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憧「高校生になったけど、今年のクリスマスも」
憧「結局女だらけで集まって寂しくパーティーね…」
宥「寒いけど暖かい…でも寂しくて暖かくない…」
玄「お姉ちゃん!色々と意味がわからないのです!」
穏乃「私は楽しかったらそれでいいよ!」
灼「楽しいけど寂しいのは同感…」
憧「はぁ~彼氏でもいればまた違うんだろうけどねえ…」
玄「こら憧ちゃん!私たちの弱点を突くような発言はやめるのです!」モミモミ
憧「んっ!ちょっと何してんのよ玄!」
玄「お?おもちが少し成長して…」
憧「」バシッ
玄「い、痛いのです…」
憧「はぁ…というか今回のクリスマスパーティーを企画したのはあんたでしょ玄」
宥「そういえばそうだね。ところでどうして長野なの?」
玄「そ、それは…その…」
憧「はぁ?はっきりいいなさいよ」
玄「ええっと…」
灼「清澄…」ボソッ
玄「!?」
憧「清澄?まあ確かにあの全国優勝の清澄があるわねこの近くに」
宥「ご挨拶にいくんだね」
憧「そうだったのね。年末になってまた和たちに会うってのは良いわね」
憧「他にはあるの?」
玄「ええっと…」
灼「キョウタロ…」ボソッ
玄「!?…///」
穏乃「あ、わかった!雪が凄いからですよね!」
玄「あ、そうそう!そうですのだ!」
灼「想い人と会う冬休み…」ボソッ
玄「あ、灼ちゃん!どうかそのへんで…」
灼「ん」
憧「はぁ…まあいいわよ…」
玄「とにかく今日はここに泊まって、明日清澄高校にご挨拶に行くのです!」
宥「そして夜はスキー…私寒がりだけどスキーは好きー…あったか~い」
憧(いや寒いわ…)
穏乃「ん!?ちょっと見て!あれ宮永さんじゃない!?」
他4人「「「「えっ!?」」」」
玄「ほ、本当なのです!」
灼「買い物にでも行ってるのかな?」
憧「あの宮永さんのクリスマスか…」
穏乃「どうしたの憧?」
憧「いや、あの宮永さんでもやっぱりクリスマスは寂しいのかなって思って…」
穏乃「どうだろう?」
穏乃「あっ!誰か来たよ?男の人かな…?」
灼「お、キョウタロ…」
玄「えっ!?」
憧「ちょっ!手繋いで歩いて行った…!」
宥「宮永さん凄くあったかそうだったねえ…」
憧「」ガーン
玄「」ガガーン
穏乃「ど、どうしたの憧!?」
穏乃「玄さんも!一体どうしちゃったんですか!?」
憧「いや…やっぱり宮永さんとは住む世界が違うんだな…と思って」
憧「麻雀も恋愛もあの人には敵わない…って!」
玄「」
宥「玄ちゃんもいつまでも落ち込んでないで話そう?」
玄「」
穏乃「玄さん?」
玄「」
憧「どうしたのよ玄?」
灼「今はそっとしてあげて…」
憧「?」
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咲「京ちゃんこっちだよ~!」
京太郎「おう咲いつも通りだな」
京太郎「じゃあ今年も色々買い物して、お前ん家でクリスマスパーティーといきますか!」
咲「うん!」
咲「お姉ちゃんも今家にいるから今日は三人で楽しもうね!」
京太郎「お~照さんもいるんだな!久しぶりだぜ…楽しみだ」
京太郎「よし、早速チキン買いに行こうぜ!」ギュッ
咲「!う、うん…///」
咲(毎年好きな人とクリスマスが過ごせて嬉しい)
咲(でもいつかこの想いを伝えて)
咲(友達としてじゃなく、恋人として京ちゃんと過ごせたらいいな)
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京太郎「どうも。お久しぶりです照さん」
照「いらっしゃい京ちゃん。結婚して」
咲「は?」
照「好きだからクリスマスの夜にプロポーズしただけ。何か問題でもある?」
咲「あのさお姉ちゃん…!京ちゃんは渡さないからね?」
照「京ちゃんはものじゃない」
灼「ちくわ大明神」
咲「今はそういうことを言ってるんじゃないよ!」
照・咲「「今の誰?」」
京太郎「おお…咲たちの姉妹喧嘩久しぶりにみるぞ…」
京太郎「巻き込まれないうちにとりあえずパーティーの準備だな」
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翌日
灼「大丈夫、玄にもまだチャンスはあると思…潜入したし」
玄「本当に!?」
憧「潜入って何よ 潜入って」
カンッ