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本編から約5年後  久「ね、え...今なんて言ったのかしら?」  美穂子「もう、私と京太郎につきまとわないでください」  久「ど、どうしてよ...!」  久「だって、貴女...私のことを好きだって...」                        ・・  美穂子「それは、もうずーっと昔のことですよ。竹井さん」  美穂子「さようなら、次あったら警察に通報しますからね!」  久「待って、待ってよ...美穂子。私が、私が好きなのは...」   京太郎「さようなら。だ、そうですよ、竹井先輩」  京太郎「いや~、それにしても本当に笑っちゃいますね」  京太郎「私が一番好きなのは...その台詞を」  京太郎「そんな泣きそうな顔で言うところなんか始めてみましたよ」  京太郎「俺も昔は先輩のこと好きでしたよ」  京太郎「今は大嫌いですけどね」  久「どうしてよ!どうして須賀君が...こんなこと」  京太郎「どうして、といわれてもねぇ...」  京太郎「まぁ、いっか。おーい、皆さん出てきてくださ~い」  洋榎「...よくも絹を傷物にしてくれたなこの腐れボケ」  洋榎「おかげで絹はひきこもり。もうウチの家庭は滅茶苦茶や」  春「久のせいで、私は...もうどこにも行くところなんかない」  春「信じてたのに...だから、姫様を...姫様、ごめんなさい...」  ゆみ「お前のついた嘘のせいで...モモは本当に行方不明になっちまったよ」  胡桃「みーんなあんたを信じたばっかりに、馬鹿を見たんだ」  胡桃「だから京太郎に協力してもらった」  京太郎「あんたは和の気持ちを踏みにじって、咲を追い込んだ」  京太郎「俺はその結果、二人の大事な人と二度と会えなくなった」  京太郎「いまさら被害者ぶるのはやめてもらおうか」  京太郎「さ、蒲原さん。車だしてください」  蒲原「ワハハ、何か言い残すことはあるか?竹井」  久「いや、いやっ...死にたくない。だって、だって私...」  久「わたしなんにもわるくないんだもん!!」  洋榎「...」  胡桃「...」   ゆみ「...」  春「...」   京太郎「ま、これから短い間だけど自分の愚かさを直してくださいね」  京太郎「それじゃ、俺は帰りますから」  京太郎「もう二度と会うことはないでしょう」  美穂子「さようなら、上埜さん」    久「いやっ、嫌よ!離しなさい!!誰か、誰か助けてーッ!」  洋榎「うっさいわ、いっぺん死んどけ」  どさっ  春「死んだ?」  ゆみ「気絶しただけだ。逃げ出さないように今のうちに縛るぞ」  咲「人の恋路を邪魔して、男を寝取る悪女はこうなるべきですよね、部長」  咲「蒲原さん、早く行きましょう。和ちゃんも待ってますから」  蒲原「ワハハ。ワハハ。地獄の底まで出発進行だ」   カン

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