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  京太郎が黒髪にしてみた ~阿知賀編~ ※共学設定でオナシャス ~憧の場合 京太郎「とある理由で思い切って髪を染めてみたけど…皆どう思うかな」トコトコ 京太郎「黄色から急に黒だもんな。普通に驚くか。お、憧だ」 憧「あ、おはよう、きょうたろ……う?」チョイヒキ 京太郎「警戒しないでくれ。ちゃんと京太郎だから」 憧「えー!髪真っ黒じゃない!…失恋でもした?」 京太郎「してない!まあ、ちょっとな」 憧「う~ん。悪くはないけど、良くも悪くも普通になっちゃったわね~」 京太郎「う。べ、別にいいだろ」 憧「…派手そうな外見と紳士な中身のギャップが良かったんだけどなぁ」ボソ 京太郎「え、何が良かったって?」 憧「何でもない。じゃ、またね」 京太郎「お、おう」 ~玄・宥の場合 京太郎「…もっとびっくりされるかと思ったけど。案外だったな」 京太郎(お、あそこにおわす素晴らしいおもちを持った美人姉妹は…) 玄「!お、お姉ちゃん!なんか変な人がこっち見てる!逃げなきゃ!」 京太郎(げっ!?気づいてくれない!それどころか不審者扱い!?) 宥「え?…もう、玄ちゃんたら、髪の色は違うけど須賀君だよ?」 京太郎(ほっ…宥さんありがとうございます!) 京太郎「ど、どうも。髪を黒にした須賀京太郎です…」オソルオソル 玄「…うん。実はそうなんじゃないかと思ってたから!どう見たって須賀君だよ!」 玄(…セーフだよね!) 宥(ギリギリね~) 玄「しかし思い切ったね~……!ふむ、なるほどなるほど~!」 京太郎「何がですか?」 玄「も~水臭いな~!私と共通点が欲しいならそんな遠まわしにしなくてもいいのに」 京太郎(???) 玄「私の名前の「玄」と、「黒」髪をかけたんだよね!私にはお見通しだよ!」ドヤッ 京太郎「…えっと…ブブー!」 玄「ええっ!?」 京太郎「宥さんはどう思います?この色…」 宥「ん~とね…前の方が、あったかかった、かな?」 京太郎「(うっ!)そ、そうっすか」 宥「でも、黒も素敵だよ?」 京太郎「ど、どうもっす…あ、じゃあ~また部活で!」 玄・宥「またね~」 ~灼の場合 京太郎「さっきの宥さんの理由は少しグサッと来たぜ…」 灼「…何してるの?京太郎」 京太郎「え、灼さん。いつの間に。…俺のことわかったんですか?」 灼「そりゃ、声聞けば」※たまたま通りすがった 京太郎「ですよね。えっと…どうです?これ」 灼「どうって……」ジーッ 京太郎「……」 灼「むう……」ジーーッ 京太郎「あの、灼さん。そんなにまじまじと見られるとさすがに恥ずかしいっす」 灼「あ、ごめん。(しまった、ちゃんとした感想を言おうとしてつい)」 京太郎「変じゃないですか?」 灼「うん、変というか、慣れない」 京太郎「まあ、ずっと金髪でしたし、慣れるまでの辛抱っすかね」 灼「でも…」 京太郎「?」 灼「…似合ってると思う」 京太郎「…」 京太郎「は、はい。ありがとう、ございますっ」 灼・京太郎『……』 灼・京太郎(何この空気///!?) 灼(見つめあって何言ってんの私は…///) 京太郎(緊張するような場面じゃないだろ俺!声も上ずってたし!) 京太郎「えーと、とりあえず、また放課後ー!では!」 灼「あ…行っちゃった」 ~穏乃の場合 京太郎「ふぅー…あと会ってないのは穏乃だけか」 京太郎「ていうか、いちいち部員に感想聞きまわるなんて、我ながら女々しいな…」 穏乃「あ、おっはよーっ!京太郎!」 京太郎「おお、噂をすれば。おはよう」 穏乃「おぉ、髪の色が変わってる!」 京太郎「ああ、ちょっとな」 穏乃「そっかぁ。あ、そうそう。先週の宿題なんだけど、わかんないとこが…」 京太郎「え、あれ?」 穏乃「え?あたしなんか変なこと言った?」 京太郎「いや、別に言ってないけどよ。この髪への反応が薄いな、と」 穏乃「う~ん、髪の色が何色でも、京太郎は京太郎でしょ?だから、いちいち気にしない!」 穏乃「髪の色が変わったから、京太郎の性格が変わったわけじゃないよね?」 京太郎「そりゃもちろん」 穏乃「じゃあ、それでいいじゃん!外見が変わっても中身はいっしょ!」 京太郎「…はははっ、なんだそりゃ!じゃああれか、俺がどんなカッコしようが、関係ないってこと?」 穏乃「そーいうこと!どんな京太郎でもどーんと受け入れるよ!」 京太郎「ぷぷっ、はははは!!全く、穏乃らしいな」 穏乃「あ、それでさ、この問題なんだけど…」 ~晴絵の場合 晴絵(…突然、部員の一人が髪の色を丸っきり変えてきた。あそこまで思い切るなんて相当深い理由があるに違いないわ) 晴絵(もしかしたら触れちゃいけないことなのかもしれない。でも、顧問として生徒が抱える問題は一緒に解決してあげたい!) 晴絵(なら、私がやるべきことは一つ…) 晴絵「須賀君!一人で抱え込まないで!辛い悩みがあるなら、私にどーんと話してみなさい!!」バァーーンッ 京太郎「………え?」 なんだかんだで数日後にはいつもの金髪に戻りました。 カン!  

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