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  京太郎 おもち巡りの旅~第一部?その4 京太郎・穏乃・憧・灼「お邪魔しまーす」 宥「いらっしゃい、皆」 玄「よくぞ来てくれました!助かるよー」パタパタ 京太郎(おっ、仲居さんの格好だ。さすが様になってるなー) 穏乃「今日は何をすればいいの?玄さん、宥さん」 憧「お客さんはいないのよね?」 玄「うん。仕事としては、旅館全体の掃除が主かな」 宥「ゴメンね、手伝ってもらうことになっちゃって」 灼「気にしないでください、言い出したのはこっちですから」 穏乃「いや~見事に全員予定無かったもんね」 憧「花の女子高生が情けない…」 京太郎「と、友達のお手伝いって予定がちゃんとあるからいいだろ!」 京太郎「それにしても、似合ってますねその恰好」 玄「えへへ、そうかなー?このカッコだと気合い入るんだよね!」 宥「着慣れてるから動きやすいしね」 京太郎(それでもマフラーに手袋に重装備ですけど…宥さんにとってはいつものことだからいいのか) 玄「よし、じゃあ始めましょう!」 『おー!』 730 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/01/27(日) 03:25:36.62 ID:B+zyTPCS0 ――部屋の掃除 京太郎「ふぅ、こんなもんかな」 玄「おぉ~、須賀君早いね。しかも丁寧!」 京太郎「掃除は得意っす!」 玄「うむ、じゃあもう私から教えることは無いね!」 京太郎「ありがとうございます!……え」 玄「その調子で他の部屋も頼むね!」 玄「じゃ、憧ちゃん達のとこヘルプ行ってくるからー」 京太郎「あ、はーい…」 ピシャッ 京太郎「……」 京太郎「しまったあぁぁ!!雑用スキルの高さが裏目にぃぃ!!」 京太郎「玄さんと二人きりの時間がもう終わったぁ~~!!」 731 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/01/27(日) 03:26:25.79 ID:B+zyTPCS0 ――休憩所 京太郎「ふぅー、ちょっと休むか」 宥「あ、須賀君。お疲れ様」 京太郎「宥さん!お疲れ様です」 宥「こたつ入る?」 京太郎「あ、いや、お構いなく。(さすがに暑い)」 宥「玄ちゃん驚いてたよ、須賀君有能だって」 京太郎「はは、そんなことないですよ」 宥「どれくらい終わった?」 京太郎「4部屋くらいですかね。ちゃんと出来てるかはわからないですけど」 宥「それは私たちが後でチェックするよ。でもすごいね~」 京太郎「いやぁ~宥さんの為なr 憧「疲れた~ちょっと休憩っ」ガラッ 京太郎「なんだって出来ます…よ…」←小声 宥「憧ちゃん。お疲れ様」 憧「宥姉、お疲れ!…京太郎は何落ち込んでんの?」 京太郎「…別に、決め台詞と被ったからって悔しい訳じゃないんだからな」 憧「?」 732 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/01/27(日) 03:28:18.29 ID:B+zyTPCS0 掃除再開。 京太郎「次はこの部屋かな…」ガラッ 灼「ん?あ、京太郎」←畳からぶき中 京太郎「灼さん。休まずやってたんですか?」 灼「うん、やるなら集中して一気にやりたいからね」 京太郎(灼さんらしいなぁ…って、灼さんの背後の布団の山が崩れそうに!) 灼「ここは私がやってるから、京太郎は別の部屋を…」 京太郎「危ない!!」 灼「え!?」 ドサドサドサッ 灼「ん…え?な、何が起こったの…」 京太郎「あたた…」 灼「きょ、京太郎!?(ふ、布団の中!?でもなんで京太郎が覆いかぶさってるの///!?)」 京太郎「すんません、慌てて飛び込んだらこんな体勢に…」 灼「…そうか、布団が崩れてきたんだ。ごめん、気づかなくて…」 京太郎「いえ、結構重いんで、灼さんが潰されなくてよかったです」 京太郎(ていうか、灼さんが近いっ!しかもこんな密閉空間…) 灼「ありがとう、京太郎…」 京太郎「礼には及びませんよ…ぐぐ」 灼(…どうしよう!この状況って、京太郎が重さに耐えきれずに崩れたら…わ、私に完全にかかか、重な…///) 京太郎(こんな狭い所に女の子と二人…この状況は色々とまずい!) 京太郎(それに力を抜こうもんなら、俺の体と布団で灼さんを潰しちまう!) 733 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/01/27(日) 03:29:12.54 ID:B+zyTPCS0 灼「か、顔近い京太郎…」 京太郎「す、すみません、離れようにも頭が重くて…」 灼「そ、そう。それなら仕方ないよね…」 灼(私、今すごいドキドキしてる…男の人とこんなに近づくことなんてなかったから…) 灼(もっと顔が近づいちゃったら…ど、どうなっちゃうの…?) 京太郎(あ、灼さんが潤んだ目でこっちを…!ヤバい、こんな状況だけど可愛い!!) 京太郎(こんなこと考えてる場合か!灼さんを潰すわけには~!) 京太郎・灼(は、早く誰か助けに来てー!) バサバサッ 京太郎「あ…」 灼「あ」 玄「…」 京太郎「く、玄さん。えと…助かりました」 玄「えーっと…もしかしてお邪魔でしたでしょうか…?」 灼「ち、違う!」 京太郎「違うんです玄さん!」 かくかくしかじか… 玄「な、なーんだぁ。そういうことだったの!」 京太郎「はい…やましいことは何もないですから」 玄「てっきり須賀君が獣になってしまったのかと…」 京太郎「違います…」 灼「玄、もういいから布団片付けよう…(なんか疲れた)」 玄「そ、そうだね!」 734 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/01/27(日) 03:30:32.27 ID:B+zyTPCS0 その後、廊下にて。 京太郎「すいませんでしたぁ!」 灼「…謝ることない。むしろ助けてくれてありがとう」 京太郎「いや、それでも嫌な思いさせてしまったかと…」 灼「別に…大丈夫」 灼「そんなに嫌じゃなかったし」ボソッ 京太郎「え?」 灼「私、休憩してくるっ」タタタッ 京太郎「行ってしまった…よくわからないけど、大丈夫そうだな。うん」 京太郎「よーし、午後もバリバリ働くぞ!」 午後の部へつづく?  
  京太郎 おもち巡りの旅~第一部?その4 京太郎・穏乃・憧・灼「お邪魔しまーす」 宥「いらっしゃい、皆」 玄「よくぞ来てくれました!助かるよー」パタパタ 京太郎(おっ、仲居さんの格好だ。さすが様になってるなー) 穏乃「今日は何をすればいいの?玄さん、宥さん」 憧「お客さんはいないのよね?」 玄「うん。仕事としては、旅館全体の掃除が主かな」 宥「ゴメンね、手伝ってもらうことになっちゃって」 灼「気にしないでください、言い出したのはこっちですから」 穏乃「いや~見事に全員予定無かったもんね」 憧「花の女子高生が情けない…」 京太郎「と、友達のお手伝いって予定がちゃんとあるからいいだろ!」 京太郎「それにしても、似合ってますねその恰好」 玄「えへへ、そうかなー?このカッコだと気合い入るんだよね!」 宥「着慣れてるから動きやすいしね」 京太郎(それでもマフラーに手袋に重装備ですけど…宥さんにとってはいつものことだからいいのか) 玄「よし、じゃあ始めましょう!」 『おー!』 ――部屋の掃除 京太郎「ふぅ、こんなもんかな」 玄「おぉ~、須賀君早いね。しかも丁寧!」 京太郎「掃除は得意っす!」 玄「うむ、じゃあもう私から教えることは無いね!」 京太郎「ありがとうございます!……え」 玄「その調子で他の部屋も頼むね!」 玄「じゃ、憧ちゃん達のとこヘルプ行ってくるからー」 京太郎「あ、はーい…」 ピシャッ 京太郎「……」 京太郎「しまったあぁぁ!!雑用スキルの高さが裏目にぃぃ!!」 京太郎「玄さんと二人きりの時間がもう終わったぁ~~!!」 ――休憩所 京太郎「ふぅー、ちょっと休むか」 宥「あ、須賀君。お疲れ様」 京太郎「宥さん!お疲れ様です」 宥「こたつ入る?」 京太郎「あ、いや、お構いなく。(さすがに暑い)」 宥「玄ちゃん驚いてたよ、須賀君有能だって」 京太郎「はは、そんなことないですよ」 宥「どれくらい終わった?」 京太郎「4部屋くらいですかね。ちゃんと出来てるかはわからないですけど」 宥「それは私たちが後でチェックするよ。でもすごいね~」 京太郎「いやぁ~宥さんの為なr 憧「疲れた~ちょっと休憩っ」ガラッ 京太郎「なんだって出来ます…よ…」←小声 宥「憧ちゃん。お疲れ様」 憧「宥姉、お疲れ!…京太郎は何落ち込んでんの?」 京太郎「…別に、決め台詞と被ったからって悔しい訳じゃないんだからな」 憧「?」 掃除再開。 京太郎「次はこの部屋かな…」ガラッ 灼「ん?あ、京太郎」←畳からぶき中 京太郎「灼さん。休まずやってたんですか?」 灼「うん、やるなら集中して一気にやりたいからね」 京太郎(灼さんらしいなぁ…って、灼さんの背後の布団の山が崩れそうに!) 灼「ここは私がやってるから、京太郎は別の部屋を…」 京太郎「危ない!!」 灼「え!?」 ドサドサドサッ 灼「ん…え?な、何が起こったの…」 京太郎「あたた…」 灼「きょ、京太郎!?(ふ、布団の中!?でもなんで京太郎が覆いかぶさってるの///!?)」 京太郎「すんません、慌てて飛び込んだらこんな体勢に…」 灼「…そうか、布団が崩れてきたんだ。ごめん、気づかなくて…」 京太郎「いえ、結構重いんで、灼さんが潰されなくてよかったです」 京太郎(ていうか、灼さんが近いっ!しかもこんな密閉空間…) 灼「ありがとう、京太郎…」 京太郎「礼には及びませんよ…ぐぐ」 灼(…どうしよう!この状況って、京太郎が重さに耐えきれずに崩れたら…わ、私に完全にかかか、重な…///) 京太郎(こんな狭い所に女の子と二人…この状況は色々とまずい!) 京太郎(それに力を抜こうもんなら、俺の体と布団で灼さんを潰しちまう!) 灼「か、顔近い京太郎…」 京太郎「す、すみません、離れようにも頭が重くて…」 灼「そ、そう。それなら仕方ないよね…」 灼(私、今すごいドキドキしてる…男の人とこんなに近づくことなんてなかったから…) 灼(もっと顔が近づいちゃったら…ど、どうなっちゃうの…?) 京太郎(あ、灼さんが潤んだ目でこっちを…!ヤバい、こんな状況だけど可愛い!!) 京太郎(こんなこと考えてる場合か!灼さんを潰すわけには~!) 京太郎・灼(は、早く誰か助けに来てー!) バサバサッ 京太郎「あ…」 灼「あ」 玄「…」 京太郎「く、玄さん。えと…助かりました」 玄「えーっと…もしかしてお邪魔でしたでしょうか…?」 灼「ち、違う!」 京太郎「違うんです玄さん!」 かくかくしかじか… 玄「な、なーんだぁ。そういうことだったの!」 京太郎「はい…やましいことは何もないですから」 玄「てっきり須賀君が獣になってしまったのかと…」 京太郎「違います…」 灼「玄、もういいから布団片付けよう…(なんか疲れた)」 玄「そ、そうだね!」 その後、廊下にて。 京太郎「すいませんでしたぁ!」 灼「…謝ることない。むしろ助けてくれてありがとう」 京太郎「いや、それでも嫌な思いさせてしまったかと…」 灼「別に…大丈夫」 灼「そんなに嫌じゃなかったし」ボソッ 京太郎「え?」 灼「私、休憩してくるっ」タタタッ 京太郎「行ってしまった…よくわからないけど、大丈夫そうだな。うん」 京太郎「よーし、午後もバリバリ働くぞ!」 午後の部へつづく?  

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