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怜「んー、やっぱ京ちんの膝枕はあかんな。肉が硬いしごつごつしとる。   しかもごろごろしてたらなんか棒に当たるしな、どう考えても竜華に軍配が上がるで」 京太郎「はあ」 女の子の膝枕に比べて男が筋張ってるのはどうしようもないだろうに、時々確認しに来るのは一体何なのか 一度試してダメなら以降も変わらないだろ、普通 怜「京ちんのはうちの膝枕係にはなれんな、精進が足らん」 膝枕のための精進って何ですかねえ? 怜「しゃーないなあ、ほないつもので我慢しとくわ」 ぽすっと俺の膝の上に座って要求してくるので、手を体に回して抱き締める 怜「あすなろ抱きは中々ええで。10点やな。ただ時々鼻息荒くして首元のにおい嗅いでくるのはやめーな   そういうんは個室に二人っきりの夜と決まっとるからな、場所をわきまえんとあかんで」 ダンッ!と、雀卓を叩く音が響き渡る セーラ「黙っとったけど我慢できん、ええ加減言わせてもらうで! 場所わきまえるんは怜やろ!     なんでわざわざ部室で抱き締められとるねん! 恋人おらん人間への当てつけかい!?」 怜「セーラ、急に騒いでどしたん? うちはなんも普段と変わらんやろ。竜華の時には騒がんかったやん」 セーラ「いやいや、竜華と京太郎はちゃうやろ、なんていうたらいいか分からんけど、とにかくちゃうはずや!     なあ泉、お前もそう思うやんな!?」 泉「え、うちに振らんとってください! まあ、なんてゆーか、ちょい目の毒かなとは思いますけど」 セーラ「ほら、泉もこういうとる! 変なんはお前や、怜!」 怜「セーラ……分っとらんかったんか、うちは元からおかしいで。親友に毎日膝枕されてる女が普通やと思っとたん?」 セーラ「開き直るなや!」 ……千里山は今日も平和だなー(棒 カン

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