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京太郎くんが私とお付き合いし始めてからどれくらいたったかな。 私だけが京太郎くんを好きなわけじゃないことは最初から知ってた。 なのに抜け駆けなんかしたから罰が当たったのかも。 憧ちゃんが裸で迫って抱いてもらったのだと告げて、別れるように言っても私は首を横に振った。 穏乃ちゃんが山に誘ってテントの中で一夜を過ごしてしまったとばつの悪そうに告白してきたときは許した。 灼ちゃんが赤土先生がいなくなって泣いている夜に体で慰めてもらったことも知ってしまった。 それにおねえちゃんが何度も誘惑して熱いものを何度も受け入れていることを聞いて涙をこぼした。 京太郎くんは優しいから、何度も求められるのに根負けして彼女たちとの関係を続けている。 責める気はない。ただ、彼女たちの誰かに心が奪われて帰ってこないなんてことが起きないかと不安だ。 何度も眠れない夜を過ごしても、私はただ待つことしかできない。 だって、待たずに自分から行ったからこんなことになったんだ。 そう、これは私がみんなを最初に裏切った罰。 京太郎くんも彼女たちも悪くない。悪いのは私。 だけどたった一つだけ望ませてください。 京太郎くんが私のところに帰ってきてくれるのを。 それだけで私は幸せになれるから、だから、今日も待つね。 カン

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