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京太郎「よぉ咲。おめでとさん」 咲「え?なにが?」 京太郎「いや、何がって…今日誕生日だろ?」 咲「たんじょうび…?」 京太郎「咲…お前もしやまた…」 咲「あー!あーあーあー!そう、誕生日!私今日誕生日なんだよ京ちゃん!ありがとう!」 京太郎「うん、俺今言ったよね…お前…自分の誕生日忘れるとかお前…」 咲「あ、あはは…大事なのは祝日と本の発売日ぐらいじゃないかなーって…」 京太郎「中学になってからほぼ毎年だよな…祝った瞬間ハッとなるの」 咲「やー、その頃から難しいのとかたくさん読めるようになってつい…」 京太郎「ホント祝い甲斐のねぇやつだよなぁ…誕生日忘れるし本買ったら大体喜ぶし」 咲「あ!丁度欲しい本あったんだけどプレゼントとして」 京太郎「断る」 咲「えー…」 京太郎「お前のようなポンコツなどコンビニサンドイッチで充分だコノヤロウ!」 咲「あ、ホント?丁度お腹空いてたんだぁ、プレゼントありがと♪」 京太郎「…」 咲「~♪ …?どうしたの京ちゃん、そんな険しい顔して」 京太郎「…わかったよぉ買ってやるよぉ何冊でもぉ!だからサンドイッチ程度でそんな嬉しそうな顔しないでくれよぉ!」 咲「え?だからこれで充分嬉しいって…」 京太郎「俺の納得がいかん!却下!」 咲「え~…しょうがないなぁ、じゃあ何冊かだけ買わせたげるよ」 京太郎「おう、任せとけ!」 ――――その後、買い物したりお茶したりと何だかんだで誕生日を満喫したのは別のお話 カンッ

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