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京太郎「モモー」
桃子「なんっすかー?」
京太郎「誕生日おめでとさーん」
桃子「あざっすー」
京太郎「おー」
桃子「……」
京太郎「………」
桃子「いやおざなりすぎっす!それだけっすか!?それだけっすか京さん!」
京太郎「あぁん?」
桃子「あぁんじゃないっす!」
京太郎「じゃあ何して欲しんだよ?」
桃子「それはー…そのー…」
京太郎「ん?」
桃子「…そうそう思い付かないっす」
京太郎「えー」
桃子「仕方ないじゃないっすか!こちとら一年のうち大体364日は忘れられてるんすよ!残り一日である今日だって私が忘れててもおかしくないっすよ!」
京太郎「忘れてたのかよ」
桃子「忘れてましたっす!」
京太郎「あーもーしょうがねぇなぁ。そんじゃして欲しいこととかやりたいこととか挙げてみろよ。俺の出来る範囲でなら大体何でもやってやんよ」
桃子「マジっすか!?」
京太郎「マジっすマジっす」
桃子「え、えっと…ちょっと待ってくださいね…!」
京太郎「んなぐちゃぐちゃ考えんでも…気楽に言えって。難しくないなら二個三個もオッケーにしてやるからさ」
桃子「わわわ、大盤振る舞いっす…!」
京太郎「まーな。んで、何だよ?言っちまえってほれほれ」
桃子「えっと、えっと…そ、それじゃあ…デート一回!…ってのはどうすか?」
京太郎「んー、却下だな」
桃子「…え」
京太郎「んないくらでもやってやれるやつにせっかくのお願い使ってんじゃねーよ。もっとなんか捻れや」ムニムニ
桃子「うにぃ…ほっぺつままないで欲しいっすー…っていうか!」
京太郎「おうっ?」
桃子「い、いくらでもって…どういうことっすか?」
京太郎「んー?いや、そのままの意味だけど。高校からってことで時間は短いけどそれでもお前との関係は悪くはねえしなぁ。お願いしなくても誘ってくれりゃいくらでも連れてってやるけど」
桃子「い、いくらでも…えへへ」
京太郎「んで、結局決まった?」
桃子「…はい。やっぱり、デート一回、お願いするっす」
京太郎「ホントに良いのかよー、それでー」
桃子「良いんすよ、今はこれで。それに…」
京太郎「それに?」
桃子「ふっふっふー…デートで散々お願いすれば良い話っすよ!」
京太郎「ぬっ…あ、あんまり高いのは無しですよモモさん?」
桃子「えー、どうしましょっすかねー」
京太郎「貴様ァ!」
桃子「あははは」
京太郎「ったく…言い出しっぺは俺だしな…出来るだけ叶えてやる、よっ」ペチン
桃子「わぷっ」
京太郎「わはは、このもちもちほっぺめー」ペチペチ
桃子「んむー…」
―――そう、今はこれで良いんす…
でも、ここからはどんどん攻めて、気づかぬうちにモモの独壇場にしてやるっす!
ステルスの名前は伊達じゃないんすよ!
桃子「ていうかいい加減ほっぺ触るの止めるっす~~!!」ウガ-!
京太郎「うはははー!」プニプニプニ
カンッ