胡桃「……もう知らないっ!」プンプン塞「ごめんっ、本当にごめんっ!!」ペコペコ京太郎「胡桃先輩機嫌直してくださいっ、お願いしますっ!」白望「…………何があったの? ダルくなりそうな雰囲気なんだけど…」豊音「あっ、シロ。実はさっき京太郎君がプラス収支で終わったから、皆でツーショットの記念写真撮ろうってことになってね」白望「………へぇ、京太郎ようやくプラスになれたんだ……長かったね…」豊音「本当おめでたいよー。でもそれで胡桃と写真撮ったら、塞がねー」塞『これ須賀君で挟んだら連れ去られる宇宙人みたいだね』豊音「って言っちゃったんだよー」白望「うわぁ……そりゃ胡桃怒るのも無理ないわ………」ヒキ塞「ごめんっ、つい冗談が過ぎちゃってっ、ほんとうに許してっお願いっ」ペコペコ胡桃「………もういいよ………京太郎君とだと、立ってると遠くて顔よく映らないしかっこ悪いし…屈んでもらっても…なんかちっちゃいの強調されてみじめだし……おんぶとか子供っぽいし……グスッ……」ウルウル塞「胡桃……」白望「あ~あ、拗ねて泣いちゃった……」豊音「胡桃ー、泣かないでー」京太郎(女の子泣かしっぱなしじゃだめだよなぁ………)京太郎(でもどうするかな。立つのも屈むのもだめ。おんぶもだめ。となると、……これしかないかな)京太郎「胡桃先輩お願いします。俺ともう一度写真を撮ってくれませんか?」胡桃「………」京太郎「……ずっとつきっきりで麻雀を教えてくれましたよね、そのおかげで俺は今回の結果を残せたんです。だから胡桃先輩も満足する記念写真を撮りたいんです……」京太郎「胡桃先輩が一緒じゃなきゃ意味がないんですよ……」胡桃「……っ」京太郎「大丈夫です。決してみっともないことをさせません、俺に任せてください」胡桃「………わかった…それじゃもう一度だけ……」胡桃「で、京太郎君。どうするの?」京太郎「まず俺が後ろに立って、少し屈んで…」胡桃「それだと……」京太郎「それからこうするんです」ダキッ塞豊白「なっ!!」胡桃「ふぇっ…///」カーッ豊音「うわーっ、顔近いよー。って言うよりくっつけあってるよー」白望「あすなろ抱きとか生で初めて見た………完全に恋人同士にしか見えない……」京太郎「これなら全然みっともなくないですよ。それじゃ塞先輩写真お願いしていいですか?」塞「へっ?! …あっ…うん………はい」京太郎「はい、チーズ」胡桃「………////」口パクパクカチャッ京太郎「ねっ、これならいい構図ですよ。胡桃先輩かわいいでふぉっ!」ドゴッ胡桃「きゅっ、急に何するのっ! いきなり後ろから抱きつくなんてっ!!」京太郎「…すんません、でもほら、いい写真撮れましたよっ。これなら満足出来るんじゃないですか?」胡桃「…………」ジ~ッ胡桃「これじゃ駄目」京太郎「えっ?」胡桃「いきなり撮ったから、表情おかしいし…少し手ブレもしちゃってるし」京太郎「……そうですか…」胡桃「でっ、でもね。このポーズはなかなかいいと思うよ。次もこれでお願い…///」京太郎「えっ?」胡桃「『えっ』じゃないでしょ。さっき言ったよね、私が満足する記念写真撮りたいって」胡桃「……だからさ満足するまで付き合ってね……//」京太郎「……はいっ!」……ダメッメガハンビラキッモウイチマイッ白望「あのハリキリすぎは見るのもダルい……、まぁ泣いてるよりかはいいけど」豊音「もうこれで25回目だよー、まだ撮るのかなー?」白望「……そりゃ続けるんだろうね、満足するまで」モウイッカイコンドハモウチョットウデヲツヨクマワシテカン
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