京太郎熟睡、阿知賀ver

どこかに合宿に行ってる設定です。
細かいところはイメージしてください


旅館での朝、京太郎の部屋

京太郎「...zzz」布団で熟睡中

ガラッ

穏乃「京太郎おはよー!起きてるー?山行かないー?」

憧「シズ、いくらなんでも朝から山はないわ」

穏乃「えー。気持ちいいのにー」

憧「それはシズだけ、って京太郎まだ寝てるじゃない」

穏乃「ありゃ、ほんとだ」

京太郎「...zzz」

憧「あーあー気持ちよさそうに寝ちゃって」

穏乃「ふーん……」

憧「シズ?」

穏乃(そういや京太郎の顔しっかり見るってあんま無かったなあ。)

穏乃(なんとなーく、人より整ってるとは思っていたけど、改めて見ると結構かっこいいなあ)

穏乃(でもやっぱり男の人って感じだし、髭もあるんだ)

穏乃(あ、まつ毛長い)

憧「ちょ、シズ。シズったら!」

穏乃「はっ。な、何?」

憧「顔、近づけ過ぎ!」

穏乃「……え?」京太郎まで数センチ

穏乃「」

憧「……シズ?」

穏乃「~っ!!」超スピードで後退

憧「何やってんのよ。ひょっとして…」

穏乃「いや、違うっ!その、京太郎が結構かっこいいなって。あ、無しっ!今の無しっ!!」

憧「落ち着きなさいよ。顔真っ赤にしちゃって……」

穏乃「あう……」


憧「全く。そりゃ人より整った顔だとは思うけど、少し顔近づけたくらい…」

憧(あ、確かに結構かっこいいわ)

憧(そりゃ最初は金髪で男が来て警戒したけど、性格もいいのよねー)

憧(雑用も率先してやってるし)

憧(家事全般得意だって言ってたわね)

憧(そういえばこないだタコス作ってくれたけど、おいしかったな…)

憧「…………」

穏乃「憧?」

憧「うん、これは仕方ないわ」

穏乃「な、なんか憧まで顔赤いけど」

憧「仕方ないじゃないっ!改めて結構いい男だって思っちゃったんだからっ!」

灼「……2人とも何やってるの」

穏乃「灼さん」

憧「灼」

灼「京太郎起こしに行ったって聞いたけど……2人とも顔赤いよ?」

穏乃「いや、京太郎って改めてみたらかっこいいって話を」

憧「シズ、京太郎は性格もいいわよ」

灼「……いきなり京太郎褒めてどうしたの?」

憧「~っ、ああもうかっこいいってことよ!灼にもあるでしょう!こう、普段何気ないものを改めて見たらよかったってこと!」

灼「改めるも何も、京太郎は元々性格いいし……」

穏乃・憧「え?」

灼「あ……」

穏乃・憧「…………」

灼「…………」

灼「じゃ、ハルちゃんが呼んでるから」ダッ

穏乃「」ガシッ

憧「ナイスシズ」

灼「は、はなしてほし…」

穏乃「灼さんも顔赤いじゃないですか」

憧「さあ、しっかり話してもらうわよ」


灼「話すも何も…うちのボーリング場に来た時マナーはいいし、他の人には優しいし」

灼「後、私がボール片づけてる時、すっ、って後ろからボール持って」

灼「『重いでしょう。俺がやりますよ』って手伝ってくれたり」

灼「ああもう、何言ってんの私っ」

穏乃「お、おぉう……」

憧「何よそのイケメン……」

憧「なんかかっこよすぎてムカつくわねー」ほっぺつつき

穏乃「かっこよすぎてムカつくって…」

灼「理不尽…」

憧「ここまで無防備に寝られてると、イタズラとかしたくなるわー」

穏乃「イタズラって、落書きとか?」ほっぺむにー

京太郎「……う」

灼「穏乃、引っ張り過ぎ」頭ナデナデ

憧「うーん、こう、ドッキリみたいな?」

憧「……あ、そうだ」

憧「…お邪魔しまーす、ってね」布団に入る

穏乃「ちょ、憧!?」

灼「何やって……!?」

憧「ほら、テレビであるじゃない。起きたら隣に美女がいるドッキリ」

穏乃「あ、あるけどさ」

灼「自分で美女って……」

憧「うるさいわよ。物の例えよ」

穏乃「また顔赤くなったよ?」

灼「ただの役得?」


憧「ああもう、だったら空いてる片側に入ればいいじゃない」

穏乃・灼「え?」

憧「あ、ここは譲らないからね?宥姉じゃないけど、あったか~いし」

穏乃「そ、そうじゃなくて!その、京太郎の布団に入るって…」

灼「お邪魔…」

穏乃「灼さん!?」

灼「早いもの勝ち……あったか~い、ね」

憧「でしょ?」

穏乃「うう~ずるい!一回出てから決めようよ!」

憧「あ!引っ張るな!」

玄「朝だよ~京太郎くんって…」

宥「あんまり遅いといけない、よ…」

3人「……あ」



宥「で、どうして?」

玄「あんなことを?」

3人「…………」布団から出て正座

京太郎「...zzz」

玄「寝てる人にイタズラはいけないのです」

宥「さすがに京太郎くんかわいそうだよ?」

穏乃「うーん、結構恥ずかしいことしてたね」

灼「のっちゃったし……」

憧「ちょ、私のせいにしないでよ」

玄「あーこーちゃーんー?」


憧「何よー京太郎がかっこいいからイタズラしたかっただけよー」

玄「……はい?」

宥「……え?」

憧「見た目も性格もいいし、少しくらいいいじゃない。玄だってそう思うでしょ?」

玄「え?いや、確かに京太郎くんはかっこいいし家事得意だし松実京太郎になってもらいたかったりするけど」

穏乃「玄さん……」

灼「玄、かっこいいとか数段飛ばしですごいこと言ってる」

宥「く、玄ちゃん落ち着いて…」

玄「お、おねーちゃんだって、よく京太郎くんの話するじゃない!」

宥「わ、私?」

玄「京太郎くんは他の男の人に比べてあったかい人とか、昨日の夜も言ってたじゃない!」

宥「ま、待って……確かにそうだけど…」

灼「…姉妹喧嘩?」

憧「少し違うと思うけど」

穏乃「今のうちに逃げる?」

憧「いや……京太郎まだ寝てる?」

京太郎「...zzz」

灼「ある意味すご…」

穏乃「…えいっ」布団に入る


4人「!」

穏乃「おお、たしかにあったかい!」

憧「シズ……あんた」

穏乃「だって私だけ入ってなかったし、今しかないと思って」

玄「し、穏乃ちゃん?そういうことはいけないのですよ?」

穏乃「あったかいですよ?」

宥「……あったか~い」布団の中

玄「おねーちゃんまで!」

憧「というかいつの間に?」

灼「宥さんだから?」

玄「わ、私もっ」

憧「玄、厳しいって」

灼「定員オーバー」

玄「だ、だって…」

宥「……ん」抱きつく

玄「私だけ仲間はずれ!?羨ましいよー代わってよー」

宥「ふふっ。あったか~い」

穏乃「ん~確かにいいな~これ」

憧「……このままってのも癪ね」

灼「布団ひっぺがす?」

憧「いいわね。やるか」

玄「わ、私もやるっ」

灼「じゃ、いくよ?」

3人「せーのっ!!」


京太郎「……なあ?なんなんだ今日は?」

穏乃「えっ!?な、なにが?」

京太郎「なんか誰も目合わせてくれないし、かと思ったら玄さんはくっついては離れるを繰り返すし」

穏乃「さ、さあ?」

京太郎「うーん?なんかやったか?」

憧「やったというか」

灼「やられたというか」

玄「うぅ…」

宥「あ、私でも松実京太郎だよね?」

玄「おねーちゃん!?」

京太郎「?」

余談だが、朝食の時、赤土晴絵先生が「10年前なら…」と言っていたとか

カンッ!!