日曜日、11時45分28秒

レスラーは試合に勝利し会見を受けていた

   てってけてけですか?

   うっ!

質問に対しリズムよくうなずくレスラー

   てけてけてけですか?

   うっ!


画面の前のソファーに座る少年、宮永四姉妹の一番下。

宮永京太郎

2XXX年
少子化に伴いIPS細胞での同姓同士の結婚が国によって推奨され
世の中はホモとレズそしてNLの三大勢力に分けられていた。

彼はその制度による女性同士の結婚で産まれた子供、つまりはIPS細胞の技術から作られた子供だ

   へーすごいですね

   ふっふん!

あぁ、全くすごいことである

 

京太郎「うー、やっとフルコンできたぜ!」のびー

京太郎「苦節一時間、頑張ったぜ俺!どうだいみんな、カッコイイだろぉ?」

京太郎(ウラゴエ)「キャースゴーイ須賀君カッコイー」

しーん

京太郎「うん、空しい」ぐぅー

京太郎「そう言えば腹減ったな。かあさーん、今日の朝飯の当番だれだっけ?」ウシロチラ

しーーーん

京太郎「…11時なのにまだ起きてないのか?しょうがないな、起こしに行くか」

京太郎「かあさーん起きてるかー」コンコン

菫「すーすー」

京太郎「返事がないな、入るよ」

菫「すーすー」

京太郎「…」

菫「すーすー」

京太郎「かあさん、吸ってばっかりだと息苦しくなるよ」

菫「…す、すー?」

京太郎「これはもう通じないか…かあさーん、起きてるのバレバレだよ」

菫「なんだと!私は寝ているぞ!」

京太郎「そんな器用なこと、淡か父さんしか出来ないから」

菫「わ、私にだってそのくらい出来る!」

京太郎「はいはい、いいから起きて飯食ってくれ。作っといたから」

菫「…何だ」

京太郎「何が?」

菫「朝ご飯は何だと聞いている!」

京太郎「昨日の残りのとうがんの煮物と俺が作ったサンドイッチ」

菫「…サンドイッチ、だと?」

京太郎「そうだけど」

菫「京太郎、お前は他のみんなを起こしておいてくれ、私は居間で先にサンドイッチを食べている」

京太郎「わ、分かった」


京太郎「…かあさんて食い意地だけはすごいよな」ぼそっ

菫「なんだと?」

京太郎「ハハ、ナンデモアリマセンヨ」

菫「ならいいが…」 

京太郎「父さん起きてるか?」

「おきてる」

京太郎「じゃあ父さんに問題、俺の名前は?」

「おきてる」

京太郎「だめだこりゃ」

京太郎「父さん入るよー」

照「zzzz…おきてる」

京太郎「立ちながら寝てるし…服の前と後ろ逆だし…相変わらず器用だな父さんは」

照「zzz」

京太郎「起きろ!」ぽこっ

照「あう」

照「…おはよう、京太郎」

京太郎「おはよう、父さん」

照「突然だが今日遊園地に連れてってくれない?」

京太郎「嫌です、一人で行って下さい」

照「切符が買えないから無理」

京太郎「我慢しろ」

照「息子が最近冷たい」

京太郎「いつも通りです」

照「昔は父さんすきーってすぐ抱きついてくるようなお父さんっ子だったのに」

京太郎「いつの話だよ」

照「まあまあ、恥ずかしがらずに父さんの胸に飛び込んでおいで」

京太郎「嫌です」

照「ちぇ、ならば私から…」こけっ

京太郎「危ない!」だきっ

照「京太郎…」かぁ

京太郎「父さん…」

照「やさしく…してね」

京太郎「待って!俺達親子なんだよ!」

照「愛に親子も兄弟も関係ない」

京太郎「いや、ありまくるよ!そして目をつぶってキスの準備をするな!」

照「…zzz」

京太郎「目を瞑ったからって寝るなー!起きろー!」

京太郎「誠子姉さーん、起きてるか?」

誠子「おはよう!マイブラザー!」

京太郎「おはよう、ちゃんと起きて着替えまで済ませてるなんて、やっぱり誠子姉さんはしっかりしてるなぁ」

誠子「やめてよ!マイブラザー!お前に褒められたら…」

京太郎「ただ…」

誠子「濡 れ る じゃ な い か」

京太郎「家では朝から下ネタ全開なのがちょっとな…」

誠子「まあ落ち着けマイブラザー!私は今からお前のそのけむくじゃらの棒をくわえに行こうと思っていたところなんだよ」

京太郎「…もう引っかかりませんよどうせ歯磨きでしょ」

誠子「さすがだマイブラザー!今度海に釣りに連れていってあげよう」

京太郎「そう言って…またビーチに行ってサンオイル塗りという苦行をやらせる気でしょ」

誠子「いやぁ、違う違う。今度はバナナにまたがって上下するスポーツでもやろうかと思ってさ」

京太郎「…///」

誠子「おやおやぁ、いったいナニを想像したのかなマイブラザー?」にやにや

京太郎「そ…それは」

誠子「大丈夫、お姉さんは分かってるよ。勿論セック…」にやにや

京太郎「言わせねぇーよ!?」


京太郎「尭深姉さーん、起きてるか?」コンコン

尭深「おきてるよ」

京太郎「入るよ」

尭深「どうぞ、ずずー」

京太郎「またお茶飲んでるの?」

尭深「うん、朝起きて寒かったし」

京太郎「ご飯出来てるから」

尭深「うん」

京太郎「じゃあ俺はこれで…」

尭深「待って」

京太郎「何?」

尭深「お茶入れていってくれないかな?」

京太郎「分かった」

ーーー

京太郎「はいどうぞ」

尭深「ずずっ…」

京太郎「どう?俺が入れたお茶」

尭深「おいしいよ」

京太郎「そう?よかった」

尭深「京太郎さえよければ、私に毎日お茶を入れてくれないかな?」

京太郎「尭深姉さんの頼みなら良いけど」

尭深「そっか…じゃあ先居間行ってるよ」

京太郎「俺も淡起こしたらすぐ行くよ」


尭深「待ってるよ…あなた」

京太郎「?」

京太郎「淡ー起きてるな、分かった」

淡「ちょっ、あたしだけ扱い酷くない?」

京太郎「だって現に起きてるし…さっさと居間来いよー」

淡「まてー!あたしを背負って行けー!」だきっ

京太郎「ぐ…重い、もしかしてお前太ったのか?」

淡「ギクッ」

京太郎「お前この頃、夜食食いまくってたからな。まあ自業自得だ」

淡「…」

京太郎「すまん、言い過ぎた」

淡「…きょーたろーはさ、痩せた方が良いと思う?」

京太郎「え?まあそうだな、痩せてた方が(おんぶとかする時軽くて)良いと思うぞ」

淡「なら痩せる!」

京太郎「がんばれー」

 

淡「よし!痩せた私のせくちーぼでいで京太郎をメロメロにしてやる!」

京太郎「というか痩せるほど太ってねえだろ」

淡「それは言わないお約束」