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京太郎「照さんと入れ変わった…」」(2012/12/18 (火) 22:20:29) の最新版変更点

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  照「咲ちゃんと仲直りしたいなぁ…、話しかけるキッカケとかあればなぁ…」ブツブツ 京太郎「くそ、優希のヤツ。タコスとかなかなか売ってないんだぞ。探すこっちの身にもなって…」 ゴチン! 京太郎「あいたー」サスリサスリ 照「あいたた」サスリサスリ 京太郎「あっ、すいません。ちょっと考え事してたものですから…」 照「俺の方こそ、もうしわけないです。ちょっと、私用で急いでたもので…」 京太郎・照「「ん?」」 京太郎・照「「なんで俺が(私が)、目の前に居るんだーーーーー!?!?!?!??!」」 ベンチ 京太郎「ほら、ジュースだよ。コーラで良かったか?」 照「すいません。頂きます」 京太郎「まさか君が、例の清澄高校唯一の男子部員の須賀京太郎君ね。ふーん」ジーーー 照「俺の事、知ってるんですか?」 京太郎「妹から時々来る手紙とかでね。で、私の世界一カワイイ妹の咲ちゃんとは、どんな関係だ!?」ズィ 照「ただの幼馴染っす!後、部活仲間で!」 京太郎「手紙によると麻雀部に入ったキッカケが、君みたいだけど…。まぁ、いいや。せっかくだし、咲ちゃんの事、色々と語りなさい」 照「えーっとですね。普段の咲は…」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 京太郎「へぇー、舐めプ麻雀、辞めたんだ。それは初耳だ」 照「えぇ、和との約束で、もうそうゆう麻雀は打たないみたいですよ。和って言うのはですね」 京太郎(私があれだけ言っても、±0スタイル辞めなかったけど…。原村和、菫にどんな人物なのか調べて貰おう…) 照「しかし、こんな摩訶不思議なオカルトもあるんですね。俺と照さんの体が入れ替わるなんて」 京太郎「全くだ。麻雀についてのオカルトは否定しないが、こんな不可解な現象は理解出来ない」 照「もう一度、頭をぶつけてみますか?」 京太郎「痛いのは嫌だが…。仕方ないな…」 京太郎(ん?待てよ。この体なら、咲ちゃんと普通に話してもいいんだよな…) 京太郎(気軽にフランクに、咲ちゃんに、『イェーイ今日もカワイイねー♪』とか言えるんだよな…) 照「じゃあ、行きますよ…。せーの!」 京太郎「ちょいタンマ!」ヒョイ 照「あわわわわ!」 スカッ! 京太郎「すまない。須賀君。今日一日だけ、この体を貸してくれ。私の体は君に預ける。エッチな事したら、シャープシュート(物理)で君の体に風穴が開く事を忘れるな!」 京太郎「後、試合に代わりに出といてくれ!10万点ある、1万点残せば、私の後輩が何とかする」 京太郎「では、アディオス」ドヒュー 照「ちょっと!俺、清澄でも一番弱くて…つかルールもあんま知らな…」 照「って言っちゃったよ…」 淡「あっ、いたいた」 誠子「宮永先輩、一人で出歩いたら、ダメですよ!迷子になって、棄権とか白糸台が一番ありえる敗北パターンなんですからね!」 淡「そうそう、棄権して三連覇逃しましたとか恥ずかしくてもう私、街中歩けないよ」 照「えっ!?あっ…、ちょ!俺、違う人で!?」 誠子「はいはい、とりあえず先鋒戦終わってから、聞きますね」 ズルズル 照「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」 照「あの短髪の女の人…。めちゃくちゃ力強いんだけど…」ヒリヒリ 照「はぁ…、まさか夢にまで見た初めての全国大会の舞台が、女になってチャンピオンとして打つとか…。なんだこれ…、夢だよな?」 照「とりあえず時間まで、ルールを覚えよう。幸い白糸台の部室にあったし」パラッ 『牌のお姉さんが教える穏乃でもわかるルールブック』 照「ほぅ…、時々写真付きの、はやりお姉さんのおもちが、すばらですな…。ほぅ…。なかなかのなかなかで…」パラッ 照「牌のお姉さんのおもちやべー、これエロ本じゃねーの!?」ハァハァ 玄「初めまして。今日はよろしく…」 玄(あっ、あれは『牌のお姉さんが教える穏乃でもわかるルールブック』!?ルールブックとは名ばかりの、牌のお姉さんの秘蔵画像満載の写真集!?) 玄(もちろん私は布教用も持ってるよ。おもち好きなら当然だよね) 玄「チャンピオンさんも、おもち好きなんだ」ジーン 玄「宮永照さん!ぜひ、私と握手して下さい」ブンブン 照「えっ?俺?」 照(ほぅ…、おもち力Bランクと見た。脳内フォルダに乳揺れを保存だぜ)スガマキョウ 怜「今日はよろしゅう…はっ!?」 煌「前回はフルボッコでしたが、今回は…えっ!?」 照(いかんいかん、役を覚えねば)パラッ 怜(麻雀初心者用のルールブックやと!?チャンピオン、挑発のつもりかいな!) 煌(すばらくないですね。そりゃ私は前回ボコボコにされましたが) 照「おもち力DとEランク。興味なし」パラッ 玄「いや、園城寺さんの方はCランクあるかもしれないですよ」 照(とりあえず、二個ずつ揃えてれば、いいのかな?一番これが覚えやすい) 怜「絶対に負けへん!」ゴゴゴ 煌「捨て駒任されましたけど、チャンピオンの喉仏を噛み切る勢いで喰らいつきますよ!」ゴゴゴ 玄「宮永さん。試合が終わったら、白糸台のおもちの人に会わせて欲しいんですけどダメですか?」ニコッ 怜「リーチ」ドン 怜「一発!」ドン 煌「そろそろ混ぜて下さい!ツモ、満貫です!」 玄「あぅ…またヤキトリだ…」 照「同じく。二個ずつがなかなか揃わない」 恒子「白糸台と阿知賀だけ、点数が削られる形で前半戦終了!こんな展開、誰が予想したー!?」 健夜「あのさ…、宮永選手が読んでる本、ルールブックじゃない?」 恒子「役でもド忘れしたんですかね?私も、久しぶりに麻雀やると、一気通貫が何翻か忘れますよ」 健夜「チャンピオンと恒子ちゃん、同じレベル!?」 照「はー、あの男みたいな女の人と、頭にラーメンのっけてる女の子怒ってるかなぁ」トボトボ 照「すいません、ただいま、戻りまし…」 ギュッッ 菫「照!?どうした!腐ったプリンでも拾い食いしたのか!?」 照(おぅ…これは、優希や咲に抱きつかれても味わえないおもちの感触…) ムニムニ、ムギュムギュ 菫「おい!ホントに大丈夫なのか!?」 照(おおぅ…、いい匂いもする…、やべぇフル勃起だわ…)トローン 菫「おーい、テルテル。ポンコツテルテル。大丈夫かー?」ペタペタ 照(やべっ!?勃ってるの、バレる!?) 照「あっ…、ついて無かったんだ」 菫「ついて無かった?ツキか。まぁ、流石のお前でもそんな事もあるか。麻雀だから、仕方ないな」 照「あぁ…、うん。そう。そうなのです。後半戦は役満っての狙ってみるから、多分大丈夫っす」 菫「えっ、アレ使うのか?」 淡「へぇー、アレね。もう見せちゃうんだ。それだけ相手が手強いって事かな」 渋谷「アレですか。会場の照明とか壊れないといいですけど」 誠子「アレね。全国初披露ですね。まさかプロ入り前に隠し玉を見せるとは思わなかったですね」 照「えーっと…、まぁ、ネトマでは上がった事もあるし大丈夫かな」 照「えーと、ふむふむ。国士無双ってのがカッコいいな。覚えやすいし。よし、後半はこれを狙ってみよう」パラッ 恒子「後半戦スタートです!」 健夜「またルールブック読んでるし…。舐めプってヤツなの?結構、失礼な子だね」 照「えい」トン 怜(はっ!?一巡目から、赤ドラ捨てやと!前半のヤラレっぷりは演技かいな!?) 煌(嫌な予感しますね…、ここは様子を見ましょう) 玄(えぇー!?なんでドラが、宮永さんの所にあるの!?はっ!おもち好き同士だから、惹かれ合ってるのか!) 玄「負けられないのです!残りのドラは、私が全部引きます!」 怜(上がらな、ドラも無意味なんやでー) 怜(しかし、玄ちゃんはともかく、チャンピオンや。この捨て牌は、ちょっと意味わからん。温存したかったけど、ダブル使うか…) 怜(ダブル)キュイーン 怜「はっ…」カタカタ 怜「三巡目で国士無双ツモやと…」カタカタ 怜(なんとかして鳴かんと) 玄「」トン 怜「ポン!」 煌(無理ポンですかね?役無しですか?確か彼女は、一巡先が見えてるかのような打ち手) 煌(何か理由があるのでしょうか。私は聴牌からほど遠い) 怜「」ジーーー 煌(ふむふむ、役牌出して欲しいのですかね?) 煌(では、ひとまず中を)トン 怜「ポ、ポンや!」 照「あぁー、三枚出ちゃったー」 怜(やっぱり聴牌してたか!) 怜(まぁ、未来見たし当たり前やな。うちもテンパイや、とりあえず真ん中で待っとこか…。なぜか今日のチャンピオンは、何も考えてないかのような捨て牌しよる) 怜(しかし…それはブラフ。初心者のように演じて、うちらを油断されるためのブラフッッ!) 怜(でも、私はダブルを限界まで使って!チャンピオンを止めてみせる!) 照(ふぁー、そーいや、渋谷さんって人、なかなかのなかなかだった。ランクB+あるか…) 照「当たり牌三枚見えてるとか、やる気でねー」トン 怜「ロンや。悪いなチャンピオン」 照「えー、俺も惜しかったんですよー」パラパラ 煌「!?」 玄「!?」 恒子「チャンピオン、国士無双を聴牌してました」 健夜「普通は見せないけどね…。これも作戦なのかな?あまりいい作戦だとは思えないけど」 淡「アレ不発かー」 菫「あの園城寺怜、本当に一巡先が見えてるようだな」 誠子「えぇ、それに新道寺のクワガタみたいな子も、合わせて打ちましたね」 淡「まぁ、アレが炸裂すれば、あっという間に逆転だよー」 渋谷(普通に連続和了した方が強いと思うんだけどな)ズズズ 東四局 照「リーチ」トン 恒子「おっと、チャンピオン初めてのリーチだ!親番だから、とうとう本気モードなのか!」 健夜「リーチしなくていい所なんだけど…。解説しようにも、私もよくわかりません」 怜(えっリーチ?じゃあ、国士はないんか?) 怜(だって、チャンピオンって一本場からスタートで、1000点やろ?) 怜(別に振り込んでも痛くないよな?) 煌「」トン 照「あっ、ロンです。それ。えーと、多分これで合ってると思うけど」パラパラ 照「おおっー、初めて上がった」 怜「な…ん…や…と」 煌「くっ…、不覚」 恒子「チャンピオン、リーチをかけて国士無双をロン上がり!これで新道寺女子が三位に転落です!」 健夜「48000点直撃は痛いよね。でも、リーチがホントよくわからないです。後、宮永さんの打ち方だと、一本場で1000点スタートなんですが…」 健夜「はっ!?まさか制約系能力!?そんな牌譜、今まで一度も見た事なかったのに!?」 健夜「しかしこれで、新道寺女子は、攻めにくくなったよね。普通の高校生じゃ萎縮しちゃうよ」 煌「」トン 怜(新道寺、さっきから無難な牌しか捨てよらへん。まぁ、役満振り込んだんや無理はないか) 怜(うちが頑張らんと…、ダブル!)キュイーン 照「一つずつ……一つずつ……」 照「リーチ」 玄「」トン 照「それっす。ロン。いやー、今日は調子がいい」 怜(すまん、阿知賀の。止められへんかったわ) 恒子「今度は七対子だ!」 健夜「リーチ一発もつきますし、満貫ですね。ドラは阿知賀が持ってるのが救いでしたね」 怜(くっ、千里山とほぼ点数が並んだ…。しかし連続和了で点数が下がる?) 怜(そんなパターンもあるんかいな…。意味が分からん) 怜(もうトリプル使ってでも、止めるしかない!) 怜「ト…リ…プ…ル」キュイーン 怜「ツモのみ」ゴホゴホ そして迎えた南四局 恒子「南場は、各校消極的なプレーが続いて、流局のみでした」 怜(何回か国士狙ってたな…、しかし目が霞んで、よう見えんわ…) 怜(最後のチャンピオンの親番、ここさえ防ぎきれば千里山の一位通過や!) 怜(私の麻雀人生、全てを賭けても、ここは何とか止める!まだもて!私の体、私の心!) 照(二位だし、これくらいなら充分だろ。しかし、トイレ行きたい。女のトイレってどうするんだろ?) 照(最後はカッコよく、役満で決めたいなー) 照「・・・」カチャカチャ 怜(はぁ…はぁ…、何とかテンパイまで辿り着けた…。チャンピオンは…)チラッ 照「うーん」 怜(相変わらずのポーカーフェイスや。わからん。見るしかないんか…。いけるか私の体?) 怜「トリプル」キュイーン 照『リーチ』 怜(リーチやと!?って事は、国士はもう流石にない…。ずっと狙ってた七対子系か…) 怜(私の待ちは三面待ち。普通に考えれば私、有利…) 怜(もし僅かな点数でも、白糸台より稼いで一位を取れば、泉やセーラ達も少し楽になる…) 怜(どの道、これ以上連続和了されると、私の体がぶっ倒れるのが早いかもしれん…) 怜(竜華…、ごめん。かなりムチャするわ…。チャンピオンに真っ向勝負を挑んでみる) 怜(はぁはぁ…、一巡先さえ見えんくなった…。とうとう限界らしい…) 怜「チャンピオン、勝つのはうちや!リーチ」ドン!! 恒子「おおっー!千里山の園城寺選手、気合のリー棒立てだ!」 怜「・・・」ギロッ 照「・・・」ミテナイ 照「おっ、来た来たー。よっしゃ!リーチ!」 煌(どうせ振り込むなら、千里山の方がマシですね。親番続行されたら、マズイですし) 玄(うぅー、私だけヤキトリだよ!宮永さんも園城寺さんもリーチしちゃったし)ウルウル セーラ「なんで怜は、リーチかけたんやろか?」 竜華「やっぱり、ルールブックとか読んでるチャンピオンに腹が立ったんとちゃうか?そんな風に舐められたら、うちも真っ向からぶっ潰したいって思うで」 泉「リーチかけて、殴り合いですかー」 船Q「先鋒は一本でも多く点棒を持ち帰るのが仕事ですからね。ある意味、いい仕事したといいますか。もちろん勝つのは園城寺先輩ですけど」 竜華「当たり前や!怜、いってまえ!チャンピオンに勝って、千里山のエース園城寺怜の力、全国に見せつけたれ!」 怜(よし、ツモ!ならずか…) 怜(はぁはぁ…、牌を持って来るだけでしんどいな…) 怜(しかし、ツモって来たのが場に三枚出てる東。七対子なら絶対に安全牌) 怜(さぁて…、次順か…、当たり牌引けるといいけど…) 怜「」トン 「ロン」 怜「はっ!?これで?三枚出てるで?」 照「はいっす。もう一枚しかなくて出ないかなぁと思ったけど、出て良かったですね」ニコッ 怜「えっ…、この状況で、三枚出てる東で待つ役って」カタカタ 怜「嘘や…、嘘やろ…、ありえへんやろ…」ガクガクブルブル 照「はい。国士む…」 プツン! ここで怜の意識は飛ぶ 照「終ったー終わったー。いやー、ついてて良かったー」 煌「あの…連荘しないんですか?」 照「えっ、一位なのにですか?しなきゃいけないんですか?」 煌「いや、宮永さんが決めれますけど…(いつもならするのになぁ、変だなぁ)」 照「しませんよー。勝ってる内に逃げますよ」 恒子「なんとおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!千里山に役満をぶち込んで、大・逆・転一位です!」 恒子「強い!強い!強すぎる!これがチャンピオン、宮永照の隠し技か!」 健夜「いつもとはまるで別人のような打ち方でしたが、役満を二回も直撃させるとかタダ事じゃありませんね」 健夜「思えばルールブックから、布石だったんですかね?あまり褒められたやり方ではありませんが…」 健夜「ふーん、連続和了の他にまだ隠し玉あったんだ…。ふふふ、楽しみだなぁ」ニタァ 恒子「おーい、すこやん。結婚出来ない顔になってるよー」 ・ ・ ・ 淡「テルーお疲れ様!アレ、すごいね!流石だね!」 照「えっ、そうか?(おもち力Eランク、ゴミめ)」 菫「前半はヒヤヒヤしたが、後半は見事だった。いつもよりは稼げてないが、まぁ全国二位の千里山が相手だしな」 照「すいません。結構、自分の限界は出したつもりっす」 誠子「いやー、たまには宮永先輩に頼り切ってないで、私達も活躍しましょうよ!」 菫「ふっ、そうだな。まぁ、いつもより稼いでないと言っても二位の千里山と4万点以上も差があるしな。私達は守りきればいいさ」 渋谷「同感です。楽な勝負です」 淡「だよねー、一位通過、楽勝楽勝」 照(しっかし、照さん。どこで何してるんだろー) 照「おい、そこのラーメン頭の人、トイレの仕方教えてくれよ?」 淡「はっ!?アレ使いすぎて、頭おかしくなったの!?」 ・ ・ ・ 一方、照さん 咲「ま、まずいよ。京ちゃん。こんな所で」 京太郎「ごめん、咲。もう我慢出来なくてさ。三年以上咲を抱きしめてない。クンカクンカ…じゃなくて、抱きしめてもいいかな?」 咲「恥ずかしいよ//」 京太郎(はっ!?この体なら咲と結婚が出来る!子供が作れる!セクロスも出来る!) 京太郎(宮永照の第二の人生が来たのだ!) もうこのままでいいやと思う照さんだった。 終わり  

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