洋榎「…」ボー京太郎「…」ペラッ洋榎「なぁガースー」京太郎「なんです?」ペラッ洋榎「うちなー…ずっと気になっとったことがあるんやけどなー?」京太郎「はぁ」ペラッ洋榎「じゃがいもって英語でポティトゥって言うやん?」京太郎「まぁ…そうですね」ペラッ洋榎「そんでトマトはトメィトゥやろ?」京太郎「ええ」ペラッ洋榎「なんで卵はタメィゴゥとちゃうん?」京太郎「小学生かアンタ」洋榎「いや!普通気になるやろ!?」京太郎「なりません。もう一度言いますけど小学生かアンタ」洋榎「ひどない!?」京太郎「ひどないです」洋榎「あ、あんまにわかが関西弁使わんといてくれる?いらっとする」京太郎「理不尽…」洋榎「むー…じゃあこれはどうや?」京太郎「なんです?」洋榎「トメィトゥはな?」京太郎「それで通すんですか…それで?」洋榎「とーまーとって書くやん?」京太郎「?…あぁ、そういうことですね、はい」洋榎「なんでポティトゥはぽーたーとなん?」京太郎「だから小学生かっての」洋榎「これもあかんの!?」京太郎「その道はみんな小学生のころに通ってるんですよ」洋榎「うち通ってへんで?」京太郎「それは洋榎さんの英語知識が小学生以…」洋榎「以?」京太郎「いえ、これ以上は止めておきます。洋榎さんが可哀想ですし」洋榎「なんなんそのすっごい気になる止め方やめてーや!なー!何言いかけたんってー!」ユサユサ京太郎「言ーいーまーせーんー。そんなに気になるなら雅枝さんにでも聞いてくださいー」ガックガック洋榎「嫌や!前オカンに聞いたら『アンタアホちゃうん?』って切り捨てられたんやもん!」京太郎「もう答え出てるじゃないですか…どうやって高校入ったんです?」洋榎「それはもちろん麻雀で」キリッ京太郎「そこ威張って良いとこじゃないです…それで勉強は?」洋榎「赤点取らないぐらいは!」京太郎「…」べしっ洋榎「ぁたっ」京太郎「それじゃ大学厳しすぎるんですよ…」洋榎「ぅー…また麻雀で入るからえ」「結果出なかったら?」「…ぅ?」京太郎「結果出なかったらどうするおつもりで?」洋榎「…ハハッ、そんなわけ、ないやん…?ないよな…?」ダラダラ京太郎「…とりあえず出来る範囲で教えてあげますから、ほら、教科書とノート」洋榎「はーい…」イソイソカンッ
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