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最近憧の調子がおかしい。前までは京太郎との進展を聞き出そうとしてきたものだがここのところそれがない。 それどころかこっちから相談すると反応がワンテンポ遅れるし、反応も良くない。 もしかして、そうなのだろうか? 憧にもついに好きな人ができたとか? なら応援しないと。憧は男子に近づくの苦手だし、こっちが場を用意してあげないと。 ダブルデートとかどうだろう? 私も京太郎と遊べるしお得だよね! 問題はデートの場所を山しか知らないのだが、憧の相手は山登りできるだろうか? 思いたったら吉日と、いそいそと登山グッズをメンテナンス。 明日は土曜だし、夜景見ながらテントでおしゃべりすればきっと上手くいく。 だって憧も「一夜過ごせば~」って言ってたしね! 鼻歌交じりに高鴨穏乃はメールを送る。それが意味するところを考えることもせずに。 一夜明けて、残念ながら憧の相手は来れなかったらしい。でもそれなら三人で遊べばいい。 なんたって山は自分のフィールドだ。 穏乃「京太郎、憧、今日は天気いいから山日和だよ、張り切っていこー!」 憧「ああ、うん、えっと、うん」 京太郎「どうした、憧さんや、熱でもあんのか?」 憧「べ、別にないわよ! しれっと額に手を当てようとすんな!」 穏乃「憧ったら変なの、それより楽しもうよ!」 日常にひびが入る未来など高鴨穏乃は想像もしない。この夜に何が起こるかも―― 『京ちゃん大学生編 山登り3人デート』、カン?

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