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霞「京太郎くん、念願だった膝枕の心地はどう?」
京太郎「駄目になりそうですぅ…」
霞「あらあら」クスクス
小蒔「次!次は私ですからね!」
霞「あら、京太郎くんでもこんなに寛いでるんだから小蒔ちゃんだったらすぐに寝ちゃうんじゃないかしら…」
小蒔「霞ちゃん酷いです!私がする方に決まってるじゃないですかぁ!」
霞「ふふふ、冗談よ。冗談」
小蒔「むー…!!」
初美「姫様も霞ちゃんもなんだか楽しそうですねー」
巴「実際楽しいから仕方ないんじゃないかな?京太郎くんに甘えられることなんて中々無いんだし」
初美「それはそうかもしれませんけどねー…でも、麻雀で一位とったときのご褒美が膝枕って謙虚なのか大胆なのかわかりませんねー」
春「京太郎によし、私たちによし、三方よしだから問題ない…」
巴「残り一方は?」
春「神社。具体的には種う」
初美「シモの話題は黒糖カットインですよー」グイッ
春「もぐもご」ポリポリ
巴「あははは…否定はできないけどね…」
初美「まさか姫様どころか六女仙とも一緒になる許可が出るなんて思いませんでしたねー…」
巴「ホントだったらもっと揉めてたんだろうけど鶴の一声…というか天の一声で解決だもんね」
春「姫様に憑依した神の『みんなで幸せになろうよ』は末代までの語り草…」
初美「あれ本来降りるはずのない神でしたよね…どういう経緯でああなったんですかねー」
春「いつの時代も愛に勝る理由なし…もっと言えば女の執ね」
初美「はいはい台無し発言も黒糖カットインしますよー」グイッ
春「もごもご」ポリポリ
巴「あれ?そう言えば湧ちゃんと明星ちゃんは?」
春「さっきお昼ご飯の準備してくるって抜けてた。多分そろそろ…」
湧「おぉーい、あんちゃんたちー!お昼ご飯出来たよー!」
明星「こら湧!大声ははしたないですよ!」
湧「うぇえ!?でも明星ちゃんだって今…」
明星「叱るときは別!」
湧「えぇー…」
霞「あらあら、あの二人ったらもう…」
小蒔「楽しそうで良いじゃないですか。私もなんだか元気が出てきますし!」グッ
霞「ふぅ…それもそうね。それじゃあ行きましょうか、小蒔ちゃん」
小蒔「はい!あっ、でも…」チラッ
京太郎「すぅ…すぅ…」
霞「あらあら、そっとしておいてあげましょうか。起きた後はみんなでご飯を食べさせてあげるのも楽しそうでしょう?」
小蒔「ふふっ、それもそうですね。じゃあ静かに抜け出しましょうか」クスクス
――この後、羽交い締めにされながら食べ物も飲み物も口に運ばれる男がいたのはまた別のお話
カンッ