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京太郎「………寒い……」
穏乃「そうだね、ちょっと肌寒いかもしんない」
京太郎「肌どころか内側まで完璧に侵食してきてる寒さなんだが」
穏乃「でも初日の出がみたいっていったの京太郎だよ?」
京太郎「ああ、言ったよ、確かに言った。でも冬の山を舐めていた…いやそもそも穏乃の格好に騙された!なんでお前はこんな時期にジャージ一丁なんだよ!」
穏乃「でも長袖だよ?」
京太郎「それと一緒に長ズボンも履いてもらいたいよ…」
京太郎「というか、それで肌寒いで済むってなんなんだお前は」
穏乃「へっへー京太郎とは鍛え方が違うからね……くしゅ!」
京太郎「くしゃみしてるじゃねーか、ほらコート貸してやるから」
穏乃「いいよ、京太郎のが寒そうじゃん」
京太郎「余計な事心配すんなって」
穏乃「………」
京太郎「どうした?」
穏乃「へへへ~」
京太郎「うぉ!いきなりコートの中に入ってくるなよ!」
穏乃「いいじゃんいいじゃん、こっちの方が二人共あったかくていいって」
京太郎「いやでも恥ずかしいだろ……って周りに誰もいないか…」
穏乃「そうそう!だから大丈夫!」
京太郎「……あったかいな」
穏乃「…そうだね」
宥「二人ともあったかそう……」
玄「おねーちゃんが笑顔で凍死しそうになってる!」
憧「ちょっと二人ともうるさい!いまなんかよさげな雰囲気なんだから!」
灼「憧が一番うるさい…」