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「お昼寝しましょう」  誘われて一緒に横たわった。  お日様の暖かな陽射しに促されたのか、一分もしない内に彼女は眠りに落ちる。  すやすやと眠る顔は安心しきっていてそれだけ俺のことを信じてくれているのだろう。 「はあ、無防備過ぎる」  俺だって男なんだ。  彼女みたいな可愛い女の子にくっつかれて眠られたら、落ち着けるはずがない。  ドキドキ、否、正直に言えばムラムラしてしまう。  服越しに感じる押し付けられた胸の柔らかさ、同じ石鹸を使っているのにまるで違う女の子の良い香り。 「生殺しだよ」  あどけなさを感じる顔は非常に整っている。桜色の唇、長い睫毛、柔らかそうな頬っぺた。 「好きだよ、小蒔」  起きている時にはまだ伝えていない。  いい加減に覚悟を決めて想いをぶつけるべきなのかもしれない。嫌われてはいないはずだ。 「勇気を出さないとな--」 カンッ! -オマケ- 霞「ああ、京太郎にも困ったものね」 初美「本当なのですよー」 巴「彼は姫様のお気持ちに気づいてないんでしょうか?」 霞「それはないでしょう」 初美「姫様のあれだけ健気な想いに気づかないとかどれだけ鈍感なんですか?」 春「京はヘタレ」 霞初美巴「「「本当にね」」」 姫様と京太郎を影から見守る六女仙。 もう一個カンッ!

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