淡「と~ちゃ~っく!」シュタ
京太郎「なんでそんなに電車降りるのが早いんだよ」
淡「ほらキョータローも!早くー」
京太郎「はいはい、気持ちは判らなくもないけど少し落ち着けって」
京太郎「痛いくらいにはしゃぎ過ぎだぞ」
淡「で、でもインハイだよ?!全国なんだよ?!東京だよ?!」ガタッ
京太郎「何言ってんだこの東京代表校生…」
淡「良いから早く会場行こうよ!」
京太郎「先輩たちを待とうとは思わないのかよ…」
淡「テルーは心配だけど他の先輩が居るからだいじょーぶ♪」ブイッ
京太郎「さいで。俺はお前が心配でならないんだけどな」
淡「むぅ~キョータローは一々言葉が多い…」
京太郎「事実だろ?」
淡「でもでもっ!私達はかる~い荷物で………あっ」
京太郎「おまっ!先輩を荷物って言うなよ…」
淡「ああ、あのさキョータロー…」カタカタカタ
京太郎「なんだ?お菓子なら俺のかばんに入ってるけど」
淡「最初に言うけどその…怒らないでね?」
京太郎「不安を煽ることを言わないでくれ……で、本題は?」
淡「あのね、電車の中に忘れちゃったんだ…」
京太郎「………は?」
淡「バスに乗る前に気付いて良かったね?」アハハ…
京太郎「ちょい待ちちょい待ち!何を忘れたんだ!?」
淡「その……着替えとかの入ったかばん…です」
京太郎「はぁぁああ!!?普通忘れるかそれぇ!?」
淡「あわっ!?ごめんなさーい!」
カンッ!