京太郎熟睡、2週目
清澄、阿知賀編

合宿とか行ってる設定です
細かいところは気にしないでください
もう京太郎寝てません

合宿所、朝

京太郎「……よし、朝食の準備完了」

京太郎「しかしそろそろ時間なんだがみんな遅いな……」

久「ふぁ……おはよー」

まこ「おお、もうできとったか」

晴絵「うお、すごいな」

京太郎「おはようございます」

晴絵「これ、君が作ったの?」

人数分の朝食

京太郎「ええ、まあ」

久「さすがねー」

まこ「手伝えんで悪いの。片づけはまかせてくれ」

晴絵「……ひょっとして私男子高校生に負けてる?」

京太郎「何がですか。ところで他のみんなは?」

まこ「それが昨晩は熱が入り過ぎたみたいでな」

久「まだぐっすりねー」

晴絵「うちは全滅ね」

京太郎「あー」


久「それだけいい練習になったってことよ。あ、須賀君も入れてあげられなくてごめんなさいね」

京太郎「いや、仕方ないですよ。ただ1人の男なんですし」

久「でも悪いわね……そうね」

久「じゃ、ご褒美がわりにみんなの寝顔を見せてあげるわ」

京太郎「えー」

まこ「それ……ただ起こしに行かせるだけじゃろ?」

久「やーねーご褒美よ?」

京太郎「どんなご褒美ですかそれ」

久「具体的に言えば、寝てて浴衣が乱れた和とか」

京太郎「不肖須賀京太郎、行って参ります」敬礼

まこ「おい、阿知賀のメンツもいるんじゃぞ?」

晴絵「じゃー顧問として許可するわ」

久「お、話が分かる顧問ね」

まこ「いいんですか?」

晴絵「たまにはこういうのもいいでしょ。朝ごはんも作ってもらったし」

晴絵「うちは、姉妹が結構いいわよ?」

京太郎「では、行ってきます」ダッシュ


京太郎「ここだな。……お邪魔します」

京太郎「おおう、見事に全員寝落ちって感じだな」

京太郎「とりあえずは……」

優希「...zzz……はっはっはっ……山を築く……」

京太郎「なんだこいつのスタイリッシュな寝相は」

京太郎「おい起きろ」

優希「ううん……いやん」クネクネ

京太郎「タコスできたぞ」

優希「タコスが私を呼んでいる!アレ?」

京太郎「起きたか」

優希「なんで京太郎が……夜這い?」

京太郎「朝だっての。飯できてんのに寝てるのがいるから起こせって言われたんだよ」

優希「なるほどだじぇー……タコスは?」

京太郎「朝からあるか」



京太郎「さて、他の人を起こすか」

優希「阿知賀の人がそこに3人いるじぇ」

宥「...zzz」

玄「……おもちぃ」

灼「……あつ」

京太郎「布団の塊と隣の2人しか見えんぞ」

京太郎(すばらなおもちの持ち主と対照的な人だが)

優希「とりあえず布団ひっぺがせー!」


バサッ

宥「...zzz……寒い」はだけた浴衣

京太郎「ブッ」鼻血

優希「きょ、京太郎!大丈夫か!?」

京太郎(布団をめくったら阿知賀のベストおもちの持ち主が現れただと!?)

京太郎(さらに浴衣がはだけて危ない姿に!)

京太郎(ギリギリで見えない!だがそれがまたいい!!)

宥「ん?寒い……アレ、朝?」

京太郎「おはようございます。そしてありがとうおもち!」鼻血ダラダラ

玄「おもちならおまかせあれ!!」 ガバッ

灼「……うるさ……アレ?明るい?」

優希「おお、3人同時に起きたじぇ」



京太郎「というわけで朝食できてますんで」

玄「なるほどなるほど」

宥「寒い……お布団……」

灼「宥さん戻っちゃ駄目だって。後君、鼻血大丈夫?」

京太郎「おもちの不意打ちにあいまして……」

宥「?」

玄「ああ……あなたもおもちが?」

京太郎「大好きです」

玄「……同士だったのですね」

京太郎「いえいえ」

固い握手


京太郎「さて4人は行ったし、次は」

憧「...zzz」

京太郎「小ぶりだがなかなかのおもち……部長以上はあるか」

京太郎「おい、起きろ」

憧「う~ん、後5分……」

京太郎「いやすでに過ぎてるから」

憧「いいじゃん~眠いし~」

京太郎「起きろっての」

憧「ああもううるさいわよお姉ちゃ、ん?」

京太郎「よう」

憧「……ええ!?なんで?なんで京太郎!?」

京太郎「起きたか。朝飯できたから早く行けよ」

憧「ま、待ちなさいよ!あんたなんで普通にいるのよ!」

京太郎「起こせって言われたんだよ。ちなみにそっちの顧問の許可もあるぞ」

憧「あー、ハルエめ~。ということは寝顔も見られた訳か~」

京太郎「なんだよ。大丈夫だろ?」

憧「どこがよ!」


京太郎「可愛かったぞ?」

憧「ふぇ?」

京太郎「なんだ?」

憧「か、可愛いって…」

京太郎「事実だったんだし、そろそろ目が覚めたか?」

憧「う、うん」

京太郎「じゃ、早く行けよ。飯冷める前に」

憧「か、可愛いって……なによ京太郎のくせに……」

憧「……うれしいじゃない」



京太郎「さて次は」

和「……ん……」

京太郎「……落ちつけ。須賀京太郎が命じる、落ちつくんだ俺」

和「……ふふっ……」

京太郎(やはり和のおもちはすばらしい)

京太郎(普段から見てるが、だからといってすばらしさは変わらない)

京太郎(普段の固いガードがとかれ、無防備な姿をさらしている)

京太郎(浴衣という薄い生地がまたその存在を強調させている)

京太郎(触りたい。できれば揉みたい)

和「…………」


京太郎(だがそんなことはできない)

京太郎(それはすばらしいだろうが、今まで積み上げてきたものを)

京太郎(信頼を失うことになる)

京太郎(おもちは好きだ。だがそれ以上に)

京太郎(大事なものがある)

京太郎「……おもち好きよ、紳士であれ」

和「何言ってるんですか」

京太郎「え?和?」

和「はい。おはようございます」

京太郎「お、おう。おはよう、っていつから起きてたんだ?」

和「須賀くんが私の近くに来た時にはもう」

京太郎「そ、そうか」

和「さすがに寝ている人にイタズラはしなかったようですね」

京太郎「あ、当たり前だろう!」

京太郎(すいませんすごくしたかったです)

和「……少しくらい、いいのに」ボソッ

京太郎「ん?なんか言ったか?」

和「い、いえ。それじゃ、先に行きますね」

京太郎「ああ。朝飯はできてるからな」


京太郎「さて次はっと」

穏乃「...zzz」

京太郎「髪が……解かれている!?」

京太郎(落ちつけ。そして状況を整理しろ)

京太郎(いつもはポニテにジャージ)

京太郎(だがそれが普通のロングに浴衣だと!?)

京太郎(なんなんだ!?準決勝見たときも思ったが、こいつは普段ジャージだから分からないが)

京太郎(普通に可愛いじゃねーか!!磨けば光るってまさにこいつだよ!!)

京太郎(なんで普段ジャージなんだよ!絶対損してるだろ!なんで自分でハードル上げているんだよ!!)

京太郎「……おい、起きろ」

穏乃「……うーん、待って……まだいけるから」

京太郎「いけねーよ。早く起きろ」

穏乃「まだまだ……あ、カンはやめて……やめて下さいほんと……カンしないで……」カタカタ

京太郎「あー、ご愁傷様だったな」

京太郎「起きろ、おい」体揺する

穏乃「うう……ほんと、私のテリトリーが……」

京太郎「起きろ!」


穏乃「……っは!……夢?」

京太郎「やっと起きたか」

穏乃「え?京太郎?……そっか、夢だよね。うん、良かった。いや、ほんと良かった」カタカタ

京太郎「どんな夢だ……」

穏乃「あはは。朝ごはん?」

京太郎「ああ。もうできてるぞ」

穏乃「よっし!行くかっ!」

京太郎「アレ?髪そのまま行くのか?」

穏乃「え?ああ、ゴムどこだっけ」

京太郎「……それでもいいんじゃねーの?」

穏乃「え?」

京太郎「言っといてなんだが、普段と違ってストレートも結構似合ってるぞ?」

穏乃「そ、そう?それじゃ今日はこれでいこっかな」

京太郎「ああ。みんなから可愛いって言われるかもな」

穏乃「わ、私が!?な、無いって!憧じゃあるまいし!」

京太郎「そうか?お前は磨けば充分に光ると思うぞ?」

穏乃「……考えとく」


京太郎「……ラストはこいつか」

咲「...zzz」

京太郎「……全く、起きろ咲」

咲「...zzz」

京太郎「起きろって、お姫様」

咲「……ん……京ちゃん?」

京太郎「起きたか。お前で最後だから早く…」

咲「えーいっ」抱きつく

京太郎「……は?いやお前なにやってんだ!?」

咲「京ちゃんに会いたいと思ったら出てくるなんて、いい夢だー」

京太郎「咲?咲さん?もしもーし」

咲「んー京ちゃんのにおいー」スリスリ

京太郎「目を覚ませ咲。これは現実だ」


咲「あははー。夢だけど京ちゃんっぽいー」

京太郎「あのな!いい加減に…」

咲「……ん」

チュッ

京太郎「…………」

咲「まーだほっぺだよー」

咲「も少し静かなら口、に?」

咲「……アレ?」

京太郎「あー、少々言いにくいんだが」

咲「え?え?……痛い?」頬つねる

京太郎「これは現実だ」

咲「…………」

京太郎「…………」

咲「ーーーっ!!!!」ダッシュ

京太郎「おい!どこ行く気だ!待て咲!お前なら確実に迷子だぞ!!咲ぃー!!」

合宿はまだまだ続くのだった


カンッ!!