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「須賀くん、今晩どうですか?」  顔を赤らめながら上目遣いに和は口にし、俺の手を掴み自らの太股の間に挟み込む。  むっちりとした柔らかくもスベスベとした肌の触感、押しつけられる柔らかい胸と彼女の良い香りに情欲が煽られる。 「あ、ああ、何時もの部屋で待ってるよ」 「今日は寝かせませんからね♪」 「はは、……お手柔らかに」  了承を受けて和は身を離す。彼女に誘われたら断る術を持つ男子はいないだろう。それだけ彼女は魅力的な美少女だ。  ただ、個人的にはあんなはだけた私服はもっての外だし、もう少し慎みを持って欲しいとも思う。 「のどちゃんだけずるいんだじょ! 私も参加するからな!」  俺たちの会話が聞こえていたのか、優希は強引に予定に割り込もうとする。 「はあ、優希はやるだけやって自分が満足したら寝ちゃうからな」 「もう酷いわ、あ・な・た」  乗り気ではない俺を見て除け者は嫌だと思ったのだろう。スカートの裾を持ち徐々にたくし上げだした。  以前の失敗から研究したのか焦らすように、ゆっくりと、扇情的な動きで俺を挑発する。指を舐めあげ、舌を見せつける。  パンツを履いていないようでチラチラとギリギリの境界でゆらゆら揺らめく。それは間違いなく男の本能を刺激していた。 「わ、分かった! 分かったから止めろ!」 「えへへ、今夜が楽しみだじぇ」  勝ち誇る優希に悔しく思わないでもない。それよりも何でこいつは下着を履いてないんだよ。  大切な場所を保護する大事な防具だろう。まあ、男子の俺と違って女子はスカートだから擦れて痛くなる心配は少ないのかもしれないけどさ。 「三人ですか。それならもう一人くらい欲しいですね」 「咲ちゃんでも誘うか?」 「あいつなら今日は無理だろうな。新刊の発売日だから、そっちを絶対に優先するよ」  本人は周りに内緒にしているみたいだけど、最近は官能小説やBLまで読み漁り出していて節操がない似非文学少女だからな。  しかも、幼馴染みの俺には隠す気がなく、むしろ、本の台詞を言うようにせがんでくる始末だ。そう言えば、咲もノーパン派だったっけ。 「なら、マホは?」 「あの子は成長期ですから夜更かしはよろしくないですよ」 「むむ、じゃあ誰なら良いんだじぇ?」 「穏乃なんてどうでしょうか?」  穏乃はあの小さな背に対して信じられないほどの体力を有している。しかも、スロースターターで満足させるのはかなり大変だ。  どれだけやっても果てがないのかすぐに回復し、こっちが音を上げるまで終わらない。  あの裸ジャージはいただけないよな。目のやり場に困るし、野山を駆け回るには危なすぎて見ていると落ち着かない。 「あいつか、私は良いけど京太郎は大丈夫か?」 「まあ、問題ねえよ。もう、何度もやってるからな」  予定が決まった。  今夜は間違いなく寝られない。明日の朝は精も根も尽き果てているだろう。 のどっち「面子も揃いましたし始めましょうか」 シズ「今日こそのどっちに勝つからね」 京たろー「俺も負けねえよ」 タコス「残念、京たろーお前は既にトンでいる!」 京たろー「あ? なら賭けるか? 収支で今度昼食を奢るかどうか」 タコス「ごちになるじぇ!」 のどっち「ありがとうございます」 シズ「この前、アコから教えてもらった美味しいランチの店があるんだ……ちょっとお値段が高いけど」 京たろー「お前ら……いいぜ、目にもの見せてやる!」 カンッ!

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