「でも…代わりに…約束してくれますか?」
京太郎「ん…?」

そんな俺の前でゆっくりと口にする和の言葉に、俺は問い返しながらも頷いた。
一体、どんな約束かは知らないが、和がそれほど無茶なことを言い出すとは思えない。
それに俺が和に対して無茶苦茶な事をやったのは事実であり、その償いはしなければいけないのだ。
それが約束一つで出来るなら安いものだと俺は気安く頷いた訳である。

和「明日から…お昼は一緒で…良いですか?」
京太郎「おう。それくらいなら…」

そもそも二年の教室から小蒔が誘いに降りてきている時点で、既に教室の男子から俺が受けるヘイトはMAXなのである。
そこに和が加わったところで、その視線が多少、厳しくなる程度だろう。
これまでも咲や優希が加わっても何も言わなかったし、小蒔も一緒に食事するくらいなら、笑って許してくれるはずだ。
そう思って返事をしようとした俺よりも先に和が再び口を開く方が早かった。

和「後、一日三回はぎゅっとして下さい」
京太郎「あ、あぁ。でも、小蒔のいないところでないと厳しい…」
和「メールも…一日に一回は欲しいです」
京太郎「そ、それは俺もしたいけど…」
和「一日に十分は頭なでてくれないと嫌です…」
京太郎「わ、分かった…」

矢継ぎ早に告げられる和の言葉に俺はろくに返事も出来ないまま頷かされていく。
気づいた頃にはその項目は十を超え、二十が見えてくるほどになっていた。
流石にそれら全部を暗記するのは無理なので、後でメールにして送ってもらう事を約束する。
その後に新しい『約束』が出ない辺り、どうやら打ち止めになったのだろう。
それに安堵する俺の前で和は恥ずかしそうに視線を逸らした。

和「これらをちゃんと護ってくれないと…えっと…その…す、拗ねますから」
京太郎「拗ねるのか」

てっきり小蒔に言いつけるとかそういう洒落にならない方向だと思っていたが、和は意外と冷静だったらしい。
その言葉は気恥ずかしそうなものではあったが、とても可愛らしいものだった。
とは言え、それらを護らないと和を傷つける事は目に見えているので、やるつもりはない。
幾ら拗ねる和が可愛いとは言え、わざと約束を破るのは流石に下衆が過ぎる行為だろう。

和「だって…私は須賀君のあ…あ…あい…愛玩奴隷なん…ですよね?」
京太郎「お、おう」
和「…だったら、ご主人様を怒る訳にもいかないですし…それに…」

そこで言葉を区切る和の顔が俺へと向けられる。
甘い媚を浮かばせたその表情に俺の胸はドキリと跳ねた。
さっき和を犯していた時にも見せた…メスの表情にムスコも疼く。

和「須賀君…いえ…ご主人様なら…私を…和を一番、可愛がってくれるって…信じてますから…♥」

そんな俺の前で紡がれる和の言葉は一つ一つ区切るようなものだった。
まるで小さな子どもに言い聞かせるようなそれが俺の心の中へと染みこんでいく。
確かな信頼で結ばれている事を感じさせるそれに指先に力が入るのを感じた。
まるで今すぐ和を抱きしめて仕方がないと言わんばかりのそれを俺は何とか抑えつける。
流石にここでそんな事をしてしまうと本当に我慢が出来なくなってしまうのだ。

和「和をこんなにしたんですから…手放しちゃ嫌ですよ…?」
京太郎「今更…手放せるかよ」

そんな事が出来るような時期はもうとっくの昔に過ぎてしまったのだ。
和への愛執を捨てきれず、自分勝手に支配しようとしてしまった時点で…俺はもうそんなラインを超えている。
今の俺の脳裏にあるのは和を手放す事ではなく、どうやれば俺へともっと依存させる事が出来るかという事なのだから。
それがどれだけ自分勝手だと思いながらも、俺はもうその思考を止める事が出来ない。
自分の奥底にある怯えから目を背けるようにして…俺はその欲望を滾らせてしまうのである。

和「じゃあ…和は幸せです…♥ずっとずっと…幸せです…♪」
京太郎「…和…」

その自分勝手な欲望を和は知っているのか知らないのか…俺には分からない。
しかし、その言葉は俺を肯定してくれているような気がして…胸の奥が疼く。
俺の中に残る皆への申し訳なさを刺激するようなそれに俺は思わず和の名前を呼んだ。
そんな情けない俺に彼女は優しげな笑みを漏らしながら、俺の頬を撫でる。

和「だから…そんな辛そうな顔しないで下さい…ね♥」
京太郎「…そんな顔してたのか?」
和「今にも泣きそうなくらい…思いつめた顔をしてましたよ」
京太郎「ぁー」

優しいその手つきと真面目な声。
それに俺は自分の感情が思った以上に表情に出てしまっていた事を悟った。
しかし、それをリカバリーしようにも誤魔化す言葉は見当たらない。
どう言葉を紡いでも和の心配を強めるだけに終わるであろうそれに俺は肩を落としながら、口を開いた。

京太郎「…情けないご主人様でごめんな」
和「本当です…♪もう…和のご主人様なんですから…もっとしゃきっとして下さい…♥」

そんな俺の前で拗ねるように言いながらも、和は優しげに微笑んでくれた。
何処か母性めいたものさえ感じるその奥には確かな欲情が見え隠れしている。
セックスの時の呼び名を持ち出している和はもう完全にスイッチが入ってしまったのだろう。
そう思っただけで自分の中のタガが緩み、和の背中へと手が回った。
そのままお互いの身体を抱きしめるようなそれに欲望が堰を切ったように溢れるのを感じながら、俺は和の頬に口づけを落とす。

京太郎「どうやって償えば良い?」
和「ん…♪どうしましょう…か…♥」

そう迷うように言いながらも、近づいた和の瞳には欲情が強くなっていった。
俺から抱きしめ返すというシチュエーションに強い興奮を覚えているのだろう。
その言葉を途切れさせる甘い吐息を漏らし、身震いを走らせる。
そんな和を暖めるように抱きしめる俺の前で彼女はゆっくりと唇を開いた。

和「じゃあ…麻雀の特訓…付き合って下さい…♪」
京太郎「…そんなので良いのか?」

元々、言われずとも俺はそうするつもりだったのだ。
それが和から切り札を奪った俺の責任であるし、贖罪である。
その返事こそ貰えていなかったが、既に屋上で伝えているはずだ。
それなのに一体、どうしてここでそれを要求するのか。
理解できない俺の前で和がクスリと微笑んだ。

和「だって…その間は一緒に居られるじゃないですか…♪」
京太郎「和…っ!」
和「あふ…ぅ♪」

まるで俺と一緒に居られるだけで良いのだと言うような健気な言葉。
それに胸が締め付けられるのを感じた俺の腕がぎゅっと力を込めた。
和を逃がすまいとするようなそれに和は心地好さそうな声をあげる。
何処かうっとりとしたそれに拒まれていないのだと悟った俺の前で和の顔が俺の胸へと寄りかかった。

和「一杯…迷惑を掛けるかもしれません…でも…和は…頑張りますから…だから…」
京太郎「…分かってる。俺は絶対に和を見捨てたりなんてしない」

きっと…和は不安なのだろう。
だって、和はこれまで自分が築いてきたものを、半ば失ってしまった状態なのだから。
文字通り自らの半身をもがれたような今の状態は…周囲から向けられる失望への不安と恐怖を呼び起こすのには十分過ぎる。
そして…それは俺も良く分かるが故にそう言い切った。
その不安と恐怖は俺に対しては無縁なのだと、俺だけは絶対に和の傍にいるのだと…そう伝える為に。

京太郎「一緒に…頑張って行こう。和の新しい強みを見つけられるように…和が無理しなくて…麻雀を楽しめるような打ち方を」
和「…はい…♥」

そう言えるほど…俺は麻雀について詳しくはない。
しかし…こんなおかしな能力を手に入れた俺にだって、少しずつだけれど再び麻雀を楽しめるようになっているのだ。
それなら…俺よりももっと頑張ってきたであろう和が、それを手に入れられないはずがない。
そう心から信じる事が出来るが故に、俺は力強く言い切り…和の不安を解消しようとしたのである。

和「ご主人様が居てくれるなら…和は…きっと頑張れます…♥皆にも…きっと伝える事が出来ると思うんです…♪」
京太郎「…和は偉いな」
和「ふにゃ…ぁ…♥」

そう決意を伝える和の頭を撫でれば、まるで猫のような鳴き声が漏れる。
何処か幸せそうで甘いその声に俺の頬も緩んでしまった。
その顔には不安や恐怖がまったく見えないのだから、尚更である。
流石にそれらが完全に解消された訳ではないが、顔に浮かぶ程じゃない。
それくらいには持ち直してきている和に笑みを向けた瞬間、胸の中の彼女がブルリと震えた。

和「ご主人…様ぁ…♥」
京太郎「…延長…するか?」
和「ん…ご主人様が…したいなら…♪」

その言葉はきっと意地を張っただけではないのだろう。
カバンもなく、財布も持ってきてはいない和は俺に頼る事しか出来ない身の上なのだ。
フリータイムの存在で思ったより安くついたとは言え、ここまで時間がギリギリだと延長するしかない。
勿論、そのお金も俺の財布から捻出されるので、和はそれを気に病んでいるのだろう。

京太郎「…俺は…和としたい。和の事を…また一杯、犯したいんだ…」
和「あ…んぁ…ぁっ♪♪」

確かにその出費が安いものだとは言えない。
そもそも俺はもうすぐ漫さんに会いに行くために貯金をしてる身の上だし、何より、鹿児島行きでかなりの出費をしたのだから。
しかし、それでも俺は…我慢出来なかった。
和と同じように…俺もまた完全にスイッチが入ってしまい、和を貪る事しか考えられない。

和「…和も…ぉっ♪和も…したいです…っ♥ご主人様に虐められながら…セックスしたい…っ♥マゾレイプで…イきまくりたいんです…っ♥♥」

そんな俺に対する和の返事は誘惑と言っても過言ではないものだった。
俺の貪欲で嗜虐的な部分をこれでもかとばかりに刺激するそれに俺の背筋が戦慄く。
興奮と快感を駆け抜けさせるそれに俺の身体は突き動かされ、和を抱いたまま立ち上がった。
そのまま再びベッドへと移動しようとする俺に和は抵抗しない。
寧ろ甘い吐息を漏らしながら、俺へと抱きつき、その豊満な胸やお腹を押し付けてくるのだ。
それに我慢出来なくなった俺は倒れこむようにベッドへと和を押し倒し、その制服に手を掛ける。

和「えへ…♪さっきとは逆ですね…♥」
京太郎「そうだな。…こう言うのは嫌か?」
和「いえ…寧ろ…とっても…ドキドキします…♥」

脱がす俺の言葉に微笑みながら頷いて…和は微かに身動ぎを繰り返す。
俺が脱がしやすいように心掛けるようなそれのお陰でスルスルと作業は進んでいった。
しかし…そのお陰で再び晒される和の肌に俺の中の欲望を燃え上がる。
一気にこの部屋へと入った時と変わらないほどまで昂ったそれに俺は微かな不安を覚えた。

京太郎「(延長…一回で済むかな…)」

もしかしたら一回や二回じゃ終わらないかもしれない。
そう思う俺の前で和が濡れた瞳を俺へと向ける。
欲情と興奮で潤んだ…その瞳はまるで早くして、とオネダリしているようだ。
そう思った頃には俺の不安は消し飛び、和の身体へとのしかかる。
そしてそのままむしゃぶりついたその乳房の柔らかさを堪能しながら、俺は… ――




―― 結局、延長二回する羽目になり、予定外の出費に頭を悩ませる事になるのだった。









【System】








攻略条件を達成し、原村和の屈服刻印がLv2になりました。
原村和の呼び方が変更されました。
原村和は……のようです。























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