Kちゃんぬいぐるみ、長野にて

京太郎も合同合宿に参加しました
全国大会前くらいの時間です

Kちゃんぬいぐるみが流行り始めたその時長野では

風越

美穂子「……ネット麻雀って難しいわ」

池田「ははは」

美穂子「画面が真っ暗のままなんて……どう打てばいいのかしら」

池田(キャプテン……やっぱりパソコンは無理だし。そもそもそれまだ起動してないし)

未春「キャプテン、私がやりますから卓にどうぞ」

美穂子「そう?じゃ、頼んだわね」

池田「みはるんナイスだし」

未春「さすがにね……さてネット麻雀はっと。アレ?なんだこのサイト?」

池田「ん?……なんだこの少女趣味」

未春「あはは。何々、最近女子高生雀士に人気の商品?」

池田「どれどれ」

未春「ぬいぐるみ?ってこれ……」

池田「見たことあるっていうか……」

美穂子「2人ともどうかした……の……」


鶴賀

桃子「部室到着っす、って一番乗りっすか」

桃子「待ってる間にネットでもっと」

桃子「何かないっすかね~」

桃子「お?女子高生雀士に人気の商品?」

桃子「……え?」

ゆみ「ん?モモだけか?」

桃子「せ、先輩!これ見てほしいっす!」

ゆみ「なんだ?とりあえず見るから落ちつ……なんだこれは?」


龍門渕

ハギヨシ「~♪」

純「なあ、最近ハギヨシ機嫌良くないか?」

一「最近趣味が見つかったらしいよ?まあいいことじゃない?」

純「ふーん。趣味ねえ」

透華「ハギヨシはいますか?」

ハギヨシ「ここに」

透華「ちょっと細かい注文が入ったと智紀が」

ハギヨシ「はっ」シュタッ

純「透華、注文ってなんだ?」

透華「ああ、ハギヨシの趣味のことですわ」

一「趣味で注文?なにそれ?」

透華「ああ、2人は知りませんでしたわね。なら、見た方が早いですわ」

透華「これです」

純「……は?」

一「……これってたしか清澄の」


和自宅

和「ふう、今日はこんなものですか」

和「あら?このサイトはなんでしょうか?」

和「……アリですね」

和「……え!?須賀君!?」


久自宅

久「あら、ゆみじゃないどうしたの?」電話

久「は?今から言うサイトを見ろ?」

久「……意外と少女趣味なの?」

久「……え?何これ?」

久「は?私は知らないわよ!?いや、これはほんとに知らなかったから!!」


清澄

久「集まってるわね?」

和「須賀君がまだです」

咲「あ、なんか用事で遅れるって言ってましたよ」

久「そう……こういうときに限って」

まこ「なんじゃ?京太郎に用でもあったか?」

久「ある、といえばあるわ。聞きたいことが」

和「部長も?」

優希「おや、和ちゃんが京太郎に用なんて珍しいじぇ」

和「ええ、ちょっと聞かないといけないことがありまして」

久「ひょっとして、和もあのサイトを?」

和「!まさか部長が!?」

久「私は昨日知ったからね?」

まこ「一体何のことじゃ?」

京太郎「うーっす、遅れましたー」

久・和「須賀くん!!」

京太郎「うおっ!部長に和?」

久・和「Kちゃんぬいぐるみって何!?」

優希・まこ「?」

咲「……え?」



和「このサイトです」

まこ「また少女趣味なとこじゃの」

久「和、そこよ」

和「はい」カチッ

優希「!?きょ、京太郎のぬいぐるみ!?」

まこ「こりゃあ一体……」

咲「…………」


京太郎「あー、これですか」

久「ええ、これはいったい何なのか、教えてもらうわよ?」

京太郎「これはですね…」

説明中

京太郎「…というわけでして、ここまで人気になってるのは俺も初めて知りました」

優希「京太郎のぬいぐるみ……」

まこ「なんとまあ面倒なことになっとるのぅ」

久「昨日ゆみから電話で聞いて知ったけど、これはね」

京太郎「一応許可は出してますし、目線は隠してありますし」

和「こんなの分かる人にはすぐわかりますよ?」

京太郎「ひょっとしてこれが原因で大会に出られなかったり?」

久「それは無いと思うけど……別に悪いことしたわけじゃないし、怒ったりはしないけど、不特定多数の人に知られるのだから気をつけておきなさいよ?」

京太郎「はい……でもなんでこんな人気に」

咲「だって、結構いいもん」

優希「咲ちゃん?」

咲「作りは細かいのにしっかりしてるし、かわいくてかっこいいし、人気でるよ。ふん」プイ

まこ「咲、持っとるんか?」

咲「京ちゃん自身から貰いました」

京太郎「そういえば第一号を貰ったんで咲にやったな」

咲「……私だけの京ちゃんだったのに」

和「咲さん?」

咲「京ちゃんなんか知らないもん」プイ

久「自分だけだと思ったらみんな持ってるから拗ねたってとこね」

まこ「全国の女子高生雀士に人気の商品、ときたからな」

京太郎「俺なんかのぬいぐるみがなんで?」

まこ「この男は……」


優希「なーなー。これ、どうやって注文するんだじょ?」

咲「!?」

和「優希、これはですね。あら、売り切れですね」

久「本当に人気なのね。昨日注文した時はあったのに」

和「部長も?」

まこ「……"も"?」

和「……あ」

久「……好奇心よ好奇心!お試しってやつ?」

和「そ、そうですよ!」

優希「好奇心なら譲ってほしいじぇ」

久「駄目よ!」

和「駄目です!」

咲「部長も和ちゃんも……」

京太郎「なんなんだ?」

まこ「お前さんは……鈍いの」

優希「……私も欲しいじぇ」


カンッ?

全国大会編へ続く



おまけ
届いた人達

池田「おお~見事だし!」

未春「すごい出来がいいね!」

美穂子「これを上埜さんで頼めば…」


桃子「届いたっすよ~ステルス仕様!」

ゆみ「なんだそれは……」

桃子「私と一緒に消えることができるっす」スゥ~

ゆみ「ぬいぐるみも消えた!?」

桃子「先輩のは、和服?」

ゆみ「こう、凛々しい感じが良かったからな」


純「しっかしこれまた上手くできてるな」

透華「ハギヨシですわよ?これくらい当然ですわ」

一「なんか、ボクも欲しいかな……」

ハギヨシ「こちら、マジシャン仕様となっております」シュバッ

ハギヨシ「それと皆さん用に執事仕様をご用意しましたので」シュババッ

一「い、いつのまに……あ、でもこれいいね」

純「お、おう。俺に似合わないが……いいな」

透華「パーフェクトですわハギヨシ」

ハギヨシ「光栄の極み」


和「……普段は私の胸ばかり見てますよね」

和「……えいっ」ぬいぐるみにでこぴん

和「……ふふふっ。胸以外も、ちゃんと見てくださいね?」


久「ごめんね、雑用ばっかりまかせて」

久「指導もちゃんとしてあげられないし、酷い先輩よね」

久「……大会が終わったら、必ず指導してあげるわ」ぬいぐるみ抱きしめ

久「……おやすみ」


カンッ!!