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-白糸台二年後-
淡「はあ…」
京太郎「どうしたんだ?溜め息なんてついて」
淡「いや、今年もうちの高校団体戦無理かなって思って…」
京太郎「そう思うならお前が出てやれよ…」
淡「やだよ!」
淡「キョータロー忘れたの?去年の白糸台の悲惨な結果を」
京太郎「いや覚えてるけどさ…普通に全国までは行ったじゃねえか」
淡「でもその全国の最初の試合で、タカミーの番になるまでにトばされてたじゃん」
淡「安心できるメンバーじゃないとダメだって」
淡「だから虎姫に新しい奴あれから入れてないし」
京太郎「ならお前が先鋒として出れば…」
淡「キョータロー、私は前にも言ったけど大将じゃないと嫌なの!」
淡「他の役割なんてまっぴらごめんだね」
京太郎「まったく…淡は変わんないないよあ」
淡「私は高校102年生なの!最強なの!」
淡「私より強い奴なんて…うーんテルーぐらいしかいないっしょ?」
京太郎(二年前は優勝はしたけど、稼いだ点数では照さんの妹さんに負けてるんだけどな)
京太郎「はは…照さんは今頃プロで頑張ってるだろうな」
淡「テルー…」
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京太郎「お二方…本当にお世話になりました。たったの一年間ですけど俺にとっては
とても有意義でしたよ」
照「きょーちゃん!!!!きょーちゃん!!!」ダキッ
菫「お、おい照!いつまでいるつもりだ!」
照「きょーちゃん!!嫌だ!一緒に卒業しようよ!」グスッ
京太郎「照さん…何もまったく会えなくなるわけじゃないんですから」
淡「でもテルーはプロに直行だから当分会えそうにないね」
照「!」
菫「おい淡…」
淡「まあキョータローの世話は私に任せて!頑張ってきなよテルー!」
京太郎「あのな…」
照「…」
菫「京太郎…淡の世話を頼んだぞ…」
京太郎「はい!」
淡「どういうこと!?スミレ先輩!」
照「じゃあ最後に一つだけ」
照「淡、私はプロになっても負けないから」
照(恋もね)バチッ
淡「テルー…」
淡「…」ニヤリ
淡「ふふっ…私ももっと強くなってテルーに勝ってみせるからね!」
淡「三年後楽しみにしててよ!」
淡(それまでにキョータローを淡ちゃんにメロメロにさせるから)バチバチッ
照「できるものなら…!」ゴゴゴ…
淡「ふふふ…楽しみだね…!」ゴゴゴ…
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淡「…」
京太郎「淡どうした?ボーッとして」
淡「べつにー?なんでもないよ!うりゃっ!」ダキッ
京太郎「うおっ!?いきなり抱きつくなよ!」
淡「へへー///」ムニュ
京太郎(あ、当たってんだよ…!こいつどんどん成長してやがる…)
京太郎「淡…あのな…」
淡「キョータロー…」
京太郎「ん?」
淡「私さ、テルーたちが卒業しちゃったらどうしようかと思ってたんだ」
淡「正直麻雀に関してのやる気も失せちゃいそうだった」
京太郎「…」
淡「でもキョータローがいたおかげでさ、この二年間とっても楽しかったんだ!」
淡「ありがとう。キョータロー!」
京太郎「なんか恥ずかしいな…そういって貰えると嬉しいぜ…」
淡「虎姫のマネージャーは伊達じゃないね!」
京太郎「おい!一応俺は部員だ!」
淡「ふふ!キョータロー大好き!」
淡「あと一年切っちゃったけど、これからもよろしくねキョータロー?」
京太郎「ったく…」
京太郎「おう!こちらこそよろしくな淡!」
淡(テルー、もしかしたら来年プロで会う頃には私の横には)
淡(キョータローがいるかもしれないからね!覚悟してて!)
カンッ