前が見えない。
視界が暗い。
ここは、一体何処なのだろうか?
??「あ、起きたよ、テルー」
この声ーー、
京太郎「淡?」
淡「いえーす」
京太郎「淡、ここはどこだ、つうか、一体何してるんだ!?」
ふふ、という声が聞こえる。
淡「んーとねー、それは」
??「秘密」
もう一つの声。
おそらくは、
京太郎「照さん……」
照「良い格好だね、京ちゃん」
京太郎「あの、悪ふざけはよしてもらえませんか?」
照「残念だけど本気だよ?」
衣擦れの、音。
一体、何が、何が起きるというのだ。
淡「じゃあ、まずは私からーー!」
京太郎「んぐぅ!?」
そして、何かが押し付けられた。
それは温く、少し湿っている。
淡「ほら~、もっと舌を動かして」
京太郎「~~~~!?」
頭を抱えられるように、抱き締められた。
もはや思考は放棄され、言われるがままに、舌を動かす。
淡「あ、ん、くすぐった。ぁは、巧いね京太郎」
淡が、何かを言っているがもう、何も聞こえない。
ただ、とにかく舌を、口を動かす。
淡「あ、ぁあ、はぁ、んあ、あぅ」
段々と息が荒くなっていき、
ーーしかしそれは終わった。
淡「はふぅ、京太郎のヘ・ン・タ・イ」
クスクスと嘲笑の笑いが聞こえた。
照「休んでる暇はないよ」
また、同じように口に含まされる。
照「舐めて」
所詮、俺に選択権はない。
ただ舐める。
照「ーーーーーーーーあ、う」
舌を加速させ、
淡「はい、ストォップ」
しかし中断。
耳元に吐息。
淡「ねぇ京太郎」
それはなぶるように、
淡「どっちが良かった?」
ねぶるように、
淡「テルーと私のおっぱい」
囁かれる。
淡「あんなに必死に吸ってたもんね」
わざとらしく耳に息が吹かれながら、
淡「犬みたいに、ね」
けど、と、
照「足りないでしょう? もっとほしいでしょう?」
だから、と、
照「言ってみてよ」
答えを、
照「私と淡のおっぱい。どっちが美味しかった?」
もう、俺は堕ちていくのだろう。
淡「京太郎」
照「京太郎」
ねえ、
ーーどっち?
俺は堕ちていく。
だが、それも構わない。
そう思っている。
最終更新:2013年04月11日 23:57