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それは、清澄1年組が卒業して数年後……彼女らが迎える成人式の会場での事 咲「みんな着物で来たんだね? 和ちゃんも優希ちゃんもすごく可愛い!」 和「ありがとうございます。咲さんもよくお似合いですよ?」 咲「そ、そうかな?」 優希「可愛いのは良いけど動きにくいじぇ……タコスも食べにくいし」 和「折角の晴れ着が汚れますよゆーき……」 京太郎「お、いたいた……おーい咲ぃー!」 咲「あ、京ちゃん! 京ちゃんも着物にしたんだ?」 京太郎「おう、親父が「男ならビシッと袴着ていけ」って煩くてな……どうよ? 変じゃねえ?」 咲「ううん、凄く格好い」 優希「似合ってるぞ京太郎! 男らしいから満点をくれてやろう!」 咲(優希ちゃんに割り込まれた!?) 優希(咲ちゃん相手でもここは譲れないじぇ!) 和(確かに格好いいのですけど……家紋が明らかにげっ歯類の形状なのは一体……) 京太郎「ありがとよ優希、咲もな? 和の着物姿も良いな……」 和「あ、ありがとうございます……」 和(見蕩れていますね須賀君……これは一歩リードでしょうか) 優希「ところで京太郎……例のブツがあるらしいが?」 京太郎「おうよ! これが、さらに進化した俺の特製タコスだぁっ!」 優希「おおぅ! よくやったじぇ京太郎!」 京太郎「……でも今食うなよ? 晴れ着汚しちゃ勿体ねぇからな?」 優希「ぐぐぐっ……ここでお預けとは世知辛いじょ……!」 優希(けど、こうやってまだタコス作りの腕をあげて、私の為に作ってくれるとは……これはもうフラグがビンビンだじぇ!) 京太郎「しっかし、咲達は揃ってプロだもんなぁ……さっきも全国ネットのテレビ局来てたぞ?」 咲「うん、ちょっとしたインタビューとか受けちゃって……和ちゃん達が居なかったら大変だったよ」 優希「咲ちゃんガチガチだったじぇ!」 和「ゆーきははしゃぎ過ぎですよ……もう成人なんですから、少しは落ち着かないと」 京太郎「まぁ、大人しい優希とか世間慣れした咲ってのも想像出来ねぇけどな?」 優希「違いないな!」 咲「胸を張るところじゃない様な……京ちゃんこそ大変だったんじゃない? 就職先は東北だったっけ?」 京太郎「ああ、向こうは雪スゲェのな? 長野も降る方だと思ってたけど、ありゃ世界が違うわ……向こうの家出る前も雪掻きが大変でよ」 和「土地柄の苦労というのはありますよね? ……所で須賀君、東京は雪が少ないですよ?」 京太郎「ん? あ、あぁ、そうだよな?」 和「近々、母のいるそちらに拠点を移すつもりなのですが……須賀君も」 咲&優『ストーーーーップ!!』 京太郎「!?」 咲(和ちゃん、どういう事かな……?) 優希(抜け駆けは無しのハズだじょ!) 和(待っているだけでは前に進めませんよ2人とも……いい機会ですし、今日という日で決着をつけませんか?) 咲(それもそうだね……いいよ、そうしよう) 優希(受けて立つじぇ!タコス力フルチャージしてな!) 咲「京ちゃん!」 和「須賀君!」 優希「京太郎!」 ???「きょーくーん!」 三人娘『えっ……?』 京太郎「この声はうぶぉっ!?」 豊音「来ちゃったよぉ京くーん!」(抱き着き振り回し) 京太郎「と、豊音さっ……!?ちょっ、落ち着いてっ……!」 豊音「袴姿の京くん、ちょーかっこいいよー! 写真だけじゃ満足出来なかったから、思い切って来ちゃったー!」(グルグルブンブン) 京太郎「う、嬉しいけどっ……落ち着いてっ……!色々ヤバいからっ……主に俺の命が……!」 豊音「はっ……!? ご、ごめんなさい……テンション上がっちゃってつい……」 京太郎「い、いやいや大丈夫……予想外過ぎてビックリしただけで、俺も豊音さんに会えたのは嬉しいから」 豊音「京くん……!」 和「……(ボ-ゼン)」 咲「きょ、京ちゃん……? その人……」 京太郎「お、おう。というか皆の方がよく知ってると思うけど……」 豊音「お久しぶりです、姉帯豊音です……あの清澄高校黄金期の三人、みんなプロなんだよねー? ちょーすごいよー!」 咲「えと、そうじゃなくて……どうして姉帯さんがここに? それに京くんって……」 京太郎「あぁ、それはな……」 豊音「私と京くんはー……け、結婚を前提に、お付き合いしてます!」 咲「…………」 和「…………」 優希「…………」 京太郎「そういや、こっちの知り合いには誰にも話してなかったから、咲達が最初になるんだな」。 豊音「えへへ……塞達に話した時もそうだったけどー、これ言う時、すっごいドキドキするのに、ちょー幸せな気分になるのは、どうしてなんだろうねー?」 京太郎「そりゃそうでしょう、俺達の幸せの再認識みたいなもんだし……ん? 皆どうした?」 和(決着を付けようとしたらついていた……何を言ってるか分からないと思いますがSAO) 優希(タコス…………フラグが、消えていく……これは……面倒なことに、なったじょ……) 咲(信じて送り出した幼馴染みがリア充になって帰ってくるなんて……) 京太郎「おーいお前らー、そろそろ開式だぞー?」 豊音「頑張ってね京くん! 終わったら、折角だしこの辺りを案内してほしいなー、なんて……」 京太郎「任せて下さいよ。 ばっちりエスコートしますんで!」 豊音「ホントに? ちょー楽しみだよー!」 人生の一つの節目、成人式。 晴れの日に打ちひしがれる女性が三人……されどその目に諦観は無く 三人娘『結婚が決まるまで負けじゃない(じょ)!』ゴッ 軽く二十馬身は離されてる三人娘の明日はどっちだ! カンッ

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